江南ロマンストリート-あらすじ-15話-16話-感想付きネタバレありで!

韓国ドラマ-江南ロマンストリート-あらすじ-15話-16話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。


会社に入り少しずつ仕事を覚え慣れてきたオドンヒだったが
ハンソンジュンに愛されないパン・ミジュがオ・ドンヒに嫉妬し始める!
挙句の果てに一緒に住んでる事まで知られてしまい―――

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【江南ロマンストリート】ネタバレあり

15話

パンミジュはオドンヒに金の入った封筒を出し
パン・ミジュ「あなたはハン・ソンジュンの家を出なさい!」

パンミジュの部屋から出たオ・ドンヒをハン・ソンジュンが呼び止める・・・
ハン・ソンジュン「もしかしてパンミジュ常務が呼びだしたのか?」
オ・ドンヒ「・・・ええ、常務がハン本部長と親戚なのを知って、一生懸命働きなさいって言われました」
オ・ドンヒはハン・ソンジュンに心配かけないように誤魔化しましたね~けなげですね~

イ・ヒョヌはハンヒョンソプの家を訪ねる・・・
イ・ヒョヌ「工事責任者として、職場の安全を守れなかったので・・・謝罪に参りました・・・」
ハン・ソンフン「いいえ、こちらの不注意ですよ」
イ・ヒョヌ「面目ありません。」
ハン・ソンフン「工事長は働く所の無い俺に仕事場を下さったありがたい方です」
ハン・ヒョンソプ「私から謝らなければなりません。あの時はソンフンがどうなるか分からなく、後先考えず・・・申し訳ありませんでした」
イ・ヒョヌ「いいえ、そんな事ありません。子を持つ親としてはありえる事だと思います」
ハン・ヒョンソプ「理解してくれてありがたいよ」
そこにファン・ミオクとハン・ジョンウンが入ってくる・・・
ファン・ミオク「あら、お向かいの・・・ウチのソンフンがそちらの工事現場で怪我をしたって・・・もっと早くそこで働いてるって教えてくれたら良かったのに・・・そしたら、ここまで驚かなかっただろうに・・・まあこれ位で済んで良かったけど、もっと大事になったらどうするの」
ハン・ジョンウン「それ、イ・ヒョヌさんの責任じゃじゃないでしょ?」
ファン・ミオク「下の者に何かあったら全て上の責任でしょ?」
ハン・ジョンウン「上の人だろうと下の人だろうと事故が起きないよう万全にすべきでしょ?」
ファン・ミオク「あんたは一体誰の味方なの?あんたは出て行きなさい!」
とハン・ジョンウンは追い出された・・・
ハン・ソンフン「ああ・・・ああ・・・」
ハン・ヒョンソプ「どうした?傷むのか?」
ハン・ソンフン「い・・・いえ・・・痒くてギブスで掻けない・・・」
ハン・ヒョンソプ「はぁ?」
ファン・ミオク「治りかけなのかも知れないわ。お箸持って来て!」
そしてハン・ヒョンソプは箸でハンソンフンの足の裏を掻きはじめた・・・
ハン・ソンフン「アハハ・・・くすぐったいよお父さん・・・」
そんな仲のいいハン・ソンフンの家族の様子をイ・ヒョヌはじっと見つめているのだった・・・
イ・ヒョヌ「これは治療費と慰謝料を会社から準備された物です」
ハン・ソンフン「いえ・・・受け取れませんよ」
ファン・ミオク「こういうのは受け取った方が綺麗に解決するのよ。まあ、こんな事があったけど、お互いに理解して暮らしましょうね」
それにしてもギブスの中が痒くなると困りますね~

外ではハン・ジョンウンが待っていた・・・
イ・ヒョヌは出てくるや否や胸を押さえて苦しんでいる・・・
そして、ハン・ジョンウンはイ・ヒョヌの家まで付き添い、ソファーに座らせる・・・
イ・ヒョヌ「もういいよ。帰ったら・・・」
ハン・ジョンウン「病院に行った方が良くない?」
イ・ヒョヌ「いいよ、帰ってくれ・・・」
といいながらイ・ヒョヌはソファーに横になる・・・
ハン・ジョンウン「私に捕まって。ベットまでつれてってあげる・・・」
イ・ヒョヌ「面倒だからいい!早く帰れ!」
ハン・ジョンウン「そのまま放っておける訳無いじゃない!さあ、起きて病院に行きましょ!」
とイ・ヒョヌの腕を掴み引っ張る・・・イヒョヌはその手を振り払って・・・
ハン・ジョンウンはイ・ヒョヌの上に倒れこんだ・・・
イ・ヒョヌ「おい!俺に何する!あんた俺の事好きなのか?」
真っ赤になるハン・ジョンウン・・・だが・・・
イ・ヒョヌに突き飛ばされ・・・ハン・ジョンウンは尻餅をつく・・・
ハン・ジョンウン「いたた・・・あのね!私はあなたを助けようと思ってねぇ・・・」
イ・ヒョヌ「まだ分からないのか?そんな助けは必要ない!帰れ!」
ハン・ジョンウン「分かったわよ!帰れば良いんでしょ!」」
そしてハン・ジョンウンは出て行った・・・

オドンヒはパンミジュの出した金を受け取らず・・・
屋台で一人自棄酒を飲む・・・
そんなオ・ドンヒの所にソ・ヘジュがやって来て「乾杯!」一緒に飲むのだった・・・
ソ・ヘジュ「オ・ドンヒ!男ってのはウチの人のような人だけは出会っちゃ駄目よ・・・あの人初めて会った時は本当にいい男だ思ったの!でも一緒に暮らしてみてガッカリ」
そこに「尊敬するお義母様」から電話が掛かってきた・・・

ソ・ヘジュ「はい。尊敬するお義母様!」
ムン・ジョンエ「あんた!今何時だと思ってるの!お酒飲んでるでしょ!」
ソ・ヘジュ「いいえ、お酒は一口も飲んでません!」
ムン・ジョンエ「嘘付かなくてもいいわ。酒の匂いがこっちまで漂って来てるわよ!」
ソ・ヘジュ「いいえ!違います!今家の直ぐ前です!」
そして、ソ・ヘジュはハン・ソンジュンを呼びオ・ドンヒを任せ、先に帰るのだった・・・
しかし、姑の電話で酒の匂い漂ってるって面白い表現ですね~
それにしても狼に酔ってるオ・ドンヒを任せて大丈夫ですか~

ハン・ソンジュンが屋台に来た時には・・・既にオドンヒは酔い潰れていた・・・
オ・ドンヒはハン・ソンジュンに背負われて帰宅するのだった・・・

ハン・ソンシクは、ハン・ヒョンソプが年金を解約して、兄ハン・ソンフンにチキン店を持たせた事を聞き、憤慨する・・・
ハン・ソンシク「前はペンギンで今度はチキン!?」
そして、ハン・ソンシクはハン・ヒョンソプ夫妻に直談判に行く!
ハン・ソンシク「父さん、母さん、酷いじゃないか!なんで兄さんにだけ大金を出すんだよ!」
ハン・ヒョンソプ「何だ?」
ハン・ソンシク「兄さんにチキン店を持たせたでしょ!ここに引越しする前に敷金一億だけ貸してくれと言ったときには無いって言ってたくせに!」
ムン・ジョンエ「あの時は思いつかなかったのよ」
ハン・ソンシク「だからあの時に思いつかなかった事を何で兄さんにはしてやるんだよ!」
ハン・ヒョンソプ「お前、兄さんは今働ける状態じゃないだろ!」
ハン・ソンシク「父さんと母さんはいつも兄さんばかりエコヒイキして!」

ハン・ソンシクは昔を思い出す・・・
まだ、卵が高かった時・・・ムンジョンエはいつもハン・ソンフンにだけ目玉焼きを上げていた・・・
ハン・ソンシク「母さん僕のは?」
ムン・ジョンエ「あら、ゴメンね。卵切れちゃったのよ・・・」
ハン・ソンシクが台所の鍋磨きをしていた時・・・
ハン・ソンシク「兄さんは何で手伝わないの?」
ムン・ジョンエ「兄さんは勉強中でしょ!」
ハン・ソンフンが軍隊の休暇で帰って来た時・・・
父母は温かく出迎え、食卓には料理がずらりと並んでいた・・・
ハン・ソンシクが軍隊の休暇で帰って来た時・・・
父母は伯父さんの危篤の為病院に出かける準備しさっさと出かけて行った・・・
いつも兄さんばかり可愛がられていたようです・・・

イ・ヒョヌの元にジョ・ムギョンがやって来た・・・
ジョ・ムギョン「吸収合併の最終契約書です」
イ・ヒョヌ「ハン・ヒョンソプの末の息子ハン・ソンジュンについて調べましたか?」
ジョ・ムギョン「ハンヒョンソプが外で生んだ子のようです。産みの母親についてはまだ分かっておりませんが・・・」
イ・ヒョヌ「外で産んだ子?」
ジョ・ムギョン「その為かしばし夫婦喧嘩が絶えなかったそうです・・・」
イ・ヒョヌ「その産みの母親について調べて下さい。それと放送局の局長と会う手筈を整えて下さい」

コンテンツ・マーケティングでは広告モデルの新商品ジャケットの撮影が行われていた
あらゆる角度から写真と撮っていたが・・・
カメラ監督「ちょっと無理です。撮影できません」
パク・ジンサン「どうして?」
カメラ監督「整形してない娘いないの?この前、他の撮影所で同じ顔の女性を撮って来たんだ・・・」
ナ・ソヒ「監督!私、少ししか直してないわよ~!」
そこで社員の写真を眺めるカメラ監督・・・
カメラ監督「あれも違う、これも違う・・・おっ!これだ!」
何とオ・ドンヒの写真だった・・・

お祖母ちゃんから、酒に酔ってハン・ソンジュンに背負われ帰宅した事を聞いたオ・ドンヒはハン・ソンジュンと顔を合わせ辛い・・・会釈してそのまま通り過ぎようとしたが・・・
ハン・ソンジュン「見た目より重いんだな」
ハン・ソンジュンは社内のカフェでコーヒーを奢る・・・
ハン・ソンジュン「昨日なんかあったのか?もしかしてパン常務が何か言ったのか?」
オ・ドンヒ「・・・いいえ」
ハン・ソンジュン「なんかあったように見えるけど?」
オ・ドンヒ「パン常務が何か言ったとしても、私の上司だから、ありえる事でしょ?心配しないで。一つ一つ心配されると余計に疲れるわ」
ハン・ソンジュン「文字の世界だけ愛するって言ったじゃないか?ホン作家が褒めてたぞ」
オ・ドンヒ「何て?」
ハン・ソンジュン「ドラマの勉強を沢山したみたいだし、感覚があるって」
オ・ドンヒ「本当に?」
ハン・ソンジュン「だから、何があったかは知らないが、酒なんて飲まずに文章書くことだけに集中しろよ。そうすればいい作品が出来るだろう?そのお陰で断られたヤツもいるんだし」
オ・ドンヒ「ええ、分かったわ・・・昨日はすみませんでした。ありがとう」
しかしそんな仲の良い二人の様子をパン・ミジュがじっと見ていた・・・
うわ~パン・ミジュの視線が怖いです~

ハン・ミジュはコンテンツ・マーケティングの部屋に入ってきて・・・
パン・ミジュ「この台本!だれが修正したの!」
ホン作家「私が忙しくてオ・ドンヒにお願いしたんです」
パン・ミジュ「ホン作家!ウチの会社何年目?」
ホン作家「5年目です」
パン・ミジュ「5年目なのにこんなミスを犯すわけ!?事務補助のオ・ドンヒにどうしてウチの核心部分の仕事を任せる訳!?それも台本を!」
ホン作家「・・・」
パン・ミジュ「今うちの部署がどんな危機に晒されているか分かってるの?こんな重要な時期に、高卒の非正社員にこの仕事を任せるわけ!
ホン作家「あなた!辞表書きたいの!?もう一度書いて持ってくるのよ!みんな教務分担はきちんとして!」
途中から聞いていたハン・ソンジュンは唖然とする・・・
そしてパン・ミジュが去った後、職場の雰囲気は殺伐としていた・・・
パンミジュはオ・ドンヒとハン・ソンジュンの仲を嫉妬してオドンヒに八つ当たりをしているみたいです・・・
それにしても私情を仕事に持ち込むなんて・・・いい迷惑ですね~

ホン作家「オドンヒ、話があるわ。ちょっと上手いって褒めたからって、台本に悪戯しちゃ駄目でしょ!」
オ・ドンヒ「私はホン作家が前のようにしてご覧って仰ったんで・・・」
ホン作家「ちょっと酷いわ・・・見てよ。赤ペンで修正して・・・この作家は名前ある作家なのよ!オ・ドンヒが赤ペンで生意気に指図するような作家じゃないのよ!」
オ・ドンヒ「すみません。そんな意図は無かったんです・・・ホン作家が見たときに分かりやすいように・・・」
ホン作家「もういいわ。オドンヒ、あなたに任せた私が間違ってたわ・・・これからはマーケティング業務の方だけに集中して」
と怒って行ってしまった・・・
そしてオドンヒはそのとばっちりを見事に受けてしまいました・・・

一方ハン・ソンシクは今日も悠々と放送局に出勤する・・・ところが・・・
男性アナ「あれ?聞いてなかったの?」
何とハン・ソンシクは「視聴者の意見」の所為で急遽降板に・・・
そして抗議して放送局から連れ出されるのだった・・・
イヒョヌが局長に電話を掛けているのを見ると
ハン・ソンシクが切られたのもイヒョヌが一枚噛んでいそうですね・・・

カン・フェソクが外からの帰り道でハン・ジウンを見つける・・・
ハン・ジウンは友達とバスケをしていた・・・
カン・フェソク「ハン・ジウン!アンタ何してるの!」
ハン・ジウン「バスケだけど?」
カン・フェソク「何で?」
ハン・ジウン「やりたいからだよ」
カン・フェソク「勉強はしないの?冬休みがどれだけ重要のなのに・・・こんな事してていいの?」
ハン・ジウン「何の関係があるんだよ!もう僕の母さんでもないくせに・・・」
カン・フェソク「何ですって?もう一度行ってごらん!」
ハン・ジウン「何回言ったら分かるんだよ!もう僕の母さんじゃないんだから、僕を縛るのは止めてくれよ!」
そしてまた仲間とバスケをやり始めた・・・

ソ・ヘジュは家に帰って来て・・・
ソ・ヘジュ「前のお母さんが帰ってきたわよ~チャンス~何処にいるの~」
部屋を探して見たけど居ない・・・
まさか!出生の秘密を知って、ショックで家出したんじゃ・・・
青くなってチャンスを探すソヘジュ!
あの子は休みの時にはごろごろして部屋から一歩も外に出ない子なのに~
ショックでハン・ソンフンにまで電話を掛ける有様だ~
家を出てチャンスを探そうとした時・・・
台所でごそごそと何か音がする・・・覗いてみると・・・
チャンスは台所のテーブルでおやつを食べていた・・・
ソ・ヘジュ「アンタは!何してるの!」
ハン・チャンス「何が?」
ソ・ヘジュ「母さんがアンタの為に!たい焼きと焼き芋を買ってきて、アンタを呼んでいるのに!返事もしないで!何してるの!」
ハン・チャンス「見たら分かる通り食べてるんだけど?何か僕に話しでも?」
ソ・ヘジュ「話しだ~?呆れて物も言えないわ!チャンス!母さんがアンタに電話したのに何で取らないの!あんたは前の母親を無視してるわけ?」
チャンスは携帯を弄り
チャンス「あっ?本当に電話したんだ。でも前は電話くれなかったじゃん。僕が電話しても会議中って直ぐ切ったくせに!」
ソ・ヘジュ「ハッ!いいわよ分かったわよ。でもアンタなんで地下に一回も降りてこないわけ!」
チャンス「何で地下に降りるんだよ。部屋も狭いのに・・・僕もそろそろ適応しないと」
ソ・ヘジュ「なっ適応?」
チャンス「こうなったら仕方無いじゃないか。運命を受け入れて、現実に生きないと!食事中になんだよ。早くジウンとアインの所に行ったら?」
ソ・ヘジュ「なっ何ですって~!アンタいい加減に食べるの止めなさい!ブタになるわよ」
チャンス「ブタになってもこんな高級食でブタになるなら本望だよ」
ソ・ヘジュ「はぁ?」
チャンス「母さんが僕にこんな高級食買ってくれた事ある?これはドイツ直輸入のソーセージ、これは北海道のミルクで作ったカステラ。お一つ如何ですか?」
ソ・ヘジュ「それで前母が買ってきたたい焼きと焼き芋は要らないって事なワケ?」
チャンス「こんな高級食の僕が何で以前のたい焼きと焼き芋を食べるんだよ!」
何とチャンスは食べ物で元母を忘れてました・・・あの時の母子の別れの涙は一体・・・

そして地下では
カン・フェソク「ジウン!お願い!漫画の本だけは駄目よ~漫画は見たらまた見たくなって勉強に大きく差し障るわ。ジウン今までアンタを懸命に育ててきたのに!バスケに漫画で一日で潰れたら・・・この母の人生一体何になるの?」
ハン・ジウン「何の関係があるんだよ。明日はゲームセンターにも行くから」
カン・フェソク「なっ!ゲームセンター!?だっ駄目よそれだけは絶対駄目!お母さんって呼ばなくてもいいから、せめて勉強だけは今まで通りにしましょ!ね!」
ハン・ジウン「いい加減にしてくれよ!」
カン・フェソク「何でそんなに冷たくできる訳!これでも15年も育ててきたのに・・・ジウンそんなに母さんの事嫌いなの?」
ハン・ジウン「ええ、嫌です。あの時に戻りたくないよ。うんざりだ!考えただけでも地獄だよ!」
カン・フェソク「分かったわ。もう会わないで暮らしましょう。私との日々が地獄みたいなら・・・もう、母さんは二度とアンタには会わない・・・でもこれだけは覚えていて・・・母さんははアンタの為に精一杯やったわ。母さんははアンタの為なら脇目も振らなかった!母さんはアンタを本当に愛していたわ・・・たった一日でアンタが息子でなくなって母さんは辛い・・・母さんは死にたい気分よ・・・でもアンタが母さんの事嫌いだって言うなら仕方ないわ・・・自分で頑張って生きなさい・・・いい大学に行って成功する事を祈るわ・・・」
カン・フェソクは泣きながら自分の部屋に帰って行った・・・
こうして母の心子知らずで自分の息子を手放すカン・フェソク、ソヘジュだった・・・
ハンジウンは漫画にゲームセンターに益々勉強から遠ざかっていますね・・・
そんなに遊んで大丈夫なんでしょうか?

オ・ドンヒは今日もふて腐れて屋台に居た・・・
そんなオ・ドンヒの姿を見たハン・ソンジュンはオ・ドンヒの前に座る・・・
ハン・ソンジュン「酒を好きなっては駄目だ。酒を飲んでも悔しい思いは解決しない!そんな時間があったら文章でも書けよ!」
オ・ドンヒ「私はお酒は好きじゃないわ。味もよく分からないし・・・」
ハン・ソンジュン「だったら何で飲むんだよ」
オ・ドンヒ「だってここを通りかかったら、友達(焼酎)が私を呼ぶんだもん・・・フフフ・・・」
ハン・ソンジュン「今笑ってる場合か?」
オ・ドンヒ「何よじゃあ、泣けばいいワケ?」
とオ・ドンヒが飲もうとした杯をハン・ソンジュンが取り上げて飲む
オ・ドンヒ「あっ!何で人の酒奪うのよ!」
ハン・ソンジュン「脚本をこんな風に書いて!笑ってる場合か?」
オ・ドンヒ「あら・・・もう読んだのね。じゃ返して」
ハン・ソンジュン「作家になりたいって言ってたじゃないか!酒飲むヒマがあれば文章の一つでも書けよ。作家になるの諦めるのか?」
オ・ドンヒ「誰が諦めるですって?勝手に決め付けないで。 今まで一日にアルバイト3つ掛け持ちしながら、3時間しか寝なくても、ちゃんと文章を書いてきたわ。今日酒飲んだからって、諦めるワケじゃないわ。兄が入学金奪って大学いけなくても、父母の顔も知らず、お祖母ちゃんに育てられたとしても、家一つ無く、親戚の家に厄介になっていたとしても、それでも文章は書いてもいいじゃない作家になってもいいじゃない!そうでしょ?」
ハン・ソンジュン「だったら分かっている筈だ!挫折なんかしてる場合じゃないって。しっかりしろよ。」
オ・ドンヒ「私の今の状態が悲しい訳じゃないわ。ただ、悔しくて、腹が立っても怒る事も出来ない・・・」
ハン・ソンジュン「何をそんなに悔しくて腹が立つんだよ!オドンヒ!元気を出せ!」
オドンヒは我慢していた何かが切れたのかワーッ泣き出した・・・
その肩を優しく叩きながら慰めるハンソンジュンだった・・・

16話

久しぶりに孤児院「天使の家」に来たイ・ヒョヌ・・・
自分も父親の死後、弟イ・サンウと生き別れになり、ここからアメリカ人の養子になったのだ・・・
孤児院の施設の壊れた部分を修理し・・・
渡り廊下から教室を眺めるイ・ヒョヌ・・・
元気な子供達と踊りを教える優しい先生・・・?
「ん?」 その先生はハン・ジョンウンだった・・・

院長「いつもありがとうございます・・・」
イ・ヒョヌ「いえいえ」
院長「今日奉仕に来てくださった方がおやつのパンを沢山持ってきてくださったんです。一緒に食べませんか?」
そして連れて来られたのはとある部屋・・・子供達が入浴を済ませ、ハン・ジョンウンは子供達の髪を乾かしていた・・・
ハン・ジョンウン「何でここに居るの?」

そしてイ・ヒョヌとハン・ジョンウンは一緒に帰って行く・・・
イ・ヒョヌ「『天使の家』にはいつから行くようになったんだ?」
ハン・ジョンウン「さあ、初めは友達と歌のボランティアをしてたんだけど・・・前の院長先生が亡くなる前だから約10年前ぐらい?」
イ・ヒョヌ「何で俺の孤児・・・いや、何で孤児院で奉仕活動を?」
ハン・ジョンウン「そこの子供達が何か私みたいに思えて・・・気が付いたらいつもここに来てたわ」
イ・ヒョヌ「何でそう思うんだ?
ハン・ジョンウン「私は母は居ても居ないようなもので、父は初めから居なかったわ・・・だからよ。で、何でそんな事ばかり尋ねるのよ!何でも持ってる人が私の気持ちなんて分かる訳無いわ・・・」
イ・ヒョヌ「俺がそんな風に見える?」
ハン・ジョンウン「違う?あっ!ここで降ろして」
とハンジョンウンは車を止めさせ・・・
ハン・ジョンウン「今日はどうもありがとう。それじゃ」
と一旦車を降りるが・・・振り返り
「ねえ、私と一緒に行って見ない?」
そしてついて行って見ると・・・
ハン・ジョンウン達の路上コンサートだった・・・
Somethin’ Stupid (With Nicole Kidman)の曲をギターを弾きながら
仲間と共に歌うハンジョンウンの様子をじっと見つめているイヒョヌだった・・・
ギターを弾きながら歌うハンジョンウンの姿って何か輝いていますね~

その後二人は公園のベンチに座り・・・
イ・ヒョヌ「俺も分かるよ・・・孤児院の子供達の心を・・・」
ハン・ジョンウン「あのね、質問の答え・・・私・・・あなたの事が好き・・・」
イ・ヒョヌ「・・・」
ハン・ジョンウン「あの時・・・尋ねたじゃない・・・私あなたの事が好き・・・」
イヒョヌ「・・・」
ハン・ジョンウン「だからって・・・あなたが私の事好きになる必要は何処にも無いわ!一人で好きでいるくらいいいじゃない!それでも私があなたに話したのは・・・あなたにも知って欲しいから!あ~またこの口が滑って!どちらにしろ!好きになってごめんなさい・・・さよなら!」
と逃げるように去ろうとするハン・ジョンウンの腕をイヒョヌは掴み・・・
ハン・ジョンウン「ちょっと放してよ!これでも恥ずかしいのよ!」
イ・ヒョヌ「君が恥ずかしいって言葉知ってるのか?俺が好き?一体何で?俺は君の言うとおり、生意気だし、金も無い男なのに・・・」
ハン・ジョンウン「そうよ・・・私も疑問だわ・・・」

そして、二人は帰り、ハンジョンウンのコーヒーショップで・・・
ハン・ジョンウンはキュウリのサンドウィッチを差し出し・・・
ハン・ジョンウン「ちょっと!私の告白受け入れないなら、家に早く帰して、受け入れるなら、高級レストランでも連れてって食事でもするとか!これは何よ!キュウリのサンドウィッチを作ってくれなんて!」
イ・ヒョヌ「キュウリは1.5cmに切ったか?マヨネーズは大匙3」
ハン・ジョンウン「ええ、したわよ。イチイチうるさいわね」
イ・ヒョヌ「俺の父親はこうして造ってくれたんだ・・・君よりもキュウリは太く、マヨネーズはもう少し多く・・・」
と一口齧り
イ・ヒョヌ「美味しいよ。味も同じになってきた・・・母は早くに亡くなったんだ・・・だから父が俺たち二人を育てた・・・」
ハン・ジョンウン「確か弟さんがいるとか?」
イ・ヒョヌ「ああ・・・いつも俺たちに作ってくれたおやつだったんだ・・・料理なんてインスタントラーメンにキムチ炒め、それしかなかったけど・・・唯一キュウリのサンドウィッチは美味しかったんだ・・・」
ハン・ジョンウン「お父さんは・・・?」
イ・ヒョヌ「亡くなったよ・・・その為、弟が行方不明になったんだ・・・」
ハン・ジョンウン「行方不明って・・・」
イ・ヒョヌ「だから父さんと弟を思い出した時に食べるんだ。会いたい時にも食べるんだ・・・」
ハン・ジョンウン「そうなのね・・・」
自分の事を知られるのが嫌いなイヒョヌがハンジョンウンに家族の事を話すって事は
もしかして脈アリかも・・・

ジウンの為に泣きつくしたカン・フェソクは夜中に台所に行き・・・
薬を飲もうとして噴出した!
何と暗闇の中で口の周りをケチャップで赤くしたチャンスが、ホットドッグを食べていたからだ!
カン・フェソク「チャンス!アンタは!夜の過食がどれだけ危険なのか分かってるの!?人は眠っている時にメラトニンが分泌するようになってるの。なのにアンタみたいに過食したら、腸が活発に動いて神経が起きてしまってメラトニンの分泌が抑えられて、きちんとした睡眠が取れなくなるの。不眠症が何か判る?どんなに寝たくても眠れなくて寝ずに過ごしてしまうの」
ハン・チャンス「僕は今まで眠れなかった事は無いけど?」
カン・フェソク「夜の睡眠の間に体の栄養素が分解されてエネルギーに変わる。しかし、夜寝る前に夜食すると寝ている間に消耗される筈のエネルギーが消耗しきれずに体に脂肪として蓄えられ、急激に体重が増加し、このように肥満の体型が生まれるのよ!分かる?」
ハン・チャンス「僕の体は急激ではなくて、日々の積み重ねによる物ですよ」
カン・フェソク「うるさい!あ~我慢できないその体。これは虐待よ!アンタの前の母親は一体どうして子供をこんな肥満して!アンタを私の子として認めるか認めないに拘わらず、そんなアンタを私は放って置けないわ!」
ハン・チャンス「えっ?僕をどうするつもりですか・・・」
カン・フェソク「チャンス!これからは生きる為の戦いよ。これからアンタをトレーニングしてあげる!」
こうしてカン・フェソクのジウンへの愛(スパルタ)はチャンスへと移って行った・・・
それにしてもカンフェソクは叱る時も理論的なんですね~
この母だから勉強の出来るジウンになったんでしょうね~

大晦日の日に仕事を無くしたハン・ソンシクはバーで自棄酒を飲み潰れてしまった・・・
ハンソンシクの財布の中のイ・ヒョヌの名刺からイ・ヒョヌの連絡が行き・・・
イ・ヒョヌはハン・ソンシクを抱えてホテルに寝かせた・・・
次の日の朝、起きたハンソンシクはビックリする
ホテルのいい部屋にモーニングサービスにサウナ、プールまで利用できるように先支払いまでしてくれたのだ。
気を取り戻したハン・ソンシク単身放送局に乗り込み
男性アナに信じられない話を聞く・・・
男性アナ「新しいゲストにキム・ジョンウ弁護士が入ったんだけど」
ハン・ソンシク「何だって?アイツは俺よりも勉強出来なくて、俺の足元に及ばないヤツなのに何で!アイツ、スペックなんて何も無い奴だぞ司法試験もビリだったし司法研修もビリで通った奴だ。そんなヤツが何で俺の代わりになるんだよ!」
男性アナ「はぁ~まだまだ世の中を知らないようだね。キム・ジョンウにはお父さんがいるじゃないか?現官僚のエリートの強力なバックが要るのに何を言ってるだ?元々親が一番のスペックだよ。」
と去り際に
男性アナ「あ~チャン・ユラが既にキム・ジョンウに接近してるよ」
ハン・ソンシク「ユラが」
男性アナ「お金と名誉を大事にする女だって言ったじゃないか?」
ハン・ソンシクの後釜に親の七光りの駄目息子が入っちゃいました~
世間を生きるには自分の実力だけでは駄目って事なんでしょうか~悲しいですね~

ハン・ヒョンソプ家では新しい年が開け・・・
家族揃って朝からトック(韓国式雑煮)を食べる・・・
ハン・ヒョンソプ一家にハンソンフン一家そしてオ・ギブン、オドンヒ、ハン・エリとハン・ジョンウンまでも加わりにぎやかだ・・・
ソ・ヘジュはトックの飾り卵を作るが失敗・・・
ムン・ジョンエ「アンタは一体出来るのは何?貸しなさい」
トックの飾り卵は白身と黄身に分けてそれぞれ解きほぐしてフライパンで焼いて
細かく切って盛り付けるんです。白と黄色の金糸卵綺麗ですよ~

ファン・ミオク「ねえ、向かいの青年も呼んだら?」
ハン・ジョンウン「私が呼んでくる」
そして向かいの青年イ・ヒョヌまで加わり皆でトックを食べている・・・
甲斐甲斐しく世話をするハンジョンウンの行動にピ~ンと来たハン・エリ
ハン・エリ「あなた年は幾つ?」
と鋭い視線を向けるのだった・・・
トックを食べて外に出たイ・ヒョヌとハン・ジョンウン・・・
ハン・ジョンウン「休みの日に一人でいるより、こうして皆で一緒にいる方が楽しいでしょ?」
イ・ヒョヌ「何で俺の事が好きなんだ?人を好きになったら不利になるの知らないのか?弱点を握られる」
ハン・ジョンウン「トックまで食べて何言ってるの・・・?」
イ・ヒョヌ「家族の団欒に呼んでくれてありがとう。トックのお礼に忠告してやるよ。俺の事好きになるなよ。それが君の為にいい」
イ・ヒョヌは家まで来て美味しそうにトック食べて親に挨拶してるのに
ハンジョンウンとは付き合う気ないみたいですね~

二番目の嫁カンフェソクはと言うと・・・
「一年の計は元旦にあり」の如くチャンスを連れ、ジョギングをしていた・・・
走っている途中でへたばるチャンス
カン・フェソク「立ちなさい!チャンス!」
ハン・チャンス「・・・こっこれ以上は走れないよ・・・」
カン・フェソク「立ちなさい!立つのよ!」
ハン・チャンス「叔母さん、いえ、母さん・・・もう無理だよ・・・」
カン・フェソク「アンタの体重と慎重から計算して、一日に2時間、最大3時間の運動が必要なのよ!肥満は万病の源、いじめの近道よ!アンタこんな風に生きたい?ハンチャンス!アンタはこの2017年、新しい人に生まれ変わるのよ!さあ、起きなさい!」
ハン・チャンス「叔母さん、お願いだから、お願いだから止めて下さい・・・僕死にそうだよ」
カン・フェソク「体重を減らせばいいじゃない!そしたらそんなに大変じゃない筈よ!ほら!早く走るのよ!速度を出して!そんなチンタラ走ってて脂肪が取れると思ってるの!」
ハン・チャンス「も・・・もういいよ・・・万病の源、いじめの近道でいいよ・・・」
カン・フェソク「アンタまだまだそんな事言えるエネルギー残ってるのね!エネルギーが残ってるならもっと早く早く!走るのよ!」
と嫌がるチャンスを無理矢理立たせて走らせたのだった・・・
チャンスは以前叔母さん料理上手いし、優しいし、叔母さんみたいな人と結婚したいと言ってましたっけ?

オ・ドンヒはハン・ソンジュンに添削された台本を見ていた・・・
所々にタグが付いている・・・

幼稚だな!
古い感じがする
何言ってるのかさっぱり?
おかしいだろ!
修正しろ!
直ぐ分かるようなアクションは感動無し!
キャラクターに共感できない!全部換えろ!

何よ!ケチばかりつけて!だったら自分が書けばいいじゃない!
オドンヒはカンカン!だった・・・
オ・ドンヒ「だったらどうやって男が女に告白するのよ」
ハンソンジュン「一目惚れしました?70年代のドラマか?」
オ・ドンヒ「1970年代に生きていたの?」
ハン・ソンジュン「その頃に生きてたらダサいセリフだって分かるのか?」
オ・ドンヒ「どうして私の台本に赤線引いて『幼稚だ』『ダサい』『修正しろ』『外せ』『何の意味かさっぱり?』こんな悪口ばっかり書き込むのよ!」
ハン・ソンジュン「前にちゃんと見てくれって言ってたじゃないか?現代の何処に一目惚れしましたって言う男がいるんだよ!1970代の話しだろ!」
オ・ドンヒ「ナンパ男だからよ。愛も無く女を狩る」
ハン・ソンジュン「だから余計にだよ。そんな風にハンティングする男なんてこの現代にいるかよ」
オ・ドンヒ「良く知ってるわね」
ハン・ソンジュン「恋愛した事無いだろ」
オ・ドンヒ「なんですって?」
ハン・ソンジュン「直ぐに分かるよ。この題目見ろよ。文字で学んだロマンス!言葉通り本で学んだロマンス」
オ・ドンヒ「ちょっと!こう見えても私!前に新人作家の応募で最終審査まで残ったのよ!何時脚本の声が掛かるかと待ってる立場なのよ!」
オ・ギブン「こら!屋上で大声出して!ご近所様に迷惑でしょ!婆ちゃんはちょっと出かけるから中に入って話し合いなさい!」
そしてハン・ソンジュンはオ・ドンヒの家に入る・・・
ハン・ソンジュンは中に入り眺め回す・・・
オ・ドンヒ「何見てるの?」
ハン・ソンジュン「いや、女の子の部屋に入るの初めてだから・・・」
オ・ドンヒ「あのね!ここは私とお祖母ちゃんの部屋よ。何でもロマンス的に考えるのね」
ハン・ソンジュン「それじゃ駄目か?それで食べて暮らしてるのに?」
ハハハ・・・オドンヒは気付いてないみたいだけど
女の子と付き合った事は無いという一種のアピールじゃないんですか~

二人は机の前に座る・・・
ハン・ソンジュン「それはそうと何でこの人形は何の罪で壁の方向いてるんだ?反省させてるみたいに」
ハン・ソンジュンは自分があげた人形を前に向けさせる
オ・ドンヒ「人の物勝手に触らないでよ!これはこれでいいの!」
と壁の方を向けさせる・・・
ハン・ソンジュン「これは俺があげた人形なんだけど・・・?この人形が君が台詞を話しにそって書くかどうか監視するんだ」
オ・・ドンヒ「何ですって?」
そしてハン・ソンジュンは細かく付箋の意味について説明する・・・
オ・ドンヒ「分かったわ。その部分については認めるわ」
ハン・ソンジュン「はぁ~理解させるのがこんなに大変とは・・・」
オ・ドンヒ「分かったって言ったじゃない!でもちょっと幼稚かもしれないけど、こんな風に書けばコメディーな部分も活きるんじゃない?」
ハン・ソンジュン「コメディーも過度すぎると嫌気が差す。現実性もなくなるし」
オ・ドンヒ「コメディーとロマンスに現実性が何処にあるのよ!それに愛は神秘的で幼稚で古臭い物なんじゃないの?」
ハン・ソンジュン「古臭い物じゃ駄目だ!ロマンスコメディーは洗練された物じゃないと。睨むのは止めろよ。スーパーに行ったらトマトと間違えて買って行きそうだよ。ちょっと何か言うと直ぐに怒る」
オ・ドンヒは「何よ!」と言いながらハンソンジュンをバシバシ叩く・・・
ハン・ソンジュン「やめろよ。先生を叩くのか?」

家にジョギングを終えたカン・フェソクとハン・チャンスが帰って来た・・・
ソ・ヘジュ「あんた!トックも一緒に作らないで何処に行っていたのよ」
カン・フェソク「見て分からない?ジョギングに行って来たのよ」
ソ・ヘジュ「アンタは自分の体の事ばかり考えて!上手い事言って一人楽しようと」
カン・フェソク「私の為じゃないわ。義姉さんが今まで何の考えも無しに育てたこの子」
ソ・ヘジュ「なっ?」
カン・フェソク「WHO世界保健機関の国際基準によると義姉さんの以前の息子さんは肥満の3段階になってるのよ。健康の危険な段階になってる以前の息子さんを運動させてきた所よ。お分かりになって?」
ソ・ヘジュ「はっ!呆れた」
ハン・チャンスはソヘジュに向かい
ハン・チャンス「母さん!助けてくれよ~僕お腹がすいたよ~」
ソ・ヘジュ「アンタ!あっちに行きなさい!アンタの裏切りと愛の無さを誰よりも良く知ってるわ。ドイツの手作りソーセージと北海道のミルクのカステラを召し上がるんだからそっち(カン・フェソク)と暮らせばいいじゃない?」
ハン・チャンス「母さん!」
カン・フェソク「さあ、チャンスこっちにいらっしゃい。私はこの子を見違えるくらいに変えて見せるわ。見て反省する事ね。義姉さん!」
ハン・チャンス「母さん、それトックの餅でしょ?僕にも分けてよ。僕がトック好きなの知ってるでしょ?」
ソ・ヘジュ「誰が母さんだって?これからは伯母さんと呼びなさい」
ハン・チャンス「母さん!」
ソ・ヘジュ「親子の関係はもう切れたわ。新しいお母さんの元で元気に暮らしなさい!これはウチの校内一番の息子に牛肉入れて煮てあげないとね~」

そしてソヘジュが地下に降りると・・・ハン・ジウンは机に座り勉強していた・・・
チャンスとは違いまるで天使のような勉強家のジウン・・・
ソ・ヘジュ「あら♡ ジウン勉強していたの?」
ハン・ジウン「あ・・・ええ・・・朝はトック食べて時間を無駄に使ったから、午後は勉強しようと思って・・・」
ソ・ヘジュ「ジウン~アンタ偉いわ~何か食べる?果物でも?」
ハン・ジウン「いや、いいです。勉強する時は何も食べないんです。食べると胃に血が集まって集中力が下がって頭の回転が鈍くなるんです」
ソ・ヘジュ「あ・・・そうなの・・・」
わ~皆さん知ってましたか?勉強中は食べちゃ駄目なんですね~初耳です~

そしてハン・チャンスは・・・
カン・フェソク「さっきアンタの前の母親が鼻で笑ったのを見たでしょ」
ハン・チャンス「ええ!見ました」
カン・フェソク「アンタの事をこれからは自分の息子じゃないと言ったわ」
ハン・チャンス「ええ!聞きました!」
カン・フェソク「過去は忘れなさい!そして私に恥を掻かせないの!」
ハン・チャンス「ええ、そうします!」
カン・フェソク「南米から取り寄せた豆よ。この豆一つで十分よ!さあ!食べなさい!」
ハン・チャンス「はい!」
こうしてハンチャンスは豆一つが食事になった・・・
こうしてソヘジュを見返す為のプロジェクトが始まった・・・

ハン・ソンフンはハン・ヒョンソプの家でチキン店オープンの準備の為、カレンダーの袋詰めをしていた・・・
ハン・ソンフン「父さんありがとう」
ハン・ヒョンソプ「オープンももう直ぐだ。明日から工事に入るんだろ?」
ムン・ジョンエ「早く設けて父さんに借りた金を早く返すのよ」
ハン・ジョンソプ「それにしてもハン・ソンシクのヤツ全然姿を見せないな。兄を手伝わんとイカンのに」

その頃ハン・ソンシクは町の電灯に向かい・・・
ハン・ソンシク「お前!ガス灯だろ!お前は直ぐにバックの大きいLED電灯に立場を奪われる!幾ら努力しても何の成果も無い・・・あぁ~可哀想なヤツ・・・ぐすん・・・なんで俺はナメクジみたいに生きないといけないんだ~」
そんなハン・ソンシクをイヒョヌが見つけて連れて帰る・・・
ハン・ソンシク「君はいいな~伯父さんがバックに居て~」
イ・ヒョヌ「ハン・ソンシク弁護士さんも良いご両親が居ていいじゃないですか?ご両親のお陰で弁護士になれたんでしょ?」
ハン・ソンシク「何で俺が両親のお陰で弁護士になれるんだよ。俺が一生懸命勉強したからなれたんだよ」
イ・ヒョヌ「ハハハ・・・ご両親が聞いたら可哀想ですよ~」
ハン・ソンシク「あぁ~俺は悔しくて死にそうだよ。」
とイ・ヒョヌに絡みながら帰宅する・・・

ムン・ジョンエ「まあ、こんなになって帰って来て!今日一日姿見せないと思ったら!何処で酒飲んできたのよ!」
ハン・ソンシク「母さん!父さん!何でウチはこんなんなんだ?どうして父さんはこんな風にしか生きられなかったの?何で父さんは俺を金も無く、バックも無いヤツにしたんだよ!ソウル大の法科を出たのに司法試験にも合格して父さんと母さんに大きな喜びを与えただろ!なのに父さんと母さんは愛する息子に何をしてくれたんだよ」
ムン・ジョンエ「まあ、この子は一体何を言ってるのか・・・」
ハン・ソンシク「父さん!何で父さんは無能力なんだよ!何でウチの家は何も無い財閥や権力ない家なんだよ。何で俺に強力なバック一つもくれないんだよ~俺は本当に悔しいよ~」
親は一生懸命に育てたのに酷いですね~
まあ、あんな風に切られたら愚痴りたくなるのも分かる気はしますがね~

イ・ヒョヌは帰ってジョ・ムギョンに話す・・・
イ・ヒョヌ「俺の父親はアルコール中毒に暖房もない小さなアパート一部屋を借りて一日をやっと過ごせるようなその日暮らしをしていた人だったが・・・俺は一度も父を恨んだ事は無かったよ・・・町の人全てが父を指差し、踏みつけられても、俺は父を恨みはしなかった・・・寧ろ可哀想な父を苛める町の人達を恨んだよ・・・俺が父を恨んだのは俺と弟を残してこの世を去った時だったよ・・・なのに今の人達は直ぐに親を恨む・・・」
ジョ・ムギョン「どんな時にも手を差し伸べるのが親である事を知らないからでしょうね」
確かにちょっとした事で親に文句言ってますけど
両親が居ない人にとっては居るだけでもありがたいんですよね~

次の日、ハンジョンウンはイヒョヌの家にキュウリ・サンドを差し入れに行く・・・
ハン・ジョンウン「今日はコーヒーショップはお休みなの・・・契約にサンドイッチの差し入れってあるからね・・・」
イ・ヒョヌ「二つだね。今日は伯父さんはいないけど?」
ハン・ジョンウン「伯父さんの分じゃないわ。あなたの弟の分よ。弟も食べたいと思っている筈よお父さんが作ってくれたなら・・・だから、これから毎日二つずつ作るわ。今日であり、明日であり、何時か弟が帰って来たときに一緒に食べられるように・・・昔ねお祖母ちゃん達は自分の子が家を出て行った時にその子の分を作って待ってるんだって・・・早く帰って一緒に食べられるようにって・・・そしたら早く帰ってくるからって・・・それと家から出てひもじい思いをしないようにって・・・貴方の弟さんも早く帰ってこれるように祈るわ・・・」
イ・ヒョヌ「・・・」
ハン・ジョンウンは「あっそうだこれ」映画のチケットを渡し・・・
ハン・ジョンウン「オープン記念に本社から貰った映画のチケットなんだど・・・今日の夜何だけど一緒に見に行きましょうよ。ね?仕事終えてゆっくり来てね。ポップコーンを買って待ってるから・・・見たかった映画なの・・・」
イ・ヒョヌ「今日は忙しいんだ」
ハン・ジョンウン「だから仕事終えてゆっくり来たらいいから・・・じゃあね」
とチケットを押し付けて帰って行った・・・
ハン・ジョンウンは一見変な女の子だけどこういう尽くす面もあるんですね~

カンフェソクは豆を用意してチャンスの部屋を訪ねると・・・チャンスの部屋は空っぽだった・・・

ソヘジュは地下の家の冷蔵庫を開け首を傾げる・・・なぜかおかずが忽然と消えていた・・・
ソヘジュ「あら~?ここに確かおかずが入っていたのに・・・見当たらないわ・・・」
ハン・ジウン「ああ、それさっき冷蔵庫掃除しながら僕が捨てたよ」
ソ・ヘジュ「捨てた?なんで?」
ハン・ジウン「日にちが経ってるからだよ。水が出てきた味噌、固くなったコチュジャン、変なにおいのする海苔としなびれた野菜とか全部捨てたよ」
ソ・ヘジュ「見た目は悪いけど、まだ食べられるのに・・・」
ハン・ジウン「駄目だよ、そんなの食べたら腹を壊すよ。それにアインが幼いから各種ウイルスに弱いから、ちょっとでもおかしい食べ物は食べさせちゃ駄目だよ」
ソ・ヘジュ「ハハハ・・・そうなの?じゃ、何で食べようかしら・・・」
そこにカン・フェソクがどたどたと降りてきて
カン・フェソク「チャンス!何処に居るの!出てきなさい!」
ソ・ヘジュ「何で自分の子を他所の家で探すのよ!」
ソヘジュは賞味期限が切れても安いからって買ってくるタイプみたいですね~
しかもそれを美味しいってチャンスは全部平らげてたんでしょうね~

地下にも居ない事が分かったカン・フェソクは外にチャンスを探しに行く・・・
見つけた!
チャンスは何とコンビニで買い食いしていた・・・
そこにクラスメイトがやって来て・・・
友達1「お前!そんなんだから120kg超えるんだろ?贅肉落とせよ~ハハハ・・・」
友達2「そんなにデブなら勉強が出来るとか、出来ないならスリムでカッコよくなるとか、どうにかしろよ~」
友達1「沢山食ってもっとデブになれよ~ハハハ・・・」
チャンス「何だと!」
チャンスは友達の胸倉を掴み殴ろうとする!
カンフェソクは慌てて店の中に入り
カン・フェソク「チャンス!」
チャンス「あ・・・母さん」
カンフェソクは友達をグッと睨み
カン・フェソク「あんた達!何年何組の誰?担任は誰?アンタ達はなんでじっとしてる子にちょっかい出すの!あんた達小母さんに叱られたいの?」
友達「うわっつ、やべえ、行こうぜ・・・」
カン・フェソク「あんた達の担任に言いつけてやる!」
クラスメイトは二人とも逃げるように行ってしまった・・・

家に帰り・・・
カン・フェソク「チャンス!お金を全部出しなさい!これからはお小遣い無しよ!」
ハン・チャンス「母さん!」
カン・フェソク「アンタは!食べ物の要求しかないの?」
ハン・チャンス「他に何があるの?」
カン・フェソク「愛されたい要求、認められたい要求、プライドとか・・・無いの?」
ハン・チャンス「僕はいつも腹が減ってた状態だったから・・・」
カン・フェソク「我慢しないと!お腹すいても我慢、腹が立っても我慢!そうして人は成長するでしょう?それにちょっとした事で殴ろうとするの!」
ハン・チャンス「あいつらが俺をからかうから・・・見たでしょ?」
カン・フェソク「それでも先に暴力振るった者が不利になるのよ!分かる?何であの子達のする事にアンタが合わせるのよ。」
ハン・チャンス「それでも腹が立ったら手が先に出るよ・・・ごめんなさい・・・」
カン・フェソク「はぁ・・・いいえ、これはアンタの間違いじゃないわ・・・これは人文学不足によるものよ!人が動物と違うのは深く考え、意思を言葉で表現するからよ。1995年アメリカで人文学をした後に癇癪を起こす子供達は拳を振り上げなくても自分の感情を表す方法を見つけたわ。パンより本を、欲より美術史を、なせ生きるかの哲学書を読んだ後から子供は変わり始めたわ・・・このままでは行けないわ・・・今日からシェイクスピアを勉強するわよ!」
ハン・チャンス「で、シェイクスピアって誰?」
そしてハン・チャンスはダイエット+人文学が追加された・・・
ハン・チャンスはシェイクスピアって?人文学、何それ美味しいの?って感じですね~

ムン・ジョンエから昨日のハン・ソンシクの事を聞いたファン・ミオクは怒り出す!
ファン・ミオク「何~ハン・ソンシクのヤツ!親がどんなに苦労して働いてあの安月給で4兄弟をみんな大学まで行かせて結婚までさせてやったのに!そんな生意気な事を言ったの!?」
ムン・ジョンエ「そうなんですよ、お義母さん。私本当に悲しくて・・・一階の家まであの子達にあげたのに、何がまだ足りないのかしら・・・」
そこに何とパンミジュが訪ねて来た・・・
ファン・ミオク「あら~ソンジュンの彼女さんじゃない?」

ハン・ソンジュンはオ・ドンヒの家で脚本のレクチャーをしていた・・・
ハン・ソンジュン「脚本の筋書きはいいと思うよ・・・構成もいいし・・・でも、みんな12時に帰らないといけないのか?シンデレラみたいに・・・」
オ・ドンヒ「それどういう意味?」
ハン・ソンジュン「もう少し自分を出してみたらって言ったんだよ。文章を見てると全部君に見えるよ・・・なんでこう自信が無いんだよ!文字の中では生きる自信あるって言ったじゃないか?
オ・ドンヒ「あ・・・ええ・・・」
ハン・ソンジュン「それから、題名は変えろよ!一個一個見ていくといい題名が浮かぶ物なんだ。きっといい題名が出来る筈だよ。あっそうだ俺の部屋に君が読むといい本があるんだけど・・・」
と自分の部屋に誘うハン・ソンジュン・・・
ソンジュン君、新年早々自分の部屋に誘ってどうするつもり?

そして二人はパンミジュが居るともしらず、ハン・ヒョンソプの家に入って行く・・・
ハン・ソンジュン「母さん、ただいま」
と言ってパン・ミジュを見て顔を曇らす・・・
ファン・ミオク「何処に行ってたの?自分の彼女が来てるのに」
パン・ミジュ「いいえ、違うのよお祖母様、私がお祖母様とお母様にお会いしたくて新年のご挨拶に来ただけなんです。オ・ドンヒさんもこんにちは」
オ・ドンヒ「あ・・・ええ・・・」
ファン・ミオク「あら、この子の事も知ってるの?」
パン・ミジュ「勿論ですわ。ウチの社の社員なんだから」
オ・ドンヒ「それじゃ、私はこれで・・・」
とオ・ドンヒは自分の家に帰って行った・・・
ムン・ジョンエ「まあ、会社の常務さんなの?」
パン・ミジュ「ええ、まあ」
ファン・ミオク「お父さんは会社の社長だそうよ」
ムン・ジョンエ「あらまあ♡」
パン・ミジュ「でも私が新入社員のときからソンジュンさんにはお世話になっていて、頭が上がらないんです」
ファン・ミオク「まあ、そういう男が魅力あるってものよね」
ムン・ジョンエ「二人は何時から付き合ってるの?」
パン・ミジュ「出会ってからは5年、お互いにいい関係になってからは3年です」
ファン・ミオク「結婚するにはいい時期ね」
パン・ミジュ「そうじゃな無くても父がソンジュンさんの能力を後継者としてみてるわ」
ファン・ミオク「だからってウチのソンジュンをいきなり取って行ったりしないでね」
パン・ミジュ「ええ、私がウチを出てお嫁に来ますわ」
とハン・ソンジュンそっちのけで話がドンドン結婚の方に進んで行く・・・
ハン・ソンジュン「お母さん、僕がパンミジュを送って行きます。さあ、行こう」
といきなり立ち上がった・・・
パン・ミジュ「あ・・・実はこの後予定があって・・・またご挨拶に伺いますわ・・・」
うわ~怖いですねパンミジュは外堀作戦に出ました~
普通いいとこのお嬢さんが来てお嫁さんになってくれるとなると誰も止めませんね~

そしてハン・ソンジュンはパンミジュの車を運転し、即パンミジュの家に送り
さっさと車を降りて
ハン・ソンジュン「それじゃ」
と言って背を向けて歩き出した・・・
その背中をパンミジュは抱きしめ
パン・ミジュ「ごめんなさい・・・でも私を見てお願いだから・・・あなたの事好きなの自分でもどうしようも無いの。だからお宅を訪ねたの・・・みっともないけどでも、会いたかったの」
自分腹に回ったパ・ンミジュの手をそっと外し
ハン・ソンジュン「俺があの時言っただろ?君を愛してない」
パン・ミジュ「いいえ、愛せるわ。あなたが努力すればいいじゃない!私はあなたを諦められない!絶対!」
ハン・ソンジュン「愛って努力だけでなるのか?今まで君と過ごした5年間の時間、ある時は可愛くて、ある時は頼れて、友達みたいに楽に感じられる時もあった・・・だが君に会うときはいつも心の一部で負担感が、自分の物じゃない感じがして俺は混乱したんだ・・・だからその為に答えも出さず此処まで来てしまって悪かった・・・」
パン・ミジュ「・・・」
ハン・ソンジュン「本当にすまない・・・だけど、すまないからって愛するって出来る訳ないだろ?すまないからって結婚なんて出来る訳ないだろ?これは自分自身を騙し君にも良くない・・・」
話している途中でパン・ミジュはいきなりハン・ソンジュンに抱きつきキスをした!

感想

チャンスとジウンはそれぞれの家で暮らし始めましたね・・・
ソヘジュとジウンはまあなんとか暮らせて行けそうですが・・・
カンフェソクとチャンスは前途多難なようです・・・
でも何だかんだ言いながら段々馬が合って来てると思いませんか?
それにしてもハン・ソンシクの失業が気になりますね~
イ・ヒョヌの差し金で何かまだ企んでいるような気がしますが・・・
ハン・ソンジュンがオ・ドンヒにあれやこれやと世話を焼くのはやっぱり下心があるからでしょうか?
そしてパンミジュはいきなり外堀作戦に出始めましたがハンソンジュンに通じなかったみたいです・・・
それでも諦めきれないパンミジュはキスをしましたが・・・
これでハンソンジュンの心を取り戻せるのかな?
益々面白くなってきましたね。次回もお楽しみに~

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