風と雲と雨-あらすじ-28話-29話-30話-感想付きネタバレありで!

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疫病感染が猛威を振るうなか、朝廷ではボンリョンの花婿探しが始まった前回。
そして今回、キム一族が覇権争いにおいてどんどん劣勢に立たされていき…。

【風と雲と雨】(ネタバレあり)

28話

哲宗から呼び出されたチョンジュン。
そこで哲宗は「ボンリョンを頼む」と言い、それを聞いたチョンジュンは「ご厚情に感謝します」と涙を流すのだった。

結局哲宗はボンリョンをチョンジュンに託すことにしたんですね

一方、ボンリョンはキム一族とミンが食事をする場に来ていた。
そこでミンが王族ではないことを証明したボンリョンは「次期国王の座を狙い朝廷や民を欺いた罪を暴露しましょうか?」とビョンウンに脅しをかける。

ジャグンたちはこのことを知らなかったようで驚いていますね

そしてボンリョンはこのことを口外しない代わりにこの家から出ると宣言しその場から立ち去った。
その後、それを聞いていたインギョは「彼女をチョンジュンに渡すぐらいならいっそ殺す」と屋敷を出てチョンジュンと合流しようとしているボンリョンに刀を向ける。

完全にストーカーの発想ですね…

すると隙をつきボンリョンはインギョに銃を向け発砲。
銃弾はインギョの肩に命中しインギョはそのまま倒れ、動揺するボンリョンをチョンジュンは優しく抱きしめるのだった。
その後、チョンジュンの働きかけによりインギョの人質だったマンソクの家族は解放される。
家族と再会したマンソクは涙を流しながらチョンジュンに感謝を告げるのだった。
一方、興宣君は趙大妃の元を訪ね、ミンが身分を偽り次期国王になろうとしていた詐欺師だったことを明かす。
「あなたの執着心がこのような事態を招いたのです。もし彼が王になっていたらどうしていましたか?」
静かに趙大妃を責める興宣君。
さらに興宣君は「一緒に次期国王を擁立し、荘洞キム氏を潰しましょう。そして一緒に手を組み財力と権力を掌握して下さい」と提案した。
興宣君がそう提案したのにはワケがあった。
実は少し前にチョンジュンは民衆たちの前で演説をしていて、そこで次期国王としてジェファンを紹介。
民衆たちは喜び万歳をするなか、興宣君はその様子を少し離れたところから複雑な表情でそれを眺めていたのだった。

興宣君はこのままだとチョンジュンに覇権を握られると危惧しているのかもしれないですね

その夜、チョンジュンはボンリョンと話していた。
そこでチョンジュンは「お前を私の命よりも愛する」と愛を伝え、2人はキスをした。
翌日、インギョはボンリョンがキム一族の元から去り、チョンジュンと一緒になったことを知り憤る。
そんななか、チョンジュンはジャグンの屋敷を訪ねると突然短刀を取り出しジャグンを脅すのだった。

29話

数日後、興宣君は趙大妃の元を訪ねていた。
「先日の無礼をお詫びに参りました」
興宣君がそう告げると、趙大妃は「そなたに罪はない。調べたところミンが詐欺師だと分かった」と返す。
そして自分を騙した黒幕がビョンウンだと知った趙大妃は憤りを感じ、キム一族を潰すために興宣君と手を組みジェファンを次期国王にしようと約束するのだった。

2人が手を組みキム一族は危機的状況ですね

一方、ジャグンの屋敷を訪ね、短刀を手にジャグンに脅しをかけるチョンジュンは「自分と一族どちらを殺すのか選択すべき時が来ました。一族を助けたければ国政を退き興宣君に譲るのです」と告げる。
「そんな占いは信じられない」と言うジャグンにチョンジュンは「ビョンウンは今興宣君の殺害を企んでいるはずです」と言い残し立ち去るのだった。
その後、ビョンウンの元を訪ねたジャグンは、ジョンウンが興宣君を殺そうと企んでいることわや知ると「お前の愚行により一族が滅びるかもしれないんだぞ!」と激昂しビンタ。
するとビョンウンも激昂し「もしジェファンが国王になればその裏で興宣君が覇権を握ることになる!そうなれば我々は滅びます!今それを阻止するチャンスなんです!」と叫ぶのだった。
一方、眠っていたボンリョンは父・哲宗が何処かに立ち去る夢を見る。
不吉な予感がしたボンリョンは慌ててチョンジュンの元へ行き夢のことを話した。

どうやらボンリョンが見た夢は父・哲宗に死が近いことを意味していたようです

それから数日後、哲宗は病により帰らぬ人に。
父の死を知ったボンリョンは深くショックを受け、深くショックを受け涙しながらも「お疲れさまでした。どうぞ安らかに…」と天に向かい弔いの言葉を送るのだった。

なんとも切なくボンリョンの気持ちを思うと胸が締め付けられますね…

その後、哲宗の葬儀が行われるなか、大臣たちを集めた趙大妃は「ジェファンに翼成君の爵位を与え、新たな王とする」と宣言。
こうしてジェファンは次期国王・高宗となり、数日後、ジェファンは大臣たちの前で挨拶をするのだった。

30話

ジェファンが次の国王となり、興宣君も昇格し興宣大院君となり政治に介入できるようになった。

ビョンウンはこのことが不満のようです

一方、チョンジュンが寝泊まりする屋敷に突然フランス人の神父・ベラヌーがやって来る。
彼はチョンジュンが大勢の人を救ったという噂を聞きつけやって来たのだ。
「西洋のことを教える代わりに匿って欲しい」
ベラヌー神父からそう頼まれたチョンジュンはしばらく彼を匿うことにした。
そんななか、チョンジュンが病人を収容する場として管理する集落に少しずつ資金的な問題が発生していく。
町民たちが病気が治ってもそこから出て行こうとせず留まっているため食費や生活費などチョンジュンの資金では面倒を見切れなくなって来たのだ。
それを知ったチョンジュンは対策を練るのだった。
一方、インギョは趙大妃に呼び出され、ボンリョンを諦めるよう告げる。
インギョはそれを受け入れ王族に仕えるつもりのようで、それを知った趙大妃はインギョに「これから興宣大院君を見張って欲しい」と命じるのだった。
その後、興宣大院君はチョンジュンや彼の仲間たちを屋敷に招き食事を振る舞う。
そこでチョンジュンは複雑な表情を浮かべるのだった。
その後、ボンリョンと話すチョンジュンはそこで興宣大院君のことを話す。
するとボンリョンは「興宣大院君に借りを作ってはいけません」と告げる。
資金繰りなどで一時は集落閉鎖も考えられていたがチョンジュンは結局集落の閉鎖はせず、仲間たちと協力しながら集落を存続することに決める。
さらにチョンジュンはボンリョンや仲間たちに「今朝鮮は静かでも、外国からの襲撃などにより長続きはしないだろう」と国運を占った結果について話す。

チョンジュンは集落にいる人たちと新たな時代に備えるために集落存続を決めたようです

その後、集落に名前をつけたチョンジュンは町民たちに「外国からの襲撃にみんなで備えよう!」と宣言した。
そんななか、興宣大院君が集落を訪ねて来る。
そこでチョンジュンが集落を閉鎖しないつもりだと知った興宣大院君は、チョンジュンが何か企んでいると悟るのだった。

感想

28話では、ボンリョンがインギョを撃ってしまうという驚きの展開がありながらも、覇権争いにおいてキム一族が追い詰められ劣勢に傾き始めた回でした。
どうなるのか気になるなか29話では、ついに興宣君と趙大妃が手を組み、キム一族がさらに劣勢に立たされるなか、国王・哲宗が死亡。
ボンリョンが父・哲宗との思い出などを回想する場面は胸がグッとなりました。
そしてラストには趙大妃によりジェファンが新たな国王に。
30話では、ジェファンを国王に新たな体制が構築されていくなか、新しいキャラクターのフランス人神父・ベラヌーが登場しました。
彼の登場が今後ストーリーにどのような影響をもたらすのか楽しみです。
またチョンジュンと興宣大院君が徐々に敵対関係になりつつなるのでどんな展開になるのか気になるところです。

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