江南ロマンストリート-あらすじ-37話-38話-感想付きネタバレありで!

韓国ドラマ-江南ロマンストリート-あらすじ-37話-38話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。


ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
オ・ドンヒとオ・ギブンはこれ以上迷惑はかけられないと
ハン・ヒョンソプの家を出て行方を晦まし…
何故か無関係の筈のパン・ガンジンがオ・ドンヒ達の行方を追う!
DNA検査でやっと兄弟と判明したイ・ヒョヌとハン・ソンジュン…
イ・ヒョヌは怒りハン・ヒョンソプの胸倉を掴む!

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【江南ロマンストリート】ネタバレあり

37話

イ・ヒョヌ 「俺の弟を返してくれ。23年前に連れ去った俺の弟を返せって言ってるんだ!」
とハン・ヒョンソプの胸倉を掴む…
イ・ヒョヌ 「俺の弟サンウ!俺の父親を死なせて、俺の弟を育てるだと!?アンタ俺の弟を何で連れ去ったんだ!何の為に23年間も育てたんだ!?」
ハン・ソンジュンは胸倉を掴んでいるイ・ヒョヌを見つけ駆け寄る。
ハン・ソンジュン 「止めてくれ。その手を放して話をしよう」
イ・ヒョヌ 「アンタのしてることは何だ!アンタの所為で俺たちがどんな風に生きてきたのかよく見ろ!」
ハン・ソンジュン 「落ち着いてくれよ。ここは家の前なんだから」
ハン・ヒョンソプ 「アンタ誰だ?」
ハン・ソンジュン「お願いだから止めてくれよ。兄さん!」
イ・ヒョヌは弟と分かった瞬間から爆発してますね~

そこに買い物から帰ってきたムン・ジョンエがビックリしてハン・ヒョンソプの方に駆け寄る…
ムン・ジョンエ 「一体何しているの!年配の胸倉を掴むなんてどういう事!?」
ショックを受けて呆然とするハン・ヒョンソプを支えて家に戻るハン・ソンジュン…
ムン・ジョンエ 「イ工事長、後で聞かせてもらいますからね!」
怒りの収まらないイ・ヒョヌにハン・ジョンウンは哀れみを感じるのだった…

イ・ヒョヌは怒りが収まらずハン・ジョンウンに八つ当たりをする…
イ・ヒョヌ 「俺が首を突っ込むなって言っただろ!」
ハン・ジョンウン 「ヒョヌさん落ち着いて」
イ・ヒョヌ 「アンタが何で俺たちの事に介入する!いい加減に去れよ」
ハン・ジョンウン 「忘れてるようだから言うけど、私はあの家の家族よ!貴方の恩讐が伯父さんで、貴方の弟が私の従妹なのよ!二度とあの家に無礼な振る舞いは止めてほしいわ!」
イ・ヒョヌ 「何だと?」
ハン・ジョンウン「ソンジュンを困らせる様な事はしないでって言ってるのよ!」
イ・ヒョヌ 「俺はサンウがあの家に住んでいると思うだけでも嫌で鳥肌が立つ!サンウがハン・ヒョンソプを見て、父さんと呼んで頼るのを見るのが死ぬほど嫌だ!一分一秒でもでも早くサンウを連れ出すつもりだ!」
ハン・ジョンウン 「ヒョヌさん、貴方ね、復讐に目が眩んで何も見えてないようだけど、どうしてそこまで自分勝手になれるの!?」
イ・ヒョヌ 「自分勝手だと!?これはサンウの為だ。あの家から離れれば…」
ハン・ジョンウン 「笑わせないで!ソンジュンはずっと家族しかない子だったのよ。その大切な家族が自分の恩讐だと知った時の気持ちがどうなのか考えてみたことあるの?挫折感、絶望感、自分の人生のすべてを否定されて失った悲しみ。自分の唯一の味方が爆弾を投げる訳?だったら、堂々と行って全部破壊してきたらどうなの?」
イ・ヒョヌ 「ハン・ジョンウン!」
ハン・ジョンウン 「えぇ、えぇ、そうでしょうとも。腸が煮えくり返りそうでしょうとも!でもね、弟を見つけたし、そしてちゃんと育ってるじゃない!だったら、兄さんとして弟に時間をあげたらどう? 早くあの家を出ろ自分勝手な事ばかり言わずにね。それに、さっきの無礼な行いであの家族が全てを知ったとしたら?ちゃんと育てた息子を無職にしたのが、ウチのソンジュンの兄だった。そしたらソンジュンの立場はどうなるの?」
イ・ヒョヌ 「俺の所に来ればいいじゃないか!俺が何でもしてやる!アイツの人生を変えてやれるんだ!」
ハン・ジョンウン 「こんな大バカ野郎の分からず屋!初めて見たわ!ソンジュンがアンタと同じとでも思ってるの!?弟よりもダメな兄はいないと言うけど、ここに居たわ!弟よりダメな兄が!こんな人を好きだと思っていたなんて私も大馬鹿者だわ!いい?ソンジュンが先に連絡してくるまで待つのよ!」
弟を見つけて幸せにするどころか困らせています…
もしかしてイ・ヒョヌって空気読めない子だったのかも…

一方オ・ギブンとオ・ドンヒはとある海辺の家に居た…
オ・ドンヒ「ここまでしないといけないの?ソウルに戻っちゃダメなの?
オ・ギブン「ソウルに行ってどうするんだい?」
オ・ドンヒ「あの家を出たからいいんじゃないの?私、仕事もあるし、台本も提出しないといけないし、お金稼いでチョルミン兄さんの借りたお金も返さないといけないし…」
オ・ギブン 「ドンヒ、すべてを忘れて新しく生きるのよ。ソウルに戻ったら姉の夫の弟と切れないでしょ。ヘジュの事も考えないと、ヘジュはあの家の人間よ。しかし、お前がずっとあの人と会って御覧。あの家じゃなくても、同じソウルに住んで御覧なさい。ヘジュがあそこで暮らせなくなるわ…縁を切ると言い出しかねない。百歩譲ってあの人と上手く行ったとして、それで終わると思うかい?お前とヘジュがあの家の嫁になって暮らせるかい?そんな事になったらお互いどれ位疲れるか?お前も分かるだろう?」
オ・ドンヒ 「じゃあ、文章は?私が書いてる途中の台本は?」
オ・ギブン 「その仕事も辞めなさい!世に名を知らしめる仕事も辞めなさい。お前はそんな物より出来る仕事も多いだろ?お祖母ちゃんと一緒にここで隠れて暮らそう。」
オ・ドンヒ「お祖母ちゃん、私、名を知らしめる為に文章書いてた訳じゃないわ。私はただ文章を書くのが好きなだけよ…」
オ・ギブン「だったら、ここで思う存分文章を書きなさい!外に出さないで!お祖母ちゃん、仕事に行くから家に居なさい!」
そしてオ・ドンヒは近くの灯台に行き海を眺めながら涙を流すのだった…
オ・ドンヒはソウルから遠く離れてしまって、会社にも行けずに可哀そうですね~
オ・ギブンはもっともらしい事を言ってますが実はパン・ガンジンから姿を隠す為だったりします…

そして、パン・ガンジンは母の元に行く
パン・ガンジン「久しぶりだな、母さん。息子のパン・ガンジンだよ」
振り返った母はFGCの旧名ファシン・グループの会長だった…
パン・ガンジンの母「私に兄を喰らった息子などいないね」
パン・ガンジン「また、母さんはそんな事を言って、ワシはカンホ兄さんを殺してはいないよ!母さん、どうして兄と兄嫁が乗ったボートが転覆したのがどうしてワシの間違いですか?母さん、本当に酷いな~ワシがボートに穴でも開けたんですか?」
パン・ガンジンの母「帰れ!遺言状を書き直すことは生涯あり得ないね!」
パン・ガンジン「ヒョンジョンを見つけても?母さんはここに居てドラマをたくさん見たようだね。」
パン・ガンジンの母「ヒョンジョンは死んだ」
パン・ガンジン「死んだ?オ・ギブンさんがちゃんと育てていたのに?」
パン・ガンジンの母「なっ?」
パン・ガンジン「それにしても名のあるファシン・グループの孫娘を賄い婦に託してもよろしいのですか?」
パン・ガンジンの母「…何のことかね?」
パン・ガンジン「あの子が兄嫁に似て文章を書くんだが?ワシが次に来るときはヒョンジョンを連れてくるから遺言状を手直しする準備でもするんだね」
パン・ガンジンの母「この悪徳な」
パン・ガンジン「だったら何で兄ばかり可愛がる!何で兄にだけ財産を渡そうとするんだよ!長男ばかり可愛がり、次男は母さんにとって息子じゃないんですか!どうして子供を区別する!?そんなの赦されるわけ無いいだろう!ワハハハ…早くここから出たければ遺言状を書き直して下さいね」
パン・ガンジンの母「情けない…死んでも直さない」
パン・ガンジン「だったら、ずっとここに居るんだな」
これが親子の会話?ってくらいギスギスしてます…
それにしても母親を監禁するとは…それにボートに穴って?怖い男ですね…

ソ・ヘジュはモーテル、チムジルバン等
オ・ギブンがいそうな所を手あたり次第探すが見つからない…
肩を落としため息を吐くソ・ヘジュだった…

一方ハン・ソンシクは家でエプロンを掛けて、父ハン・ヒョンソプの為にアワビ粥を作っていた…
ハイジ・スタイルのカン・フェソクのエプロンがよく似合ってます~

ムン・ジョンエが幾ら詰問してもハン・ヒョンソプは口を開かない…
ムン・ジョンエ「何もないのにどうしてあなたが胸倉掴まれるのよ!」
ハン・ヒョンソプ「本当に何でもないと言っただろう」
ムン・ジョンエ「私が訪ねて行って、イ工事長に聞いてみるわ!」
ハン・ヒョンソプ「いい加減にしろ!俺がちゃんとするから問題を大きくするな!」
ハン・ソンシクが作ったお粥も受け取らず、ハン・ヒョンソプは外に出て行った…
せっかくコスプレまでして作ったお粥なのにね~ソンシク可哀そう…

ハン・ジョンファは泣きながら帰ってきた…
ハン・ジョンファ「お母さん、ジェームズが離婚の事由を出してきたの…俺も浮気してお前も浮気したから
二人一緒に責任を負う事しろって…それでイェビンの親権をくれって言ってきたの…私が仕事もなく、財産もないからって…お母さん、どうしよう…私は正しい事しかしてないのに~( ノД`)シクシク…」
ムン・ジョンエ「それをだれが信じるの!あんな写真撮られて」
ハン・ジョンファ「お母さんまで~ちょっとは私の味方になってくれてもいいじゃない!」
ムン・ジョンエ「母さんは父さんの事で頭が痛いのに、アンタまで何!このバカ娘!この親不孝者!」

その夜ハン・ヒョンソプは屋上に行き、ハン・ソンジュンは屋上のオドンヒの部屋で一人で過ごし…
イ・ヒョヌは幼いサンウの写真を抱えて涙を流し過ごす…
屋上のオ・ドンヒの仕事部屋はもう、ソンジュンの部屋になってます…

イ・ヒョヌに呼ばれて兄の所に行くハン・ソンジュン…
そしてハン・ソンジュンを見ると否や抱きしめるイ・ヒョヌ…
イ・ヒョヌ「サンウ…すまない…すまない…兄さんが迎えに来るのが遅すぎただろう?」
しかし、兄弟だった記憶のないハン・ソンジュンは戸惑うばかり…
そんな、抱き合っている二人の姿を見て、ハン・ヒョンソプはそっと背を向けるのだった…

そして、次の日の朝、二人で寺の納骨堂に行き父の墓参りに行く…
イ・ヒョヌ「父さん、サンウを連れてきました…父さんの末っ子です…父さんの最後の頼みやっと23年掛けてやっと叶えました…遅くなってすみません。しかし、今からでも、これからはサンウを守りたいと思います。この二人だけに兄弟、絶対に離れません。ですから父さん、恨みをすべて私達に託し、安らかに眠って下さい…」

イ・ヒョヌ「父さんの事覚えているかい?」
ハン・ソンジュン「いいえ…」
イ・ヒョヌ「そうだろうな。凄く幼い時の事だからな…苦しいだろう?」
ハン・ソンジュン「ええ…」
イ・ヒョヌ「でも俺はこれから仲良くなれると信いじているよ。当然そうであるべきだしな」
ハン・ソンジュン「努力します」
イ・ヒョヌ「努力…俺たちは現実を受け入れないといけない…君はハン・ソンジュンじゃなくイ・サンウで俺は君の兄だ。だから…俺たち一緒に努力しよう」
イ・ヒョヌの方は弟が見つかったらお終いという風ではなさそうです…

イ・ヒョヌはハン・ソンジュンを会社まで送り
イ・ヒョヌ「早くあの会社から出るんだ…パン・ガンジン会長はお前を切ろうとしている。お前も知ってるだろう?」
ハン・ソンジュン「僕の為にコンテンツ・チームが危機に瀕しています…処理し終えてから辞表を出す予定です」
イ・ヒョヌ「なら、処理し終えたら、兄さんとニューヨークに行こう。行って、お前のやりたいように生きるんだ」
会社に行くハン・ソンジュンを見送る兄、イ・ヒョヌ…
ジョ・ムギョン「サンウ君に会ってどうでしたか?」
イ・ヒョヌ「これから、良くなるように願うよ…サンウと俺もお互いに良くなるように…」
ジョ・ムギョン「当然でしょう。しかし、長く掛かるかもしれませんよ…23年ですからね」
イ・ヒョヌ「ああ、それでも俺は弟を見つけたよ…23年間願ってきた事を成し遂げることが出来たんだ…父に対して誇らしく…凄く嬉しい」
ジョ・ムギョン「ハン・ヒョンソプは驚いているでしょう…23年前の子供が又帰って来るとは夢にも思わなかったでしょうから…」
イ・ヒョヌ「事業自得だ…誰であっても自分の遣った事に対する対価から逃れる事は出来ない…これから、あの老人がどう出てくるか見守るつもりだ…」
イ・ヒョヌはハン・ヒョンソプに復讐する気満々ですね~
もしかするとハン・ヒョンソプにとってはソンジュンを取られることが何よりも痛い事なのかもしれません…

FGCではチェ作家が台本を提出してきた…
ホン作家「やっぱりプロよね~」
パク・ジンサン「ところでオ・ドンヒの奴は一体何をやってるんだ?電話にも出ないし、台本を書く気あるのか?」
ナ・ソヒ「ここまで来たらギブアップじゃない?」
パン・ミジュ「チェ作家の台本は届いたのかしら?直ぐにミーティングを始めるわ」
ホン作家「まだ、オ・ドンヒの台本が届いてませんけど?」
パン・ミジュ「皆聞いて頂戴。今回のドラマはチェ作家一本で行くわ」
ナ・ソヒ「あらら?オ・ドンヒ完全に切られたわね」
パン・ジンサン「お前は~それでも一緒に仕事して来た同僚だろ?」
オ・ドンヒ!ピンチ!台本も出せずに終わりにされそうです…

ハン・ソンジュンはパン・ガンジン会長に呼び出されていた…
ハン・ソンジュン「申し訳ありません。私が全ての責任を取ります…」
パン・ガンジン「責任?どんな責任を取るつもりだ?会社に為に牢屋にでも入るつもりか?それとも損失を返すのか?なんだ?その目は!生意気な奴!」
ハン・ソンジュン「一旦、制作は継続します」
パン・ガンジン「駄目だ。中断しろ!」
ハン・ソンジュン「会社と私を信じて付いてきてくれた最低の礼儀は守りたいと思います。それとこのドラマを作り上げて成功させます。その後に法的処置や金銭的処置をしたいと思います。そして辞表も出します」
パン・ガンジン「まだ、気だけは元気だな。その自信はどこから来るんだ?」
ハン・ソンジュン「いい作品なんです。どうやってもこの作品を生かしたいと思います」
パン・ガンジン「何だと?」
ハン・ソンジュン「必ず責任は取ります。ですがこの作品を最後まで出来るようにして下さい。お願いします」
パン・ガンジン「お前がこの作品にそこまで未練を置く理由はなんだ?」
漢ですね~さすがハン・ソンジュン!辞めるのはいつでも出来るから
頑張って踏ん張って欲しい所です~

パン・ミジュは本部長室で台本を読んでいた…
パン・ミジュ「チェ作家の台本いいわ…修正する必要もないし、これで行きましょう?」
ハン・ソンジュン「まだ、締め切りまで一日残ってる」
パン・ミジュ「ソンジュンさんは、どこに居るか分からないオ・ドンヒが明日までに台本を出せると思って?それに私はオ・ドンヒを退社処理するつもりよ…無断欠勤、台本パンク解雇の理由は十分だわ。作家契約の違約金を支払わなくてもいいだけでも幸いだと思うべきよ…会長に会って来たでしょう?私もこの作品を遣らせてくれってお願いに行かないとね。コンテンツ・チーム崩壊寸前だわ!これ以上私的な感情は止めてよね!」
もう一日しか残ってないですよ~
オドンヒは台本どうやって届けるつもりなんでしょうか…

オ・ドンヒは海辺の家で、台本を書いていた…
オ・ドンヒの机の上にはあの赤毛のアンの人形が座っている…
台本を書き終えたオ・ドンヒは住民センターのパソコンを利用して
メールで会社に台本を届けた…
その手があった!
しかし、オ・ドンヒは利用者の欄で住所と名前書いてるけど、大丈夫かな…

ハン・チャンスは恩師リュ・ミョンジンから祝福を受けていた…
リュ・ミョンジン「チャンス、良くやった!」
ハン・チャンス「ありがとうございます。先生のご指導のお陰です」
ハン・エリ「初めて数か月で本当に一位取って来るとはね~」
リュ・ミョンジン「チャンスは俺に似てるんだ。俺も高校一年生の時に3年生と競って俺がコンクールで一位を取ったんだ。チャンス!次のコンクールの時には新しい歌に挑戦しよう!」
そしてチャンスは帰って行った…
ハン・エリ「レッスン終わったら貴方もさっさと帰って頂戴」
リュ・ミョンジン「まだ、10分残ってるんだが?」
ハン・エリ「じゃ、私は部屋にいるから、貴方はここで茶を飲むなり好きにしたらいいわ!」

~♪天が崩れて地が無くなったとしても
あなたを愛する私の心は怖さを知らない~♪
リュ・ミョンジンはピアノの伴奏に合わせて歌い出した…

あぁ~駄目よ駄目よ、ハン・エリ!
歌を聞いたらまたあの人に呑まれてしまうわ~
聴いちゃ駄目!
とまた部屋の中で聴き惚れているハン・エリだった…
リュ・ミョンジン10分の使い方上手いですね~
カン・フェソクのアイデア?それとも愛のなせる業?
聴き惚れるようでは駄目ですね~
またコロッっと行っちゃいそうですね~

ハン・ジウンは学校の帰り、マジック教室に通う為にカン・フェソクの車に乗ったが
着いたところはハン・ジウンが昔通っていた塾だった…
ハン・ジウン「何だよ。ここは!母さん(ソ・ヘジュ)に言いつけてやる!」
カン・フェソク「アンタの母さんは凄く忙しいの。家の問題でアンタにかまってる暇が無いの。だからこの叔母さんがアンタを学校に連れて行って、この塾で降ろしてアンタはあの塾で夜中の1時まで勉強するのよ。分かった?アンタ、ウチのチャンスが一位になったの知ってるでしょ?」
ハン・ジウン「い…嫌だ。出来ないよ…今もあの頃を思い出すと嫌で嫌でたまらないよ!」
カン・フェソク「アンタは!叔母さんの言う事を聞けないの!」
と無理やり車から引きずり降ろし…
カン・フェソク「終わるまでずっと見張っているから、逃げようなど思わない事ね!これがアンタの運命なのよ。私はアンタの永遠の母なんだからね。早く入りなさい!」
そして観念してジウンは嫌々塾の門を潜るのだった…
またカン・フェソクのジウンへの執着が始まりそうです…
それにしても夜中の1時って凄い…寝不足になりそうです…

一方ソヘ・ジュは家出する為にアインと荷造をしていた…
ソ・ヘジュ「アイン幼稚園の教材も入れた?」
ハン・アイン「うん、入れた」
ハン・ソンフン「二人とも本当に出ていく気か?」
ソ・ヘジュ「そうよ。私達が出て行ったら、貴方は2階で住んだらいいわ。お姑さんもさぞかし喜ぶでしょうね」
ソ・ヘジュの怒りは解けそうにないですね…

ムン・ジョンエはイ・ヒョヌの家に行って抗議する
ピンポンピンポン~ドンドンドン
ムン・ジョンエ「こら!イ工事長出てきて私と話をしなさい!年配の胸倉を掴むとは何事ですか!」
イ・ヒョヌはインターホンの電源を切ってしまう…
ハン・ヒョンソプは気落ちし、体の調子も悪くなり、寝込んでいる…

怒ったファン・ミオクは拡声器を使って屋上から
ファン・ミオク「向かいのイ工事長よ!聞きなさい!青二才が年寄りの胸倉を掴むとは何事ですか!」
ハン・ジョンウンは通り掛かって祖母の遣っている事を見てビックリして止める!

2階に家族が集まってる中にハン・ソンシクが駆け込んできた…
ハン・ソンシク「父さん、本当何ですか?この家を担保に兄さんが金を借りたのは本当なんですか!?」
ハン・ソンフン「お…おい、お前!お前が何でそれを知っている?」
ムン・ジョンエ「何ですって!?この家を担保に何をどうしたって?」
ハン・ソンシク「母さん、兄さんがこの家を担保に金を借りたんだよ!それも最高がく…」
あわててハン・ソンフンはハン・ソンシクの口を塞ぐ…
ショックで倒れそうなムン・ジョンエ…
ハン・ソンシク「どうして!兄さんだけ!ウッウッ…どうして僕には何もしてくれないんだよ!」
ムン・ジョンエ「あなた!本当なの!本当にこの家担保に金を借りたの!?」
何も言わずに部屋を出ていくハン・ヒョンソプ…その後ろ姿が本当である事を物語っていた…
ムン・ジョンエ「このバカ息子たち!アンタたちは本当に!それでも人間なの!」
家を担保にって怖いですね~拙い事にならなければいいのですが…

怒ったハン・ジョンウンはイ・ヒョヌに抗議する
ハン・ジョンウン「この悪徳人間!私があれだけ言ったのに!そこまでしないといけない訳!?あの家をあんな風に潰さないと気が収まらない訳!?」
イ・ヒョヌ「俺が一体何をしたと言うんだ?」
ハン・ジョンウン「ソンフン兄さんに何をしたのよ!あの家を抵当に入れさせて何をしたのよ!ソンジュンは見つけたじゃない!貴方の弟のサンウは見つけたじゃない?じゃあ、それでいいんじゃないの?もう止めないと!」

ファン・ミオク「あ~生きていられない。あの子たちとずっといたら生きていけないわ!」
ファン・ミオクは3階の部屋ですすり泣いているハン・ヒョンソプを発見する…
ファン・ミオク「これ、こんなところに居てどうするの。だから言ったじゃないの。子供を甘やかすなって言ったでしょ。自分の手足を切り落としてあげたら、目もくれと言って自分の目を抉り取ってあげたら、心臓までくれと言う奴らに!」
ハン・ヒョンソプ「私が間違っていたようです…」
ファン・ミオク「いいや、お前が間違っているんじゃない。あの子達が親に対してなってないだけなのよ。お前が苦しいのはわかる。ちゃんとした息子はソンジュンだけなんだから~あ~本当に…」
ハン・ヒョンソプ「母さん、ソンジュンは俺の子じゃありません」
お~っとここでいきなりの爆弾発言です!

38話

ハン・ジョンウンはイ・ヒョヌに抗議するが…
イ・ヒョヌ「だから待っているんだ。君が待ってって言ったから待っているんだ。分からないのか?もし、俺が待っていなかったらあの家どうなってると思う?俺はやっと弟を見つけた。なのに、俺の父親を死なせて俺の弟を恥ずかしげもなく育てた奴が、俺に対して申し訳ないや悪かったの一言もない!」
ハン・ジョンウン「ウチの伯父さん絶対に悪い人じゃないわ!誰だって間違う時はあるわ!」
イ・ヒョヌ「その間違いが何処かの塀にでも落書きした程度か?酒飲んで誰かを殴った程度?人が死んで兄弟が生き別れになったんだ!一つの家庭が壊れたんだよ!だから俺は君の言う通り待っているんだ。何故?俺の弟サンウがあの家にいるからだ。これがこんな町で住みたいと思って暮らしているとでも思ってるのか?あの向かいの家を眺めたくてここに居るとでも思ってるのか?」
ハン・ジョンウン「…」
イ・ヒョヌ「俺も弟を連れてすぐにでもこの町を去りたいさ!だけど我慢しているんだ!サンウが自ら整理できるまで。だからいい加減君もじっとしててもらえないか?特に君。俺の心を引っ掻き回さずじっとしていてくれないか?」
ハン・ジョンウン私がどうして大人しくしていられるのよ!アンタみたいな悪い人があの家を崩壊に追い込んでるのに、どうして私がじっとしていられるってのよ!それでソンフン兄さんをどうするつもりなの!ちょっと聞いてるの!」
イ・ヒョヌは多分ハン・ヒョンソプが悪かったと謝っても赦すつもりはないでしょうね…

ファン・ミオク「一体何を言ってるの!?20年前に自分の子だって連れてきた子供でしょ?なのに今更自分の子供じゃないってどういう事?ソンジュンはこの事実を知ってるの?自分がアンタの子じゃないって事知ってるの?どうして自分で言っておきながら何も話さないの!じゃあ、ソンジュンはどうして連れてきたの。理由があるでしょう!」
しかし、ハン・ヒョンソプは泣くだけで何も答えない…

会社にメールで届いたオ・ドンヒの台本…
その台本を見るや否や即ハン・ソンジュンはオ・ドンヒを探しに行く…
ハン・ソンジュンの「ドンヒさん!」の声に振り返るオ・ドンヒ…
嘘みたい…
そして海辺の灯台で二人は駆け寄り抱き締め合うのだった…
ハン・ソンジュン「どれどれ久しぶりに顔でも見よう…ん?また不細工になったね」
その言葉に泣きそうになるオ・ドンヒ…
また、オ・ドンヒを抱き締めて
ハン・ソンジュン「会いたかったよ」
それだけで幸せな気分になるオ・ドンヒだった…
二人が会えたのは良かったけど…女の子の不細工は無いですね~

二人は浜辺で座りながら
オ・ドンヒ「私がここに居るのどうやって分かったの?」
ハン・ソンジュン「オ・ドンヒ作家が作家としての本分を忘れていなかった結果だよ。5‐6話を送ってくれたから探せたんだ…ゴメンよ…俺が一緒に居ないといけなかったのに…お祖母ちゃん、かなり怒ってるだろう?」
オ・ドンヒ「ええ、私に外に出ずに、文章も書くなって…そっちは…」
ハン・ソンジュン「大変な事になったよ」
オ・ドンヒ「私達大変な事をしでかしたのね…」
ハン・ソンジュン「そりゃ~もう大変な事だね。俺が不細工なオ・ドンヒ作家を好きになったんだからね」
オ・ドンヒ「…」
ハン・ソンジュン「顔が赤くなった。恥ずかしいのかな?それとも怒って赤くなってるのかな?」
オ・ドンヒ「お、怒ってよ~で何でさっきから不細工って言うのよ。だったら本部長は?どれだけハンサムなのよ!笑わせるわ~」
バシバシ叩こうとするオ・ドンヒの手をぐっと握り
ハン・ソンジュン「可愛い可愛いって言ったら、ここで一緒に暮らしたくなるからね。さっき小さいのが飛び跳ねてこっちに向かってくるのが凄く可愛くてね…だから、さっきから不細工、不細工って言ってるんだ。じゃないと俺が我慢できそうにないからね。ハハハ…一度一緒に旅行に行きたかったのに、ここでは海が見えるね」
オ・ドンヒ「会社は?」
ハン・ソンジュン「ドンヒさん君は何の心配もしないで文章だけ書くんだ。今回のように原稿だけ送ってくれたらいいから」
オ・ドンヒ「どうしてあの時連絡取れなかったの?お父さんの事どうなったの?」
ハン・ソンジュン「実は俺、兄さんを見つけたよ・・・」
オ・ドンヒ「どうやって?会ってみた?よかったわね」
ハン・ソンジュン「良かったのか、悪かったのかよく分からないよ」
オ・ドンヒ「それでも本当の兄さんじゃないの、血縁じゃない」
しかし、ハン・ソンジュンはそれには答えず
ハン・ソンジュン「さ、立って、イライラするから走ろう!あの向こうの砂浜の端まで先に到着した者の願いを全部聞く事にしよう。さ、スタート」
二人はじゃれ合いながら走るのだった…
ソンジュンは体育会系で嫌な事があるとスポーツ等で発散するタイプのようですね~

ホン作家「本部長はあれから出かけて行ってまだ帰って来てないようね」
キムPD「本当にオ・ドンヒを捕まえに行ったんじゃないか?」
ナ・ソヒ「でもどうして隠れて書いてるのかしら?確かに顔がいい訳でもなく、ナイスバディな訳でもなく、顔のない作家としてコンセプトをするといいかも」
パン・ミジュ「私のデスクに誰がオ・ドンヒの台本を置いて行ったの?」
ホン作家「私ですけど?」
キムPD「昨日ホン作家にメールが届いたんです」

パン・ガンジン「オ・ギブンが消えて何日経つと思ってる!」
部下「作戦で隠れているようです」
パン・ガンジン「あ~あの頑固な年寄り!」
台本を抱えて持ってきたパン・ミジュは思わず聞いてしまう…
パン・ミジュ「どうして怒ってらっしゃるの?」
パン・ガンジン「あ…あぁ、皆が仕事をきちんとしないからだ!」
パン・ミジュはオ・ドンヒの失踪に
自分の父親がかかわっている事を知ったみたいですね~

オ・ドンヒはハン・ソンジュンの携帯でソ・ヘジュに連絡をする…
ソ・ヘジュ「アンタ今どこなの!」
オ・ドンヒ「姉さんゴメン…」
ソ・ヘジュ「お祖母ちゃんは?具合悪くしてない?どうして電話に出ないの!」
オ・ドンヒ「お祖母ちゃんが怒って携帯をゴミ箱に捨てちゃったの…」
ソ・ヘジュ「それで今どこに居るの!」
オ・ドンヒ「本部長が居場所知ってるから、姉さんは知らないふりしてもらえないかな…居場所知られたらまたどこかに移動する事になるかもしれないから…」
居場所は聞けなかったが、無事にいると聞き涙を流しながら、ホッとするソ・ヘジュだった…が、ハン・ソンジュンに代わると
ソ・ヘジュ「どこだと思って行ってるの!こっちの家で騒ぎを起こして妹は追い出されたのに、また我慢できなくて会いに行った訳?二人とも一体何をやってるの!そんなんだったら帰ってこないで二人でそこで暮らしなさいよ全く!」
ハン・ソンジュン「すみません。でもお祖母ちゃんもドンヒさんもちゃんと暮らしてるのを確認したんで…安心してください…」
と言って電話を切ったものの…自分たちの関係に反対が多く、この先の多難を感じるハン・ソンジュンとオ・ドンヒだった…
家族皆に反対されているけど何ででしょうね?

オ・ドンヒ「私の家はあそこなの。家から海も見えて、可愛い赤い灯台も見えるの。まるで赤毛のアンに出てくるマシュウ伯父さんの家のようよ…私お祖母ちゃんの怒りが解けるまでここに居るわ」
ハン・ソンジュン「分かった。そうすればいいよ。俺が又ここに来ればいいからね。ここでシッカリ文章書んだぞ。今週末にまたここに来るよ。」
オ・ドンヒ「いいえ、そんなにたびたび来なくても良いわ。私達のドラマちゃんと作らないとね」
ハン・ソンジュン「ハハハ…心配するなよ。誰の台本だと思っているんだよ。でも、ドンヒさんに会いにたびたび来るよ。だから、ちゃんとご飯食べて文章書いて元気でいてくれよ…そうだ携帯一個買ってくれば良かったかな?」
オ・ドンヒ「いいえ、お祖母ちゃんに見つかると大変な事になるわ…その代わりに毎日メール送るわ…」
そして「また来るよ」とハン・ソンジュンはオ・ドンヒを抱きしめ、車に乗って帰って行くのだった…
凄く微笑ましいですね~

そして、ソンジュンの家では事業の事がバレてハン・ソンフンは針の筵になっていた…
カン・フェソク「義兄さん、どうして私達に一言の相談もなく家を担保に金を借りられるの?万が一失敗したら、これからの子供の教育はどうするつもりなの?子供の大学は地を掘って送るつもりですか?最初に『お義父さんのお世話します』って入って来たんだから、ちゃんとお世話しないと。どうして家を担保にする事を考える訳?」
ハン・ソンシク「父さんのお世話をするどころか、ここに来てから俺が上手く行ったのは一つもない!」
ハン・ソンフン「じゃあ、お前はこの家に来て良いこと何やった?社会で恥を掻いて、弁護士は切られて不倫は犯すわ、お前の所為で父さんと母さんがどれだけ心を痛めたか分かっているのか?」
ハン・ソンシク「兄さん、正しく言えよ!俺が父さんと母さんを悲しませたのは事実だが、父さんと母さんに損をさせたのは一つもない!俺がいつ兄さんみたいに父さんの年金を使った?俺がいつこの家を担保に居れた?俺は全部自分の金で弁護士事務所を開いて俺の金で罰金も払った。父さんと母さんに損はさせなかったぞ」
ハン・ソンフン「おい、お前、俺が一人でいい暮らしをしようと遣ってるとでも思ってるのか?お前が、社会的信用を失って、停職弁護士が俺の店で店員を遣ってるわ、ジョンファの奴は離婚すると言ってここに帰って来てるし、ソンジュンも結婚させないといけないのに、父さんと母さんには貯えが一つもないのに、長男である俺が指を銜えて見てろってか?」
ハン・ソンシク「その長男の所為でこの家がこんな風になったんじゃないか!」
ハン・ソンフン「お前今なんて言った!?」
ハン・ソンシクの胸倉を掴むハン・ソンフン、そしてそれを止めようとするカン・フェソク…
そこにソ・ヘジュが上がってきた…
ソ・ヘジュは、フライパンでハン・ソンフンの頭を殴ろうとし、それを躱すハン・ソンフン
フライパンを放り投げ、傍にあったクッションで思い切りハン・ソンフンを叩くソ・ヘジュ…
ソ・ヘジュ「私が、二度と事業はするなって言ったでしょう?事業のじの字も言うなって言ったでしょ!事業のじの字が自殺のじの字になるって言ったでしょ!なのに事業だぁ?」
バシバシとハン・ソンフンを叩くソ・ヘジュ・・・
ソ・ヘジュ「それなのにアンタは!父さんと母さんの家を担保にする?あの可哀そうなお年寄りの最後に残った家をアンタが喰らう訳?」
ハン・ソンフン「まだ、喰らった訳じゃない!」
ソ・ヘジュ「この親不孝者が!」
バシッ!ソ・ヘジュのクッションがハン・ソンフンの顔面に当たる!
ハン・ソンフン「うわっ!血!?」
顔面から鼻血を流すハン・ソンフンだった…
ソ・ヘジュはレディース入ってます!さすが学生運動してただけの事はありますね!

そして、ソ・ヘジュはハン・ソンフンを連れてムンジョンエに謝りに行くのだった…
ソ・ヘジュ「お義父さん、お義母さん、申し訳ございません。私が夫の監督不行き届きでこんな事に…私が今日行って、契約金を返して貰って、銀行に行って担保を無しにします」
ムン・ジョンエ「ええ、すぐにお願い」
ハン・ヒョンソプ「一回契約したものをどうやって返して貰うんだ?ソンフンがちゃんと調べたって言ってるじゃないか?」
ムン・ジョンエ「ソンフンが前の事業も調べないでやったと思って?アフリカのペンギン事業はどうなったと思うの。自分の家も取られて、嫁の実家も大変な事になったでしょ?」
ハン・ソンフン「母さん、今回はきちんとした事業なんです僕を信じて待ってみて下さい」
ムン・ジョンエ「お黙り!アンタはそれでも息子なの?歳が40にもなって、父母を楽にさせるどころか、年金まで喰らって、その上この家まで喰らうつもりなの?アンタはこの家が父さんと母さんにとってどういう意味を持つものか分かってる?早く契約金を返して貰ってきなさい!こんな事なら、産まなければ良かったわ!生んだとしても育てなかったわ!」
ハン・ヒョンソプ「お前は!息子に向かって生まなければ良かったとはなんだ?40の男に向かっていう言葉じゃないだろ!かつては社会で認められていた男で二人の子の父親なのに」
ムン・ジョンエ「だから、その息子がしている事を見てって言ってるのよ!」
ハン・ヒョンソプじゃあ、どうしろって言うんだ?捨てろとでもいうのか?息子が死にそうなのに。自分の金を心配して見ない振りをしろと言うのか?それが親か?」
ムン・ジョンエ「どうして、私達だけ親らしく振舞わないといけないの?子供は子供らしく振舞ってくれないの?私ももう、年老いて死にそうなのに、一日一日老いていくのに、子供を育てる為にどんなに働いたと思ってるの?だれが助けてくれた?誰かお金でもくれた?老いた私達夫婦だけ上手く暮らしていけるように放っておいてくれてもいいじゃないの…こんな風に父母を苦しめる子供がどこに居るのよ!」
ソ・ヘジュ「本当に申し訳ございません」
ハン・ヒョンソプ「それでも契約金は解約するな。お前はお前の好きなように生きろ…俺はここで暮らして死ぬから」
ムン・ジョンエ「分かったわ。そうしましょう。あなた!離婚しましょう!これ以上あなたとは暮らしていけないわ!」
そして、ムン・ジョンエは荷物を詰めて3階に家出するのだった…
便利な別居ですね~ビラの外に出なくても済むのですから…

ハン・ソンシクはスーツを着ながら
ハン・ソンシク「このままここに居たら、財産全部兄さんに喰われてしまう。自立をしないとこのままでは社会の落ちこぼれになってしまう!頑張れ!」
そして「ピンポン・ピンポン~」ハン・ソンシクは就職活動の為にイ・ヒョヌを訪ねるのだった…
ハン・ソンシク「どう考えても僕は放送体質みたいなんです。放送局でライトを浴びれば活力が出る体質なんです。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」
イ・ヒョヌ「それで?」
ハン・ソンシク「イ代表、僕が放送に出られるように助けて下さい」
イ・ヒョヌ「あんな事があったのにまだ未練があるんですか?」
ハン・ソンシク「未練というより、テレビに出ている人で不正をした人でも短くて2か月長くて6か月ぐらいで復帰してるじゃないですか?正直僕が不法をしたわけでもなく、問題と言えばチャン・ユラ・アナウンサーを心の中で思っていた罪一つだけなのに、いや、愛は罪ではないでしょう?」
イ・ヒョヌ「私はチャンネルTに知ってる人はいますが、人を紹介したり、事業を推進するにはそれに合った理由が無いとダメなんですよ。それが事業家の基本です」
ハン・ソンシク「ハハハ…だからこうしてイ代表にお会いしてお願いしているんですよ」
イ・ヒョヌ「私が見たところ、ハン・ソンシクさんは放送としても政治としても弁護士としても紹介するメリットが無いように思えます。私が一番嫌いなタイプの人間が自粛期間を守らずにこうしてしゃしゃり出る人です」
ハン・ソンシク「しゃしゃり出る!?」
イ・ヒョヌ「もう少し我慢して自粛して下さい。今出て活動したとしても、使ってくれる所はどこもありませんよ。そんな風にするから、家族にも恥ずかしいと思われるんですよ。ご両親が水辺で子供を見た時のように不安に思われるでしょう。私は事業家で投資者であり、奉仕家ではありません。お帰り下さい」
ハン・ソンシクはビックリするのだった…
ハン・ソンシクは就職活動でどうしてイ・ヒョヌの家なんですか!
やっぱりコネが重要な社会なんですね~きっと…
それにしてもこっ酷く断られてますね~

ハン・ジョンファはハン・ジョンウンの店に行く…
ハン・ジョンファ「最近イ・ヒョヌさんにに会った?」
ハン・ジョンウン「会ってないけど?」
ハン・ジョンファ「今さっき弁護士に会って来たところなの…あの時の写真ジェームズが流した訳じゃなさそうだわ…」
ハン・ジョンウン「じゃあ、一体誰が?」
ハン・ジョンファ「それが分かったらじっとしていると思って?サイバー捜査隊に依頼したいけれど、あの男に手伝って貰いたいんだけど、連絡が取れないのよ。あの男私にこんな事していいと思ってるの?」
ハン・ジョンウン「どうして私に当たるのよ!」
ハン・ジョンファ「アンタがイ・ヒョヌに気をつけろって言ったじゃない!…あの人なんか怪しいわ…今考えてみると私に意図的に接触した感じがするのよね…アンタ!何か知ってるでしょ!」
ハン・ジョンウン「知らないわよ!普通、金持ちの男は気を付けるべきでしょ?他の女が一人二人はいるんじゃない?」
ハン・ジョンファ「いいえ、そうじゃないわ…あの男何か怪しい…」
ハン・ジョンファはその怪しい男、イ、ヒョヌの家に入って行くハン・ソンジュンを目撃する…
やっとイ・ヒョヌが怪しいと気付いたみたいですね…
最初に弁護士の言葉を守ってたら、こんな事はならなかったでしょうに…

ハン・ソンジュンはイ・ヒョヌの家で夕食に招かれていた…
イ・ヒョヌ「ドンヒさんとはちゃんと会えたか?」
ハン・ソンジュン「あ…ええ…」
イ・ヒョヌ「腹減っただろう?夕食を食べよう」
テーブルにはずらりとおかずが並ぶ…
イ・ヒョヌ「父さんが良くしてくれた料理だが、覚えているかい?」
ハン・ソンジュン「いいえ…」
イ・ヒョヌ「…そうだな、まだ、幼過ぎたからな…何か記憶に残っている事はあるかい?幼い頃の記憶はいつからある?」
ハン・ソンジュン「川で泣いて居る所からです。それ以前はよくわかりません」
イ・ヒョヌ「普通その頃の記憶はない人が多い・・・ちょっと惜しいけどね…記憶はこれから作っていけばいいから…大きく成長してくれただけでも有難い…さ、食べよう。これはお前が好きだったおかずだ…」
ハン・ソンジュンは黒豆を口に運ぶ…
イ・ヒョヌ「幼い頃は食べこぼしていたのに、箸を持つのも下手だったし…」
ハン・ソンジュン「ご飯をきれいに食べたら大人に可愛がられるって、母さんから訓練を受けたんです。僕とソンシク兄さんをテーブルの椅子に座らせて箸でグリンピースを…あ…すみません…」
イ・ヒョヌ「そんな風に謝らなくていい…あの人達の話は不快だが、お前が育った過程の話は聞きたい…」
ハン・ソンジュンは結局ハン・ヒョンソプの家で気を遣い…イ・ヒョヌに対して気を遣い…
気を遣う所が一つ増えただけみたいですね~

イ・ヒョヌ「ニューヨークに帰るのを少し早めようかと思うんだが…仕事はいつ整理できるかな?」
ハン・ソンジュン「ご存じとは思いますが、放送が5月なので…」
イ・ヒョヌ「…そうだな…それまでは待たないとな…じゃあ、あの家に何時まで住むつもりだ?嫌ならここで暮らせばいい…いや、会社のすぐ傍にアパート一つ買って遣ろうか?」
ハン・ソンジュン「いいえ、当分はそのままでいいです」
イ・ヒョヌ「どうして?」
ハン・ソンジュン「まだ、家族には何も話してません…」
イ・ヒョヌ「どういうことだ?」
ハン・ソンジュン「僕と父だけの秘密です…」
イ・ヒョヌ「それが、そんなに重要なのか?俺が話してやろうか?」
ハン・ソンジュン「いえ、まだ、話さない方がいいです…兄さんは腹が立つかもしれないけど…僕にとってはまだ家族なんです…これから、何をどうするかも決めてないし…」
イ・ヒョヌ「サンウ…家族?お前はまだそんな風に考えているのか?」
ハン・ソンジュン「話すとしても、ゆっくりお互いに傷つかないようにしたいと思います…すこし、時間をください…」
イ・ヒョヌ「分かった、でもこれだけは覚えておいてくれ…あの家は俺たちの父を死なせた奴の家族なんだ。お前が知らなかったなら仕方ないが、お前も知っただろう?そんな家にお前ひとり置いて置くの俺にとっては反吐が出るくらい嫌な事だという事を覚えておいてくれ…今までは家族として過ごしてきたが、これからは俺とお前たった、二人きりなんだ…それを忘れないでくれ…」
イ・ヒョヌは兄貴風を吹かせてごり押ししています…
こんな事では弟に嫌われるかもしれませんよ~

カン・フェソクの代わりにハン・チャンスのレッスンに付いてきたソ・ヘジュは、チャンスの歌声に涙が止まらない…
ソ・ヘジュ「初めまして…チャンスの元母です」
リュ・ミョンジン「元母?」
ハン・エリ「説明するの難しいのよ」
ソ・ヘジュ「私が、チャンスを15年間育てました…あの時はウチのチャンスが歌が上手いのも知らずに…
先生、この子は生まれて一度も一位になった事が無い子なんです。特技も無かった子なんです…
特技と言えば…食っちゃ寝しかなかった子なんです…」
ハン・チャンス「母さん!」
ソ・ヘジュ「どちらにしろ、歌うと幸せをこの子に与えて下さって本当にありがとうございます」
家に帰ったチャンスは怒っていた…
ハン・チャンス「母さんとはもう、口を利かない!どうして僕の恥を先生の前で言うんだよ!」
ソ・ヘジュ「何よ~凄く感動したからでしょ?」
ハン・チャンス「僕が一位になったのが何時の時だよ。その時には何も言わなかった癖に、いきなりレッスンに付いて来たかと思えば、泣いてばかりいるし…僕はもう、以前のハン・チャンスじゃないって言ってるんです!」
「生意気な!こっちに来なさい!」とチャンスはソ・ヘジュに耳をぎゅっと掴まれ、地下に降りていくと…
ソ・ヘジュ「次のコンクールの時にはこれを着て出なさい」
チャンスの為にワイシャツをプレゼントするソ・ヘジュ…
ソ・ヘジュ「遅くなったけど、コンクール一位おめでとう」
チャンス「母さん…」
ソ・ヘジュ「チャンス、母さんが幼い時に母親が死んで、お祖母ちゃんに育てられたの…だから、カン・フェソクみたいに細かくないし、上手くもないし、子供を育てるのも下手だし…ね…アンタに気を使ってあげられなくてゴメンね…それにアンタがコンクールで一位になって、アンタが凄く誇らしいわ…」
ハン・チャンスはソ・ヘジュを抱きしめ泣く…
ハン・チャンス「母さん~」
ソ・ヘジュ「私の子チャンス~」
ハン・チャンス「実は僕…母さんの事を一度も忘れてないよ~」
と感動の元親子の対面をしているとき…
なんだかんだ言っても思いやっているんですね~この二人…

カン・フェソクとハン・ジウンは…
カン・フェソク「ハン・ジウン!待ちなさい!何!その目は!」
ハン・ジウン「どうして僕のマジック教室にまで来て困らせるんだよ。母さんの所為で授業が滅茶苦茶になったじゃないか!」
カン・フェソク「じゃ、何!この帽子からウサギを出したり入れたり、ハトを捕まえて入れたり出したりするのを一時間も見てろって言う訳?」
ハン・ジウン「だから何で僕のマジック教室に来るんだよ!」
カン・フェソク「アンタが塾に行かないでその隣のマジック教室に入るからでしょ!」
ハン・ジウン「チィッ!」
カン・フェソク「今、舌打ちしたの!アンタは今家がどうなってるのか分かってるの?こんな時こそエリを正して一生懸命歌って、勉強してこの家を盛り立てていかないといけないでしょ!帽子から、ウサギやハトを出して何に使うの!」
ハン・ジウン「いい加減僕を縛るのは止めてくれよ!僕はマジシャンで十分に幸せになれるよ!」
カン・フェソク「アンタはそんな物で幸せにはなれない!この国はまだ学歴重視の社会なのよ!この国はこれから1000年以上はこのシステムで行くわ!だから、ジウン!マジックなんてやめて勉強、勉強、勉強するのよ!」
ハン・ジウン「煩い、止めてくれ!!」
そして、ソ・ヘジュの方を見て
ハン・ジウン「母さんは僕の母親でしょ!それともこの人が僕の母親?お願いだから、この人から僕を引き離して、保護してくれよ!僕にもう一度でも勉強しろと言ってみなよ!僕は死んでやるから!」
カン・フェソクとハン・ジウンの元母子の仲は最悪だった…
ジウンは親が替わっても勉強地獄から逃れられないようです…

FGCコンテンツ部ではパソコン画面を見てはニマニマしているハン・ソンジュンの姿があった…
パク・ジンサン「久しぶりに見る姿だな…」
ナ・ソヒ「ホントね~恋人から手紙でも貰ったのかしら…」
キムPD「もしかして他から投資の話が来てるんじゃ?」
ホン作家「ホントそうならいいのね」
パク・ジンサン「いや、違うぞ…あのニマニマした顔を見てみろ!あれは絶対恋人からの手紙だ」

今日も楽しい気分で住民センターに行くわ…
今では自転車に乗って住民センターに行くのが
私の一番の楽しみになったわ…
本部長が帰った後から台本がかなり良く書けるようになったの…
読んでみた5-6話はどうだった?感想聞かせてね?
これからは朝昼2回メールを送るわ
朝の散歩で1回
昼の散歩で1回
夜はダメなのここは田舎だから
日が早く沈んで夜道が怖いの…
フフフ後でお昼にメールで会いましょうね…

皆さんもメール見て一人で笑ったりするのは止めましょう
かなりおかしな人扱いされそうです…

そして昼の散歩に出かけようとした時オドンヒの前に一台の車が急停止する
そして、中から出てきたのは何とパン・ミジュだった…

家でパン・ミジュに茶を出すオ・ドンヒ…
パン・ミジュ「逃げた隠れ先がこんな所だった訳?」
オ・ドンヒ「逃げたって?隠れたって何よ」
パン・ミジュ「オ・ギブンさんが父の手から逃げたの分からないの?それにしても、親不孝者のオ・ドンヒが会社への責任感で書いた台本をメールで送って来たわ…ま、だから私が即隠れ家を探し当てたんだけど」
オ・ドンヒ「小説でも書いてるの?」
パン・ミジュ「もどかしい、悲劇ロマンスはアンタが書いてるでしょ?居なくなるなら完全に消えなさいよね!全く!」
オ・ドンヒ「消えるって?隠れるってどういう事よ?私達がここに来たのは…」
パン・ミジュ「もちろん知ってるわ…あの日の事が原因であの家、追い出されたんでしょ?でも、オ・ギブンさんは誰も探せない所に隠れた…でも、情けない孫娘が台本を送る振りをしながらハン本部長に位置を教えたんじゃなくって?」
オ・ドンヒ「何を言ってるの?」
パン・ミジュ「オ・ギブンさんは先代会長である私の祖母と深い縁を持ってる人よ。父はその祖母が書いた遺言状の為にオ・ギブンさんを探している…アンタのママゴト遊びの為にこの町に隠れたお祖母ちゃんの意図を踏みにじらない事ね…」
オ・ドンヒ「…」
パン・ミジュ「台本送らなくていいから。」
オ・ドンヒ「じゃ、他の方法で台本を…」
パン・ミジュ「いいえ、オ・ドンヒの台本は必要ないわ…アンタがそんな風に出るとアンタのお祖母ちゃんが困る事のなるわよ…それでもいいなら別だけど?」
オ・ドンヒ「ここに来た理由は何?」
パン・ミジュ「警告しに来たのよ。謙遜なアンタの行動で、アンタのお祖母ちゃんがあちこちに移動せざる負えなくなるってね」

ハン・ジョンウンはハン・ソンフンに会いに来た…
ハン・ジョンウン「それで?契約金入れたの?入れなかったの?」
ハン・ソンフン「お前まで~契約金入れたに決まってるだろ」
ハン・ジョンウン「兄さん!どうしてそんな事したの!早くい代表の所に行ってこの契約出来ないってお金返して貰って」
ハン・ソンフン「何言ってるんだ?これはイ代表とは関係のない事なんだが?イ代表が紹介はしてくれたけど…」
そこにソ・ヘジュがやってくる…
ハン・ジョンウン「義姉さん、兄さんの事業止めてよ!」
ソ・ヘジュ「あんた事業契約解消したの?」
ハン・ソンフン「お前は~事業が遊びだと思ってるのか?解消したら金もパ~になるのに!」
ソ・ヘジュ「アンタ~!」
ハン・ソンフン「みんなで寄ってたかって何だよ~そんなに俺が信じられないのか?」
そうです。信じられません…

ハン・ソンジュンが家に帰って来ると
ハン・ジョンファ「アンタ、向かいのイ・ヒョヌとどう云う仲?」
ハン・ソンジュン「えっ?」
ハン・ジョンファ「私が何日か前に、アンタがあの家に入るのを見たのよ。あの男おかしいわ、能力有って金もあるみたいだけど、だからって人を弄ぶ訳?それにしてもアンタ、あの家のどうして行ったの?それも夜遅くに」
そこにハン・ヒョンソプが部屋から出てきた…そして出かけるハン・ヒョンソプの後を追うハン・ソンジュン…
ハン・ヒョンソプ「お前は家に居ろ…」
そしてイ・ヒョヌの家の方に行くハン・ヒョンソプ…
トラブルメーカーのハン・ジョンファ!
ハン・ソンジュンも拙い人に見られましたね~

イ・ヒョヌ「こんな夜遅くにどうしたんですか?お帰り下さい…」
そんなイ・ヒョヌの前に跪くハン・ヒョンソプ
イ・ヒョヌ「何の真似ですか?」
ハン・ヒョンソプ「ワシが間違っていた…ワシがあの時、何も見えてなかった…ワシは怪我をした自分の子しか見えてなかった…それでアンタの父親を死に追いやった…今も後悔しながら生きてる…ワシは償いの為に贖罪しながら生きてきた…ソンジュンをちゃんと育ててイ工事長の親父さんに償いをしたかったんだ…だから、心を込めて育てたんだ…申し訳ない…」

37-38話感想

オ・ドンヒとオ・ギブンはソウルから遠く離れた海辺に住んでいましたね…
携帯電話も捨てられ、連絡の取れなかったオ・ドンヒとハン・ソンジュンでしたが
連絡も取れて、台本も提出出来て良かったです…
しかし、そんなオ・ドンヒをまたもやパン・ミジュが邪魔してますね~
ハン・ソンジュンは兄弟の再開をしたものの、現実は気を遣う所が増えただけといった感じですね~
ハン・ヒョンソプはやっとイ・ヒョヌとハン・ソンジュンが兄弟である事を知り謝ってますが
それでイ・ヒョヌはハン・ヒョンソプを許せるのでしょうか?
父ハン・ヒョンソプと兄イ・ヒョヌの間に挟まれたハン・ソンジュンの選択は?
次回もお楽しみに~

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