江南ロマンストリート-あらすじ-47話-48話-感想付きネタバレありで!

韓国ドラマ-江南ロマンストリート-あらすじ-43話-44話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。


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クルミットです♪
いきなり株価操作の疑いを掛けられたハン・ソンジュン
そう、ハン・ソンジュンはパンガンジンの罠にかかってしまったのだ!
ハン・ソンジュンの危機!一体どうなるか!!

【江南ロマンストリート】ネタバレあり

47話

「FGCハンソンジュン本部長ですか?検察です。株価操作の容疑で同行願います」
検察に連れられてハンソンジュンが行ってしまった…
キムPD「株価操作だなんて!一体どうなってるんだ!」
オ・ドンヒは即パン・ミジュの所に行く!
パン・ミジュ「何よ!ノックも無しに!」
オ・ドンヒ「全部あげたじゃない!全部必要ないって言ったじゃない!どうしてここまでするのよ!ソンジュンさんが逮捕されたわ!こうなるの知ってたんでしょ!だから私にソンジュンさんを護れないって言ったんでしょ!」
パン・ミジュ「そうよ!だから警告した時に歯向かうのを止めればよかったのよ!私に身分もお金も奪われて、救ってくれる王子様まで奪われた気分はどう?身分も弁えずにまだ悔しいって憤るわけ?アンタにそんな資格無いわ。アンタの罪価よ。私がハン・ソンジュンに冷たくされてもまだあんな事をしてたのか分からないわ。狂った女のように愛してほしいって私を見てって、プライドも捨てて縋り付いていた私がどうして変わったのかっっっ考えてみた?アンタさえいなければこんなことも起こらなかったわ!アンタがあんた分を弁えて、兄さんのし借金を返す為に働くただの事務補助だったらハン・ソンジュンがあんな事にはならなかったわ!今のみすぼらしいアンタが本当のアンタなんだから罪の対価をちゃんと受けなさい!」
オ・ドンヒ「私、凄く怒ってるんだけど?アンタの言う通り今腸が煮えくり返りそうだわ。身分?金?
そんな物価値があるなんて一度も考えたことは無いわ。だからアンタたち父娘が私の物奪ってもそんなに悔しくもなかったわ。でも今やっと正気に戻ったみたい。お陰でアンタたちが持っている金、名誉、権力に欲が出て来たわ。やっぱり私の物は取り戻さないといけないってね」
パン・ミジュ「笑わせないで。アンタたちみたいに何も持ってない者は何も出来ないわ。復讐?それも金持ちがするのよ」
オ・ドンヒ「見てなさい!タダじゃ置かないから!」
オドンヒは啖呵を切ってますけど、一体どうするつもりでしょうか?

パン・ガンジン「ワハハハ…ハンソンジュンのように身分も弁えない奴は見せしめにしてやらないとな。このパン・ガンジン歯向かうとはな。ワハハ…」
重役「これで株主総会まで躓きの石なるものはありませんな。」
パン・ガンジン「当然だろう!残ったのは死ぬまで幾ばくも残っていない老人と足りない小娘だけだ。ワハハハ…」
ハン・ソンジュンの味方と思われていた重役が裏切ってますよ~
やっぱりこの人が情報を漏らしたんですね

その足りない小娘オ・ドンヒは直ぐにイ・ヒョヌに連絡する
オ・ドンヒ「大変なの!ソンジュンさんが逮捕されたの!」
イ・ヒョヌ「えっ!どういうことですか?」

寝耳に水のイ・ヒョヌはオ・ドンヒとの電話を切った後…
イ・ヒョヌ「一体どういう事なんだ!サンウが逮捕されたとは!」
ジョ・ムギョン「緊急逮捕されたみたいです。意図的に内部の情報を外部に漏らし株式を操作し株価を吊り上げ不当な利益を得た容疑を掛けられました。多分パン・ガンジンが気付いて先手を打ったように思われます。」
イ・ヒョヌ「何だって!」
ジョ・ムギョン「UNプロダクションの事を感づかれたようです。UNプロダクションから多額の金額が
サンウ君の口座に振り込まれ、ハン代表がFGCの株を多額に購入した事を掴みました」
イ・ヒョヌ「なんて事だ!UNプロダクションとFGCが手を組んだという事か!」

その頃、ハン・ソンシクは一人でハン・ソンジュンのファイルを見ていた
ハン・ソンシク「ウチの可愛い末っ子が兄さんに何をプレゼントしてくれたのかな?」
うん?ファシングループ?
パン・ヒョンジョンファイル?
ハン・ソンシク「あ~これなんだな!きっと。しかし何だ?女の名前が田舎臭いな…」
何だ?この赤ちゃん?
全然可愛くないじゃないか!
何でこの可愛くない女児ばっかりじゃないか!
カーソルを下に降ろしていくと…
ハン・ソンシク「うわっ!何だ?オ・ドンヒじゃないか!」
株式譲渡証書?…FGCの株…3000兆ウォン?
ハン・ソンシク「見てくれ!兄さん!ソンジュンが置いて行ったファイル」
ハン・ソンフン「何だ?」
パク・チャンウク会長の遺言状まで見てしまったハン・ソンフン達だった…
ハハハ…ハン・ソンシクはハン・ソンジュンが兄さん達の為にHビデオを準備したとでも思ってたんですね~
しかし、300兆円ってどんな金額なんでしょうね。想像もつきません…

オ・ドンヒはイ・ヒョヌの家に居た…
オ・ドンヒ「株価操作だなんて!横領だなんて!そんな馬鹿な事あるはずないわ!」
イ・ヒョヌ「どうやらパンガンジンに気付かれたようです…計画を前倒ししないといけない様ですね。君は
心配せずに待っているといい」
オ・ドンヒ「私も一緒にするわ」
イ・ヒョヌ「いや、君は動かない方がいい」

オ・ドンヒから連絡を受けたハン・ソンフンとハン・ソンシクはは慌ててイ・ヒョヌの家に行く
ハン・ソンフンはイ・ヒョヌにUSBメモリーを渡す…
ハン・ソンフン「どうもソンジュンの奴、FGCの大事に関わってるみたいです。それで今日逮捕されて…」
イ・ヒョヌ「ええ。知っています。株価操作で不当な利益を得た容疑で緊急逮捕されました。多分拘置所に送られるでしょう。」
ハン・ソンシク「株価操作だなんて!ソンジュンはそんな奴じゃないよ!」
イ・ヒョヌ「どうも罠に嵌められたようです。こちらでも調べているところです」
ハン・ソンフン「私達がどうすればいいですか?このまま指くわえて見てるわけにはいかないでしょう」
ジョ・ムギョン「今の所、お二人が出来ることは何もありません。こちらで早急に調査し、またご連絡差し上げます」
ハン・ソンシク「俺達が何もできないだなんて…ソンジュンは俺たちの弟なんだ!俺達が先頭に立ってどんな事でもしないと。弁護士のこの兄が行って、逮捕の時にソンジュンが不法的な事に遭っていないか、令状は見たのか、弁護士はどう選ばれるのか、これからの問題についても尋ねないといけないじゃないですか!あ、でもお俺じゃ助けにならないよな…弁護士免許停止が解けるまであと一ケ月も残ってるもんな…あ~」
イ・ヒョヌ「代表、今までの不快な事は一時忘れて、ウチのソンジュンをお願いですから助けて下さい…」
ハン・ソンシク「俺と違って、ウチのソンジュン、将来有望な奴じゃないですか!ソンジュンを絶対救い出さないと!ソンジュンが拘置所にいるかもしれないのに、服や身の回りの物を持って行ってやらないと…俺達会いに行かないといけないんじゃないか?兄さん!あ~ソンジュン、どうしたら」
ハン・ソンフン「お前は黙ってろ!」
ハン・ソンシク「あ~俺達の可哀想な末っ子…」
イ・ヒョヌ「私もサンウがあの状態で居るのを願っていません。一日も早くサンウに会って解決策を探すつもりです」
ハン・ソンフン「本当にありがとうございます…」
イ・ヒョヌはそんな二人の姿から真の兄弟の絆を見るのだった…
ハン・ソンフンとハン・ソンシクは暫く間、ハン・ヒョンソプ達には内緒にするようです…

しかし、二人の様子がおかしい事からソ・ヘジュに捕まったハン・ソンフン達…
ソ・ヘジュ「義弟に何かあったんでしょ?」
ハン・ソンフン「お前はソンジュンの事を何でそんなに知りたがる」
ソ・ヘジュ「アンタは疑問に思わないの?いつからか義弟の行くところにオ・ドンヒがいるようになったじゃない。
ある時からオ・ドンヒが連絡付かなくなって、昨日から義弟が家に帰ってこないしってことはまた二人でどこかに行ったって事になるんだけど?どうしてドンヒは連絡が付かなかったの!どうして義弟は家を出たの」
ハン・ソンフン「忙しいからなんだろきっと。俺とは連絡したさ」
ソ・ヘジュ「ま、いいわ。今日オ・ドンヒが帰ってきたら髪を引っ張り上げてでも吐かせてやるわ」
ハン・ソンシク「義姉さん!オドンヒにそんな事をしちゃ駄目だ!オ・ドンヒは俺たちが乱暴に扱っていい人じゃないんだよ!」
そして真実を聞くソ・ヘジュ…
ソ・ヘジュ「ウチのオドンヒはそうだとしても、ソンジュンさんが逮捕されたって本当?」
ハン・ソンフン「あぁ」
ソ・ヘジュは絶望の表情になり即、部屋を出て行った…
髪を引っ張り上げてでもってやっぱりレディース入ってますね、姐さん!

イヒョヌはハンソンジュンの面会に行く…
イヒョヌ「大丈夫なのか?」
ハン・ソンジュン「大丈夫です。それより兄さん、多分パン・ガンジン会長とUNプロダクションが…」
イ・ヒョヌ「知っている。パン・ガンジンが臭いを嗅ぎつけて、罠を仕掛けたんだろう。他に怪しい奴はいないか?」
ハン・ソンジュン「分からないよ。僕が容易く判断したみたいです」
イ・ヒョヌ「オ・ドンヒさんから聞いたよ。俺でもそんな場合なら同じことをしただろう。だが注意深くなかったのは確かだ。重要な事なら、なおさら慎重にすべきだった。自分の利益になるなら、自分の右腕でも差し出すのがこの世だからな。自分の子であっても完全に信じてはいけない世界なんだ。」
ハン・ソンジュン「足を踏み入れた瞬間から覚悟はしていたよ。しかし、兄さん、僕はどうなってもいいけど、ドンヒさんの事だけは計画通りに処理しないといけないんだ。僕が捕まった瞬間からパン・ガンジンはパクチャンウク会長を他の所に移動させるだろう。パク会長を逃してしまうと、もう、取り返しがつかなくなる…」
イ・ヒョヌ「お前はどうするつもりだ」
ハン・ソンジュン「家族の皆は知っているのかい?」
イ・ヒョヌ「お前の兄さん達は知っている…お前が残したUSBを渡して行った…かなりお前の心配をしていた…当分の間は家族には秘密にするつもりだ…もし、知られても、俺が安心させてやる…」
ハン・ソンジュン「ありがとう、兄さん。オ・ドンヒさんを助けて欲しい。」
イ・ヒョヌは初めてハン・ソンジュンからありがとう、言われましたね…

オ・ドンヒから、事のあらましを聞いたオ・ギブン…
オ・ギブン「ハン・ソンジュンさんが逮捕されるなんて…私の罪が重いわ…」
そこにどどーっとソ・ヘジュ達が入ってきた…
ソ・ヘジュ「オ・ドンヒが相続者って事実なの?何で私だけのけ者にして20年間も黙っていたのよ!」
オ・ギブン「ドンヒはまだ知って間もない」
ソ・ヘジュ「どうしてこんな大それたことに加担してるのよ」
オ・ギブン「なら、ドンヒを育てなければよかったって事なの?」
ソ・ヘジュ「誰がそんな事いったのよ。祖母ちゃんが苦労ばかりしてるからでしょ?私にだけでも話すべきでしょ。この事でドンヒと祖母ちゃんが大変な事になったら、残された私はどうすればいいのよ」
オ・ギブン「ホントすまなかったよ。本当に重要で、危険な問題だから、誰にも話せ無かったんだよ」
ハン・ソンフン「どうして一人で抱えていたんですか?僕たちにも分けて下さったらよかったのに…」
オ・ギブン「どうやってだい?アンタたちは自分の人生を生きるだけでも大変なのに。私がどうやってこの事ままで打ち明けてお前達に荷を背負わす事が出来るのかね?そんな必要ないさね。この問題は会長と私だけの人間的な情と義理何だよ。ただ、ドンヒをよく着せて良く食べさす事が出来なかったのが、すまないだけさね。それより、ソンジュンさんがパク会長の事で逮捕されたのが気にかかるよ。どうすればいいかね。このまま間違った事にでもなれば合わせる顔が無いさね…」

ところがそこにファン・ミオクの歌声が…
外に出てみると、梅酒で酔っ払ったファン・ミオクがいた…
ハン・ソンシク「あ~甕の中の梅酒全部飲んでるよ~!クンクン…うわっ酒臭っ!」
そうです。ファン・ミオクはハン・エリがリュ・ミョンジンと一緒に住む事に腹が立ち、尚且つリュミ・ョンジンの命が余命3ヶ月と知り、不運なハン・エリを悲しんでやけ酒を飲んでいたんです~

ハン・ヒョンソプの家では、リュミョンジンが歌を歌い、家族みんなの拍手を浴びていた…
そこにハン・ソンシクがファン・ミオクを負ぶって帰って来た…
でろんでろんに酔ったファン・ミオク…
ハン・エリ「お母さん、どうしてこんなにお酒を飲んだの?」
ファン・ミオク「アンタの所為よこのバカ娘が!」
ムン・ジョンエ「娘って、もう還暦てるのよ~このまま二人を祝福してあげたら?お義母さん~」
ファン・ミオク「笑わせないで。絶対に許すもんですか!フェソク!これも全部アンタの所為だ!分かってるのかね?」
カン・フェソク「ええ、分かってます。私が叔父さんと叔母さんを再び結び付けたんです…」
ファン・ミオク「だから、誰がそんな事していいって言ったの!」
カン・フェソク「なら、どうすればいいんですか?ウチのチャンスが声楽で成功しないといけないのに…叔父さんのように世界的声楽家にならないといけないのに、いい師匠を子供に会わせるのが親の務めではありませんか?だから、お祖母様、叔父さんを追い出したりせずに、一緒に暮らせるようにしてあげて下さいな?内のちチャンスが、高校の入試まで1年残ってますから、大学入試までは4年残ってますから、お願いですから、チャンスの為に大目に見て…ね?」
ファン・ミオク「だから、何でアンタがチャンスの為に神経を使うのかって事さね!本当の母親でもないくせにな何でチャンスの事に神経を使うの!っていってるのさね」
さ~っと凍り付く他の家族たち…
カン・フェソク「えっ?あの?それってどういう意味?私がチャンスの母親じゃないですか。チャンスが本当のわ私の息子でしょ?お祖母様酔って忘れちゃったのかしら?嫌ね~あははは・・・」
ファン・ミオク「それは違うって明らかになったわ。全部嘘だったのよ。だからアンタは神経使わなくていいのよ!」
カン・フェソク、ハン・ソンシク「えっ?」
ハン・ソンフン「あ~祖母ちゃん!滅茶苦茶酒に酔ってるよ!早く部屋に案内しますよ~お前、部屋の布団敷いてくれ!」
ソ・ヘジュ「あ~はいはいただいま」
カン・フェソク「お義父様、一体何の話?」
ハン・ヒョンソプ「あ~いやいや、祖母ちゃんが酔っ払っただけだ。何でもない何でもない」
カン・フェソク「お義母さま?」
ムン・ジョンエ「あら、お義母さまにお水を持って行かなきゃ!水、水」
ハン・ジョンファ「あら、いけないわ。イェビンを迎えに行かなきゃ!忘れてた忘れてた!義姉さん!アインも私が迎えに行くわ」
と目の前にいるイェビンとアインをおいて外に迎えに行った…
まるで蜂の子を散らすようにいなくなった家族に訝しみを感じるカン・フェソクだった…
大家族の秘密はどこでどう漏れるか分からないから怖いですね~

ジョ・ムギョン「パク・チャンウク会長を助けたとしても、サンウ君の容疑は無くならないようです」
イ・ヒョヌ「ニューヨークに連絡しろ。そしてサンウをゴールデンストリートに入社させ、サンウに持ち株を与えるんだ。サンウは3年前からゴールデンストリートの社員だったことにする」
ジョ・ムギョン「そんな事をしたら、代表が危なくなります」
イ・ヒョヌ「弟の為だ。俺がサンウにしてやれる唯一の事だ」
ジョ・ムギョン「いけません!」

そしてイ・ヒョヌは最後にハン・ジョンウンに会いに行く…
イ・ヒョヌ「サンウが逮捕された…」
ハン・ジョンウン「ええっ!家族の皆はまだ知らないのよね?」
イ・ヒョヌ「ハン・ソンフンとハン・ソンシクがウチに来たんだ。助けてほしいと」
ハン・ジョンウン「じゃあ、ソンジュンには会ったの?」
イ・ヒョヌ「ああ、思ったよりも堂々としていたよ。俺よりマシだな」
ハン・ジョンウン「そういう所二人とも似てるわ・・・」
イ・ヒョヌ「そうなのかな?俺には分からないけど、慰めになるな。今回の事でサンウと俺が二人で生きるより、はハンヒョンソプの家族と一緒に暮らしたのが、サンウにとってはマシだったのかもしれないと思ったよ」
ハン・ジョンウン「それ、どういう意味?」
イ・ヒョヌ「今日、ハン・ソンフンとハン・ソンシクとあそこのお祖母ちゃんと母親を見て思ったよ…俺は今までひ一人で寂しかったが、サンウは少なくともその寂しさを知らずに生きて来たんだな…と。どんなに怖くても一人で立ち向かわなくてはならないという恐ろしさ、少なくとも知らずに生きて来たんだな…良かったと思うよ」
ハン・ジョンウン「ヒョヌさん、ヒョヌさんにもそんな家族が出来たじゃない」
イ・ヒョヌ「その一人だけの家族が危機に瀕している。全ては俺から始まったんだ…俺が全てを清算するべきなんだ」
ハン・ジョンウン「そうね。きっといい方に向かうわ。ヒョヌさんなら解決出来るわ…頑張って」
イ・ヒョヌ「俺はハン・ジョンウン、君も家族に見えるようだな…だからこんな夜に君とこんな事を話しているのかもしれない。 家族の皆に知られたら、君が安心させてやれよ。俺が全部解決するから、サンウには何も起こらないと。じゃ、俺は帰るよ。お休み」
ハン・ジョンウン「何時でも辛くなったら、ウチの店に来るのよ!ソンジュンがどうなってるか聞かせてね!コーヒー飲みに絶対来るのよ!きゅうりのサンドイッチ食べに来るのよ!分かった?」
そんな言葉に軽く手を上げながら答えるようにイ・ヒョヌは去って行った…
雨降って地固まるですか?ソンジュンの危機の所為でまた二人は向き合い始めましたね…

その次の日イ・ヒョヌは行動を起こす。ジョムギョンを使い養老院に奇襲をかけ、旧ファシングループのパクチャンウク会長を見事に助け出す助出したのだった…
ユン運転士「会長~!」
パク・チャンウク「お前が…お前が助けに来てくれたのか・・オギブンは?皆は無事なのかい?」
ユン運転士「ええ、皆無事です~」
ジョ・ムギョン「こんにちは、会長をお迎えに上がりました」
そしてパク・チャンウクを連れて去って行った…
やはり、華麗に助けましたね。最初からイ・ヒョヌの手を借りた方が良かったんじゃ…

パク・チャンウクが逃げたとの知らせを聞いたパンガンジンは怒り狂う…
パンガンジン「何だと!会長が消えただと!ハン・ソンジュンさえ処理すれば終わりだと思っていたのに!背後にだ誰がいるんだ!」
部下「よくわかりません」
パン・ミジュ「お父様これからどうすればいいの?」
重役1「会長!株主総会を早めに開くのはいかがですか?こちらで把握している人物もなく。誰か助けるような人物もいません。株主総会を開くまで隠して、外部に漏れないように立ち入り検査を厳重にして注意すれば、特に問題はないのではありませんか?」
遺言状をもとにのっとり完了したらお終いってやつですか?

ムン・ジョンエはハン・ソンジュンの着替えを持って会社に行き、ハンソンジュンが逮捕された事実を知るのだった…

FGCはパンガンジン会長は母、パク・チャンウク会長が生きていることがバレる前に早急に株主総会を開いた。
パン・ガンジン「今いただいた日皆さんに緊急でお集まりいただいたのは他でもなく、我が母、パクチャンウク会長の死亡届を役所に提出し、パクチャンウク会長の死を正式に認めることにしました。私が私的な感情でパクチャンウクの会長の死を伸ばしたが故に、株主の間で嘘の情報を流して株価を操作し、不当な利益を得んする不届きな事が起こりました。」
株主2「それが嘘かどうかどうやって分かる?きちんと説明してください」
パン・ガンジン「噂を流した張本人のハン・ソンジュン本部長は現在検察で取り調べを受けています。調査がお終わればこれらの詳細が解明されるでしょう。そして、これは会長がな無くなる前に書いた遺言状です…」
と株主の前に遺言状を見せるパン・ガンジン…その遺言状はパン・ガンジンがオ・ドンヒを人質にパク・チャンウクに無理に書き直させた遺言状だった・・・そしてその遺言状を読み上げる…

「私パク・チャンウクは株式と関連した会社のすべての財産、
及び、会社経営に関するすべての権利を我が子ぱパン・ガンジンに譲る」

その時だった…ガチャっと扉が開いてイ・ヒョヌが入って来た…
イ・ヒョヌ「遅れて申し訳ありません…ある方を連れてくる為に遅れました」
と連れて入って来たのは何とパク・チャンウク会長だった…
ざわざわする株主…
パクチャンウク会長は車いすでイ・ヒョヌの助けを借り、悠々と会長の座に帰り咲いた
パク・チャンウク「皆さん、お元気でしたか?」
重役2「会長!今までどうされたんですか!会長、今まで一体どちらにいらっしゃったのですか!?」
パク・チャンウク「私だけ老いたと思ったら、皆も老いたようじゃのう~ホホホ。チェ理事、アンタも歳を撮ったもんだね?」
重役1「…」
パク・チャンウク「私は長い休暇を過ごしてきました。私のいない間、会社をきちんと運営して下さったことにふ深く感謝いたします。しかし、昔も今も、富と権力の奴隷はいるようですね。しかし、私が帰って来たからには、そのような群れは我が社に再び足を置くことは出来ないでしょう。よって、今まで公開された遺言状は全て無効であり、これから、我が社は再び私が指揮を執ります。」
部下によって脇を取られ拘束されるパン・ガンジンはイ・ヒョヌに向かい
パン・ガンジン「これは嘘だ!ショーだショーだ!こんなババアを連れてきおって!貴様、貴様は一体何者なんだ!」パク・チャンウク「ガンジン!静かになさい!株主の皆さま、本当に申し訳ございません。私が息子の教育を間違ったが故に、こんな有様になりました…しかし、誰が息子がこんな風に変わると思うでしょうか?一旦家族から立て直して、また近日に総会を開きたいと思います」
そして、部下によりつまみ出されるパン・ガンジン
パン・ガンジン「放せ放せ!イ代表!お前は何者だ!」
イ・ヒョヌ「私ですか?私はハン・ソンジュンの兄です」
パン・ガンジン「何だと‼‼‼‼ 母さん!息子に何をするんですか!」
外に出ると待ち構えていた記者たちに囲まれるパン・ガンジン…
記者「パン・ガンジン会長!母親を長年監禁していたというのは本当ですか?」
パン・ガンジン「煩い!ドケドケドケッー!」
そんなパンガンジンの前に刑事が現れ!
刑事「パン・ガンジン!拉致監禁及び遺書偽造の容疑で逮捕する!」
あちこちでカメラのフラッシュが光り、こうしてパン・ガンジンは失脚した…

48話

パク・チャンウク会長を助け、パン・ガンジンを警察に突き出したイ・ヒョヌはサンウを救うために動き出す。

一方、養老院監禁から解放され、やっと自宅に戻ることが出来たパク・チャンウク…
パク・チャンウク「ようやく自分の家に帰ることが出来たのね」
オ・ギブン「何年振りですか、会長。21年振りですよ~ううっ…」
パン・チャンウク「これ、泣くでない…こんな喜ばしい日に何故泣く?」
ユン運転士「早くにお救い出来なくて申し訳ありません…」
パク・チャンウク「まあ、何てことを言うのかね?あれだけの大変な事をあなたたちに任せた私が悪いのよ」
オ・ギブン「私達が本当に不足な為に…」
パン・チャンウク「何を言いますか?これですべては終わったのよ…私達はこれからは笑いながら残りの余生を生きるのよ…それより、ヒョンジョンはどこに居るの?どうしてヒョンジョンがいないのかしら?それとハンソンジュン本部長を呼んで頂戴。私があの人に感謝の意を示さなくては…あの人の功が一番大きいわ…」

その頃拘置所にいる、ハン・ソンジュンは家族と面会していた…
ハン・ヒョンソプ「お前は~こんなことがあるなら、ワシに先に言ってくれよ」
ムン・ジョンエ「ご飯はちゃんと食べてるの?ちゃんと眠れてるの?」
ハン・ソンジュン「ええ、良く眠れてますよ。心配しないで…」
ムン・ジョンエ「どうして心配せずにいられるの!?ゴメンね~ごめんね~私達の事しか考えてなかった…ほ本当にごめんなさい…」
ハン・ソンジュン「母さん…」
ムン・ジョンエ「ここに居る達に暴力とか受けてない?」
ハン・ソンジュン「ハハハ…そんなのありませんよ…」
ムン・ジョンエ「良かった…」
ハン・ヒョンソプ「イ工事長が色々と助けてくれるんだ…だから、本当にありがたいよ…」
ハン・ソンジュンを心配するハン・ヒョンソプとムン・ジョンエの姿はどこからどう見ても親子そのものだった…

ハンヒョンソプとムンジョンエが気を利かして席を外し、オ・ドンヒはハン・ソンジュン二人だけの面会をする…
オ・ドンヒ「ゴメンね、本当にごめんね」
ハン・ソンジュン「君の所為じゃないよ…」
オ・ドンヒ「いいえ、私の所為よ…私の所為であなたがこんなことに…」
ハン・ソンジュン「泣くから、また不細工な顔になった…泣くなよ…」
オ・ドンヒ「私に出来る事が一つもなくて…悔しいわ…」
ハン・ソンジュン「俺の兄さんの所に行ったそうじゃないか。俺の両親の一緒にいてくれたじゃないか。それに、ここうして今、俺の前に居るだろ?凄く会いたかったよ…」
オ・ドンヒ「お祖母様はイ代表が助けてくれたわ…今日株主総会にお婆様を連れて行って下さったの…今頃は会社で大事になってると思うわ…」
ハン・ソンジュン「そうか、兄さんが…」
オ・ドンヒ「ええ、骨を折って下さってるわ…ドンヒさん、これはドンヒさんだけの問題じゃないよ。だから罪悪感に苛まれなくてもいいよ…間違ったことを正しただけだから…お婆様の面倒をよく見てあげて、君は脚本を書くんだ…出来るだろ?」
オ・ドンヒ「だけど…」
ハン・ソンジュン「大丈夫、君なら出来るよ」
オ・ドンヒ「凄く会いたくて…」
ハン・ソンジュン「俺もそうだよ…」
刑務官「面会の時間終わりです」
オ・ドンヒ「えっ?もう、終わりなの?」
つかの間の再開も面会の時間が終わり、二人はまた、離れ離れになるのだった…
ガラス越しで会わなくていい日がくるのでしょうか?

ムン・ジョンエは家に帰ってきてもご飯も喉に通らない…
ハン・ジョンファ「何よ、私が作ったの不味い?」
ムン・ジョンエ「拙いかどうかが問題じゃなくてソンジュンがあんな状態なのに、ご飯が喉を通ると思って?」
ファン・ミオク「本当だよ、全く。ソンジュンに罪を犯してるみたいで喉を通らないよ」
ハン・ジョンファ「それでも生きないと。断食したからってソンジュンが帰って来る訳じゃないし」
ハン・ソンシク「ジョンファ、お前、そんな風にいう事ないだろ!ソンジュンが誰の為にこんな風になったと思ってるんだよ!この家の年払い敷金の為に、悪徳会社と契約を結んでこんな事になったんだろ!」
ハン・ジョンファ「誰がそんな事しろって言った?」
ハン・ソンフン「お前は全く!」
ファン・ミオク「この家狭いから、ジョンファ、お前はこの家出なさい!」
ハン・ジョンファ「お祖母ちゃん!」
ファン・ミオク「ソンジュンがあんな目に遭ってるのに、そんな事がよく言えたもんだね!」
ハン・ジョンファ「気付かなくて言ってると思って?済まないなって思ってるからでしょ!人をバカにして」
ムン・ジョンエ「ソンジュンの兄のイヒョヌさんなら何とかしてくれるかしら?」
ハン・ソンフン「ええ、母さん、イ代表が約束してくれたんです。もう少し待ってみましょう」
ムン・ジョンエ「それもそうよね、自分の弟なんだし」
ハン・ソンシク「僕も正直あの人の事は信じたくないけど、この近くにあれだけの力を持っている人もいないよ」
ハン・ソンフン「い代表が今日重要な用事が済んだら、ソンジュンが直ぐにでも解放されるって言ってたよ」
ハン・ヒョンソプ「重要な事ってなんだ?」
ハン・ソンシク「今日FGCの株主総会で旧ファシングループのオ・ドンヒのお祖母ちゃんが会長に復帰して、ソンジュンをあんな風にしたやつを全部捕まえるって言ってたじゃないか!」
ハン・ヒョンソプ「それどういう事だ?」
ムン・ジョンエ「オ・ドンヒのお祖母ちゃんが?」
ファン・ミオク「オ・ギブンが?オ・ギブンが旧ファシングループの会長なのかい?」
ハン・ソンフン「あ、いえ、そうじゃなくて…」
ムン・ジョンエ「じゃ、何?オ・ドンヒのお祖母ちゃんがもう一人いるの?」
そしてすべてを知った家族…
ハン・ジョンファ「じゃ、このオ・ドンヒがファシングループの一人娘で後継者だった訳?そいて、伯父のパンガンジン会長によって閉じ込められていたパク・チャンウク前会長を救い出すためにソンジュンが先頭を切ったって事?それでパン・ガンジン会長がソンジュンに濡れ衣を着せたって事?」
オ・ドンヒ「ええ」
ハン・ジョンファ「じゃ、結局ソンジュンが拘置所には入ったのはオ・ドンヒの所為なのね!」
ハン・ソンフン「お前は何で話をそんな風に持っていくんだ?」
さすがジョンファです、話が明後日の方向に行ってます…

パン・ガンジンとUNプロダクションの社長が吊るんで仕掛けた株価操作…
しかし、UNプロダクションの社長はすでに海外に高跳びしてしまった…
早くサンウ(ハン・ソンジュン)を救出したいが、イ・ヒョヌとしては成すすべがない…
イ・ヒョヌ「ニューヨークの方は処理しましたか?
ジョ・ムギョン「代表理事の代理と株の件も全て処理しました。しかし」
イ・ヒョヌ「いや、いい。俺はジョ秘書がいて心強かったよ。本当に伯父さんみたいだし。パン・ガンジンの動向をし調べてもしもの事に対処してください」
ジョ・ムギョン「UNプロダクションの社長、私が必ず見つけ出します」
イ・ヒョヌ「そうなればもっといいけどね」
ハンソンジュンの容疑を解くためには、UNプロダクションの社長を突き出すのが手っ取り早いんでしょうけど
そうは簡単にいかないみたいです…

訝しんだカンフェソクは病院に行き…子供が入れ替わったのが嘘であった事を知ってしまう…
そして、学校にハン・チャンスを迎えに来たカン・フェソクはとんでもない物を目撃するのだった…
ソ・ヘジュ「ジウン!」
ハン・ジウン「伯母さん!」
ソ・ヘジュ「ジウン、叔母さん、スカーフにサングラスなんかしちゃった❤どう?」
ハン・ジウン「わ~素敵ですよ伯母さん」
ハン・チャンス「母さん、学校に変な恰好してこないでくれよ」
ソ・ヘジュ「チャンス、あんた煩い黙ってなさい。ジウン~ジャジャ~ン!見て?伯母さん、マジックショーのチケット買っちゃった~ジウン!一緒に見に行く?」
ハン・ジウン「伯母さん、ぜひ!」
ハン・チャンス「母さん、僕は?」
ソ・ヘジュ「アンタは叔母さんと声楽のレッスンでもしてなさい!さ、行きましょ?ジウン」
と二人で行ってしまった…一人残されたチャンスはふと後ろを振り返るとカン・フェソクが居た…
ハン・チャンス「げっ!叔母さん…」
カン・フェソク「そ~よ~。私はアンタの叔母さんよ!」
そしてその日チャンスは泣きそうな顔をしながら、レッスンを受けるののだった…
とうとう、バレてしまいましたね~

そして案の定家に帰り爆発するカン・フェソク…
通り過ぎようとするハン・ジウンを捕まえる
ハン・ジウン「何するだよ。僕のもう、僕の母さんじゃないだろ!」
カン・フェソク「何言ってるんの!私がアンタの母親でしょ!」
と皆の前で偽造でないDNA鑑定書を叩きつける!
騒ぎで隣の部屋で寝ていたハン・ソンシクまでやってきた…
カン・フェソク「どうして皆私にこんな事が出来るの?どうして皆して私を騙す事が出来るの?私の事あざ笑っていた訳?私のお腹を痛めて産んだ子なのよ?それを私の子じゃないと騙して!こんな家族が他にどこにい居るって言うのよ!ここに居る皆さんは私がジウンの母じゃない方がいいとでも言うの?」
ハン・ジウン「皆が悪いんじゃない。母さんが僕の母さんでない方がいいと願うのは僕だけだよ。これは全部ぼ僕が計画して僕が駄々をこねて遣った事なんだよ」
カン・フェソク「アンタは、そんなにこの母が嫌いな訳?こんなバカげたことをしでかすくらい?そんなに嫌いなの?」
ハン・ジウン「言ったじゃないか!僕は死んで他の所に生まれ変わりたい位、母さんが母さんじゃなければいいと思うよ。僕は母さんの子に産まれたのが人生最大の失敗だよ!」
と言い捨ててその場を去ろうとするジウン、それを追いかけようとするカン・フェソクは、ふら~っと倒れてしまう
いきなり倒れたカン・フェソクに皆は大慌てで救急車を呼ぶのだった…
ハン・ソンジュンの事で一家が纏まりかけていたのに又揉めそうです…

一方、韓国全国ではFGC事件がニュースで流れている…
アンカ―「FGC、旧ファシングループのパクチャンウク前会長が21年振りに姿を現し、経済界に衝撃が起こっています。」
現地記者「最近FGCでは不法な株価操作が行われハン何某さんが逮捕され、今回パンガンジン会長まで逮捕され、FGC内部では大きく動揺している雰囲気です。」
アンカ―「パンガンホ前社長の娘も実は死亡したり、失踪していたわけではないといううわさが立っていますが事実ですか?」
パン・ガンホ社長の一人娘、パンヒョンジョンが生きているとの記事が各局で報道され、これの信憑性を確かめる為に動いているとの情報が伝わりました。しかし、それが、誰なのか、どこに居るのかは、今はまだ、確認されていません」

パン・ヒョンジョンこと、パク・チャンウク会長の孫娘オドンヒだが、パク・チャンウクの家には留まらず
オギブンと共に小さな屋上のい家に帰って行くのだった…
オ・ギブン「なんでパク会長と一緒いないで、こんな老いぼれた祖母ちゃんの所に来るのかね?」
オ・ドンヒ「さあね?」
オ・ギブン「私はただの賄い婦だよ?本当の祖母でもないし」
オ・ドンヒ「お祖母ちゃん、何てことを言うのよ」
オ・ギブン「お前の出自が分かったんだから、自分の物をもっと持てばいいじゃないかね?何でこんな何もない祖母ちゃんの所に何て来るのかね?」
オ・ドンヒ「お祖母ちゃんと一緒にいたいからでしょ?」
オ・ギブン「私と一緒に居て、金が出る訳でもなく!大学にも行けないでいるじゃないかね。」
オ・ドンヒ「じゃあ、私があの家にいてお祖母ちゃんだけ家に帰せばよかったの?」
オ・ギブン「同然だろう?あそこがお前の家なのに!」
オ・ドンヒ「あの家にはお祖母ちゃんが居ないじゃない!」
オ・ギブン「お前のお祖母ちゃんはあそこにいるじゃないかね?」
オ・ドンヒ「でも、お祖母ちゃんも私のお祖母ちゃんよ‼‼お祖母ちゃんがそんな事言うから私凄く悲しいわ!私私はお祖母ちゃんと一緒にいたから、お祖母ちゃんがいないと変な気分なのよ!」
と抱き着くオドンヒだった…

ジョ・ムギョン「UNプロダクションのハンセンテがマレーシアに高跳びしたことを確認しました。」
イ・ヒョヌ「そうか…」
ジョ・ムギョン「代表、どう致しますか?サンウ君の公判の日付が決まりました…」
イ・ヒョヌ「なら、計画通りにしないとな…」
ジョ・ムギョン「代表、本当にそこまでするんですか?」
イ・ヒョヌ「ジョ秘書ならどうしますか?一人しかいない弟がそんな事になったら?私と同じことをするでしょう。だから止めないで下さい。じゃ、サンウに会いに行こうか」
そして、サンウ(ハン・ソンジュン)の面会に行くのだった…
イ・ヒョヌ「パンガンジン会長は捕まった」
ハン・ソンジュン「パンガンジン会長が捕まっても、僕の無罪の件は認めてくれないだろう。そんな容易い事じゃないと思うよ。でも、兄さん、大丈夫だよ。間違った事を正したから、もういいよ。ドンヒさんとお祖母ちゃんが無事で、失ったドンヒさんの身分を取り返せたなら、それで十分だよ」
イ・ヒョヌ「俺は良くないよ。俺はどんな事をしても、お前をここから出す」
ハン・ソンジュン「兄さん、そんな事をしたら、兄さんまで大変な事になるよ」
イ・ヒョヌ「いいや、俺はどんな事をしてもやる。だから、俺が送った弁護士の言うとおりにするんだ。分かったな。もうすぐしたら、全てが終わる。兄の俺を信じろ。俺がお前をどうやって探したか知ってるだろう?」
ハン・ソンジュン「兄さん、僕はここで久しぶりに一人だけの時間を過ごしているんだ。だから、いろいろ考えたよ。初めて兄さんが、ウチの町に来た時に、その時直ぐに、僕が弟だと言う事を知ったら、今頃僕たちどうなっていたかな?兄さんともっと多くの時間を過ごしていただろうなって、ちょっと残念だったよ。兄さんなら、僕の本当の誕生日を知っているんだな~本当の母親についての話も聞けるんだな~僕たちが住んでいた家もこの町の近くにどこかにあるんだなって」
イ・ヒョヌ「そうだな、お前が出られたら、兄さんが全部話してやるよ」
ハン・ソンジュン「この長い歳月を一人で生きなければならなかった兄さんの孤独な寂しさも今は少しわかる気がするよ。兄さん、時間はかかるけど、僕が出られたら、焼酎一杯やろうよ」
イ・ヒョヌ「そうだな、兄さんと焼酎一杯やろう」
う~んこの状態で何時焼酎を一杯やれる日が来るんでしょうか…

FGCではパク会長の孫娘パン・ヒョンジョンの事で話が盛り上がっていた…
パク・ジンサン「最近、会社の状態がどうなっているのかさっぱり分からん」
キムPD「そうですね。ハン本部長も捕まって打撃を受けているのに、今回会長まで…」
ナ・ソヒ「ところで、親不孝で捕まったってのは本当なの?」
ホン作家「それは違うわ。親不孝法ってのは、親の面倒を見ない人を出さないようにする為に作られた法なのよ。まだ施行された訳でもないわ」
ナ・ソヒ「どちらにしろウチの会長は親不孝法にピッタリだわ」
パク・ジンサン「今、それが重要じゃない。FGCの相続者がパン・ミジュ常務じゃなくて他いるって話なんだ」
ナ・ソヒ「えっ。本当?」
キムPD「あ、その話僕も聞きました。誰でしょうか?」
パク・ジンサン「そうなんだ。俺もそれが分からないんだよ。おい!オ・ドンヒ!お前何か聞いてないか?おい!オドンヒ!聞いてるのか?」
オ・ドンヒ「はい?」
パク・ジンサン「上司が呼んだら早く返事しろ!何しているんだ‼‼」
オ・ドンヒ「原稿書いてるんですけど・・・?」
パク・ジンサン「今会社がこんな状態なのに!原稿書くことなんてできるのか?会社の為に一緒に悩む考えを持てよ!そんな身勝手に自分の仕事だけしていいと思ってるのか?今、パン・ミジュ常務が正式な後継者じゃなくて、後継者は他の女だって話なのに、オ・ドンヒは部下として何か心配したりすることはないのか?」
オ・ドンヒ「すみません、監督が早く出せってせかされているので…」
パク・ジンサン「じゃあ、好きにしろ!この作品が終わったら、お前を即クビにしてやるから!」
そんなところにパン・ミジュ常務が来た…
パン・ミジュ「オドンヒさんちょっと。話があるので、来てもらえますか?」
と言い、オ・ドンヒと二人で出て行った…
ナ・ソヒ「一体どうしたのかしら…常務はどうしてオ・ドンヒに優しいのかしら?」
パク・ジンサン「それに対してどうしてオドンヒはあんなに常務につっけんどんなんだ?アイツは本当に礼儀と言う者を知らん!」
真の後継者(オ・ドンヒ)を目の前に言いたい放題ですね~
オドンヒを首にでもしたら、自分の首が飛んじゃいますよ~

パン・ミジュ「お婆様に言ってくれないかしらお父様を罰しないで欲しいって…」
オ・ドンヒ「そんな頼み私にできる状況じゃないと思うけど?」
パン・ミジュ「分かってる。図々しいのはよく分かってる。でもお父様は会社の為に一生懸命働いて、会社が欲しくなって欲望を抱いて誠心誠意会社を育てた罪しかないわ。
オ・ドンヒ「いいえ、そこに兄と義姉を死なせて母親を20年間も監禁したじゃないの」
パン・ミジュ「知ってるわ」
オ・ドンヒ「それに最近、一人だけに姪を拉致監禁して、何の罪もない人を拘置所に入れたじゃないの!」
パン・ミジュ「オドンヒさん、いえ、ヒョンジョン姉さん、お父様を助けてほしいの。お願い…」
とパン・ミジュは土下座をするのだった…
パン・ミジュ「お願い…姉さんも知ってるでしょ??親無しで育つのがどんななのか…私が悪いのよ、お父様も間違っていたわ…でも・・・でも・・・お父様をこのままにしておけない…全部私の為にされたのよ…」
オ・ドンヒ「叔父さんさんの間違いはお婆様が正されるわ…私はそんな資格も力もないわ…でも間違っているなら、罰は正しく受けないと…どんな事があっても避けてはいけないわ…今、罪のないソンジュンさんが拘置所で耐えているわ…そのことを忘れないで」
パン・ミジュとオ・ドンヒの立場が逆転しましたね…

そしてここは病院…カン・フェソクが倒れて病院に運ばれたのだ…
ハン・ソンシク「俺が義姉さんと兄さんを赦すと思ってるのか?」
ハン・ソンフン「俺達も知ってから、そんなに間が経つないんだよ」
ハン・ソンシク「どちらにしろ、みんなで俺達を騙したんじゃないか!」父さんまで加担してただなんて!知ったなら、即俺達に教えるべきだろう!自分たちだけ知って俺達の事バカにしてたんだろ!」
ハン・ソンフン「誰がバカにしてるって?俺達だってビックリしたさ!」
ソ・ヘジュ「私も気絶しそうだったわ」
ハン・ソンシク「ジウンに問題があったんだよ!」
その時、カンフェソクが気が付いた…
カン・フェソク「ウチのジウンに何の問題があるというのよ!私は二人を赦さないわ!」
ハン・ソンシク「俺は父さんと絶縁してやる!どうして息子を騙す事が出来るんだよ!」
ハン・ソンフン「この野郎!ジウンが死のうとしたんだよ!」
カン・フェソク「そ…それ、どういう意味?」
ハン・ソンフン「ジウンは病院の屋上から飛び降りようとしたんだよ!」
カン・フェソク「えっ?」
カンフェソクはやっと真実を知りましたね…
程々にしておけば、ジウンほど育てやすい子は無かったと思うのですが…

その夜イ・ヒョヌは夜遅ハン・ヒョンソプを呼び出し…
イ・ヒョヌ「遠くに行くことになりました。サンウを頼みます…」
ハン・ヒョンソプ「何を言ってるのかね?ソンジュンをを連れてこの町を出るんじゃなかったのか?」
イ・ヒョヌ「貴方が23年間サンウを育てたじゃないですか?私がサンウの傍にいられない時に、あなたとあなたの家族がサンウの傍にいてやって欲しいのです。
ハン・ヒョンソプ「もしかして何かあったのか?」
イ・ヒョヌ「いいえ、短い時間でしたが、サンウがあなたとあなたの家族が傍にいた時、幸せそうに見えたので…どうか、家族の皆さんと一緒に居られるように…サンウの事よろしくお願いします」
急に態度が変わったイ・ヒョヌに対しハン・ヒョンソプは首を傾げるのだった…

そして、イ・ヒョヌはハン・ジョンウンの店に行く…
ハン・ジョンウンは家で帰り道デートをするのだった…
終始ニコニコ顔のハン・ジョンウンに
イ・ヒョヌ「どうしたんだい?恥ずかしげもなく」
ハン・ジョンウン「だって、こうしてるとなんかヒョヌさんが私の旦那様みたいで…フフフ…ところでソンジュンはこれからどうなるの?」
イ・ヒョヌ「全部上手く行ったよ。もうずぐ拘置所を出られるよ」
ハン・ジョンウン「本当に?よかった!ほら、見なさいよ絶対良くなるって言ったじゃない!ヒョヌさんが一生懸命動いてるのに上手く行くしかないでしょ?でも、どうして顔色がその反対を示しているのかしら?」
イ・ヒョヌ「何が?」
ハン・ジョンウン「まるで、前にニューヨークに帰るって言った、あの時みたいな表情に見えるわ…ま、でもそんな筈無いわよね?」
イ・ヒョヌ「そうだよ。ここを離れるんだよ」
ハン・ジョンウン「えっ?駄目よ!言っちゃ駄目…」
イ・ヒョヌ「もともと居た場所に戻るだけだよ…」
ハン・ジョンウン「それでも駄目よ。私が今までキツク当たってごめんなさい…だから、だから、行かないでお願いだから…ここで、ソンジュンと私と楽しく暮らそうよ…今、やっと家族になったのに、そんな風に行ってしまうなんて酷いじゃない!」
そんなハン・ジョンウンをそっと引き寄せて額にキスをするイ・ヒョヌ…
イ・ヒョヌ「君のキツイ言葉、全部忘れたよ…君は元々言葉がキツイからね…でも、それも全部俺の為に行ってくれたのも知ってるよ…」
ハン・ジョンウン「何かあったんでしょ?ヒョヌさん、絶対何かあったんでしょ?」
イ・ヒョヌはハン・ジョンウンを抱き寄せ
イ・ヒョヌ「いいや、何もないよ…ここでの6ケ月、君のお陰で楽しかったよ。温かくて幸せだったよ。それを言いに来たんだ…元気で、今のように明るく健康で…」
と言ってイ・ヒョヌは去って行った…

イ・ヒョヌは検察に出頭し
「FGCハン・ソンジュン本部長は我が社ゴールデンストリートの社員であり、自分の指示で株価操作した」
と発言し…ハン・ソンジュンは釈放された…

感想

ハン・ソンジュンはパン・ガンジンの策略に嵌って、逮捕されてしまいましたね~
そのハン・ソンジュンのお陰で、イ・ヒョヌは本当の家族とは何かに気付いたようですね。
そして、ハン・ソンジュンの代わりに自分が犠牲になる事を選んだようです。
そしてお陰でハン・ソンジュンは出られましたが、イヒョヌはこれからどうなるのでしょう。
いよいよクライマックスです。次回もお楽しみに~

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