ソロモンの偽証(韓国版)-あらすじ-全話一覧-ネタバレありでご紹介!

韓国ドラマ-ソロモンの偽証(韓国版)-あらすじ-全話一覧


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宮部みゆきの小説「ソロモンの偽証」が韓国でドラマ化されました。日本では2015年に映画化され話題になりました。この小説は構想に15年、執筆に9年、あわせて24年の歳月をかけて完成させた宮部みゆきの作家生活の集大成作品となっています。
韓国では2016年12月16日に放送を開始し、最高視聴率は約1.7%とあまり振るいませんでした。
同級生の死の真相を明らかにするために校内裁判を開く生徒たち。そして次第に明らかになってくる驚愕の真実…。
ここでは、韓国ドラマ『ソロモンの偽証』のあらすじやネタバレ感想、キャスト相関図、見どころ、最終回結末、といった話題をご紹介しながら、作品の面白さに迫っていきますので、どうぞお楽しみに!

ソロモンの偽証 あらすじ

チョングク高校に通うソヨン。クリスマスの翌日早く登校したクラスメイトのジュニョンは花壇の中で亡くなっているソウの姿を発見した。ソヨンもジュニョンと一緒に目撃する。
警察の捜査でソウの死は自殺と断定されたが、ソヨンの元に告発状が届いた。それにはソウは自殺ではなく殺されたと書かれていた。
学校側はソウの自殺として事件を終わらせようとするが、目撃者の証言や不可解な事件が多発し、このまま終わらせることができなくなったソヨンは校内裁判で真実を明らかにしようとする。
ソウを殺した加害者として被告人にされたウヒョク。ウヒョクの弁護人になるジフン。ソヨンはウヒョクを訴えた検事となった。
裁判になると困る学校側は、あらゆる手を使って裁判を妨害しようとする。
それでも立ち向かっていく生徒たち。
それを応援するマスコミ。
ソウの死の真相は明らかになるのだろうか。ソウの死の影に隠された驚愕の真実が暴かれる。

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ソロモンの偽証-1話-2話

ソロモンの偽証-3話-4話

ソロモンの偽証-5話-6話

ソロモンの偽証-7話-8話

ソロモンの偽証-9話-10話

ソロモンの偽証-11話

ソロモンの偽証-最終回(12話)

見どころポイント

『ソロモンの偽証』の見どころは、ソウの死を自殺として片付けようとした大人たちに立ち向かっていく高校生の力です。子どもだから何もできないと最初から見下している大人たちを次第に追い詰めて行く姿は高校生にこんな力があったのかと感心です。
ソウは殺されたのか、自殺なのか、その真実を明らかにするために裁判を開きますが、その裁判は高校生の遊びではなく実際の裁判に負けないセッティングで、裁判の進め方も本格的で驚きます。
出演者のほとんどがフレッシュな若手俳優ですが、その演技のクオリティの高さは見事です。また高身長で、イケメン揃いなことも注目です。
韓国の学校での不正や暴力問題に焦点をあて、それを暴くのが高校生だと言うところが今までの裁判ドラマとは全く違い引き込まれます。誰が犯人なのか最後までわからない展開に目が離せません。

基本情報

放送局:JTBC
韓国題:솔로몬의 위증
韓国年月日:2016年12月16日~2017年1月21日
話数:全12回
原作:宮部みゆき
演出:カン・イルス 代表作「風の国」「海神」)など
脚本:キム・ホス
最高視聴率:1.731%

「ソロモンの偽証」というタイトル通り、ミステリーな部分が多く、次々と明らかになる証言のために片時も目を離せないドラマです。クラスメイトの死の真実を明らかにするために立ち上がり、学校と対決する生徒たちの姿を描いた物語です。高校生がここまでできるのかと驚きのストーリーで最高に面白い裁判ドラマです。

感想と評価

最初は高校生の裁判と聞いてたいしたことはないと期待せずに見始めたドラマですが、1話から引き込まれてしまいました。出演者のほとんどが若手俳優だというのに迫力のある演技で完成度の高いドラマに仕上がっています。
韓国で視聴率が低かったというのは納得できません。

韓国では自殺者の数が多いようです。2017年12月、大人気グループのボーカルが自ら命を絶ちました。次いで2018年に入り俳優であり有名女優の弟も自殺しました。このドラマで自殺したソウはうつ病でしたが、韓国ではうつ病になる人が多いのでしょうか。

さらに韓国で最近話題になっているのが、有名歌手の不正入学です。
この「ソロモンの偽証」が放送されたのは2016年12月16日~2017年1月21日ですが、現在の韓国の社会問題に焦点を当てて、その不正を正そうと訴えているようです。再放送をして韓国の人たちには是非、見てもらいたいドラマです。

暗い話ばかりでなく、ドラマの感想は明るくいきたいと思います。
まずは若手俳優が勢ぞろいしましたが、ジフン、ソウ、ジュニョン、さらにウヒョクは長身でイケメンですね~。イケメンの中では誰が一番好みかな~と考えながら見ていました。
そして最終回まで見終わって一位に輝いたのはジフン!
色白で小顔なのに長身!まさに王子様ですね。
後半になればなるほど苦しんでいるジフンがかわいそうで、つい手を差し伸べてあげたくなります。
ソウはジフンとは対照的に少し色黒ですが、影のある姿が魅力的です。
母親にいじめられても耐えているジュニョンは本当に優しい男の子です。
そして注目はウヒョク!
イ・ミンホに似ていると思ったのは私だけでしょうか。
イ・ミンホが花より団子で演じた財閥のわがまま息子役をやったのとダブって見えました。

男子ばかり書きましたが、女子についても少しは感想を述べなくては…。
ソヨンはまったく化粧もせずに清楚な魅力的です。いかにも優等生と言う感じでこの役にぴったりでした。
ユジンはガールズデイのイ・ヘリにそっくりですね。

ジュリやチョロンなどについては重要な役を上手に演じていたと言えるでしょう。
一言だけ言いたのは、ソヨンを叩いた女性教師はどうなったのでしょう。
その教師は罰せられないのでしょうか。
あの教師だけは最後まで許せません。

韓国で問題になっている自殺や学校の不正入学。
このドラマはそんな社会に生きる若者の心の声を訴えたかったのではないでしょうか。
ソウの死はそれを意味しているのかもしれません。
とても考えされられるストーリーでした。
評価:★★★★

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登場人物キャスト紹介

コ・ソヨン(キム・ヒョンス)

校内で1、2位を争う成績の優等生。ソウとウヒョクの喧嘩を目撃したが、自分の身を守るために見ていないと嘘をついてしまう。
ソウの死の真相を追及していくため校内裁判を開いて自ら検事となり、加害者を追及していく。

イ・ソウ(ソ・ヨンジュ)

ウヒョクに目をつけられ、めちゃくちゃに殴られる。被害者なのに加害者扱いをされ、その日から学校に出てこなくなる。その後遺体で発見される。

ぺ・ジュニョン(ソ・ジフン)
病気の母親を抱え、その母親の冷たい態度から死にたいとまで考えるがソヨンのおかげで思いとどまる。亡くなったソウの第一発見者。裁判では弁護人の補助的役割をする。

ハン・ジフン(チャン・ドンユン)
ジョングク芸術高校に通う将来有望なチェリスト。アメリカ帰りで女生徒に大人気。ソウとは親友だが、そのことを隠して裁判に参加する。
校内裁判ではウヒョクの弁護人になる。

ソルビン(イ・ユジン)
ソヨンの友人。校内裁判では検事の補助をする。

キム・スヒ(キム・ソヒ)
ソヨンの友人。校内裁判では検事の補助をする。

チェ・ウヒョク(ペク・チョルミン)
最悪の問題児。ウヒョクに目を付けられた学生は辞めるしかないというくらいのワル。父親の力で罪をもみ消している。校内裁判ではソヨンから加害者として起訴される。

ハン・ギョンムン(チョ・ジェヒョン)
ジョングク財団法務チーム長でハン・ジフンの父。
ウヒョクの父親の指示でウヒョクの事件をもみ消している。

コ・サンジュン(アン・ネサン)
ソヨンの父で刑事。ソヨンの裁判を見守る優しい父親。

オ・ジュヨン(シム・イヨン)
ソウの事件の担当刑事。コ・サンジュンの後輩にあたる。

イ・ジュリ(シン・セフィ)
事件の目撃者で告発状を書いた人物。告発状を書いたのはチョロンだと嘘をつく。

パク・チョロン(ソ・シネ)
ジュリの書いた告発状をソヨンに届けた人物。告発状のことを話そうとジュリに言うが、交通事故で意識不明になってしまう。

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