サイムダン-あらすじ-37話-38話-39話-感想ありで詳しく紹介!

韓国ドラマ-サイムダン-師任堂-色の日記-あらすじ-37話-38話-39話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。


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クルミットです♪
サイムダンが王のいわゆる似顔絵を描くという女性では前代未聞の偉業に臨むことになりました。
もちろん、朝鮮時代のサイムダンが何かしら挑戦しようと動き出したら
現代のジユンも、気持ちを切り替えミン教授に宣戦布告して
正義を貫くための行動を起こします。
そしてずっと謎だったラドも何やら、姿が見えてきます。
後半はまた現代と朝鮮時代の二つの時代で、大きく事が動きます。
行ったり来たりするけれど、この時代の行き来が、何とも粋で退屈しません。

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【サイムダン】ネタバレあり

サイムダン あらすじ第37話

–500年前–  朝鮮時代
メヒャンが最高得点をもらいながらも、女だからと図画署の試験に
落ち、そのことがきっかけでギョムが女性でも応募できる方法を考え、
王の似顔絵描きの募集をした。
サイムダンはメヒャンのために応募し、見事審査員の満場一致で
大役を射止めるのだった。
ギョムはどうして志願したのかとサイムダンに聞いてみる。
サイムダンはまさか自分が選ばれるとは思わなかったと答える。
この時、サイムダンはギョムに、ただ可愛らしい瞬きをしてみせます。それは
貴方が何かしら裏で手をまわしてない?という言葉にしない不安。この表情がとても2児の母とは思えないほど、可愛らしいイ・ヨンエさんでした。

ギョムはそんなことはしないよと答える。
これからギョムに迷惑をかけることにならないか不安もあったが、
サイムダンは覚悟のうえで応募したのだった。

御影絵師は女性はなれないといったのに!
そう王女は怒りをフィウムダンに向けていた。

サイムダンの息子ヒョルリョンや楊柳紙所に来ていた子たちが、甕に自分の夢を書いて入れていた。
その様子を見ていたフィウムダンの息子ジギュン。
ジギュンを見かけたサイムダンは、夕食に誘うとヒョルリョンは、喜んでジギョンを家に連れていく。
家族で食事するサイムダン親子。
長男のソンが鍛冶仕事する話やヒョルリョンが今日の皆で夢を甕に入れた話、サイムダンが王様の似顔絵かきに選ばれた話をする。
皆で楽しく食事する様子にジギュンは何とも言えない安らぎを感じていた。

クォン氏はサイムダンの名を利用して、ツケで洋服を買ったりとちゃっかりしている。
そんなクォン氏に呆れているサイムダンの夫イ・ウォン。
すると、以前サイムダンがクォン氏に持ってきた、風呂敷包があるのを見つける。
中を開けて、サイムダンが持ってきたことを知るイ・ウォン。
そしてサイムダンがクォン氏に宛てた手紙を読む。
そこには、夫への気遣いが事細かに書かれていたのだ。
食事の事、体のとこ、普段の生活のちょっとした工夫。
イ・ウォンは愛されていないと思っていたが、
今まで気が付かなかったサイムダンの自分への思いやりに
ようやく気が付き、涙するのだった。

–現代–   
サンヒョンとヘジュンは以前鑑定に出していたサイムダンの「寿進房日記(スジンバン)」
の評価を聞きに協会の協会長のところへ行く。
しかし協会長はこれは16世紀に書かれた小説だといい、二人を突き放す。
ミン教授、いえミン学長が裏で絡んでいることは明白だ。
二人は怒って日記を奪い返し、後にした。
協会長は事の報告をミン学長に電話する。

ジユンにラドからの連絡が来る。
仲間にメールが来たことは話してもいいけれど、会うことは黙っていてほしい書かれたメール。
ラドに会う決心をするジユン。

ミン学長は、協会長からサイムダンの「寿進房日記」のコピーを入手する。
そして小説なんかではなく、これは随筆だと本物のサイムダンの日記だと
確信する。

ジユンはラドとの待ち合わせ場所に来る。
表向きは閉店時間のお店。
けれど奥に通されるジユン。
顎髭の男がそこにいた。
しかしジユンに話しかけはするが、どうも違う・・・。
すると奥から一人の細身の青年が現れる。
ジユンは青年と向かい合い話す。
そしてジユンはラドが韓国人だとは意外だと彼に言う。
すると、彼はラドは個人ではなく組織だと話す。
韓国人もいる。他の国の人間もいる。
それぞれの国の美術をそれぞれが本物か偽物かを、調べているんだと
説明する。
それぞれはお互いの存在を知らない。
どのくらいの人間がラドにいるかなんてお互い知らないと答える青年。
この青年は朝鮮時代の世子の人です。
青年は金剛山図のことは以前から調べていたと答える。
そしてジユンの例の動画で確信したと話す。
ジユンはミン教授が真作を燃やした事実を話す。
しかし彼は本当に燃やしたか確認する必要があるという。
ミン教授のような人間はそう簡単に手放さないと睨んでいた。
ジユンと別れた後、ラドの青年はボスに電話してジユンとの話を
報告していた。
–500年前–  朝鮮時代
王の御真影を女が描くのは認めないと、宮廷外では抗議がおこっている。
図画署の人間もサイムダンに対して冷たく接する。
いよいよ御真影の制作が始まる。
王は今回のギョムが募集しサイムダンの決定に、余り快く思っていない。
そして主管絵師のサイムダンだけを残し、他の絵師もギョムも部屋から追い出す。
サイムダンと二人だけになると、王はサイムダンに問いただす。
お前は高麗紙のシン氏か?
お前の父はシン・ミョンファであろう・・・。
あの時の少女だったサイムダンを覚えていると話す中宗王。
恨みがあっても描けるのか?と意地悪く答えを求める王だった。
サイムダンは誠心誠意描きますと言い切るのだった。

フィウムダンは図画署に来ていた。
夫が引き受けた倭寇への兵船の製図を手に入れるためだった。
しかし、中々手に入れられずにいた。
王女の絵の手ほどきをしているという立場を利用してみるが、
難しい。
ギョムは宮中でフィウムダンを見かけ不審に思う。

イ・ウォンはサイムダンに差し入れしようとする。
サイムダンの着替えとクォン氏の店のスープを持って
いそいそとサイムダンのいる宮中に行く。

ギョムは制作に没頭して食事も取らずにいるサイムダンを心配する。
サイムダンはただ無心に、絵を描くことに没頭していた。
ギョムがサイムダンに差し入れしてくれた。
ギョムの差し入れた御馳走を食べるサイムダン。
微笑みながらいる二人の姿を、差し入れを持ってきたイ・ウォンは
陰から見て涙を浮かべ、そのまま立ち去るのだった。
自分が手放したサイムダン。
自分よりもあの男の方が彼女には相応しい・・・。

宮中では女が絵師として王の御真影師になることに反発がおこり、
とうとう大臣たちの座り込みが起こってしまう。

サイムダン あらすじ第38話

大臣たちの座り込みによる世子への反発に世子は困り果てる。
外でもサイムダンに対しての儒学者たちの反発の声が激しくなる。
サイムダンは自分には外の様子はわかりませんと王に答える。
恐れのないサイムダンの様子に、ある意味感心すらする王。
サイムダンに王はつぶやく。
「ギョムが惚れるわけだ。」
何とも嫌味ですね。
そういわれるも、動揺を見せないサイムダン。
さらにはサイムダンに、この朝鮮でなおしてほしいところはどこだ。
と答えによっては大変なことになりかねないようなことを尋ねる王。
その時王を訪ねていたギョムが、慌ててやめさせようとするが、
王は尚もサイムダンに答えるように言う。
サイムダンはしばらく考え答えた。
「夢を抱ける国にしてください。」

ミン・チヒョンはフィウムダンに兵船の製図を盗めたかを問いただす。
中々警備が厳しくて持ち出せないと答えるフィウムダン。
警備が厳しくなったとギョムに怒りを向けるミン・チヒョン。
フィウムダンは夫の異常な権力への執着に、底知れぬ恐れを抱くのだった。
倭寇からはまだ手に入らないのかとせっつかれるミン・チヒョン。
ギョムを始末することを倭寇に依頼するのだった。

中宗王は町にお忍びで出ていた。
すると、民衆の声が嫌がおうにも耳に入る。
それはギョムとサイムダンに感謝する声ばかりだった。
王が出来ないことを奥様サイムダンは出来る。
奥様は立派だ褒めたたえる言葉に、顔の表情を硬くしたままその場を立ち去る
中宗王。すると、王の目の前にミン・チヒョンが姿を現した。

世子に摂政を任せていた王が、突然自分が復帰すると告げる王。
世子に対し厳しい言葉を投げつける中宗王。
そして、なぜかギョムにサイムダンと一緒に御真影を書けと命じた。
ギョムは断るが、王はギョムに対し強い語気で命令する。
そして、嫌味のように二人がかって恋仲だったから息もぴったりのはずだと官僚の前でいうのだった。
うわ~っと思うくらいネチネチしています。こんな自己中な王様ありえないです。

ギョムとサイムダンは二人で御真影の制作に取り組む。
そんな二人に王は、しつこくかっての二人の仲を口にして空気を悪くする。
町で聞いたサイムダンを褒めたたえる民衆を持ち出し、
サイムダンに嫉妬丸出しで、嫌味を続ける王。
ギョムはそんな王に、異論を言うと、王が怒り出し、部屋をでていった。
ギョムはどうも雲行きが怪しいと感じた。
サイムダンも同じだったが、全ては覚悟の上だった。

フィウムダンは図画署に行き、忘れ物をしたといい図画署から兵船の製図を持ち出しに成功する。
宮中を出ようとしたとき、夜制作に没頭するサイムダンとギョムの姿を垣間見る。
フィウムダンはその姿に自分の姿を投影し、自分には決して向けてもらえない
ギョムの笑みにただ涙が止まらず、その場を立ち去るのだった。

王の御真影が完成する。
中宗王は完成した絵を、民衆にもお披露目すると言い出す。
道端で王の御真影を見せるのですかと、官僚たちは驚く。
実は王は目障りになったギョムとサイムダンの失脚を企んでいた。

お披露目された絵を見た儒学者たちは口々に批判する。
しかし、一人が叫ぶ。
「なんてこと、絵が生きている。光っているぞ。すごい!」
そういうと、あっという間に民衆は喜びを体で、声で表した。
その民衆の声は宮中にいる王やサイムダン、ギョムにも聞こえていた。
ギョムはこのことを想定して比翼堂のメンバーに事前に頼んでおいたのだ。
中宗王の二人同時に葬り去る企みはあえなく失敗に終わる。

家に帰ってきたサイムダンを子供たちや楊柳紙所のメンバー、比翼堂の面々が喜びで迎え入れる。
その中にはフィウムダンの息子のジギュンもいて、サイムダンにお祝いの言葉をかけるのだった。
皆がサイムダンの偉業を称える。
そこにフィウムダンが現れ、ジギュンを見て何をしていると叱責する。
ジギュンは友達の家の慶事を祝っていると答える。
フィウムダンはその答えを笑う。
ジギュンは切ない思いで、母に聞く。
私の願いを知っていますか・・・?と。

サイムダン あらすじ第39話

ジギュンは母に自分の夢を知っているかと聞いた。
しかしフィウムダンはジギュンが望む答えを言えない。
ジギュンは一緒に食事をすること・・・
家族なのに一緒に食事が出来ない。と訴えた。
サイムダンの家で皆と語り合いながら食事することで、ジギュンは家族の温かさを感じたのでしょうね。
ジギュンの思いに涙するフィウムダン。
そんなフィウムダンの手を握り締めるサイムダン。
フィウムダンはその手を振りほどかなかった。

中宗王はお忍びで会ったミン・チヒョンを思い出していた。
そして、夜更けに呼び出し人知れず会う。
ミン・チヒョンに王はギョムとサイムダンの暗殺を命じる。
ミン・チヒョンはその命令を復権の足掛かりにするため、引き受けるのだった。
そして、サイムダンを誘拐しフィウムダンにはサイムダンの誘拐をギョムに知らせろと命じる。
フィウムダンは王の恐ろしさを訴える。
用がなくなれば殺される。王はそんな恐ろしい人ですと。
しかしミン・チヒョンは耳を貸さない。
そしてフィウムダンが隠し持っていた兵船の製図を見つけ、フィウムダンを責めあげ殴り倒す。
製図を持って倭寇のところに行ってしまった夫ミン・チヒョン。
そして手渡すように言われた書状に書かれた内容を見て、サイムダンがさらわれたことを知り驚くのだった。

小屋に連れてこられたサイムダンは、ミン・チヒョンと対面していた。
刀を突き付けられても毅然とした態度をとるサイムダン。

ギョムの家に一本の矢が突き刺さる。
誰かからの書状だが、内容に驚く。
サイムダンの誘拐?兵船の製図を倭寇に渡す?
矢を放ったのはフィウムダン。
夫の野望を砕くために、ギョムに助けを求めたのだ。
ギョムはサイムダンのいる小屋に来るが、どこにもいない。
現れたのはミン・チヒョと倭寇の一団。
ミン・チヒョンはサイムダンとギョムの二人を殺してさらし首にしようと
していることを、ギョムに言う。
ギョムは刀を抜いた。
ミン・チヒョンを殺すために・・・。

一方サイムダンの隠された小屋。
フィウムダンが助けにやってきた。
そしてサイムダンに子供の事を頼むフィウムダン。
夫のしでかした大罪で子供たちも自分も罪は逃れられないだろう。
せめて子供だけでも助けたい・・・。お願いです・・・。
そう涙ながらにサイムダンに頭を下げ懇願するのだった。

ギョムはミン・チヒョンを刀でやっつける。
死に際にミン・チヒョンは、ギョムとサイムダンを殺すように自分に
命じたのは王だと告白するのだった。
サイムダンの命を案ずるギョム。
そこに助けに来たフィウムダンのいつも傍らにいたお付きの者がギョムを助け刺されてしまう。
そして、サイムダンをフィウムダンが助けたことを知らせる。

急いで逃げてきたサイムダンは、ジギュンの家に向かう。
そして急いで子供たちと家を出る。
すぐに入れ違いで役人が家にやってきた。
間一髪で子供たちを逃がすことに成功するサイムダン。
陰で様子を見ていたフィウムダン。
そんなフィウムダンに気が付き、サイムダンはフィウムダンに安心するようにと目で合図するのだった。

暗殺に失敗した王は、ギョムが来るのを待っていた。

サイムダンは流民の皆を集め、皆にそれぞれの故郷に田畑を買った契約書を渡すのだった。
そして、皆にここを離れていく時期だと話すサイムダン。
皆にお別れをするサイムダン。
皆は驚き何がおこったのかわからないでいた。
サイムダンは、分かっていた。
王の御真影を引き受けた時から、このようになることを。
だから、皆をここから離れさせようと決めたのだ。

ギョムはミン・チヒョンを殺した返り血を全身に浴びたまま、王の前に現れる。
王はそんなギョムを見て、殺しに来たのか?それとも殺されに来たのか?と聞く。
ギョムは王に尋ねる。
なぜ自分とサイムダンを殺そうとしたのかと。
弟のようだと可愛がってくださっていたのに…。なぜ・・・?
王は答えた。
そうだな、そういうときもあったな・・・。
お前が逆鱗に触れたからだ。
政に手を出すなといったのに・・・。
玉座を守るためだけに耐え忍んできた。
そういうと王は刀を抜き、ギョムに振り下ろした。
そして、王は言った。
必要なら民の命ですら奪う。
その言葉にギョムは体中に怒りが沸き起こる。
王に刀を向けた瞬間だった。世子がやってきて王にひざまずく。
ギョムを許してほしいと・・・。
ギョムは王の見苦しい理由に呆然と出ていく。
王はそのギョムの後姿を呆然と見つめ続けた。

ギョムの姿がこの時から消える。
そして官僚からはギョムを謀反人としてお尋ね者にするよう進言される。
町中にギョムの似顔絵が張り出される。
比翼堂もすべて財産は没収され、強制的に追い出される。
さらには楊柳紙所にみ役人がやってきて、店は一日で閉鎖させられ
工房も店も無茶苦茶にされる。
サイムダンはギョムが謀反人とされたことを聞き、慌てて比翼堂へ行く。
しかしギョムの行方は誰もしらなかった。
流民はサイムダンに言われて故郷に向かうも、どうしてもサイムダンの
ことが心配でたまらない。
急に自分たちを故郷に返す理由があるはずだと皆で話していた。

サイムダンの家にイ・ウォンスとクォン氏がいた。
子供たちは聞こえてくる声に怒りをこらえていた。
サイムダンは部屋に入ると、クォン氏と夫イ・ウォンスが
なんと金剛山図を出して見ていた。
それを見たサイムダンは流石に顔色を変えるのだった。

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サイムダン 第37-39話 感想

サイムダンが王の似顔絵師を引き受けたことが、また二人を窮地に陥れます。
正直この王様の自己中がいい加減腹が立って仕方ありません。
自分の立場しか考えないで、そのためなら民の命も奪うとか・・・ありえません。
そのためにギョムとサイムダンは運命が狂わされたんです。
フィウムダンもかわいそうな人です。
好きだったギョムに冷たくされ、そこからサイムダンを逆恨み。
復讐のために、見返すために選んだ相手がミン・チヒョン。
そのために今でいえばDVを受けてもじっと耐えていましたが、
やはり子供は大切に思っていたのでしょうね。
サイムダンに子供たちの事を託す場面は、泣けてきました。
ジギュンたちは無事逃げることが出来ましたが、これからフィウムダンは
どうなるのでしょう。
いつの間にかフィウムダンの事も今までとは違い、心配になって気になります。
ギョムは王の平気で心変わりする人柄に呆れてしまいます。
いえ、すでに分かってはいたのですが、改めて怒りを通り越して
しまったのでしょうね。
こんな人が王様なのか・・・と。
後数話で終わりますが、目が離せない状況が続きます。
このあたりから、時折サイムダンの横顔がアップされます。
その横顔が本当にきれいで、うっとりと見惚れてしまいます。
綺麗な人って、いくつになっても綺麗なんだな・・と思うこの頃です。

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