江南ロマンストリート-あらすじ-1話-2話-感想付きネタバレありで!

韓国ドラマ-江南ロマンストリート-あらすじ-1話-2話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。


【江南ロマンストリート】ネタバレあり

1話

オ・ドンヒは兄、ソ・チョルミンを探しに台湾へ旅立つ。
と言っても一人旅は無理。だからツアー旅行に参加したオ・ドンヒ。
飛行機に乗り台湾に着いた一行は、観光バスに乗り、台湾のあちこちを回る…

ガイド「此処からは、自由時間にします。ゆっくり観光を楽しんで、一時間後に此処に集合してくださいね~」
チャンスとばかりにオ・ドンヒは、 菁桐駅周辺を歩き兄の写真を現地の人に見せ
「この人、知りませんか?」と尋ねて回る。
そして 平菁橋のつり橋を渡っている時
いかにもガラの悪いオジさん達、でも同じツアーの人達が近寄ってきて…
オジさん「お譲ちゃん、写真取ってもらってもいいかな・・・?」
オ・ドンヒ「あ…いいですよ・・・じゃあチーズ」
と写真を撮ってあげた。
厳つい三人は決めポーズの写真に満足して去って行った…
あ~怖かった・・・
とほっと胸を撫で下ろすオ・ドンヒだった…
平渓老街を歩くオ・ドンヒ…
天燈に様々な願いを書き天燈上げをする人々・・・
そしてオ・ドンヒも「絶対に捕まえられますようにと願いを書き天に飛ばすのだった・・・
オ・ドンヒはお兄さんを探しに台湾に来たみたいです。
それにしても台湾の町って独特で色んな雰囲気がありますね~

その願いが聞き届けられたのか?
オ・ドンヒは町で客引きをしている兄を見つける!
オ・ドンヒ「兄ちゃん!此処で何してるの!人でなし!ろくでなし!穀潰し!
どうしてくれのよ!どうしてくれるのよ!私達どうやって生きていけばいいのよ!」
とカバンで兄を殴りつけながら大声を張り上げるオ・ドンヒ!
町行く人々は皆振り返る!
そして兄を探していたのはオ・ドンヒだけではなかったようだ…
「ソンチョルミンさん」
と呼ばれて振り返ると
何とさっきのガラの悪いチンピラが3人立っていた…
「どれだけ探したと思ってんだ!」
「こっちへ来い!」
急に逃げ出す兄、ソ・チョルミン! 
そしてそれを追うチンピラ!
ここで逃がしてなる物かとオ・ドンヒも慌てて追いかける!
ソ・チョルミンは停まっているバイクに跨り逃走!
チンピラもバイクを停めさせ、乗ってる人を無理矢理降ろし、バイクに乗り追いかける!
オ・ドンヒも負けじと走って兄を追いかける!

一方ハン・ソンジュンは仕事で台湾に来ていた・・・
キムPDとの待ち合わせの時間まで観光を楽しむハン・ソンジュン。
タクシーに乗ろうとするハン・ソンジュンの目の前を3台のバイクが高速で走り抜けて行く…
ハン・ソンジュンは危ないな~と思いつつもタクシーに乗ると
なんと反対側のドアを開けて女の子が乗り込んできた!
「早く!あのバイクを追って!早く早く!」
と乗り込んだオ・ドンヒはタクシーの運転手に指示をする!
走り出すタクシー!
ハン・ソンジュンは唖然とする!
オ・ドンヒ「早く早く!あのバイク追って!私が先に捕まえなくちゃ!」
バイクを追いかけるタクシー!
ところがソ・チョルミンは果物売りの車にぶつかり、バイクを捨て細い路地を逃走!
チンピラもバイクを捨て、走ってソ・チョルミンを追いかける!
オ・ドンヒは「ありがとう」と言ってタクシー代も払わず兄を追いかけて行ってしまった。
「何なんだ!あれ」と再びタクシーに乗ったハン・ソンジュン・・・
座席にエアチケットの挟まったバスポートが落ちているのを見つけた・・・
中を見るとさっきの女の子の物だった・・・
ハハハ…オドンヒは何と人のタクシーに乗った挙句、カーチェイスさせて、しかも無賃乗車までしちゃってます。

兄を追いかけるオ・ドンヒだが見失い・・・
兄を探して路地をウロウロしていると、誰かに腕を引っ張られた。
ソ・チョルミン「お前、気でも狂ったのか、何で独りでこんな所まで来たんだ!」
オ・ドンヒ「兄さんこそ!早く出しなさいよ!お祖母ちゃんの印鑑証明の判子と私のノートブック!」
ソ・チョルミン「お前、婆ちゃんの判子とお前のノートブックの為に此処まで来たのか?」
オ・ドンヒ「そうよ!兄さん!早く返してよ!お祖母ちゃんの判子にまで手を掛けて!」
ソ・チョルミン「お前、そんな事はいいから、早く韓国に帰れ!」
オ・ドンヒ「兄さんのお陰でウチの家族どう暮らしてるのか知ってるの!兄さん!あんたなんて兄さんじゃない!」
「そりゃーこいつぁ兄じゃねーよなー!」
振り向くとあのチンピラに囲まれていた・・・
チンピラ「お前達兄妹なのか?お嬢ちゃん、俺達と同じツアーだよな?」
チンピラ「お前、家族の金まで奪って逃げたのか?お前!俺達からも金を返さずに逃げるつもりだろ!」
ソ・チョルミン「す…済まない…」
チンピラ「済まないだと?俺達がこの6ヶ月お前を探してどれだけ苦労したと思ってるんだよ!」
チンピラ「まあ、俺達としたら、もう1人手に入れたわけだ~お嬢チャン~さっきは写真ありがとネ~」
とオ・ドンヒを捕まえるもう1人のチンピラ…
無理矢理車に乗せられ山奥へと向かって行った…
いきなりチンピラに捕まった二人、オ・ドンヒなんて関係ないのに妹ってだけで拉致されて万事窮すです~

その頃ハンソンジュンの母、ムン・ジョンエは子供を無事育て上げ、余生を楽しんでいた…
エアロビックを楽しみ、義母から譲り受けたビラの一階を賃貸し月々の家賃を溜めて
ナイアガラの滝を見に行くのが夢らしい・・・
そんな夢見る少女のようなムンジョンエ一家のビラの向かい隣のビラに誰かが引っ越しして来たみたいだ…
ムン・ジョンエ「あら?隣に誰かが引っ越しして来たみたいね。あの建物はかなり値が高いはずよ。あんな所に引越ししてくる人が居るなんて…そんな人も居るのね…もしかしてソン・ジュンキじゃないからしら?前にこの町に引越ししてくるかもって噂が立っていたのよ」
ファン・ミオク「本当?だったら髪染めて来れば良かった。こんな白髪の混じった髪で会うなんて恥ずかしいわ」
などど年甲斐も無くわいわいキャッキャッツとはしゃいでいると
「こんにちは」隣のビラの最上階から声がした・・・
振り返ると隣のビラにソン・ジュンキと張り合える位?の好青年が居た
青年「こんにちは。引越ししてきました。宜しくお願いしますね。」
ファン・ミオク「あら?貴方が家主?」
青年「ええ、まあ」
ファン・ミオク「こんなに若いのにどうしてこんな高価な家を買えたの?能力あるわね!」
青年「ハハハ・・・これから宜しくお願いしますね」
若いのに礼儀正しい様子にすっかりこの青年を気に入ったハン・ソンジュンの祖母ファン・ミオク
ファン・ミオク「こっちこそ宜しくお願いするわ。お隣同士仲良くしましょ?」
青年「此処に長く住んでらっしゃるみたいですね?」
ファン・ミオク「ええ、かれこれ30年になるわ」
青年「そうですか。宜しくお願いします」

ハン・ソンジュンの父、ハン・ヒョンソプは長男、ハン・ソンフンの家を久しぶりに訪ねると・・・
別の人が出て「引っ越しましたよ」との事。
自分に連絡もせず一ヶ月前に引越ししたと聞き、驚く父、ハン・ヒョンソプ。

実はハン・ソンフンは妻ソ・ヘジュの弟ソ・チョルミンの事業の融資の保証人となり
ソ・チョルミンが逃げた為、ハン・ソンフンの家まで抵当に入ってしまったのだった。
家を追い出され今一家はラブ・ホテルで生活しているのだ。
娘ハン・アインが幼稚園で私の家との題で「ラブ・ホテル」の絵を描き
妻ソ・ヘジュは悔しさで一杯だ。
ソ・ヘジュ「だからあんな弟の事なんか信用して保証人のサインをしちゃいけなかったのよ!あれは弟じゃないわ!クズよ屑!」
保証人って怖いですね。自分が借りていなくても、サインの為に全財産を失ってしまいました~

騒ぎの張本人ソ・チョルミンと何も知らずに兄を捕まえる為に来たオ・ドンヒは
チンピラの車で山奥まで連れてこられ・・・
廃屋に監禁されてしまった・・・
オ・ドンヒ「私が韓国に帰って必ずお金返すから、私達を帰して!お願いお願いだから・・・」
ソ・チョルミン「止めろよ。お前がどうやって返すって言うんだよ」
チンピラはボスに電話を掛ける・・・
チンピラ「ボス…捕まえました。あ…ええ、金を返すのは無理なようですね。此処で処理したいと思います。」
オ・ドンヒ「に…兄さん…なっ何を言ってるのかしら…?あれ…こ…此処で処理するって何?」
ソ・チョルミン「わ…悪かった…オ・ドンヒ…お前まで俺と同じ目に遭わせてしまって…だから何で此処に来るんだよ!俺が死のうが放っとけばいいのに!」
そんな兄の言葉にオ・ドンヒは事の深刻さを悟るのだった…
処理ってどっかに売られるって事?それとも臓器売買?何とも怖いです~

ここは韓国の中学校・・・先生が試験の成績表を渡している…
先生「ハン・ジウン!今回も校内一位ね。良く頑張ったわ。」
「オォ~」
先生「ハン・チャンス!」
「グウォ~」
ハン・チャンスはイビキを掻いて眠っていた…
前の席の生徒が揺さぶって起こそうとする・・・と
ハン・チャンス「何だよ!チャンポン大盛り食べるんだ~!」
と叫びクラスは大爆笑~
漸く先生に呼ばれている事に気がついたハン・チャンス~
先生「チャンポン大盛り~?こんな成績でどうして中華料理なんて食べられるの~」
ハン・チャンス「先生~でも食べて生きないと。あ、僕の成績表だ。ありがとー」
と全然気にしない様子。
ハン・ジウンとハン・チャンスは従兄弟同士なんですが、月とすっぽん関係のようですね~

中学校のママさん会、今回の運動会に子供達が食べるお菓子を準備する為に、ママさんたちが集まり昼食会を開いていた。
指揮を執るのはハンジウンの母カン・フェソク、今回も試験の成績がハン・ジウンが一位だった為、鼻高々だ。
カン・フェソク「皆さんから集めた会費1185万ウォンから、今回の秋の運動会に昼食とお菓子を差し入れする事にしました。皆さん如何ですか?」
ママさん達「ええ、いいですわ」
ママさん「あら~ジウン君のお母様がちゃんと上手く取計って下さるに決まってるわ~。今回の試験もジウン君が校内一位だったんでしょ?羨ましいわ~」
ママさん達「本当~羨ましいわ~」
ママさん「ジウン君の一位の秘訣教えて欲しいわ~」
そんな所にハン・チャンスの母ソ・ヘジュが遅れて入ってくる…
ママさん「・・・誰?」
ママさん「校内ビリ」
ママさん「えっ…校内ビリ?」
ママさん達「プッ…クスクス…」
クスクスと笑うママさん達…
ママさん「チャンス君のお母さん、これどうぞ食べて。いつもチャンス君に感謝しているのよ~」
ソ・ヘジュ「えっ?何を?」
ママさん「いつもチャンス君が下敷きになってくれるから、私達心配しなくて済むわ~」
ソ・ヘジュ「はあ…下敷き?どういう意味なのかしら…」
ママさん達「まだ気付かないみたい…プッ…クスクス…」
ソ・ヘジュは立ち上がり「ちょっと!下敷きってどういう意味よ!教えなさいよ!」
ソヘジュは自分の子チャンスのお陰で苦労してるみたいですね~
それにしてもママさん達ホント酷いですね~

昼食会の後
ハン・チャンスの母ソ・ヘジュはハン・ジウンの母カン・フェソクの車に乗って帰って行った…
カン・フェソク「だから義姉さん、チャンスに勉強させないと!あんなに勉強できない状態で将来どうするつもりなの?それに従兄弟が校内ビリだなんて!ウチのジウンの立場はどうなるの?チャンス君に合う塾私が紹介しましょうか?義姉さん?」
ソ・ヘジュ「何であんたがカリカリするの?あんたの子?ウチの子でしょ?」
カン・フェソク「ウチの子だったら、とっくに舌噛んで死んでるわ!」
ソ・ヘジュ「何を!」
カン・フェソク「とにかく、ちょっとは神経使ってよ義姉さん!」
ソ・ヘジュ「私が勉強させなくなくてしてる訳でも何でも無いわよ!思い通りにいかないのに、どうすれば良いってのよ!」
カン・フェソク「何で思い通りにいかないのよ!自分の子なのに!」
ソ・ヘジュ「あんたは夫も有名な弁護士だから、稼ぎがいいからそう出来るのかも知れないけど、ウチは私が働かないと路上生活よ!」
カン・フェソク「何言ってるのよ、義姉さん。義兄さんも稼いでるじゃない!」
ソ・ヘジュ「新聞記者はそんなに稼げないわよ」
カン・フェソク「だからって、駐車費2千ウォン(2百円)払いたくないからって店と喧嘩するの?ホント恥ずかしいわ!」
ソ・ヘジュ「あっ!私の車!レストランに置いてきたまま!どうしよう!」
カン・フェソク「今戻る時間は無いわ!」
と我が子ハン・ジウンに電話を掛ける母
カン・フェソク「ジウン!今何処?」
ハン・ジウン「チャンスと週番で残ってて今塾に行くところ」
カン・フェソク「ハン・ジウン!チャンスとは親しくするなって言ったでしょ!まさか従兄弟だなんて気付かれて無いわよね!もしバレたら貴方まで無視されるわ!これからは週番替わってもらいなさい!いえ、先生にはこの母から話します!」
ソ・ヘジュは隣で会話の内容を聞いて呆れるばかりだ。
怒ったソ・ヘジュは、運転中のカン・フェソクの髪をむんずと掴み、車はあっちへふらふら、こっちへふらふら、T字路の大きな木にぶつかってしまった。
カン・フェソク「あぁ~私の車~義姉さん!」
ママさん達も酷いけど、カン・フェソクももっと酷いですね~
一位にビリの気持ちは分かりません~

噂の的になっていたチャンスはと言うと…
学校の校門の前で祖父に出会う…
心配した祖父が長男の居場所を突き止める為にチャンスを待ち伏せしていたのだ…
そして、案内された家は・・・ラブ・ホテルだった…
そこでハン・ソンフン、ソ・ヘジュ、ハン・チャンス、ハン・アイン、ソ・ヘジュの祖母オ・ギブンとオ・ドンヒまで一緒に住んでいると聞きビックリする。
父が心配しないように何も言わず隠していたみたいですね~

その頃、オ・ドンヒのパスポートを拾ったハン・ソンジュンは、キムPDに出会い、一杯やっていた・・・
そこにチンピラにつれられてあの女の子オ・ドンヒがやって来るではないか・・・
良く見るとオ・ドンヒ達はチンピラに脅されているようだ・・・
キムPD「あいつだ!あいつですよ!詐欺コーディネーター!仲介すると言って金だけ持って逃げたんだ!それで、会社の制作費に穴を開けて、ウチの会社に多大な損失を与えた奴ですよ!ソ・チョルミン!待て~」
とチンピラに向かって走って行き、ソ・チョルミンを蹴倒した!
いきなり現れた乱入者にビックリするチンピラ。
キムPD「お前!よくも俺から金を騙し取って逃げたな!」
ソ・チョルミン「…キムPD」
キムPD「そうだ会えて嬉しいだろ!この野郎!」
とソ・チョルミンに頭突きをかますキムPD!
ハン・ソンジュンは慌てて止めに入る!
すると騒ぎを聞きつけた警察がやって来た!
ソ・チョルミンは逃げ、チンピラとキムPDも追いかける!
オ・ドンヒも追いかけようとするがハン・ソンジュンはオ・ドンヒの手首を掴み
ハン・ソンジュン「行くな!脅されていたんじゃないのか?」
とオ・ドンヒをつれて反対側に走り出した。
ハン・ソンジュン「本当に兄さんか?いい兄さんじゃなさそうだな。妹を置いて逃げて」
キムPDも走って来て…
ハン・ソンジュン「ソ・チョルミンは?」
キムPD「逃げました。どうやら警察に任せた方がよさそうです」
ハン・ソンジュン「俺達も君の兄さんに話があるんだ。ちょっと来い」
と連れて来られたのはとあるレストラン…
キムPD「早くカード持って来てくれ。俺達はカバンも財布も全部なくしたんだ」
と部下に電話を掛けている。
キムPD「俺達も何か食べて、長い長い話をしような」
と料理を注文する。
オ・ドンヒ「あ…あの…兄はそちらのお金をどれだけ持って逃げたんですか…?」
ハン・ソンジュン「なんだい?言ったら代わりに君が返してくれるのか?」
キムPD「そうだ君の携帯番号教えてくれよ」
オ・ドンヒ「無いわ…携帯落としちゃったの…」
あぁ~と天を仰ぐキムPD
仕方が無いので祖母の携帯番号を教えるオ・ドンヒ…
ハン・ソンジュン達が他のPDに挨拶してる隙にオ・ドンヒは姿を消した…
ソ・チョルミンはチンピラだけでなく、会社からも騙し取っていたんですね~
罪深い兄の所為でオ・ドンヒは苦労しますね~
それにしてもチンピラから無事逃げられて良かったですね~

ハンソンジュンが朝早くに船乗り場の辺りを歩いていると
居た!あの女の子だ。ハンソンジュンは近寄り
ハン・ソンジュン「あれから何処で何していたんだ?あんな風に姿消して」
オ・ドンヒ「約束したでしょ。お金は必ず返すって。なら、いいでしょ。」
ハン・ソンジュン「兄さんは見つけたのか?」
オ・ドンヒ「いいえ…」
ハン・ソンジュン「なら昨日から何処に居たんだ?」
オ・ドンヒ「ここよ。ここでガイドを待っていたの。観光客が多い場所だから、ここなら通りかかるかなと思って…」
ハン・ソンジュン「韓国には帰れないよ。君のパスポート俺が失くしたから。昨日失くしたカバンあの中に君のパスポートが入っていたんだ。」
オ・ドンヒ「…何で貴方のカバンに…」
ハン・ソンジュン「元々君は男が乗ったタクシーに相乗りするのか?タダが好きなのか?じゃあ、一緒に行こう。」
とオ・ドンヒの手を掴む。
オ・ドンヒ「ちょっと何するの?」
ハン・ソンジュン「付いて来いよ」
とハン・ソンジュンは歩き出した…
一難去ってまた一難?ハンソンジュンはオドンヒを何処に連れて行くのでしょうか?

2話

ラブホテルに住んでいる事を父に知られてしまった、長男ハン・ソンフン。会社が吸収合併されリストラに遭い、その上妻の義弟の保証人になった為にラブ・ホテルに住むことになってしまったのだ。
事情を知った父ハン・ヒョンソプは帰って来て一緒に住もうと呼びかける。

ハン・ジウンは校内では1位だが、塾では2位だ。カン・フェソクはそれが気に入らない。
ハン・ジウンを徹夜で特訓する。

一方ハン・チャンスは家(ラブホテル)のゲーム機で遊んでいる…
そこにチャンスの母ソ・ヘジュがやって来ていきなりチャンスの頭をベシッと叩く
チャンス「何で叩くんだよ」
ソ・ヘジュ「ちょっとは勉強しなさい!この馬鹿息子!校内359位って何!目を閉じて試験受けてもそんな点数にはならないわよ!どうして何時も何時もビリな訳!」
チャンス「母さん、ちょっと落ち着いて・・・」
ソ・ヘジュ「これが落ち着いていられると思う?塾に送れば塾の電気代ばかり出して、学校に行けば他の生徒の下敷きばかりして、あんたの所為で世間に顔向けで出来ないわよ!」
チャンス「だったら、勉強できる環境作ってくれよ!この部屋は何なんだよ!」
ソ・ヘジュ「何環境の所為にしているのよ!だったら、あんたの部屋がある時は何で勉強出来んのさ?35坪のマンション風通しも良く日当たりも良く、静かで良かったあんたの部屋。あそこにいた時には何で勉強できなかったのよ!この馬鹿息子!」
ソ・ヘジュは昼間ママさん達に笑われたのもあり、激怒しています~

その頃ハン・ソンジュンはオ・ドンヒの手を引きとある建物の前に立っていた。
オ・ドンヒ「ちょ…ちょっと待って!わ…私を警察に引き渡す気なの?」
ハン・ソンジュン「いいから付いて来いよ!」
とオドンヒの手をぐいっと引いて建物中へ入って行った…
警察「どうされましたか?」
ハン・ソンジュン「パスポートを失くしました」
警察「ではこの書類を書いてください」
自分とオ・ドンヒのパスポートを失くしたハン・ソンジュンは紛失届けを出しに来たのだった…
警察に引き渡す訳では無いと知りホッと胸を撫で下ろすオ・ドンヒ…
ハン・ソンジュン「そんなに感謝しなくてもいいよ。俺が無くしたから俺が処理しただけだから。俺は借りを作って生きられないタイプなんだ。」
オ・ドンヒ「私もそうよ。兄のお金は必ず返すわ。心配しないで。ありがとう。さっきは警察に引き渡すのかと思っちゃったわ。」
ハン・ソンジュ「俺は君の兄と同じかい?」
オ・ドンヒ「どうして兄が出てくるの?」
ハン・ソンジュ「だって、そうじゃないか?妹を債権者に引渡し逃げる兄が何処に居るんだ?」
オ・ドンヒ「・・・ハハハ」
そして二人は写真を取り、近くのカフェで食事をする…
ハン・ソンジュン「ガイドとは連絡取れた?」
オ・ドンヒ「ええ」
ハン・ソンジュン「良かったな。紛失申告したから、パスポートも直ぐに出来るよ。それにしても、ガイドに凄く怒られそうだな。言う事聞かずに勝手にどっかに行ったって。さあ、食べよう」
そして、ハンソンジュンはオドンヒを連れて観光バスの待ち合わせ場所まで連れて行く・・・
オ・ドンヒはハン・ソンジュンに自分の携帯番号を書いたメモを渡しながら
オ・ドンヒ「これをキムPDに渡してください。韓国に帰ったら祖母の携帯ではなく私の携帯に電話下さい。本当にありがとう」
とハン・ソンジュンに礼を言ってオドンヒはパスに乗って行ってしまった・・・
オ・ドンヒはハンソンジュンのお陰で無事韓国に帰られそうですね~
良かったね~

ハン・ソンフンとソ・ヘジュはラブホテルでキムチ漬けをしていた。
ソ・ヘジュ「えっ、お義母さんと一緒に住むですって?嫌よ絶対嫌。」
ハン・ソンフン「でも父さんが一緒に住もうって言ってくれているんだ。」
ソ・ヘジュ「でもお義母さんは只でも私の事を嫌っているのに、まして弟の所為で家を失ったなったなんて知られたら・・・もっと大変な事になるわ」
ハン・ソンフン「それは大丈夫だ。義弟の所為ばかりじゃないから。俺も会社の吸収合併でリストラに遭った。」
ソ・ヘジュ「なっ何ですって!?一体何時から」
ハン・ソンフン「三ヶ月前」
ソ・ヘジュ「えっ?じゃあ、今までの給料は?」
ハン・ソンフン「俺の退職金」
ソ・ヘジュ「なっ何ですって~?だからあの時早く新聞社替えた方がいいって言ったじゃないの!」
ハン・ソンフン「そうだよな~お前は偉いよな!ソウル大の教育科卒だもんな!」
ソ・ヘジュ「何でここでその話が出るのよ!」
ハン・ソンフン「母親はソウル大卒で息子は校内ビリときたもんだ。偉いよな」
するといきなり持っていたキムチを叩きつける!キムチの飛沫が四方に飛ぶ!
ソ・ヘジュ「子供は私一人で育てる物なの?」
ハン・ソンフン「お前、夫に向かって投げつけるのか!?」
ソ・ヘジュ「そうよ!何か悪い?」
ハン・ソンフン「この性格ブスが!」
ソ・ヘジュ「この!これでも喰らえ!」
とキムチを夫に向かって投げ付ける!
べチャ!
だがそのキムチはラブホの経営者に当たってしまった!
「今すぐここから出て行け~!」
とうとう、ラブホからも出て行くことになりました~

ハン・ジウンは徹夜勉強の所為で学校で鼻血を出し、それを知らないカン・フェソクは電話で…
カン・フェソク「ねえ、塾の一位の子どう勉強してるか分かった?…えっ家庭教師?それって幾らなの?
えっ保証金が必要?それって幾らなの?」
カン・フェソクは愛する我が子ハン・ジウンの為に家庭教師の保証金を支払うと家の敷金の値上げの分が払えない。来週までに支払えないと家を出なければならなくなってしまう。どうしようと深く悩むカンフェソクだった。
欲深いですね~塾に家庭教師、お金は幾らあってもキリが無いですね~

ハン・ソンジュン家の向かい隣のイ・ヒョヌは水道を点検の為フィットネスクラブに来ていた。
シャワー施設の水道管を点検し修理しているイヒョヌ
その隣には小さなサウナ室があり、とあるおばさんが入って行った…
イヒョヌは他にも洩れがないか点検の為にエアロビック教室に入って行く・・・
そこではおばさん達がラテン系の音楽に合わせて躍っていた・・・
するとイ・ヒョヌを見つけた太っちょのおばさんが「いい男を見つけた」とばかり
点検しているイ・ヒョヌの前でまるで挑発するかの様に踊りを踊り始めたのだ。
その挑発に乗ったイ・ヒョヌはゆっくりと立ち上がり、そのおばさんに合わせるかのように躍りを躍り始めた。
それを見てキャーキャーと騒ぎ立てる他のおばさん達。
しかし、その隣のシャワー室のサウナのドアが開かず
「開けて!助けて!」と叫んでいる女性に誰も気付かなかった…
そして、とうとう力尽きてその女性は倒れてしまった・・・
そして救急車で運ばれて行った・・・
うわーおばさん、いい年して凄いですね~旦那さんに見られたら拙いんじゃ・・・
それにしても、倒れた女性…無事だといいんですが…

カン・フェソクはハン・ジウンの家庭教師のお金を工面する為に義母ムン・ジョンエを訪ねる…
しかし、義母の答えは余裕は無いとのことだった・・・
ムン・ジョンエ「ウチも家計が苦しいのよ。蓄えが全然無いから義母様が先にこのビラの一階を財産としてくれたんだけれど…敷金と家賃でも貰って暮らしなさいと」
カン・フェソクはがっかりして姑の家を後にし、一階まで降りてくると101号室の扉が開いていて・・・
中を覗いてみると思ったよりも広い・・・
すると突然祖母と義父の声がした・・・
慌てて隠れるカン・フェソク・・・
ファン・ミオク「嫁に何て言うつもりなの?家賃貰えるって喜んでいたのに、ハン・ソンフン一家が入ってきて家賃もらえないと知ったら・・・家賃溜めてナイアガラの滝を見に行くって楽しみにしてたのに」
ハン・ヒョンソプ「息子が路上に放り出されるってるってのにナイアガラの滝なんて・・・」
ファン・ミオク「だからと言ってこれはないでしょうに?」
凄い事を聞いてしまったカン・フェソク・・・
義兄の一家がここで暮らすですって!?
この江南(カンナム)ビラを45坪のこの家で!?
私達には何もくれないくせに!
そんな事は絶対にさせない!
カン・フェソクは帰るや否や荷造りを始める。
旅行の荷造り?いやいや、引越しの荷造りだ。

そして日曜日ハン・ソンジュンの母ムン・ジョンエと父ハン・ヒョンソプは山にハイキングに行く日。
ビラの前でウキウキしているムンジョンエの前に大きなトラック一台が慌しく止まる。
何かな?と思っていると次男ハン・シンソクと嫁カン・フェソクが出てきた。
カン・フェソク「あら、お義父様、お義母様、おはよう御座います。」
ムン・ジョンエ「これは一体何?」
カン・フェソク「お義父様とお母様だけでは何かと不具合があると思って、一緒に住もうと思って来ました。」
ハン・ヒョンソプ「何だと一緒に住むだと!?ここで?」
カン・フェソク「 心配なさらないでお義父様。私がお世話しますわ。」
すると反対方向から小さなトラックが一台止まり・・・
長男ハン・ソンフンと嫁ソヘジュが出てきて
ハン・ソンフン「お久しぶりです」
ムン・ジョンエ「貴方、まさかこの子達に一緒に住もうって言ったの?」
ハン・ヒョンソプ「いや、俺はハン・ソンフンにだけ・・・一緒に住もうと言ったんだ」
その答えを聞いたムン・ジョンエはショックで倒れてしまった・・・

1-2話感想

初っ端から笑わせて貰いました。
ハン・ソンフン一家はオ・ドンヒの兄の所為で
ハン・ソンシク一家は息子の塾代の為に
いい年した大人が親の脛に縋りつくと言う、とんでもない物語ですね~
それにしてもオ・ドンヒとハン・ソンジュンはこれで別れてしまいましたが
また出会うことがあるのかな?
次回お楽しみに~

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