江南ロマンストリート-あらすじ-19話-20話-感想付きネタバレありで!

韓国ドラマ-江南ロマンストリート-あらすじ-19話-20話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。


パンミジュがハンソンジュンの心を掴もうと外堀作戦に出るが見事失敗!
一気に破局になり、ハンソンジュンは辞表まで出してしまう!
ハン・ジョンウンはイ・ヒョヌの心を掴みラブラブ♡
だが、イ・ヒョヌはそれとは別にバンベ洞の建物を買っては破壊して行く・・・
イ・ヒョヌの目的はなんなのか!23年前にこの町で一体何があったのか!?

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【江南ロマンストリート】ネタバレあり

19話

ハン・ジョンウンはイ・ヒョヌの家のベランダから二人を見下ろしている・・・
ハン・ジョンウン「あの二人絶対好きあってるわ」
イ・ヒョヌ「どうして分かるんだ」
ハンジョンウン「そんなの見てて直ぐ分かったわ。それにしても、あ~苛々する何で座ったままで動かないのよ!あの二人上手く行くといいのだけど・・・」
イ・ヒョヌ「義理の兄妹なのに、恋しちゃいけない関係じゃないのか?」
ハン・ジョンウン「この世にそんなの何処にあるってのよ!」
イ・ヒョヌ「親に知られたら大変になると思うぞ」
ハン・ジョンウン「だから、私あの二人の事秘密にするの。ソンジュンも私達の事秘密にしてくれたしね」
建物からハン・エリが出てきた・・・
ハン・ジョンウン「げっ!お母さんだ!隠れて!」

ソヘジュは化粧品会社でホームページの新たに作りなおす為新しい企画を発表した。
ソ・ヘジュ「こうして我が社のホームページから広告を取り除いてお客様が集中度が高まるんです」
上司「おおっ!いいね。我が社の誠実性が現れてるよ」
ソ・ヘジュ「ありがとうございます」
会社の方も順調そうだ・・・
そして今日はハン・ソンフンのチキン店オープンの日だ・・・
開店の客の出入りは上々。ハンソンフンは忙しく店を切盛りしている・・・

そして同じ日にもう一つオープンした所が・・・
実は隣のビルでハンソンシクの事務所がオープンしたのだ・・・
カンフェソクとチャンスが事務所に入って来た・・・
ハン・ソンシク「何で二人だけ?他の人は?」
カン・フェソク「皆チキン店に行ったわ」
ここでも両親に後回しにされたのだった・・・
ところが皆ハン・ソンシクの所にもやって来た・・・ただ、チキンを持って・・・
ハン・ソンシク「何でここでチキンを食べるんだよ~」
ファン・ミオク「しょうがないじゃない座るところが無かったんだから・・・」
ハン・ヒョンソプ「ここなら思いっきり食べれるしな」
ハン・ソンフンの店に座る場所が無かったからだった・・・
お祝いじゃなくてチキンを食べに来たんですね・・・
次男はやっぱり長男の影に隠れてしまうのでしょうか?

ハンソンジュンは開業祝いを持ってハンソンシクの事務所を訪ねる・・・
ハン・ソンシク「ありがとう。お前だけだよ、祝ってくれるのは」
ハンソンジュンはお祝いの花輪を見て
ハン・ソンジュン「兄さん、議員のキム・ヨンテさんを知ってるの?」
ハン・ソンシク「当然だよ。この方は最近俺を頼ってるんだ。それにソンハングループのイ会長も花輪をくれたんだぞ」
ハン・ソンジュン「でもハンソン・グループは最近不正で・・・」
ハン・ソンシク「大丈夫だ。そんなの一つ二つ付き物だよ」
ハン・ソンジュン「でも気をつけた方が」
ハン・ソンシク「大丈夫だって。危険なら向かいのイ工事長が紹介する訳無いだろ?」
ハン・ソンジュン「イ・ヒョヌさんが?あの人は建築関係の筈・・・」
ハン・ソンシク「向かいのイ工事長は伯父さんの影響か、ああ見えても顔が広いんだ。それにこの事務所もほぼタダ同然で貸してくれたんだ。そして、仕事もいろんな人に紹介して下さるから、凄く忙しくなったんだ」
ハンソンジュン「それでも気をつけた方がいいよ兄さん。この世に対価の無いものは無いんだから・・・」
ハン・ソンシクお前はどうして考える事が爺臭いんだ?まだ若いのにハハハ・・・」
そしてハン・ソンジュンは帰りがけにイ・ヒョヌと遭遇する。
そして、二人は料理の上手い居酒屋へ行き一杯やる・・・
イ・ヒョヌ「酒はどれ位?」
ハン・ソンジュン「人並みには飲めますよ。まあ、でも僕と飲むのは皆嫌がりますが、模範生みたいだって・・・」
イ・ヒョヌ「そうかな?俺は君を見てると、落ち着いていていいと思うけど?」
ハン・ソンジュン「そうですか?両親がちゃんと育ててくれたお陰ですよ。」
イ・ヒョヌ「実は俺にも君と同じ年の弟が一人居るんだよ・・・」
ハン・ソンジュン「そうなんですか。でも弟さんにはここでは会った事が無いみたいなんですが・・・?」
イ・ヒョヌ「ええ、ここには居ないんだ・・・君は休みの時は何してるんだ?」
ハン・ソンジュン「本を読んだり、他社のドラマをモニターしてますね」
イ・ヒョヌ「仕事は休み休みした方がいいんじゃないか?一度はクラブに行ったり、女に会ったり、その年じゃそうやって遊ぶものじゃないか?」
ハン・ソンジュン「僕はこれが楽なんです・・・ちゃんと楽しんでますよ」
イ・ヒョヌ「独立してないからかな?親と一緒に住むの嫌にならないのか?」
ハン・ソンジュン「何で嫌になるんですか?僕を育ててくれた方なのに?」
イ・ヒョヌ「へぇ・・・」
ハン・ソンジュン「二人の兄を助けてくれてありがとうございます。でもこれ以上イ工事長に迷惑をかけないようにしたいですね」
イ・ヒョヌ「迷惑だなんて・・・近所だから出来ることをしただけですよ」
ハン・ソンジュン「気に触ったなら済みません。でも近所より家族でも互いに助け合える事が多いでしょ?」
イ・ヒョヌ「家族愛が普通じゃないですね」
ハン・ソンジュン「僕の方が家族にして貰った事の方が多いですからね・・・それを返そうと思ったら一生掛かると思いますよ・・・」
イ・ヒョヌ「ホント親孝行な息子だね。そして良い弟だよ」
ハン・ソンジュン「堅苦しい奴と思われるかも知れませんが、僕には家族が全てなんです・・・そして大切なんです・・・」
そして店を出る時、イヒョヌが支払おうとした時
ハン・ソンジュン「もう済ませました。今日は兄達の代わりに僕がもてなしたかったんで・・・」
そして店を出た二人にいきなり突進してくるハンジョンウンを抱き止めるイ・ヒョヌ・・・
ハンジョンウン「あはっ♡ヒョヌさん♡」
イ・ヒョヌ「こら!気をつけろよ」
ハン・ジョンウン「ゴメン・・・でもう終わったの?飲み会」
イ・ヒョヌ「あぁ。だから帰ろう」
ハン・ジョンウン「嫌よ。ここ美味しいんだから。ねえ、もう一杯だけやろうよ、ね?」
イ・ヒョヌ「だめだ。早く帰るんだ。女が毎日酒飲んで。送って行くよ」
そして、アパートの門の前で別れる・・・
イ・ヒョヌ「さ、家に入って休めよ。寝酒じゃなくてミルクで飲んで寝ろよ・・・なんだ?その笑顔は?送ってあげたのに家にも入らないで」
ハン・ジョンウン「当ててみてよ。私達一日二日の仲じゃないでしょ?・・・あ痛っ!」
ニコニコしているハン・ジョンウンにデコピンするイ・ヒョヌ
イ・ヒョヌ「全く悪い事ばかり学んで・・・その本捨てろよ。変な事ばかり考えて恥ずかしくないのか?」
ハン・ジョンウン「私の人生幾ら残ってるのかも分からないのに、そんな事考えてられないわ!」
イ・ヒョヌ「分かったから早く入りなよ」
そこに一台のタクシーが・・・そしてハン・ジョンウンの母親、ハン・エリが降りてきた・・・
慌ててイ・ヒョヌにフードを被せ、イ・ヒョヌの影に隠れるハン・ジョンウン・・・
ハン・エリ「あら~あのカップル抱き合っちゃって、いい時よね~」
と二人に気付かず、酔っ払いながら、踊ってオペラの歌を歌い出す母親は
アパートの入口に入って行った・・・
イ・ヒョヌ「ハハハ・・・君はお母さんに似たんだね」

ハン・チャンスはカン・フェソクのスパルタ減量教育が続いている・・・
カン・フェソクは体重計にチャンスを乗せる・・・
カン・フェソク「こ…これはどういう事!あれだけ食べてないのにどうして体重が増えてるの?壊れたのかしら・・・」
ハン・チャンス「昨日インターネットで買ったばかりじゃないですか」
カン・フェソク「そ、そうよね・・・まさか!アンタ何か食べてるんじゃないでしょうね!」
ハン・チャンス「お金も一文も無いのに。母さんが僕の小遣い取り上げたでしょ?」
カン・フェソク「何か怪しいわ」
その時グ~ッと腹の虫が鳴る・・・
ハン・チャンス「母さんお腹すいたよ」
カン・フェソク「!?」

カン・フェソクはチャンスの洗濯物から怪しい証拠を見つけた・・・
ケチャップのように赤く汚れたワイシャツ・・・
ズボンに付いたご飯粒・・・
また隠れて食べたな!
カン・フェソクはカンカンになってチャンスの部屋に行くが・・・
チャンスは優雅に読書をしていた・・・
ハン・チャンス「母さん、どうしたの?」
何処かに食べ物があるかとキョロキョロ見回すカン・フェソク・・・
ハン・チャンス「母さん朝ごはんは何時くれるの?僕お腹すいたよ」
カン・フェソク「!?」
実はチャンスの手の中にはアンマンがあるんですけど
手が大きいので上手く隠してるんですね~

一方ハンソンフン家では
ソ・ヘジュ「ジウン、朝から何してるの?」
ハン・ジウン「勉強だけど・・・」
ソ・ヘジュ「アンタは勉強意外にする事無いの?せっかくの冬休みなんだからもっと外で遊ぶとか」
ハン・ジウン「でも友達もいないし・・・」
ソ・ヘジュは3万ウォンをジウンに渡し・・・
ソ・ヘジュ「ほら!本を閉じて遊びに行ってきなさい!使い切るまで戻っちゃ駄目よ!」
ハン・ジウン「あ・・・はい・・・」
ジウンに友達がいないんじゃなくて、みんな塾に行くから遊ぶ友達がいないんです・・・

オドンヒは朝からおめかしして出勤の準備。そして今日は授賞式の日だ。
オドンヒはビラの建物を出たところでムンチの散歩から帰って来たハン・ソンジュンと出くわす・・・
ハン・ソンジュン「出勤するの?いってらしゃい・・・」
オ・ドンヒ「行って来ます。で、ムンチのお兄さんは今日は何するの?」
ハン・ソンジュン「えっ?」
オ・ドンヒ「だってもう本部長じゃないんでしょ?ムンチのお兄さんは今日は何するのかな?と思って」
ハン・ソンジュン「そんなの俺の勝手だろ」
オ・ドンヒ「じゃあ、私は作家としての重要な第一歩を踏み出してくるから、ヒマなムンチのお兄さんはムンチのブラッシングでもしてしてあげてね。それじゃ」
ハン・ソンジュ「何だと?ちょっと待てよ!」
オ・ドンヒは逃げるように駆けて行った・・・

チャンネルT 第10回脚本公募授賞式
オ・ドンヒは佳作賞を受賞し、賞金500万ウォン(50万円)を貰った・・・
オ・ドンヒはお祖母ちゃんに電話を掛ける・・・
オ・ドンヒ「私、今、放送局にいるの。賞をもらったのよ」
オ・ギブン「お祖母ちゃんが仕事で行けなくてすまないね・・・」
オ・ドンヒ「お祖母ちゃん、今まで私を育ててくれて本当にありがとう。私ねお金も貰ったの。500万ウォンももらったのよ。私生まれて初めてよ。お金稼げて嬉しい・・・これからも書き続けるわ。頑張るわ。」
もしかして、ハンソンジュンの赤ペンだらけの二人で書いたあの脚本が入賞したかな?

会社に辞表を出したハン・ソンジュンは会長から呼び出しがかかった・・・
パン・ガンジン「おぉ、良く来たな。何日か休んで怒りも解けただろう。君の辞表は処理されていない。ところでだ、チョ作家が君じゃないと仕事はしないと契約破棄を正式に通達してきた。
ハン・ソンジュン「えっ?」
パン・ガンジン「どうするつもりだね?生意気で性格の悪い作家だな。君が行って契約するならする。しないならしない。きちんと処理してくれんかね。しかし、放送局にチョ作家の名で編成したプログラムはどうするつもりかね?下手すると我が社はコンテンツから永遠に足を洗わんといかん様になる。まあ、君の立場ではきちんと後始末をして辞表を出したのかも知れんが、ワシ等の立場では君が逃げたようにしか見ておらん。君の為にウチの事業は失敗し、会社が潰れるかも知れん。なのに君はまだ我侭を言うつもりか?」

ハン・ソンジュンが帰った後・・・
パン・ガンジン「生意気な奴め・・・ワシに向かって辞表を叩きつけるとは!」
秘書「どうなさるおつもりですか?」
パン・ガンジン「一旦仕事はさせないと。その後汚点を掴んで刑務所にぶち込んでやる!何コンテンツ事業のドラマ制作なんて不正がつき物だ。死ぬ(失脚する)まで仕事させて、牢屋にいる奴の顔を拝んでやる!」
表の顔と裏の顔二つの顔を使い分けるパン・ガンジン
怖いですね・・・下手すると刑務所行きですか・・・?

パン・ガンジンの家を出たハン・ソンジュンは、イ・ヒョヌがラブホの前で別の女性を無理矢理車に押し込んでいる姿を目撃する・・・一瞬イ・ヒョヌとハン・ソンジュンと目が合う・・・だがハン・ソンジュンは何も言わずに立ち去った・・・

ハン・ソンジュンはその足でハン・ジョンウンの店に行く・・・
ハン・ソンジュン「ジョンウン姉さんはイ・ヒョヌさんの何処が好きなの?」
ハン・ジョンウン「いきなり何?」
ハン・ソンジュン「俺には彼がそんなに良い人には見えないんだけど・・・」
ハン・ジョンウン「そんな事無いわよ。彼は良い人よ。アンタが勘違いしてるのよ」
ハン・ソンジュン「・・・」
ハン・ジョンウン「実は秘密なんだけど、私ね彼と3年前ニューヨークで出会ったの。その時からずっと見てきた人なの」
ハン・ソンジュン「そうなの?」
ハン・ジョンウン「そうよ。あの人ね、ゴールデンストリートのCEOだったのよ。でもね、株で失敗して会社潰れちゃったんだって。でも良い人よ。人情もあるし、私にも良くしてくれるし、この店もタダ同然で貸してくれたのよ」
ハン・ソンジュン「えっ?姉さんにも?」
ハン・ジョンウン「ええ、そうよ。何故?」
普通は上手い話には落とし穴が付き物なんですが・・・

怪しいと思ったカン・フェソク・・・こっそりとチャンスの後を付ける・・・
チャンスはカン・フェソクが後をつけてるなんて露も知らず悠々と公園に行き・・・
チャンスの行き着いた先を見て目が点になる・・・
並んでいるご老人達と挨拶を交わすチャンス・・・
チャンス「こんにちわ」
ご老人「おお、若いのまた来たのか」
そう此処は公園の無料給食所だった・・・
無料給食所はホームレスの人達や自分で作って食べるのが困難なお年寄り達にサービスしているもので
普通ボランティア団体によって運営されています・・・
チャンス君のお年寄りとの会話から考えてここを利用するのが一日や二日じゃなさそうですね・・・

チャンスは列に並びトレイにご飯を乗せ、おかずを乗せ・・・そして汁物を・・・
チャンス「オバサンさん、いっぱい入れて下さい」
「あら、あなたも食べに来たの?」
ハン・チャンス「げっ!母さん」
はっと顔を上げるハン・チャンスの目の前にお玉を持ったカン・フェソクが立っていた・・・
ハン・チャンスはそのまま回れ右をしてカン・フェソクから一目散に逃げる!
「ガラガラ~ン」人とぶつかってトレイを落としてしまった・・・
絶望するハン・チャンス・・・カン・フェソクにとっ捕まり家に帰ってくるのだった…
とうとう、カンフェソクに見つかってしまいました・・・
それにしても最後の食事が食べれず仕舞いとは・・・可哀想ですね・・・

ソヘジュはアインを向かえに行く為に早くに帰宅し、公園で一人ポツンと立っているジウンの姿を見つけた・・・
ソ・ヘジュ「アンタあれからずっと公園に居たの?」
ハン・ジウン「何して遊べばいいのか分からなくて・・・」
ソ・ヘジュ「じゃあ、今まで外で遊べって言うたびに外で何もしないで一人でいたの?」
ハン・ジウン「ええ」
ソ・ヘジュ「アンタそんなに外で遊ぶのが難しいの?」
ハン・ジュン「勉強してる方が寧ろ気が楽だよ・・・お願いだから外で遊べって言わないで下さい・・・」

家に帰りこっ酷く叱られるハン・チャンス
カン・フェソク「あそこはアンタみたいにダイエットする子が行く所じゃないのよ!」
ハン・チャンス「あぁぁぁぁ・・・母さん!叩かないで!」
チャンスの悲鳴が地下にまで響き渡る・・・
ハン・ソンフン「何の声だ?」
ソ・ヘジュ「チャンスが無料給食所で食べてる事がフェソクにバレたのよ。」
ハン・ソンフン「無料給食所?そういう事ばかり頭の回る奴だな」
ソ・ヘジュ「今、チャンスを心配してる場合ではないわ・・・ジウンも相当のものよ。今日外で遊びなさいって言ったら一日中公園で座って『何して遊ぼうか』って考えてたのよ。私だったら、傍にあるブランコにでも乗って考えるわよ。ジウンも問題よ。チャンスを御覧なさいよ。あの子は無料給食でも食べようと創意的に考えるじゃない?」
ハン・ソンフン「それ自慢か?」
ソ・ヘジュ「まあ、ちょっとビックリする所はあるけど、でもハン・チャンスだからそう考えるんでしょ?でもジウンは自分がどう遊んで良いのか分からないわ。その方がもっと問題じゃない?」
ハン・ソンフン「で、ジウンは何処に居るんだ?」
ソ・ヘジュ「ソンジュンの部屋で一人で遣りたい事のリストを作ってるわ・・・」
チャンスはこの事で外出禁止令が出されちゃいました・・・

イ・ヒョヌは自宅の部屋でジョム・ギョンと話しをしていた・・・
イ・ヒョヌ「いいところは見つかったか?」
ジョ・ムギョン「『天使の家』のあの少女の事ですか?」
イ・ヒョヌ「ああ、そうだ。知らん振りして過ごす訳にはいかんからな・・・ゴールデンストリートの受付嬢の席でも一つ準備できるかな?」
ジョム・ギョン「はい。承知致しました。で、ハンソンジュンの件ですが・・・FGCの娘と結婚の噂まで社内で持ち上がったのですが、それにも拘わらず、辞表を出したみたいです・・・」
イ・ヒョヌ「へえ、度胸が並大抵じゃないな」
ジョ・ムギョン「私もそう思いますね。これがFGCのハン・ソンジュンの資料です」
イ・ヒョヌ「ああ、キム議員はどうしました?」
ジョ・ムギョン「ハン・ソンシク弁護士と接触したと伺ってます」
イ・ヒョヌ「ハン・ソンシクは遣りやすいが、このハン・ソンジュンが問題だな・・・」

ハン・ジョンウンはイ・ヒョヌの家に遊びに来た・・・
部屋のドアからイ・ヒョヌとジョ・ムギョンが出てきた・・・
ジョム・ギョン「代表、明日は現場に行かれるのですか?」
イ・ヒョヌ「ああ、そのつもりだ・・・」
ハン・ジョンウン「えっ?代表?」
イ・ヒョヌはハン・ジョンウンを見て驚く・・・
イ・ヒョヌ「あぁ・・・君か。どうやって入ってきたんだ?」
ハン・ジョンウン「あ・・・玄関が空いてたから・・・」
ギョ・ムギョン「ヒョヌや今日はデートの日だったのか?お嬢さんゆっくりして行きなさい」
イ・ヒョヌ「伯父さん行ってらっしゃい」
と見送るイ・ヒョヌ・・・
ハン・ジョンウン「ねえ、今会長が貴方を見て代表って・・・」
イ・ヒョヌ「あ・・・ああ、昔の癖が抜けなくってね・・・」
ハン・ジョンウン「じゃあ、伯父さんよりヒョヌさんの方が上だったの?」
イ・ヒョヌ「ああ・・・まあ、そうだね・・・」
ハン・ジョンウン「そんな大きな会社が潰れて今はこうして暮らしてるのね。惜しいわね・・・」
イ・ヒョヌ「俺が金持ちじゃないからか?」
ハン・ジョンウン「いいえ、そうじゃなくて少なくとも伯父さんの居候立場じゃなければ良かったのに・・・って思っただけよ」
イ・ヒョヌ「で、これは何?」
ハン・ジョンウン「キムチ・チゲよ」
イ・ヒョヌ「そんなのも出来るのか?」
ハン・ジョンウン「買って来たに決まってるじゃない!温めるだけでOKよ♡」
何とか誤魔化せてほっと胸をなで降ろすイヒョヌだった・・・
本当はジョムギョンが伯父さんというのも嘘ですからね~
会社が潰れたというのも勿論嘘です・・・
でも何故、会社の代表であることを隠すんでしょうね・・・

食事の後、家でホラー映画を見る見る二人・・・
「ぎゃー」と悲鳴を上げ、ビールを持ったままイヒョヌに抱きつくハン・ジョンウン・・・
イ・ヒョヌ「本当に怖いのか、それとも怖がった振りをしろってあの本に書いてあったのか?」
ハン・ジョンウン「ヒョヌさん映画の選択間違ってる~本当に怖いの駄目なの~」
イ・ヒョヌ「ハハハ・・・そんなんでどうやって150カ国でどうやって野宿したんだよ」
ハン・ジョンウン「それとこれとは違うわよ~」
そして二人はベランダに出る・・・
ハン・ジョンウン「あ~いいわ~このベランダ本当にいいわね・・・お祖母ちゃんの家の屋上には負けるけど・・・」
イ・ヒョヌ「さっき怖がってたけど大丈夫かい?」
ハン・ジョンウン「ヒョヌさんが居るから平気よ~♡」

ハン・エリは母ファン・ミオクのビラから出て来てビックリする・・・
向かいのビラのベランダにウチの娘が居るではないか!
ハン・エリ「こらっ!ハン・ジョンウン!そこで何してるの!降りてきなさい!」
ハン・ジョンウン「げっ・・・拙い!お母さんよ!ヒョヌさん隠れて」
ハン・エリ「こらっ!そこの青年も降りて来なさい!」
ハン・ジョンウン「どうしよう。お母さんに見つかっちゃったよ~」

ハン・エリ「アンタは全く!そこで何してたの!」
とバッグでバシバシと娘を叩く・・・
ハン・エリ「あの青年は何で降りてこないの!」
ハン・ジョンウン「お母さん一旦家に帰って話しましょ?」
ハン・エリ「全くあの青年は気に食わないわ!親に挨拶もしないで!」
母親に見つかってしまったハン・ジョンウン
イ・ヒョヌとの恋これから前途多難になりそうです~
それにしてもイヒョヌは挨拶ぐらいしておいた方がいいのでは?

次の日、チョ作家がFGCコンテンツ・マーケティングにやって来た・・・
キムPD「チョ作家様ようこそお越し下さいました」
チョ作家「あら、キムPD」
皆一同「ようこそお越し下さいました」
チョ作家「あら、皆さんごきげんよう・・・で事務所が何か小汚いわね・・・何か臭う気もするし・・・」
ホン作家が慌てて消臭スプレーを振り掛け
キムPD「おい!早く窓を開けろ!」
オ・ドンヒは急いで窓を開ける・・・
チョ作家「ハッ!私を迎える準備が全然出来てないわね」
パン・ミジュ「チョ作家さん。こんにちは」
チョ作家「あら~綺麗なお嬢さん。こんにちは。で、ハン本部長は何処?私あの人じゃないと仕事しないって言った筈よ。早くつれて来なさいよ!ほら!早く!」
気まずい雰囲気・・・だがそこにハンソンジュンが現れた・・・
チョ作家「あら~ずいぶんお久しぶりね♡」
そして本部長室で・・・
チョ作家「こんな事許されると思ってるの!作品を始めたなら最後まで一緒にするべきでしょ!途中で人が替わったら、私達の初めの目的を押し通すのが難しくなるでしょ!そうじゃないの!ハン本部長?」
ハン・ソンジュン「申し訳ありません」
チョ作家「子供の遊びじゃないんだから!それにあなたは私を他の男に押し付けて逃げる訳?」
パン・ミジュ「ハン本部長は他の人にチョ作家を押し付けた訳ではありません」
チョ作家「パン常務は口を挟まないで!本当にあなた気に食わないわ!」
パン・ミジュ「申し訳ありません」
チョ作家「どちらにしろ、初めから終わりまで最後まで責任を持って下さい。ハン本部長!カッコイイからって許されると思ってるの!」
ハン・ソンジュン「判りました。最後まで責任持ちます」
こうしてハン・ソンジュンは会社に復帰し・・・チョ作家の契約破棄問題はやっと収まった・・・
あら~なんと我慢できずに直接会いに来ちゃいましたね・・・
それにしてもハンソンジュンが戻って来て本当に良かったですね~

パン・ミジュ「会社に帰って来てくれてありがとう・・・」
ハン・ソンジュン「会社に復帰する代わりに会長と幾つか条件を立てたんだ。先ず、俺の復帰と君との結婚は関係ない」
パン・ミジュ「分かってる」
ハン・ソンジュン「これからのコンテンツチームは俺の元で金目的のドラマじゃなく、人間味温かみのあるドラマを制作する」
パン・ミジュ「望む所よ」
ハン・ソンジュン「監督であれ、作家であれ、新旧問わずに実力のある人と契約し台本も無条件にストーリー重視にする」
パン・ミジュ「それはこの作品が終わってから考える問題じゃなくて?」
ハン・ソンジュン「勿論だ。このチョ作家の作品必ず成功させないと。今回君にも部下にも苦労を掛けたね。俺の失敗だ・・・反省するよ」
パン・ミジュ「そう言ってくれてありがとう」
ハン・ソンジュン「ミジュ、君は俺の最高のパートナーだった。初めからそうだった・・・これからもそうであって欲しい」
パン・ミジュ「私ももう貴方にまとわり付いたりしないわ・・・これからは仕事だけするわ。私も、貴方も、そして入れたくないけどオ・ドンヒも・・・これから精神を引き締めて仕事に集中しないと・・・それでこそ私達が生き残るわ・・・今回必ず成功しないと・・・」
パン・ガンジンは汚点を見つけて切るつもりだから、これからが大変ですね・・・
チョ作家と上手くやって成功するといいのですが・・・

「わ~楽しい」川の堤防をサイクリングするハン・ソンフン一家
ジウンの生涯の遣りたい事の一番目はサイクリングだった・・・
ソ・ヘジュ「ジウン~私達毎日サイクリングする?」
ジウン「はい!ハハハ・・・」

対照的にハンチャンスは部屋に軟禁される・・・
カン・フェソク「チャンス!何寝てるの!勉強しないと!」
ハン・チャンス「母さん、僕疲れたよ・・・一日中ご飯もくれないで勉強しろと言って・・・」
カン・フェソク「もう直ぐ冬休みが終わるのに、何か一つは変わった状態で学校に行かないと駄目でしょ!」
ハン・チャンス「でも僕腹ペコで疲れたよ・・・腹ペコで勉強も出来ないよ」

一方ジウン達ハンソンフン一家は川原の休憩所でカップラーメンを食べていた・・・
ハン・ソンフン「旨いか?」
ハン・ジウン「ええ、とっても」
ソ・ヘジュ「何で生涯遣りたい事の二番目がカップラーメンな訳?」
ハン・ジウン「以前の母さんがラーメンのようなインスタント食品は、絶対駄目だって食べさせてくれなかったんだ・・・」
「ハン・ジウン!」の声にふと見ると友達の家族が居た・・・
友達の母「あら?チャンス君のお母さんじゃありません?ジウン君あなたのお母さんは?」
ソヘジュは返答に困るのだった・・・
もう直ぐ学校が始まるのに・・・先生も保護者がいきなり代わったらビックリしますよね~

オ・ギブンは夜に一本の電話を受ける・・・
謎の男「その間変わりありませんでしたか?」
オ・ギブン「ええ。ウチのドンヒが作家として誕生しました・・・」
謎の男「そうですか。驚きましたね」
オ・ギプン「大学にも行かせてやれなかったのに・・・作家になるなんてどんなに凄い事か・・・」
謎の男「もう少しだけ辛抱して下さい・・・もう少しで奥様の居場所を探せそうなんです・・・」
オ・ギプン「早く事が解決できるようお祈り致します・・・」
謎の男からの電話にオドンヒの話をするオギブン・・・一体何でなんでしょうか?
それと奥様って・・・

ハン・ソンジュンは夜に家の近くでイ・ヒョヌと遭遇する・・・
イ・ヒョヌ「この前のホテルの前の事ですが・・・」
ハン・ソンジュン「いえ、聞きたくありませんね・・・僕はイ・ヒョヌさんがいい人にはとても思えないのでね」

20話

イ・ヒョヌ「もし、仕事を探しているなら言ってくれよ。BMCプロダクションに知り合いが居るんだ」
ハン・ソンジュン「どうしてそれを知ってるんですか?」
イ・ヒョヌ「あぁ、それはジョンウンさんに聞いて・・・辞めたって」
ハン・ソンジュン「姉さんが知ってた?家族には話してないのに?」
イ・ヒョヌ「もしかして君に失礼だったかな?」
ハン・ソンジュン「ええ、それも大いにね」
イ・ヒョヌ「もしかして君に憎まれるような事でもしたのかな?酷く警戒してるように見えるんだが・・・あ、この前のホテルの件だけど・・・」
ハン・ソンジュン「いや、聞きたくないですね。僕はイ・ヒョヌさんが良い人とはとても思えないのでね」
イ・ヒョヌ「理由の無い親切と善意はない・・・そう思われるんですか?」
ハン・ソンジュン「ええ、その通りですね・・・でもそれより、イ・ヒョヌさんが明朗でないからですね・・・どんな人か僕は良く知りませんし・・・では失礼します・・・」
もしかして、語るに落ちるって奴ですか?イ・ヒョヌは思いがけずヘマしちゃったみたいですね~
ドラマ制作者の目は誤魔化せないって事ですか~?

イ・ヒョヌ「使えそうな資料はありますか?」
ジョムギョン「まだ、見つかってませんね」
イ・ヒョヌ「どうしてハンソンジュンだけは見つからないんだ?」
ジョムギョン「記録されている資料を基に探してみましたが・・・産みの母親の記録はありませんでした・・・もしかすると実際の生年月日と住民登録上の記録が一致しないからかも知れません・・・これ以上調査しても無意味ですね・・・」
イ・ヒョヌ「ハン・ヒョンソプの方は?」
ジョ・ムギョン「同じですね・・・内縁の女性は居ませんでしたね・・・」
イ・ヒョヌ「ハン・ソンジュンに焦点を合わせて、少しでも関連のある人をピックアップしてくれ」
結構韓国では昔は生まれつき子供が弱かったりすると直ぐに出産届けを出さなくて
住民登録番号と実際の生年月日が違う事もしばしばありましたが、
現代社会で何で記録が見つからないんでしょうか?不思議ですね~

ハン・ソンジュンはハン・ヒョンソプとムン・ジョンエと朝食をとる・・・
ムン・ジョンエ「ソンジュン、あなた休暇は終わったの?」
ハンソンジュンはゲホゲホと咳き込む・・・
ハン・ソンジュン「あ・・・はい・・・」
ムン・ジョンエ「それより、この前挨拶に来たお嬢さんとは本当に何でもないの?」
ハン・ヒョンソプ「違うって言っただろ?お前は何回聞くんだ?」
ムンジョンエ「だって惜しいじゃないの。あなたの兄さんたちの嫁の実家は皆力の無い家じゃない?ソンジュン一人でも嫁の良い実家と縁が結べたらいいじゃない?」
ハン・ソンジュン「母さんそれは・・・」
ムン・ジョンエ「ソンジュンもう一度考えてみて・・・家に挨拶に来るって事はそれだけの理由があるからでしょ?生きてみれば男も助けが必要な時があるわ・・・兄さん達を見なさい、皆親元に帰って来たじゃないの。あの子達を助ける妻の実家でもあれば、争いながらここで暮らすと思う?仕方無いからそう暮らしてるんでしょ?だからソンジュン、あなたは兄さん達のような失敗しないで、あのお嬢さんと上手く行くようにしてみたら?人生なんてそんな大した物じゃないし、愛なんて何でも無いものなのよ?あなたが苦しい時に助けて貰えるバックが必要なのよ・・・父母にそれが無ければ妻の実家がバックになるような所を選ばないと・・・」
わ~母のムン・ジョンエがパン・ミジュを気に入ったようです~

しかし、ハン・ソンジュンの心の中にはオ・ドンヒがいる・・・
今日もハン・ソンジュンは屋上でオドンヒと軽口を叩く・・・
オドンヒ「本部長、おはようございます。本部長も出勤されるでしょ?」
ハン・ソンジュン「ああ、ムンチ兄は出勤するよ」
オ・ドンヒ「時間が無くて言えなかったけど、会社へ復帰出来てよかったですね。そして感謝してます・・・」
ハン・ソンジュン「だからって俺が無職の時にムンチのお兄さんってからかった事許されると思うなよ」
オ・ドンヒ「へへへ・・・」
ハン・ソンジュン「あ・・・君のお祖母さん下に降りてウチのお祖母ちゃんと暮らしてるって聞いたよ」
オ・ドンヒ「文章書くようにって・・・」
ハン・ソンジュン「じゃあ、もしかして仕事部屋になったのか?一度見てみたいな~」
オ・ドンヒ「じゃあ、夕方にでも見に来て下さい」
もしかしてハン・ソンジュンはパン・ミジュとの結婚がお流れになったので
堂々とオ・ドンヒを口説けると思ってたりして・・・

カン・フェソクはミンス君のお母さんから電話が掛かってきた・・・
同じ頃ソヘジュにも電話が掛かってきた・・・
キョンジュンママ「ジウン君のお母さんでしょ?私ジウン君と友達のキョンジュンの母なんです。」
ソ・ヘジュ「あ、ええ、おはようございます」
キョンジュンママ「ジウン君良く勉強出来るでしょ?ジウン君、英語の何使ってるのか知りたくて・・・」
ソ・ヘジュ「ああ、英語の問題集ですか?」
と話していてある事に気付く・・・
ソ・ヘジュ「あの、ところで、どうして私がジウンの母親って分かったんですか?」
何と二人が入れ替わった事がクラスメイトにバレてます・・・

カンフェソク「一体誰がそんな事言ったの?子供が替わったなんて・・・」
ミンス・ママ「ウチの子がジウン君から聞いたんだけど・・・漢江でジウン君がチャンス君のお母さんと一緒に居たのを見たんだけど・・・後でうちの子が電話でジウン君に聞いたら、お母さんが替わったって・・・それでね、もうジウン君のお母さんじゃないから、ジウン君の通ってる塾教えてくれない?」
凄いですね~あくまで自分の子が第一なんですね。
もしかしたらジウンが脱落したと思ってほくそ笑んでいるのかもしれません・・・

ソ・ヘジュ「あの、もしもし?キョンジュ君のお母さん?私はジウンが何の問題集で勉強しているか分かりません。それに朝のクソ忙しい時間に電話を掛けるなんて失礼じゃありません?そうよ!私は元々子供の教育に関心なんて無かったわよ!タダで校内一位の息子を貰って嬉しくて死にそうだわ!今度こんな電話掛けたらタダじゃ置かないかから!」

いきなり地下に降りてきたカン・フェソクはハン・ジウンをバシバシ叩く!
カン・フェソク「アンタどうしてこんな事するの!」
ソ・ヘジュはジウンを庇う様に間に割って入る!
ソ・ヘジュ「何でウチの子を叩くのよ!」
カン・フェソク「子供が入れ替わってたって!あのオバサンはもう母さんじゃない!他の子に話し回ってるの!どうして、私に一言も無く!ジウン、アンタがそんな事出来る訳!?」
ハン・ジウン「じゃあ、違うのかよ!漢江で会ったミンスがしつこく聞いてきたから、仕方なく答えたんだよ!それにもう直ぐ冬休みが開ける。そしたら母さん、学校に行くだろ?」
ソ・ヘジュ「あ、ええ、行くわよ」
ハン・ジウン「オバサンも学校に行くじゃないか?」
カン・フェソク「なっ・・・オバサン?」
ハン・ジウン「だったらどうせ皆知ってしまう事じゃないか?何で僕に怒るんだよ!」
カン・フェソクはジウンにオバサン呼ばわりされて愕然と来る・・・
カン・フェソクは自分の愛する元息子にオバサン呼ばわりされちゃいました・・・

ソ・ヘジュ「私忙しいのよ。早く会社に行かなくちゃ・・・」
カン・フェソク「義姉さんはこの状態で会社に行きたいと思うの?もう直ぐ冬休みが終わるわ・・・子供の問題をどうにかして始末をつけないと・・・」
ソ・ヘジュ「何の始末をつけるのよ」
カン・フェソク「どうするつもり?ジウンとチャンスが替わったのをどう話すつもり?」
ソ・ヘジュ「どう話すって、そのままちゃんと正直に話すに決まってるでしょ?」
カン・フェソク「義姉さん!義姉さんは子供の事を考えないの?子供が母親が替わったって聞いたらどれ程からかわれるか分からないの?」
ソ・ヘジュ「だったらどうするの?」
カン・フェソク「何も無かったようにするしかないでしょ!家では仕方ないから、替わった状態で暮らすしかないけど、学校にまでこんな噂がたったら、混乱するでしょ?もう直ぐ3年生よ。入試があるのに」
ソ・ヘジュ「それでどうしたい訳?学校ではアンタがジウンの母で私はチャンスの母にしようって事?」
カン・フェソク「ええ」
ソ・ヘジュ「で、家では私がジウンの母でアンタがチャンスの母?」
カン・フェソク「ええ、そうよ」
ソ・ヘジュ「アンタはウチのチャンスがそんなに嫌いなの?」
カン・フェソク「誰が嫌いだなんて・・・先ず子供達がからかわれるから、私達もいきなり私がチャンスの母、義姉さんがジウンの母となるのは無理があるし、学校は学校で混乱するから、今までどおり、私がジウンの母で義姉さんがチャンスの母で行きましょうって事よ」
ソ・ヘジュ「私がアンタの心内が分からないと思って?アンタ今、ウチのチャンスが恥ずかしいんでしょ!今まで校内一位の母親だったのが、校内ビリの母親になったから、恥ずかしいんでしょ?」
カン・フェソク「恥ずかしく無いとは言えないわ」
ソ・ヘジュ「何ですって?」
カン・フェソク「義姉さんが私の立場になって見てよ。そう思わないの?子供は親の顔なのよ?」
ソ・ヘジュ「アンタは!私今日は会社に行かないでアンタを叩きのめしてやる!アンタは!成績の良い子は自分の子で成績の悪い子は息子じゃない訳!成績の良い子は育てて成績の悪い子は育てない訳!?アンタがチャンスを育てないなら私に返して!私が二人とも育ててやるわ!」
カン・フェソク「良い事言って下さったわ!義姉さん!ジウンを私に返して!ジウンは入試が迫ってるのに、義姉さんだと良い高校に入れないわ!」
ソ・ヘジュ「まだ私の言ってる意味が分からない訳?」
カン・ェソク「義姉さんはどうせ会社で忙しいのだから、私がジウンとチャンスを育てるわ!私にジウンを返して。そして学校には卒業して、高校に入るまで私がジウンの母にしてくれたらいいわ」
と言うだけ言ってカン・フェソクは自分の部屋に帰って行った・・・
しかし二人はチャンスがこっそり聞いていて、傷つき陰で涙を流しているのを知らなかった・・・
4人ともこんな状態で新学期が始まったらどうなるんでしょうね・・・

大きな光学園塾の看板が下ろされるのを見守るイヒョヌ・・・
23年前、父は大きな光学園塾の送迎バスの運転手だった・・・
イヒョヌの父「このまま運転すると、大きな事故になるかも知れません」
塾長「だったら、自分の車を運転したら?他の運転手は皆自分の車で営業するのに、アンタはウチの車を使う癖にこうしろ、ああしろって煩いわね。修理したかったらアンタのお金でしたら?」
そんな会話を幼い頃のイ・ヒョヌは傍で聞いていた・・・
しかし、その日暮らしのように貧しいイ・ヒョヌの家庭に車を修理するような金は無く・・・
そのまま子供達を乗せていつものように走る塾の車・・・しかし
走行中にいきなりブレーキが利かなくなり、赤信号の交差点を突っ走る塾の車!
横断歩道の人々はとっさに逃げ難を逃れるが
目の前を横切るトラック!慌ててハンドルを切るイ・ヒョヌの父!
何とイ・ヒョヌの父は車の欠陥による事故だったんですね・・・
でも何故飲酒運転扱いになっちゃったんでしょうか?

その頃ユン・マルジャはムン・ジョンエの家に遊びに来た・・・
ユン・マルジャ「今日、クンジャの塾の撤去の日よ」
ムン・ジョンエ「そうね、何でクンジャは二重帳簿だなんて、あんな大それた事をしたの?税金をマメに出せばよかったのに・・・脱税だなんて・・・」
ユン・マルジャ「ちょっと今時そんな人幾らでも居るわ。問題は誰が告発したのかって事よ。この町問題が多いわ・・・」
ムン・ジョンエ「何よ問題って」
ユン・マルジャ「今まで数十年も経営してきたミジャ・スーパーは裸同然で追い出されて・・・クンジャ夫婦は塾の二重帳簿で刑務所に入りそうだし、それに息子まで会社を追い出されて無職になったのよ。ミジャの息子はサラ金まで手を出して」
ムン・ジョンエ「まあ、息子さん達まで?」
ユン・マルジャ「どう考えてもあの事件の所為よ。昔、クンジャの塾の車の運転士、飲酒運転して事故起こしたじゃない?あの交差点で・・・」
ムン・ジョンエ「もう、その話しは止めてって言ったじゃない!あの時ウチの子も死にそうになったのに!」
ユン・マルジャ「私も話したく無いわよ。でも見てよクンジャとミジャが滅茶苦茶になっちゃったじゃない!」
ムン・ジョンエ「それと事件と何の関係があるのよ」
ユン・マルジャ「あの人達、あの事件の証人だったじゃない!」
ムン・ジョンエ「じゃあ、あの死んだ運転手が帰って来て呪いでも掛けてる訳?」
ユン・マルジャ「あの運転手に息子が居たじゃない。もしかして、その息子が復讐に来たんじゃないの?」
ムン・ジョンエ「復讐だなんて筋違いもいいところだわ!あの運転手が飲酒運転して元気な子供達が皆死ぬ所だったのよ!どの顔してここに来るって言うのよ!」
ユン・マルジャ「飲酒運転じゃないって思ってるかも知れないじゃない!」
ムン・ジョンエ「何馬鹿な事を言ってるのよ!明確な証拠もあるのに!ミジャはあの運転手に酒を売って、クンジャはあの日酒の臭いがしたから、運転するなって止めたって話しじゃない!それにマルジャ、アンタが血液検査もしたでしょ?血液中のアルコール数値がどうとか」
ユン・マルジャ「そうだったわね・・・でも、アンタのご主人が徹底的に調べろと言わなかったら、見過ごせる問題だったのよ」
ムン・ジョンエ「何でここにウチの人が出て来るのよ!」
ユン・マルジャ「だって、そうじゃない!忘れたの?」

ハン・ヒョンソプは自分の我が子がそのバスに乗り、事故に巻き込まれ、怪我をした為、警察に怒鳴り込み、イ・ヒョヌの父の胸倉を掴む・・・
ハン・ヒョンソプ「お前は酒飲んで運転するのか!」
イ・ヒョヌの父「私は酒なんか飲んでません!本当です!」
ハン・ヒョンソプ「コイツ!嘘吐きやがって!」
クンジャ「お父さん!落ち着いて!」
ハン・ヒョンソプ「子供が死にそうになったんだぞ!黙ってられるか?アンタもそうだ!こんな酒飲みに運転させて!人権費節約もいいが、こんなゴミみたいなアル中を何で運転させるんだ!あんたも訴えてやろうか?」
とイ・ヒョヌの父に向かい
ハン・ヒョンソプ「おい!お前!飲酒運転して事故起こして!お前は殺人者だ!俺はお前を必ず訴えて刑務所にぶち込んでやる!」
自分の子が事故にあったら、誰でもハン・ヒョンソプのように考えてしまうのかも知れません・・・

そう、イ・ヒョヌは23年前の父の恨みを果たす為、このバンベ洞に舞い戻ってきたのだ・・・
そんなイ・ヒョヌにとって唯一の計算外・・・そう、ハン・ジョンウンの存在だ・・・
そのハン・ジョンウンから電話が掛かってくる・・・
ハン・ジョンウン「ヒョヌさん、仕事?」
イ・ヒョヌ「いや、出かけて帰って来て休んでた所だが?」
ハン・ジョンウン「ねえ、今から30分後に連れ出しに来てくれない?」
イ・ヒョヌ「?」

実はハン・ジョンウンは母親の言いつけでお見合いに来ていた・・・
相手の男性は・・・バッハの肖像画からそのまま抜け出たような人だった・・・
この人とは合わない・・・うんざりするハンジョンウン・・・
そこに約束通りイ・ヒョヌが来てくれた・・・が
イ・ヒョヌ「オイ!このアマ!金借りたら返すのが筋だろうが!金返せよ!」
ハン・ジョンウン「ごめんなさい!」
イ・ヒョヌ「オイ!誰かさんは金も返さずに世界旅行していいとでも思ってンのか!?金借りて世界旅行に行って来たなら早く金返せよ!こんなオタフクみたいな奴とロマンスやってンじゃねえよ」
見合い相手「ジョンウンさん・・・この人誰?」
イ・ヒョヌ「俺?俺はサラ金業者だ。見て分からんか?」
見合い相手「・・・」
イ・ヒョヌ「金返す当てが無いなら、体で返せよ!こっち来い!」
イ・ヒョヌはハンジョンウンの腕を掴み引きずるように?して連れて行った・・・

イ・ヒョヌの家に帰ったハン・ジョンウンは笑いが止まらない・・・
ハン・ジョンウン「アハハハ・・・」
イ・ヒョヌ「一体何させるんだよ!」
ハン・ジョンウン「上手い上手い!ねえ、演技のレッスンにでも通ったの?返す当てが無いなら体で返せ?何処でそんな極端な言葉学んだの?アハハハ・・・」
イ・ヒョヌ「ホント変な事ばかりさせる・・・」
ハン・ジョンウン「少なくともそう言う演技でもすれば、サラ金に金借りてる女だと思って、接触して来ないでしょ?はい良く出来ました~」
いい子いい子と頭を撫で撫でするハン・ジョンウン・・・
イ・ヒョヌ「止めろよ」
ハン・ジョンウン「高い高級イタリアレストランで食べれなかったのはちょっと惜しいけど、ラーメンでも食べよ?私が作ってあげる!体で返してあげる!キャハハハ・・・」
演技とはいえ、ここまで付き合うイヒョヌは根は良い奴なのかな?
大人を振り回すイヒョヌがハンジョンウンに振り回されてます・・・

そして二人は仲良くラーメンを食べる・・・
イ・ヒョヌ「ところでさっきの男は一体何なんだ?」
ハン・ジョンウン「ソ・ジュンデ教授よバリトンの」
イ・ヒョヌ「あ~君のお母さんが大好きなあのバリトン?」
ハン・ジョンウン「お母さんにこの事ばれたら死ぬわ・・・服まで買ってこの見合いに送ったのに」
イ・ヒョヌ「惜しいなら戻ったら?」
ハン・ジョンウン「そうじゃなくて、私とヒョヌさんが会うのウチのお母さん嫌がってるの」
イ・ヒョヌ「何で?」
ハン・ジョンウン「ウチのお母さんはヒョヌさんのようなスタイルは好きじゃないの・・・ヒョヌさんは首が長くて、背が高くて、足が長くて、指が細長いじゃない?」
イ・ヒョヌ「何だそれ・・・褒めてんだよね?」
ハン・ジョンウン「勿論よ。でもウチのお母さんはヒョヌさんのようなスタイルは嫌いなの」
イ・ヒョヌ「じゃあ、どんなスタイルが好きなんだ?」
ハン・ジョンウン「さっきのバリトンのような男よ」
イ・ヒョヌ「ええっ!?」
ハン・ジョンウン「背が低くて首が短くて、もじゃもじゃの髪に髭の生えた男よ!声だけが良い男!」
イ・ヒョヌ「へえ、変わってるな・・・まあ、そうだとしても親のいう事にそこまで従わないといけないのか?」
ハン・ジョンウン「一種の代理満足って奴よ。それにソンジュンが結婚する前に私を先に結婚させないとって焦りがあるのよ・・・ウチのお母さんは、他人に負けるのが嫌いなの。でソンジュンが結婚するとあの家で私一人だけ残るからね」
イ・ヒョヌ「ハン・ソンジュン君は頑固そうに見えたけど?」
ハン・ジョンウン「あら、ぜんぜん違うわよ。心が優しくて良い子よ。優しい男よ」

噂の的のハン・ソンジュンは会社の本部長室で仕事中だ・・・
その横顔をチョ作家がポ~っと眺めている・・・
チョ作家「私にもハン本部長のような息子がいたらよかったのに・・・」
そんなチョ作家だがオ・ドンヒにとっては雲の上の人だ・・・
会議が終わり皆が立ち去りチョ作家が一人でいるところを狙い、オドンヒは近付く・・・
オ・ドンヒ「チョ作家さんのファンなんです!サインお願いします!」
チョ作家「いいわよ。名前は?」
オ・ドンヒ「オ・ドンヒといいます」
チョ作家「もしかして作家希望?」
オ・ドンヒ「ええ、今回ドラマ脚本公募に応募して佳作を頂きました」
チョ作家「へぇ、そうなんだ」
オ・ドンヒ「チョ作家さんのドラマ本当に面白かったです」
チョ作家「私も、我ながら本当に良く書いたと思うわ。ホホホ・・・」
オドンヒ「ハハハ・・・」
チョ作家「ごめんなさい。私最近新作でちょっとストレス抱えていてね。文章を書いてみると鬱になる事もあるのよ。だから、あなたは私みたいになっちゃ駄目よ・・・私を遥かに超える作家になるのよ」
オ・ドンヒ「はい。ありがとうございます」
チョ作家がソンジュンじゃないと破棄すると言ったのは
もしかすると産みの苦しみと言うストレスの所為なのかもしれませんね・・・

そして夕方コンテンツチームはチョ作家をもてなす為会食を開き
二次会でカラオケに行く・・・
普段つっけんどんのパンミジュだが酒を片手にチョ作家に合わせ踊りを踊る・・・

疲れて離れで足をさするパンミジュに声を掛けるオドンヒ・・・
オ・ドンヒ「大丈夫ですか?」
パン・ミジュ「オ・ドンヒ!アンタだけ苦しんでると思ってるの?キャンディーのような振りしないで!嫌になるわ」
と言って向うに行ってしまった・・・
キャンディーってあのキャンディーキャンディーの事です。
昔韓国でも人気があったアニメなんです~所謂悲劇のヒロインって意味です~

ハン・ソンフンの店にジンソン日報に勤める昔なじみの記者がやって来た・・・
以前リストラされる前はハンソンフンも記者だったんです・・・
記者友「開業祝だ!」
と鉢を贈る記者・・・
ハン・ソンフン「何だって?皆復職したのか?」
記者友「そうなんだよ。新しいオーナーになってリストラされた奴の中から希望する奴は皆復職したぞ」
ハン・ソンフン「じゃあ、俺は何で・・・
記者友「噂でハン記者は他に就職したって聞いたぞ?何処に行ったんだウリ日報か?」
ハン・ソンフン「新しいオーナーって誰だ?」
記者友「俺も良く知らない。会社にあまり出てこないし、代理人がよく来てるよ・・・
そこにイヒョヌはチキンを買いに来た・・・
何でも工事現場で美味しいと評判らしい・・・
イ・ヒョヌの去った後・・・
記者友「それでなんだが・・・お前会社にいた時・・・キム・ヨンテ議員とソンハン・グループの癒着問題を追っていただろ?その資料あるか?」
ハン・ソンフン「あぁ、俺のパソコンにある筈だ・・・」
記者友「その資料、俺に譲ってくれないか?復職できたんだから、大きなスクープがあれば、俺の席も安泰だからな・・・」
ハン・ソンフンは出前で扱けて、工事現場からは落ちて駄目駄目な部分が一杯ですが
記者としては一流だったみたいです・・・

そして一方ハン・ソンシクは議員キム・ヨンテと会っていた・・・
ハン・ソンシク「これは王道ではないんですが・・・この法人だけを選べば会社の責任を回避できます」
キム・ヨンテ「本当か?ほう・・・こんな方法があったのか!ソンハン・グループのイ会長が喜ぶぞ」
ハン・ソンシク「被害者の償いは十分になさるんですよね?」
キム・ヨンテ「それはイ会長が上手くやるだろう。君は本部の事だけを考えてくれたら良い。私は君を今回の補欠選挙に立候補させようと思う」
ハン・ソンシク「本当ですか?」
キム・ヨンテ「こんな事務所一つ出してどうするつもりかね?男は大きな群れの中で遊ばないとな。だから君は俺の指示通りに動けば良い」
ハン・ソンシク「分かりました。この身を捧げ忠誠を誓います」
キム・ヨンテ「ところで何か臭わないか?」
そうなんです此処はハンソンフンのチキン店の直ぐ傍なので香ばしい匂いがするんですね~
それにしても、癒着問題があるキムヨンテに近付いて大丈夫?

ハンソンフンは記者友を見送り・・・
ハン・ソンシクはキム・ヨンテ議員を見送る・・・
その様子をハンソンフンは見ていた・・・
ハン・ソンシク「お前なんだそのお辞儀は!何でそんなに媚びる様にするんだ?」
ハン・ソンシク「兄さん!弟の重要な時に、チキンなんて揚げて!見てろ、いつか事務所を大きくして兄さんのチキン店なんてぺしゃんこにしてやる!」
ハン・ソンフン「何、寝ぼけた事行ってんだよ!このヤロウ!兄に向かって!」
壁に耳アリ障子に目アリそして、物陰にイ・ヒョヌアリ・・・
車の中で様子を伺い把握し、さっと去って行くイヒョヌの姿が見えた・・・
これもイ・ヒョヌの仕業みたいですね・・・怖い・・・

二人は会食を終え、オドンヒの家にいた・・・
ハン・ソンジュン「思ったよりいい部屋だね。ソンフン兄さんがやってくれたのか?」
オ・ドンヒ「ええ、そうなの」
ハン・ソンジュン「じゃあ、いい文章さえ書けばいいんだな」
オ・ドンヒ「チョ作家みたいにね」
ハン・ソンジュン「そうだね。君もチョ作家みたいにならないとね。まあ、文章を良く書いて、健康で幸せにならないとね」
オ・ドンヒ「そうね。で、さっきパン常務、いつもと違う姿を見たわ。私、あんなに歌を歌って、タンバリンまで叩いて誰かに合わせるの初めてみたわ・・・そんな事できない人だと思っていたから・・・」
ハン・ソンジュン「それがパン常務のいい所なんだ。見習うべきだしね。財閥令嬢で女優みたいにお高く留まってる訳じゃないって事だよ。働いている時は本当にプロなんだ。それが彼女の長所だよ」
別れ際・・・
ハン・ソンジュン「じゃあ、ちゃんと文章書くんだよ。お休み」
オ・ドンヒ「お休みなさい・・・」
ムン・ジョンエは屋上の醤油を取りに来てビックリする・・・
ハン・ソンジュンがオ・ドンヒの家から出てきたからだ・・・
ムン・ジョンエ「ソンジュン、あなた、どうしてそこから出て来るの?先ず自分の家に帰らないと」
ハン・ソンジュンはギクッとしながらも
ハン・ソンジュン「母さん、仕事部屋が出来たと聞いてちょっと寄って見ただけだよ・・・」
ムン・ジョンエ「だからって、夜に女の子の家に入るの?」
ハン・ソンジュン「前にも来てたよ。文章見てあげる為に」
ムン・ジョンエ「幾ら義兄妹だからって、夜に女の子の部屋に入っちゃ駄目よ。タダでも噂が広がり易いのに注意なさい!」
ムン・ジョンエは愛息子のソンジュンがパン・ミジュとゴールインする為にはオ・ドンヒが邪魔なんです~
ソンジュンの恋(片思い)に思いがけない強敵が現れました~

カン・フェソク「何ですって!もう一度言ってごらん?」
ハン・チャンス「教会です」
カン・フェソク「明日、明後日に開校式なのに、勉強を少しでもするべきでしょ!3年生は少しでも成績を上げないと!教会に何故行くの?」
ハン・チャンス「前に約束してたんだよ。教会で助け合いの公演を開くんです・・・」
カン・フェソク「駄目よ。不幸な隣人はアンタ。慰労は私が受けるべきよ。分かった?」
ハン・チャンス「でも、これ、3年生の奉仕活動の点数に入るんだけど・・・」
結局仕方なく、カンフェソクは許可した・・・

最近はママ友からの電話も頭痛の種だ・・・
ミンス・ママ「ジウン君のお母さん、今日の集まり来るでしょ?」
カン・フェソク「私出ないって言ったわよね。体の具合が悪くて・・・それから、私、今年は会長しないから他の人にやってもらって。」
ミンス・ママ「じゃあ、今日だけでも出ないと・・・昨年の会費の決算をして他の人に回せるでしょ?」

ハン・ヒョンソプはムン・ジョンエから23年前の事故についてのユンマルジャの話しを聞く・・・
ムン・ジョンエ「あの飲酒運転事故の呪いだって言うのよ」
ハン・ヒョンソプは驚きの顔を隠せない・・・

ハン・チャンスは教会で主ボーカルを担当し、観客に大好評だった・・・
そしてママ会に参加したカン・フェソクとソ・ヘジュ・・・
カン・フェソク「私達の子も3年生になりました。これからは戦略を立てて、より良い高校に入れるように全力を尽くしましょう。今年の入試は去年と変わる所はありません。しかし、去年と同じ水準だと言う学校やマスコミがいう事に惑わされてはなりません・・・これから勉強の為に有名講師の先生を毎週ここに呼ぶ事に致しました。」
ママ達「まあ、素敵。さすがですわ」
ママ友1「ところでチャンス君のお母さん?」
「はい」と同時に答えるソ・ヘジュとカン・フェソク
ママ友1「あら?何故同時に返事なさるの?」
ソ・ヘジュ「私達、同じ家の上と下で暮らしてて、ややこしくて間違い易いのよホホホ・・・」
ママ友2「あら、そうでしたの?ジウン君のお母さん」
ソ・ヘジュ「ええ、そうですの」
ママ友1「お二人とも、誤魔化さないで噂の真相を明かしたら?」
カン・フェソク「アハハハ・・・噂だなんて・・・」
ママ友3「私この人、初めてみた時から普通じゃないと思ってたのよ。大きな化粧品会社の企画長でしょ?それに、ソウル大出身でしょ?」
一同「まあ、ソウル大?」
ソ・ヘジュ「皆さん、何か勘違い去れてらっしゃるみたいだけど・・・チャンスが私の子よ」
ママ友1「だから、ジウン君が勉強が出来るのね?やっぱり、おかしいと思ったのよね。ソウル大出たお母さんの子が校内ビリだなんて納得できる?似合わないわよね。子供は母親の頭脳に似るのよ。母親の成績に似て、母親の出た大学に入るようになるのよ。三流大学での人って大学の名前書かないそうよ。そしたら、恥を掻くからだそうよ。何処かの誰かさんは地方大出の癖に、偽物の息子でほらを吹いていたのよ」
ソ・ヘジュ「待ちなさいよ!ちょっと酷いんじゃない?あんた達酷いでしょ!」
カン・フェソク「義姉さん、もういいわ止めて!」
カン・フェソクは立ち上がり
カン・フェソク「そうよ。校内ビリ!ハン・チャンスが私の息子よ!」

感想

カンフェソクはハンチャンスが自分お息子だと暴露してしまいました!
オドンヒは佳作を取り作家への道を歩み始めました。
ハン・ソンジュンはオ・ドンヒを助け、自分の恋も成就しようと思いましたが
ムンジョンエに見つかり前途多難なようです・・・
ハンジョンウンに振り回されるイ・ヒョヌはなんと父の恨みを晴らす為に町に帰って来て
そのターゲットになんとハン・ヒョンソプの家族も入っていました・・・
そのトラップにどうもハン・ソンシクが掛かりそうです・・・
この危機、どう乗り越えるんでしょうか!
次回お楽しみに・・・

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