七日の王妃-あらすじ-15話-16話-感想つきで詳しく紹介!

韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-15話-16話-感想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

七日の王妃タイトル


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クルミットです♪
前回、ミョンヘがチェギョンの前に現れていた。
身分を隠して。

そして、晋城大君がチェギョンの体に密旨があることを
知っていたことをチェギョンとミョンヘが知った。

【七日の王妃】(ネタバレあり)

15話

晋城大君はチェギョンを連れて出て行った。
出てから晋城大君はチェギョンを抱きしめ、二度と危ない目に遭うなと言った。
チェギョンはそうしますと答えた。

王は晋城大君が置いて行った密旨を見て部屋から出て自分の部屋に戻って行った。
スグンとサホンは王の部屋に行くが、中からノクスが出てきて首を振った。
ノクスはスグンによくここに来られましたね。と言い、スグンは王は大丈夫なのか?と聞いた。
ノクスは誰も入れるなと仰せなので出直してくださいと答えた。
スグンは部屋の外から礼をしてそのまま去った。

晋城大君は大妃の所にいた。
大妃は
「自分が何をしたか分かっておるのか。」と言った。
晋城大君は
「はい。王座を放棄しました。」と答えた。
大妃は
「放棄したのは王座だけだと思うか?命も放棄して人生も捨てたのだ。」と言った。
晋城大君は
「私は兄上のように王になるために自分の家族を疑い脅して殺そうとしました。」と言い、
大妃は
「いつ?」と聞いた。
晋城大君は
「母上と副総官とミョンヘがイ・ヨクなのです。母上と副総官、同僚が皆、私なのです。彼らの行動、彼らの夢、彼らが向かう世界、それはすべて、私の目と口、意志によって
 成し遂げられるからです。ところが、私は兄上に似ていきました。しかも、一番憎んでいた姿に。兄上と変わらぬ私がなぜ王にならねばならないのですか。王に
 ならねばならない理由が見つからないので、守るべき人を守るだけで満足しようと思います。」と答えた。
大妃は
「そなた一人の人生ではないことを忘れたのか?」と言った。
晋城大君は
「私を産んだからと、私を助けたからと、私の運命を決めつけないでください。」と言い、大妃の部屋から出て行った。
大妃はその場に座ってしまった。
晋城大君はチェギョンの所に行き、行きたいところは?あの家に帰りたくないと言い、チェギョンの手と繋いだ。
チェギョンは
「ようやく私たちの人生が簡単で単純になった。疑いも秘密もなくなり死だけ恐れればいい。」と思い、
晋城大君は
「だが、死とは誰もが迎えるもの。その時まで幸せでいようと互いに呪文をかける。」と思った。
2人は大人になってから初めて会った酒幕に来た。
チェギョンは大君様にはよくない思い出なのでは?元気に生きてる人の祭祀を行っていたから。と聞き、晋城大君はもっとつらかったのはそなたが兄上と一緒にいたことだった。と言った。
チェギョンは知らなかったから。二人に間に誤解が…、傷があったことを。と言った。
晋城大君は分かっている。分かるから憎まなかったのだし、分かるから好きになれた。と答えた。
2人はそのまま酒幕に入って行った。
晋城大君は王とは…という事に疑問を持っていたんでしょうね。兄と同じ様にならないようにしていたのにいつの間にか一緒になっていたらなるべきではないと思いますよね

ミョンヘは大妃の所で密旨の事、晋城大君がしたことを聞き、質店に帰ってきた。
そこにはソノもいた。ミョンヘはソノに知っていたのかと聞くと、
ソノはいいえ。チェギョン様を危険にさらしたせいです。チェギョン様のために王になろうと決心を。と言った。
ミョンヘは女一人のために王になろうとした?と聞いた。
ソノはその女が生きがいならあり得ます。と言った。
ミョンヘはこのまま終わらせない。と言い、ソノは下手にでしゃばるとむしろ逆効果になります。と言った。

スグンとチャギョンの母親は話をしていた。
母親は終わったのか?密旨を破ったのならあとは2人が田舎に行けば終わりに?とスグンに聞いた。
スグンは王が田舎に行くのを許すかどうかは分からない。どうやら王はチェギョンを女性として思いを抱いておられる。と言った。
母親は驚き、あの2人を婚姻させたのは王です。と答えた。
スグンは我々の知らない方法で戦っておられるのだろう。先王の遺志、チェギョンへの恋心が入り混ざり、生と死、運命、国運まで賭けて。と言った。
母親は、なら大監、早く2人を田舎に行かせましょう。と答えた。

王は大妃の所にお酒を持ってきた。
王は大妃にヨクに裏切られましたね。と言った。
そして、今からでもヨクに渡しましょうか。王座を。王になれと言ってください。私はヨクの代わりにチェギョンの夫になり左相の婿になり、母上の息子になって生きていきますと言った。
大妃はそうするには遅すぎました。と言い、王は大妃の膝に頭を乗せ、
大妃はそうするには生まれ変わらなければ。来世は私の娘として生まれてください。そうすれば私が髪を結い服もあつらえて愛して差し上げます。と言った。
大妃は王の頭をなでようとしたが止め、中殿を呼んだ。

王は夜に起き、尚伝を呼び酒を運ばせた。その時、先王の幻を見て剣を振り回していた。しかし、実際には人を刺していた。
尚伝たちは部屋に入ると、王は笑っていた。

晋城大君とチェギョンは家に帰ってきて、晋城大君はそのまま質店に行った。
チェギョンは家の中に入り、宮人たちに出て行けと言った。
宮人たちは王命で…と言ったが、
チェギョンは
「その王命で拉致されたのか?そうでなければ王に昨晩の事を話し、そなたたちの責任を問えばいいのか?前者なら朝廷と王室が驚き、政に影響を及ぼす。後者なら、そなたたちの
 うち何人かの首が飛ぶはずだが、機会を与えた時に出て行っては?」と言った。
宮人たちは仰せの通りにいたします。と言い、家を出て行った。
チェギョンの所にミョンヘが来た。
ミョンヘは改めてミョンヘとして挨拶をした。チェギョンは知っていたと答えた。
チェギョンは気丈ですね。

晋城大君はソッキたちのところにきた。
ソッキたちは系図などを破いた。そして、どうして相談してくれなかったと言い、晋城大君はすまないと謝り、膝をついた。
晋城大君は
「俺が悪かった。王になるという約束を守れなくて、無責任に逃げる事、本当に申し訳ない。もっと申し訳ないのは大変なことをしたが俺は幸せだ。初めて、兄上と俺を引き裂いた
 密旨を捨てたらこんなに自由になった。そして、チェギョンにすべてを打ち明けたら、やっと生きた心地がする。やっと気づいた。どんな大義や信念よりも兄上に対する復讐心で
 王座を得ようとしてたと。だが、そんな気持ちで王にはなれぬ。それに何よりも、もう一度、兄上を信じたくなった。」と言った。
ソノは晋城大君を立たせ
「気持ちは理解します。だが、兄貴の決定には従えません。兄貴にとって王様は王である前に実兄だから弱気になるのでしょう。ですが、私にとって、我々にとって、王は
 家族を殺した殺人者で民を苦しめた無能な君主に過ぎません。私はウロンガクシを続けます。王は変えられなくても王を牽制する勢力は必要です。兄貴は行ってください。
 ここにいたら我々が危険です。」と言った。

ウォンジョンは部下から左相が質店の密室の事を知っていると聞いた。その事を聞いたミョンヘはウォンジョンに大妃の仰せの通りに動こうと言った。
ウォンジョンはお言葉があったのか?と聞くと、弱点を利用して田舎に行くのを止めろと。とミョンヘが答えた。
大妃はミョンヘに言っていた。
ヨクは弟を殺そうとした兄の裏切りで反正を考えた。それが自分と大切な人の命に対する強迫を芽生えさせた。その信念がヨクの弱点だと。
ミョンヘはそれで毎回予想できぬことが起きるのでしょう。誰かに危険が及び傷つくと理性を失うのです。と答えた。
大妃はゆえにヨクを扱うのはもう難しくなさそうだ。味方を守る為には王にならねばならぬと諭さねば。と言った。
ミョンヘはこの話をウォンジョンにし、王と左相との仲を壊せば?と提案していた。
ウォンジョンはサホンに会いに行き、左相の話をした。
サホンはその話を王にした。

王は無意味な殺傷を繰り返していた。スグンは王にやめるように言うが、王は聞かず、スグンに矢を向けた。
王は反逆心がないことを証明しろ。ウロンガクシを捕らえて晋城大君が首長だと証明しろと言った。
スグンは密旨は消却し大君は田舎に行きます。たとえ大君が彼らの首長であっても彼らには力も名分もない組織です。と言った。
王はそうだ。力も名分もない。だからなおさら捕らえねば。捕らえて殺すのだ。と答えた。
スグンは晋城大君を行かせてください。と言った。
王はウロンガクシを捕らえるのだ。と言った。

チェギョンの所に宮殿からの使いがきた。
晋城大君の所にはミョンヘが来て大妃が呼んでいると言い、宮殿に向かった。
ミョンヘはウォンジョンからこちらの犠牲も必要だと話をしていた。
スグンはウロンガクシの捕らえる為に官軍を向かわせていた。

チェギョンは王の所に着いた。
王は教書に判を押し、チェギョンに渡そうとした。
王は約束は守った。しかし、そなたは守らなかったゆえ、その代償を払うことになろう。と言った。
チェギョンは代償とは?と聞いた。
王は左相はウロンガクシの根拠地を報告しなかった。ゆえに左相の忠心を確かめるためにウロンガクシを掃討せよと王命を下した。と言った。

左相はウロンガクシの根拠地に着いた。
そして、兵士たちは探し出した。
そこにサホンも来た。
サホンはある人が土産をくれた。婿ですか?娘ですか?1人だけ選んでください。今からでも晋城大君を王に捧げれば左相親子の命は助かります。ですが、両者を生かそうと下手な手を
使ったら命は助かりません。と言った。
サホンはなぜスグンのことが引きずりおろしたいんでしょうね。

王は
「今日も手ぶらできたら左相の忠心を確かめられぬゆえ決断を下さねば。そなたの父である左相と家族を謀反に準ずる罪で罰する。そうすれば教書を受け取ったとしても
 ここを離れられぬ。違うか?」と聞いた。
チェギョンは
「私が王をこうさせたのですか?」と聞いた。
王は
「そうだ。」と答えた。
チェギョンは王との事を思い出し
「なぜ、私のような者を心に抱いてつらい思いをなさるのです。私は王のおそばにいられません。」と言った。
王は
「だが、そなたは来た。余の心にある以上は余のものだ。他人にはやれぬ。」と答えた。
チェギョンは
「もうあげました。私達2人を王命で結びつけたのです。」と言った。
王は
「後悔しておる。それゆえ、今からでも正さねばならぬ。」と言った。

晋城大君はミョンヘの手に墨がついていることに気付いた。
この墨は質店で“王になるべきお方は晋城大君だ”という言葉を書いていた時のものだった。
ミョンヘは書いた紙を質店に隠していた。
晋城大君はミョンヘに隠し事をしているだろうと聞いた。ミョンヘは行けば分かると言った。
晋城大君は仲間に何かあるんだろうと言い、走って行った。ミョンヘは晋城大君を追いかけた。

ソノたちはミョンヘが隠した文を見つけて、外に出さないでくださいと言った。
これがバレたらウロンガクシが全滅するからだった。
晋城大君は急いで戻ってきたが、すでに官軍がいた。
そして、ミョンヘに元に戻したかったら言うとおりにしろ。と言った。
晋城大君はソノたちを逃がした。
しかし、後ろにスグンがいた。

王はチェギョンに今頃官軍が根拠地に押し入っておる。と言った。
チェギョンはどうしたら怒りが鎮められるのかと聞いた。
王はそのうちわかる。そなたは自分から余を訪ねてくる。

スグンは晋城大君に
「二度とここに来てはなりません。なるべく早くチェギョンと逃げてください。私が最後にチェギョンの父であり、大君の義父として最後に下す決定になるでしょう。」と言った。
スグンは晋城大君を逃がした。
サホンは部下にすぐに追いかけさせた。
晋城大君はソノたちに皆を解散させろ。と言い指示を出した。

王の所にサホンが来て、スグンが捕らえられていた。
そして、ミョンヘが書いた文章をサホンから渡され見てしまった。
王は
「本当にそなたは余を裏切ったのか?ならば、約束通りそなたの命をもらおう。もちろん、チェギョンが先に死なねばな。」と言った。

16話

スグンはチェギョンは何も関係ありません。帰してください。と言ったが、チェギョンは私も一緒にいます。と言った。
チェギョンは部屋から出てきた。
王はスグンに
「娘には慈悲を施したため今度はそなたの番だ。もう一度聞く。本当にそなたが晋城大君を逃がしたのか?」と聞いた。
スグンは
「私は悔しゅうございます。ウロンガクシを調査したのは事実ですし根拠地も知りました。しかし、根拠地らしき場所がいくつもあり正確な場所と人数、首脳部を調べ、一層するため
 報告を遅らせただけ。王をだます気などありませんでした。ただ、何とかして私の足をすくい私を陥れる者を警戒しなかったのは不注意でした。」とサホンを見ながら言った。
サホンは口実に過ぎない。ウロンガクシの別の根拠地がどこにあるのだ。と聞いた。
スグンは都城の地図をくれ。印をつけると言った。
スグンは晋城大君に言われたことがあった。
それは、イムの別荘を調べたら撤去予定の好賢坊と蓮花坊にある空き室の民家をウロンガクシの根拠地を作っているので一時辰だけ稼げば都城のあちこちにできます。という事だった。

王はウロンガクシの証拠を目の前にしていた。
尚伝は特に豆毛浦にある大邸宅の倉庫では噂にあった役人たちの不正帳簿が見つかりましたと言った。
王は左相の話は事実だったか。倉庫の主は誰だ?と聞いた。
尚伝はそれが…都承旨様です。と言った。
サホンは罠です。と言い、
スグンは私も同じです。実態がなく姿を隠したウロンガクシを捕らえようと証拠を偽造して残すのは誰にでもできます。確かな証拠もなく瞬時に逆徒だと追いたて殺すこともできますと言った。
そして、ミョンヘが書いた文章を拾い、スグンは
ウロンガクシの触書には必ず烙印があります。烙印や貝殻を残す理由は何でしょう。彼らの目標は民に存在を知らせる事です。この壁書には何の印もありません。と言った。
サホンは、あの密室は奴らの巣窟ではないと?と聞いた。
スグンはあそこが彼らの巣窟なら都承旨の家も彼らの巣窟です。どこから誰まで調べますか?と答え、
サホンは左議政の話はでたらめですと言った。
王は
「聞きたくない。今日の証拠は不確かだと申したな。ならば、確かな情報を得るまで続けよ。その時まで、今一度、待ってやる。」と言った。
とりあえず、この場を切り抜けられましたね

晋城大君はウォンジョンの所に行き、汚すぎるぞと言ったが、ウォンジョンは誤解です。と答えた。
晋城大君は
「誤解?ミョンヘに聞いたのに?そなたの望む主君とは?他人の命を刀と盾にして自分だけ助かればよいのか?そこまでして王になりたくない。」と言った。
ウォンジョンは
「大君様。それが政であり王座です。もう少し、経験を積めば血気と義侠心、信念では限界があると悟ります。」と答えた。
晋城大君は
「信念と原則のない王座など意味がない。ただの暴君だ。すぐにウロンガクシを解散させるのだ。皆が無事、元の生活に戻れるように、1人の犠牲者も出さぬよう格別な措置を
 取ってくれ。」と言い、その場を去っていった。
ウォンジョンの所には大臣たちが集まっていた。
大臣たちは幼いころの大君様とまったく同じです。たいしたお方です。何度も死にかけたのにまだ信念をお持ちだと言っていた。

スグンは承命牌(王命を受けたと示す牌)を持って家に帰ってきた。
家にはチェギョンも待っていた。
スグンとチェギョンは話をした。
スグンは私は王に取り返しのつかぬ罪を犯した。嘘をつくのは臣下として失格だ。2人を助けるためとはいえ一国の宰相が罪人を逃がすのは非難されて当然だ。と言った。
チェギョンは謝った。
スグンは
「今後はその罪滅ぼしのためにもおそばで御心をなだめながら国政を正せるよう全力を尽くす。これ以上、父親としてできることがないゆえ今後は晋城大君に従い、
 彼の妻として生きろ。」と言った。
チェギョンは
「嫌です。私は妻である前に父上と母上の娘です。」と答えた。
スグンは
「もう違う。婚姻した以上心を鬼にしてせねば生き残れぬ。その過程で親との縁を切らねばならぬのなら、それもそなたの宿命だ。早く…急いで都城を離れろ。
 絶対に何があっても帰ってくるな。それがそなたと大君、そして王と、家族の為なのだ。」と言った。
チェギョンは泣いた。

晋城大君は家に帰ってきていた。
しかし、チェギョンの姿がなかった。
晋城大君は外に出て、輿が来るのが見えた。輿の中にチェギョンが乗っていた。
晋城大君はチェギョンを抱きしめて何もなかったか?どこへ行ってた。お義父上の話は聞いたか?それとも…と聞いていた。
チェギョンは晋城大君の手を握り、1つずつ聞いてください。私はここにいます。と答えた。
2人は家の中に入り、チェギョンは教書を見せた。
晋城大君はお義父上は無事かと聞き、チェギョンは、はい。大君様のおかげで危機から逃れました。と答えた。

スグンは王に言われたことを思い出していた。
王は首長が現れるまで毎日10人ずつ斬首していくと言った。スグンは正体がはっきりしないと答えたが、
王は米をもらったものは仲間ではないかと言った。
スグンは罪なき民ですと言うが、
王は逆賊に米をもらった民の心にまったく反逆心がないと言い切れるのか?都城の民家10軒のうち半分はウロンガクシに米をもらったはずだ。ウロンガクシの共犯を捕らえるのは
難しくないと言っていた。
なんということを…。王はどうしたいのかもう分からないですね

王は夜通し書庫にいた。そして、書庫から出ようとした時、宮人達が密旨の事を話しているのを聞き、王は1人の宮人を殺してしまう。
そのまま、自分の部屋に戻り、横になった。その時、ノクスがきた。
王はノクスに密旨というのを知っているか?と聞いた。
ノクスは驚いていた。
ノクスはサホンと会い、信頼を取り戻すいい機会です。と言った。

スグンはウロンガクシの掃討令を出した。全ての門で官衙の通行牌を持つ者のみ出入りできるようにした。

晋城大君とチェギョンは家を出た。
途中、休憩した時に、晋城大君が口笛を聞かないとチェギョンに言った。チェギョンは吹くたびに大君様を思い出すからと答えた。
晋城大君はなぜ助かったと思う?と聞いた。チェギョンは王に言われたことを思い出し、何とか助かったでしょと言った。
晋城大君は
「そなたが助けた。そなたの口笛が。死にそうなのに口笛を吹いてたそうだ。その音をミョンヘが聞いた。体を治したのはミョンヘだが、究極的に助けたのはそなただ。
 それゆえミョンヘのことは気にするな。」と言った。
チェギョンは
「聞きもしないのになぜそんなことを…。後ろめたい?」と聞いた。
晋城大君は
「お互い秘密を持たずに正直になろうと言ったのに、一度も聞かぬゆえ心臓が縮こまってな。」と言った。
チェギョンは
「聞くのが怖かったのです。私よりもあの女性が大君様に尽くしたかもしれぬ。私よりも大切な人かもしれぬと」と答えた。
晋城大君は
「そんなはずがない。そなたのために生きたと。言いたかったのだ。私が卑怯だった時、ウソをついたときの言葉は信じられぬだろうから。」と言った。
チェギョンは
「一つずつ分かるのですね。大君様の真心が」と答えた。

サホンは廃妃の事で大臣たちを捕まえ殺した。
サホンは王に
「廃妃の復権に反対する臣下はイ・ヘン、パク・クァンヨン、カン・ヒョンらで、廃妃の件に賛成した者はユン・ピルサン、ハン・チヒョン、ハン・ミョンフェらで彼らの
 ほとんどはすでに死亡しました。」と言った。
王は
「死んでも墓はあるだろう。」と言い、
サホンは
「剖棺斬屍(死後に罪が暴かれた者に下された極刑)をせよと?」と聞き、
王は
「大罪を犯したのなら死んでも罰を受けねば。子孫も代わりに罪を償うべきだろう。杖刑にするか、いや、そのまま殺してしまえ」と言った。
サホンは
「ご命令通り処理します。」と答えた。

晋城大君とチェギョンは酒幕で休もうとしていた。
しかし、女将から都城の門が閉じられていると聞き、晋城大君は他の客に聞きに回っていた。
その内の1人から紙を見せてもらう。そこには
“ウロンガクシの首長よ。聞け。今日から毎日辰の刻にウロンガクシの協力を得た者は打ち首にする。首長が自白するまで処刑は続くゆえ、同僚の死を見たくなければ
 義禁府や捕庁に来て自白し罪を償え”とあった。
晋城大君は落ち込んだ様子でチェギョンの所に戻って行った。チェギョンは何も聞きません。いけませんと言い、部屋から出て行った。
晋城大君は自分の荷物の中を見た。そこにはソッキたちからの婚姻祝いが入っていて手紙もついていた。
手紙の内容は
“大君様。婚姻をお祝い申し上げます。チェギョンさんに似た甥と姪が生まれるように。”“都城が落ち着き次第遊びに行くから大きな鶏をごちそうしてくれ。”
“楽天兄貴。行く道が違っても私はいつも兄貴のソノです。問題児のソノ。幼いころの気持ちのまま生きていきます。”と。
晋城大君は泣いた。
チェギョンは部屋の外にいて、スグンに言われたことを思い出していた。

ソノは自分の手で王を殺すと決め、自首をした。
王がソノの所にきた。
ソノはウロンガクシの首長だ。殺せと言った。
しかし、王はお前の父と約束した。息子は殺さないと。お前とウロンガクシが苦しむ理由はなんだ。一言いえばいい。晋城大君がさせたと。大君が謀反を起こすために作った組織だ。
そういえば、お前たちは自由になれる。と言った。
ソノはそれなら…ウロンガクシは…と言い、そばにあった刃物を取り、王に襲い掛かったが、兵士に止められてしまった。
王はソノを処刑しろと言った。

チェギョンは晋城大君に行きたいのでしょうと聞き、晋城大君は行かないのだと答えたが、チェギョンは行ってください。その代り、私も一緒に行きますと言った。

ソノは処刑台に連れていかれた。
ソノは愚かだと思うでしょう。勝手に逝く私を。恨むでしょう。チェギョン様の愚かさと、大君様の無謀さ。互いを守る方法が好きでした。と思っていた。
スグンは1人でやった事か。仲間がいるなら白状しろと言ったが、ソノはいませんと答えた。
ソノはお二人に似た姿で死ねたらいい。そう思いましたと思った。
スグンはソノに刑の内容を告げた。

チェギョンと晋城大君はソノの処刑場まできた。
そして、ソノの処刑が執行されてしまった。
ソノが処刑されてしまった…。晋城大君の代わりに。

晋城大君は王の所に行った。
そして、兵士が持っていた剣を奪った。
王は兵士を止め、晋城大君の前に行った。
晋城大君は何が望みですか?と聞いた。王は望めばくれるのかと言った。
晋城大君は
「王が仰せになるのはきっと私が渡せぬものです。王の要求はきっと手に入れてはならぬものです。ゆえに渡せません。」と言った。
王は
「ならば、余が与えたら?余が与えたら受け取るか?」と聞いた。
晋城大君は
「何をくださるのですか?」と言い、
王は
「王座だ。王座を与えよう。そなたは行ってはならぬ。これまでやってきたことがむなしすぎる。そなたは最後まで余に対する復讐心で王座を狙い孤軍奮闘せねば。
 そうでなければそなたを恨み苦しめられぬ。どんなにうれしいか。刀まで持ち、暴れてくれたら血が騒ぐ。こんなに楽しいのに。」と言った。
王は晋城大君の持っていた刀を自分の方に引き寄せ、自分で刺した。

15話~16話の感想

小さい恋心から嫉妬になって、小さい疑惑から大きい疑惑になって…。
王はどうしてここまでなっていってしまったんでしょうか。
暴君だけど、悲しい王だなと思ってしまいます。
そこに巻き込まれていく晋城大君とチェギョン。
普通の夫婦のようになりたいのになれない。
この2人のこの後はどうなっていくのしょうか。。

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