ヘチ-あらすじ-15話-16話-感想付きネタバレでありで!


ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
絶体絶命のイ・グムに助け舟を出したミン・ジノン。
道は違えど、このようなやり方で朝廷と国が混乱することは望まないだろうとミン・ジノンに言ったイ・グム。
確かに、こんなやりたい放題で捏造された訴えによって罪もない人たちが拷問にあい苦しさから逃れるため罪を認め裁かれる。こんなことが繰り返し起こるなら何も信じることなんてできないですよね・・・
そしてミルプン君が次期王になるなんてこと考えただけでゾッとします。
今のところミン・ジノンの行動の理由はわかりませんが、一筋の光が差し込んだようでホッとしました。ここからイ・グムたちの反撃が始まるのか楽しみです!

【ヘチ】(ネタバレあり)

15話

「臣下は臣下の立場で王は王の立場でそれぞれが職責を果たせば朝廷もこの国も守られると思っていた。だが実際に身を置くとそれはもう過去の事・・・ただの理想に過ぎなかった。」と回想するミン・ジノン。
仁顕王后の廃妃に追い込み兄弟を殺しその座を手に入れた景宗の母、禧嬪チャン氏。
権力を失いミン・ジノンの兄が処刑され・・・
権力を失うことはそのまま死ということ。
その禧嬪チャン氏を死に追いやったヨニン君(イ・グム)の母淑嬪チェ氏。
「政治とは信念ではなく血で血を洗う憎しみと報復の繰り返し・・・だか・・・」この光景を見つめながらミン・ジノンは決断します。
それぞれがすごい過去を持っているんですね・・・(゚Д゚;)

「私はこの親鞠をおこなうことはできません・・・世弟には一切罪がないからです・・・殿下もわかっているはず・・・幾度繰り返してきたこの光景を・・・長年、嫌疑だけで政敵を排除してきたこの国の朝廷!・・・これは正しくありません。」
ミン・ジノンの言葉に感動しちゃいました・・・

その様子を見て「気でも狂ったのか」と呟くミルプン君。
「我が誤ったのか?」と聞く景宗に答えられないイ・グァンジャとチョ・ヒョンミョン。
知らせを受け王妃もソ氏も驚き喜びますが中殿だけは気分を害し部屋を出ていきます。
この子は本当・・・(・_・;)

礼を言うイ・グムにミン・ジノンは「汚いやり口で品位を落としたくなかっただけ・・・決して邸下を助けたわけではない・・・私と邸下は同じ道を歩みません。けれど今は同じ船。この波を乗り越えましょう・・・その後、私がまた邸下を突き放しますから。」と伝えます。
気のせいでしょうか・・・ミン・ジノンがいい人に見えてきました。(+_+)

ウィ・ビョンジュに「行くところまで行こう・・・死力を尽くせ。そなたは命がかかっている。」と言うイ・グム。
ミルプン君とウィ・ビョンジュを捕らえるためイ・グムは自ら乗り出します。
ミルプン君は部屋のなかで1人暴れていました。怯えるチョン・ユニョンを見てタルムンは言葉巧みにミルプン君を自分にひきつけます。
ミルプン君の怒りがピークになったときイ・グムが現れます。
タルムンはチョン・ユニョンをミルプン君から引き離すつもりなんでしょか?

イ・グムはタルムンの助けになるよう2人にしかわからないやりとりで会話を交わしました。
イ・グムが去ったあと動揺しているミルプン君から情報を聞き出すことに成功するタルムン。
アジトに戻り話屋にようやく事情を説明しこれからミルプン君を狩ると告げるタルムン。
タルムンがイ・グムを裏切っていないことを知って喜ぶ話屋。
やっと反撃のときですね!

ムンスはハン・ジョンソク殺害の嫌疑でウィ・ビョンジュを告発するため夜茶時に向かいます。
話を聞いた大司憲は慌てて止めに入りますが、当時ハン・ジョンソクの同僚であり上官だったあなた達が目をつぶったと言って取り合わないムンス。
ウィ・ビョンジュは苦労して手に入れたこの地位を失うわけにいかないとミルプン君を告発しようと試みます。
チュ・ヨンハはウィ・ビョンジュに残された道がないことを伝えます。
悪いことをして手に入れた地位なのに厚かましいにも程がありますね。

ウィ・ビョンジュを捕縛するムンスたち。
無実のムンスとイ・グムが侮辱を味わった道を同僚殺しとしてウィ・ビョンジュが連行されていきます。
その姿を馬上から見下ろすイ・グム。
怒った民衆に肥えをかけられるウィ・ビョンジュ。
石をなげつけたり肥えをかけたり過激ですね(゚Д゚;)

1人酒を飲み寝殿から出てこない景宗。
イ・グァンジャたちは君主としての自省が必要な時かもしれないといって景宗を待つことにします。
景宗はイ・グァンジャとチョ・ヒョンミョンの言葉を思い出していました。
突然胸の痛みを覚える景宗。
しばらく待たせていたイ・グムを呼び「一切の揺らぎもないそなたの手も目も。この手の震え、そなたを真っすぐに見れないのは、きっと罪があるのは私だからだろう。」と話し、父粛宗が決めていた王座に就くべき本当の主は自分でもフォンでもなくお前だったと伝える景宗。
そして冷静になりミルプン君の仕業と気が付いたと言って「内禁軍を貸す。この忌まわしい報復の根を断ち切るように。お前なら出来るかもしれない。」とイ・グムに話します。
景宗が心の葛藤に打ち勝って良かったです。

ウィ・ビョンジュが司憲府に連行されたこと知り、金を持って漢陽を離れる指示を出すト・ジグァン。
タルムンはミルプン君に謀反の証となる毒薬を渡した清人を圧倒的な強さで制圧します。
ムンスもまたト・ジグァンの制圧を試みますが、窮地に陥いるムンス。
イ・グムが加勢に現れ成功を収めます。
タルムン強かったですね~(*^^)v

「あと一歩なんだ。ここで倒れるわけにはいかない」と話すミルプン君。
チョン・ユニョンが荷物をまとめ逃げようとしているところにタルムンが現れます。
「もう遅い。諦めろ・・・ミルプン君は終わった。自分の先のことを考えてすぐにここを出ろ・・・」とチョン・ユニョンに伝えるタルムン。チョン・ユニョンはタルムンがイ・グムを裏切らなかったことを知ります。
「世弟邸下もお前も助けたかった。」と話すタルムンを引っ叩くチョン・ユニョン。
それでも諦めないチョン・ユニョンを抱きしめるタルムン。
最悪な女なのに・・・助けずにいられないタルムン(;_:)

ミルプン君が推鞠庁に着くと撤収されていました。
ミン・ジノンが現れ「知らないのはあなただけです。ここいいたら痛い目にあいます・・・いい策だったが、証拠がでなかった・・・あと一歩足りなかった。」と伝えます。「祖母であるカン嬪は証拠もなく賜死させられ、その後、昭顕世子も亡くなり、王室の真の血統の私の血筋は全員殺されたのに。なのに、どうして!どうしてイ・グムだけが!」と叫ぶミルプン君。
そんなミルプン君に「しっかりするのです!生きる道を探してください。それほど無念ならば。私もあなたが捕らえられることを望んではいません。」と言ってその場を後にするミン・ジノン。
少しだけ可哀想なきもしますね・・・

内禁府はチョン・ユニョンとミルプン君を探していますが見つかりません。
ミルプン君は王宮内に怯えながら隠れていました。
自分を見つけた兵を殺し冷静さを取り戻したミルプン君。
刀を持ち、返り血を浴びたミルプン君は景宗の前にあらわれます・・・

16話

ミルプン君の姿に驚愕する景宗たち。
駆け付けたイ・グムはミルプン君に刀を向けます。
「やはり見つけてくれると思った」と言って跪くミルプン君は「一人で死ぬとおもっているのか?道ずれにする。あの世まで道ずれに・・・」といいながら不気味に笑い転げるミルプン君を見つめるイ・グムたち。
やっぱり怖いですねミルプン君・・・(゚Д゚;)

タルムンはチョン・ユニョンをかくまっていました。しかし「ここから出して!ミルプン君が王になれないのなら私の人生も終わったも同然なの!」と泣き崩れ訴えるチョン・ユニョン。
タルムンはクンテにチョン・ユニョンのことを頼みます。
「昔に戻るならいっそ死んだ方がまし」と呟くチョン・ユニョン。
ここまで言い切るチョン・ユニョンの心をかえることはできないのでは?

連行されてきたト・ジグァンはウィ・ビョンジュを見つけ殴りかかります。
イ・グムは連行されていくミルプン君を見つめこれまでの数々の出来事を思い出していました。
このまま引き下がらないのがミルプン君ですよね?まだまだ不安です。

チョン・ユニョンが少し落ち着きを取り戻したと報告するクンテ。
そこに話屋が走ってきて「ミルプン君の屋敷は滅茶苦茶でもう完全に終りですね。」と伝えます。
タルムンが誰かを探している様子はなかったかと聞くと話屋はチョン・ユニョンのことを「あの妖婦のことですか?」とまくしたてます。
焦って止めるクンテが可愛いですね( *´艸`)

タルムンに「あの人の為だったんですね・・・そんな女のためにここまでするのか理解できませんが・・・僕が様子を見ます。」と言うクンテ。
タルムンは「間違っているのはわかっている・・・欲望の為ならなんでもする。だが違う星の下に生まれていたらこんなことにはならなかったかもしれない。俺があの人の望むものを与えることが出来たら・・・だから命は助けたかった・・・」と話します。
深い愛情ですね。でも欲深い人間には底がないのに・・・

イ・グムは全てが明らかになるまで気を引き緩めないよう指示を出します。
ウィ・ビョンジュはムンスに「俺と同じ立場だったら・・・世弟が失客し後ろ盾がなくなっても正義を貫いていけるのか?お前はどん底に落ちる機会がなかっただけだ・・・俺も実力さえ認められていたらこんなことにはならなかった。」と話します。
この期に及んでもこんなこというんですね( `―´)ノ

ミルプン君はイ・グムを待っていました。
「あの時フォンを殺したのもお前だな」と聞くイ・グムに「いや、ヨルリョン君を殺したのはお前だ。お前が邪魔しなければヨルリョン君は死ぬことはなかった。」と答えるミルプン君。
怒りを抑えられず立ち上がるイ・グムをイ・グァンジャが制止します。
「なぜお前なんだ・・・俺とお前のどこが違う?お前のような賤しい奴が世弟になれてどうして俺は!」と激高するミルプン君に「必ず罪を償わせる。」と怒りを露わにするイ・グム。
「期待している」といって笑いだすミルプン君に「なぜ君大監ではなく世弟邸下なのか・・・理由が知りたいですか?選択が違ったからです。何人であれ人間の今を作るのは自らの選択の結果です。この意味が分からないのであれば希望がないでしょうね」と伝えるイ・グァンジャ。
さすが先生です。スッキリしました(≧◇≦)

「選択が違ったとは?」と聞くイ・グムにイ・グァンジャは「ここまで来るのに邸下は、いつも自信より大義のための選択をされました・・・それこそが未来の主君として私とチョ・ヒョンミョンが世弟邸下を選んだ理由でもあります。」と伝えます。
東宮殿に戻ったイ・グムをチョホンとチョドンが笑顔で出迎えます。
とりあえず一旦落ち着きましたね・・・

景宗は儒生謀反事件の処分にかんする教旨を下します。
関係者を局地へ幽閉しキム・チャンジュンとイ・イギョムも景宗の世子時代逆心があったことが発覚し厳罰に処され、世弟を狙ったものは幽閉後に賜死を命じました。
ミルプン君は幽閉後に極刑。移送されるときも不敵に笑っているのが気になります。

ミン・ジノンは「何人であっても終りはお二人と大きく変わりません・・・どうか無念に思わないで下さい・・・代が途絶えないように手を尽くします・・・仲間であったことに違いがないのだから」とキム・チャンジュンとイ・イギョムに伝えます。
ミン・ジノンに心から感謝をする2人。ミン・ジノンは深く礼をして見送ります。
権力について話す3人。見上げる王宮。いいシーンでした。

何も口にしないユニョンを心配し「俺に復讐するんだろ?」と言って食べ物を渡すタルムン。「優しいのね・・・昔も今も私みたいな女に。心根が優しいの?それともバカなの?知っているでしょ。こんなことされて感謝する女じゃないって!」と言って食べ物を投げつけるチョン・ユニョン。タルムンは「俺はただ・・・死なせたくないと思っただけだ」と伝え部屋を出ようとします。そんなタルムンに抱きつき「後悔するわ。私を助けたことに・・・わかる?結局私はあなたを傷つけるって事。」と泣きながら話すチョン・ユニョンにタルムンは「構わない。そんな事・・・生きてさえいてくれたら・・・」と優しく答えます。
チョン・ユニョンはまた何かしでかしそうな予感がします。

イ・グムはムンスとタルムンに会いに行きます。
久々のことにチョホンも喜びイ・グムをからかっていました。
チョホンにチャドンが仕事で呼ばれていると聞いて気に掛けるイ・グム。
チャドンは内医院の柱についている血痕を調べていました。
すごく怪しい血痕・・・なにか起こりそうですね・・・

ムンスとタルムンたちが飲んでいるところに合流するイ・グム。
裏切り疑惑の事で少しわだかまりがある2人。ふざけ合ってタルムンの耳に息を吹きかけるムンスに男色の疑いをかけてからかう一同。
タルムンに感謝を伝えるイ・グム。
「私は邸下に未だに話せない秘密がある・・・その秘密はこれからも話すことが出来ない。」と言うタルムン。
「構わない。それだけの理由があるのだろう?」と言って理解を示すイ・グム。
タルムンはミルプン君の連行されていくときの様子から賜死を早めた方がいいのではと不安を伝えます。
そう簡単に死なないでしょうね・・・何か嫌な予感がします。

胸の痛みが増す景宗。
イ・グムが王になっている夢をみて目が覚めます。
すぐに御医を呼ぶと慌てるに尚冊に都承旨チョ・ヒョンミョンを呼ぶように言う景宗。
もともと体の弱い景宗・・・せっかくこれからなのに体調がとても悪そうです。

王妃を訪ねた景宗は王妃にある頼み事をします。
王妃はイ・グムに会いに行き代理聴政のことを聞かされます。
驚くイ・グムは受け入れられないと断りますが景宗に説得するように頼まれたと言う王妃。イ・グムの手を握り「これは先王の志なのでしょう。私もまた兄弟が政敵ではなく同士として国事を論じる姿をこの王室でみてみたい。」と伝えます。
景宗もまたミン・ジノンとチョ・テグを呼び混乱が起こらないよう統制するように指示を出します。反対するチョ・テグに「もう決めたことだ。またこれは世弟を苦境に立たせるものではない。」と伝えます。
これから先の王室の安定を考えての行動なんでしょうね。

代理聴政が始まり「当然未熟なので、皆からの大いなる教えを期待する。」とあいさつするイ・グム。
そして吏曹正郎ユン・ヒョクが提示した三司の人事令を受領し司憲府の人事が行われ、大司憲をイ・グァンジャに任命する。
老論の重職の1つが少論に移ったことでざわつき驚く重臣たち。
意見を述べようとするミン・ジノンに「まさか初日から異見を述べるわけではないですね?」と言って言葉を遮るイ・グム。
ミン・ジノンが黙っているでしょうか・・・

出仕するイ・グァンジャを整列で迎え礼をして迎え入れる司憲府の監察たちはイ・グァンジャに「必要ない!今後このような儀式は省略する。」と言われ驚きを隠せません。
そこへユン・ヒョクが監察の衣を着て現れます。
ユン・ヒョクもまた房主監察になり司憲府に戻って来ました。
これからの司憲府が楽しみだと喜ぶムンスたち。
みんな希望に満ち溢れていますね。

ミン・ジノンに出くわすイ・グム。
「あの夜、ミルプン君は機会があったのに逃げなかった・・・それが残念だ。」と話すミン・ジノン。
イ・グムはミン・ジノンの言葉でミルプン君がしばらく王宮内に潜伏していたことを知り不安を感じます。
ミン・ジノンは危険を知らせてくれたんでしょうか?

チョン・ユニョンはミルプン君の思惑通りに行動を開始します。
湯薬を飲んで景宗が倒れたと知らせを受けたイ・グム。
チャドンから内医院の柱に血がついていたと聞いたイ・グムは急いで景宗の元へ
景宗に湯薬を飲ませようとしている中殿から薬を取り上げ「薬を飲ませてはいけない!」と叫びます。

感想

あんなふうに中殿から薬を取り上げたら疑いをかけられそうな予感しかしません。
湯薬を金魚鉢に入れるとかしないと・・・(^^;)
色々なことが少しづつ進展し始めた矢先に景宗の病状が悪化するなんてタイミングもよすぎてイ・グムが怪しまれても不思議はないですよね。
確実に怪しいのはミルプン君なのに・・・。
また景宗の命令だから仕方なくイ・グムに代理聴政をさせることに賛成したチョ・テグ。
この人はまだイ・グムを警戒しているので今回の事で増々イ・グムに対して辛く当たりそうです。
そしてチョン・ユニョン。落ち込んでいると思ったら息を吹き返したように動き出しましたね。
次回ミルプン君の仕掛けた罠にイ・グムが落ちるのか?無事回避することができるのか・・・

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください