匂いを見る少女-あらすじ-10話-11話-12話-DVD未発売の韓ドラをキャスト一覧ありで!

韓国ドラマ-匂いを見る少女-あらすじ-10話-11話-12話の感想をネタバレ・キャスト情報ありで最終階までお届け!
匂いを見る少女.jpg
ある少女が事故から蘇ったその時
今までに無かった不思議な力
その力とは―――
サスペンスラブコメディー


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クルミットです♪
チョリムの依頼でヨムミが作ったモンタージュで
出来上がった顔は何と海女夫婦殺人事件の被害者だった!?
チョリムの失った記憶は戻るのか―――
韓国ドラマ 匂いを見る少女(ネタバレあり)
10話
ヨムミがチョリムの依頼でモンタージュを作成してみると
海女夫婦殺人事件の被害者だった。
チョリムが来るとモンタージュ写真を慌てて隠し
チョリムにジュースを買いに行かせ、その間にチョリムの住民登録カードを写真に取る
そしてモンタージュの写真をどんどん別の顔に変え誤魔化していく…
結局チョリムの思い通りの顔には仕上がらなかったが…
ヨムミはこの事をきっかけにチョリムの身元を調べてみると…
オ・チョリムの父がオ・ジェピョになっているでは無いか!
そしてオ・ジェピョが隠していた目撃者はチョリムだった!?
チョリムはとある建物のトイレに入ろうと扉を開けると男が居た…
間違って入ったと思ったチョリムはもう一つの扉を開けると
『ギャー』男達が用を足していた。「女性トイレじゃなかったの~?」
そう此処はそう男性トイレだった。
するとさっきの扉は?と初めに開けた扉の方を見ると…
「キャー変態!」と他の女性が逃げ去って行くのが見えた…変態男が女性トイレに隠れていたのだ!
チョリムは慌てて女性トイレに駆け寄るが、既にさっきの男の姿は見えなかった…
があの男の匂いが残ってる筈!
チョリムは『匂い』をスキャンする…するとさっきの男の匂いが窓の所で途切れている…
―犯人はきっとここから飛び降りたのね―
するとムガクが駆けてきてさっき男が窓から飛び降りて逃げていったそうだ。
チョリム「犯人を捕まえに行きましょう!」
ムガク「はあ?」
そして建物の外あの窓の傍まで行き…
チョリム「犯人はあの窓からこうして飛び降りたのよ」
そしてもっと精密に『匂い』をスキャンする…
チョリム「右の足跡の匂いはこれと言った特徴は無いけど…左の足跡はタバコの匂いが濃いわ」
ムガク「なるほど、タバコを吸い、左足でタバコの火を踏みににじって消す癖のある男だな!」

ムガクのカンのいい推理!冴えてますね~
チョリムは「あっちに行ったわ」と足跡をたどって行くが公園のあるところで途絶えてしまった。
ムガクは自転車に乗って逃げたな…そこで二手に分かれて探す事にするが…
チョリムは匂いの途切れた所でじっとじっと見てみると…すぐ傍に木があり上を見ると
「いた!」
変態が木の上に隠れていた!変態は木から飛び降り、チョリムの目の前を通り過ぎて走り去る!
逃がしてなるものか!とチョリムは変態を追いかける!
すると道路まで出てしまいそこにはトラックが…
チョリムは車のライトの光に目が釘付けになり動けない…
その時!あの3年前の事故の記憶が蘇る…
車と衝突してチョリムの体が中に浮かび地面に叩きつけられる…そんな記憶…
トラックに衝突する間一髪でムガクに抱き寄せられ無事だったものの…
ムガク「危ないじゃないか!」
チョリム「私…事故の時の記憶が蘇ったの…」
誰かに追いかけられ逃げている最中、車に衝突してしまった…あの記憶…
衝撃とその時の怖さで思わず涙するチョリム…
そんなチョリムをムガクは優しく抱き寄せるのだった…
チョリムの部屋でムガクは皿洗いをしている…
ムガク「段々…記憶が戻ってるんだな…」
チョリム「事故の記憶だけ蘇って…なんで事故にあったのか全然分からないの…
それに何か怖い感じがする…」
ムガク「記憶が戻り始めたからだろう…段々なれて来るさ…」
皿洗いをしているムガク…何か鼻の横がむずむずする…
ムガク「ちょっとここ掻いてくれよ…」
チョリム「ええっ?どこ…」
ムガク「ここ…ああそうここ…ありがとう」
チョリム「痒い?感じるの?」と叩いてみるが感覚は無いらしい…
ムガク「ここは感じるかやってみよう!」とムガクは自分の口を示す…
と二人は軽いキスをする…
ムガク「何かむずむずする…」
チョリム「感じるの?」
ムガク「ああ、感じる」
嬉しくなった二人はその日何回もキスを交わした…
ヨムミはオ・ジェピョを探している
ムガクを使いオジェピョを探すが手掛りは得られない…
住所・電話・職場…全て変わったようだ…
ヨムミは犯人に目撃者が生きている事を悟られる前に
先にこちらが目撃者を探さねばならないと命令する…
しかし、その目撃者は目の前に居るのだった…
ヨムミはチョリムをカフェに呼び出し
ヨムミ「確か記憶が無いって言ってたわね?」
チョリム「そうなんです。3年前までの記憶が無いんです」
3年…確か海女夫婦殺害事件の時と一致する…
ヨムミ「もしかして前にもモンタージュの人の顔が思い浮かぶ事があった?」
チョリム「いいえ、初めてよ」
ヨムミ「どうして思い浮かんだの?」
チョリム「ミヨック(ワカメ汁)食べて…あわびの殻で出汁をとったソンゲ(ウニ)ミヨックよ」
ヨムミ「あわびの殻?」
チョリム「あわびの殻が失った記憶を呼び覚ますのに役に立つの?」
ヨムミ「幼い時からの味は忘れないって言うでしょ?科学的にも根拠があってね。豆を嫌いな人が大人になって豆が食べれるようになるでしょ。幼い時の味覚が眠っていて大人になって思い出して食べられるようになるんですって。チョリムさんが食べたあわびの殻のソンゲ・ミヨックが、記憶を取り戻す起爆剤になったのね。もしかして、思い浮かんだ人って、お母さんじゃないわよね?」
チョリム「いいえ、母は私が幼い頃に無くなったって、父が言っていました。写真も見たから母じゃ有りません」
チョリムはあの変態男のモンタージュを作り捜査に協力し
変態の癖である左足でタバコをにじり消す癖も教え
キ刑事とヨ刑事は公園で見事に変態男を逮捕できた~

凄いお手柄ですチョリム~
ある日ムガクは道端でオジェピョを見る…
どこに行くのかと後を付けてみると
警察の上司とカフェで会っていた…
ここでは何も話せないと
カフェのメモ用紙に自分の現在の居場所をメモして渡し
そして去って行った…
ムガクは、その先ほどのメモ用紙の束を貸して貰うと…あった!筆跡の跡が残ってる…ムガクは残ってる筆跡に跡に鉛筆を使ってさらさらと薄く塗り潰すと文字が浮かび上がった。
その住所ををヨムミに電話で報告…
しかし、そのムガクの携帯は以前クォン・ジェフィがスパイウエアを掛けていたので
内容が筒抜け…目撃者を隠していること、オ・ジェピョの住所が漏れてしまった…

ムガクがメールを送り、受けた内容が…クォンジェフィの携帯にも写し出され、
ムガクが携帯を掛けたり、取ったりすると…その内容を盗聴できるんです…

一方前回ムガクがクォン・ジェフィを犯人と決め付けた、あの鉄の棒の先に付着した血痕の持ち主DNAを調べてみると、あの血痕は放火犯の血だった。これで、手掛りが掴めたかのように見えた事件が、また振り出しに戻るかと思ったが…
ムガク「じゃあ、あの時、自分が追ったのは放火犯だったのですか?」
キ・刑事「あの、鉄の棒に付着した布切れも放火犯の服と一致した。犯人に放火の前科も有って…」
カン・ヒョク「何だ?俺達は全く別の犯人を追っていたと言うのか!?」
―あの時に入れ替わったんだ…あの場所まで追い詰めたのに…あそこで放火犯が姿を現して逃げたから、それを追ってしまったんだ…―
ムガク「でも…なんでクォン・シェフの腕に傷があったんだ?何かに引っ掛けた犯人と同じような傷が…だから俺達はクォン・ジェフィが犯人だと思ったのに…DNAが一致しなかったから…犯人にまんまとやられたんじゃないですか?」
キ・刑事「何だ…じゃまるで俺達が錯覚するように、わざと傷付けたとでも言うのか?」
ムガク「あの現場に居たんですよ!直接見ないと分からないような同じ傷だったじゃないですか?クォン・ジェフィは確かにあの現場に居たんですよ!じゃ、あのコンテナに居たのもクォン・ジェフィだ…ちょっと行ってきます。」
とムガクはコンテナに手掛りを探しに行った…
チョンベッキョンのコンテナの中を調べてみると…
その本棚には以前あった筈の本が1~2冊消えていた…なんで消えているんだ…?
一方…クォン・ジェフィはムガクの携帯にスパイ・ウイルスを使い、得た情報で
目撃者を隠している、オ・ジェピョの居場所を掴み、訪ねてみる…
とある食堂で
クォン「オジェピョさんはこちらに居ますか?」
店員「オジェピョさん?」
クォン「新しくこちらに入った人です」
店員「あ~オ刑事の事ね。あっちの駐車場に居るわ」
オジェピョは駐車管理をしていた…
それを見たクォン・ジェフィはオ・ジェピョが運転する車に先回りしてわざとぶつかり…
オ・ジェピョ「すみません、酷く怪我したんじゃ…」
クォン「大丈夫です…」
オ・ジェピョ「今すぐ病院に行きましょうと」自分の連絡先を渡す
そしてオ・ジェピョはクォン・ジェフィを乗せ、病院に行った。
その時すれ違いざまにヨムミが食堂に到着するが、既にオ・ジェピョはクォン・ジェフィと出発してしまった。ヨムミ食堂で探すが手掛りを得る事は出来なかった…
クォン・ジェフィとオ・ジェピョは病院に行くが治療費は全部クォン・ジェフィが出した。

そりゃそうですね…わざとぶつかったんですから…保険処理をするとマズイでしょう~
オ・ジェピョ「すみません…治療費はこっちが出さないといけないのに…」
クォン・ジェフィ「いえいえ、大丈夫ですよ」
オ・ジェピョ「いえ…こちらの気が治まりません…せめて食事でも如何ですか?」
クォン・ジェフィ「じゃあ、お茶でもしませんか?」
クォン・ジェフィはスパイ・ウイルスでムガク宛のメッセージを見る…
ヨムミ
教えて貰ったオ・ジェピョの居る食堂に到着…手掛りは得られず…
そのメッセージを見て思わずニヤつくクォン・ジェフィ…
なぜならヨムミとムガクが探している人物
オ・ジェピョが今、自分の目の前にいるからだ…
ムガクはクォン・ジェフィのスケージュールをチョリムから聞き
クォン・ジェフィが家を開けている隙に家に入り込む
家を調べるが手掛りは何も見つけられない…
そして予定よりも早く用事を済ませたクォンジェフィがチョリムと共に家に入ってきた
ムガクは家から出るタイミングを逃してしまった…
クォン・ジェフィとチョリムが家に入ってきた…
愛犬が必要以上に、あるドアの前で吠えている
チョリムが何かな?と思ってみると…ムガクの匂いが見えるではないか!ムガクが扉の向こうに隠れているんだ!
おかしいと思ったクォン・ジェフィはその扉に手をかけ開こうとした時
「ガシャーン」チョリムは機転を利かしグラスを割る
破片を片付ける為に掃除道具を取りに行った瞬間!
ムガクは無事クォン・ジェフィ邸を脱出した…
チョリム「心臓バクバクよ~私が貴方の匂いを見なかったら、どうなってたと思う?
バレたら強盗犯になるのよ!なんであそこに居たの?」
ムガク「なんとなく」
チョリム「また!誤魔化そうとしてる!」
ムガク「クォン・シェフを調査しようと思ったんだ!」
チョリム「何でクォン・シェフを?調査するとしても堂々とすればいいじゃない!」
ムガク「俺はクォン・シェフを疑ってるんだ!」
チョリム「そうだったとしても、無断で侵入しても良いと思ってるの!」
ムガク「俺は妹を殺した奴を捕まえる為には、何だってやるさ!奴さえ捕まえられるな何だって!
知ってるか?自分の家族が目の前で殺されたその思い…さっきまで電話で話していた
家族が目の前で死んでいる!その悲しみが君に分かるか?…ごめん怒鳴って悪かったよ…」
チョリムは妹の写真を見せてもらい、名前もチェ・ウンソルだと教えてもらう…
チョリムはシェフ・クォンジェフィの料理番組に助手として出演しそれが全国に放送される
―黄金レシピ―
ハンバーグを作るときにこうやってバシバシと肉をたくさん叩けば美味しくなりますよ~
焼くときにすぐに焦げてしまう?そんな時はこの氷を肉の塊の真ん中に
グッと押して蓋をして8分待ては美味しいハンバーグの出来上がりです~
以上オ・チョリムでした~
放送を見た二人…ムガクの感想は?
ムガク「いや~凄く可愛いよ~」
チョリム「えっホントに?」
ムガク「俺が買ってやった服」
ガーン!!
放送されると色んな人からメールが届いた…
友達…なんで顔デカに写ってるの~ウッソ~放送デビューおめでと~
カン・ヒョク…チョリムちゃん~今度サインしてくれよ~
漫才の先輩…本当におめでとう~(悔しい~!)
など色んな人からメールが届いた…
次の日、ヨムミはバーコード殺人事件の目撃者がチョリムであることが分かり
ムガクを呼び出す…
ヨムミ「チェ・ムガク巡警、これ以降バーコード殺人事件特別捜査班から
元居た派出所に復帰して下さい」
ムガク「えっ?」
ヨムミ「事件に関するコンピューターの閲覧も禁じます」
ムガク「何仰ってるんですか?いきなり何故?私は妹を殺した
犯人を捕まえなければなりません!今は帰れません!」
ヨムミ「これ以上あなたを此処に置いておくと私が被害受けるわ。あなたは今、個人的な感情で操作してるわ。昨日もクォン・ジェフィの家に無断で侵入したでしょ。警察の倫理に反する行動よ」
ムガク「でも今まで理解して下さったじゃないですか?だから信じて報告したんです!」
ヨムミ「部下の監督不行き届きで私の経歴に傷でも付いたら私の道が塞がれるわ」
ムガク「目撃者が生きてる事も掴みました。その目撃者さえ見つかれば犯人もすぐに捜せます。私は特別捜査班を辞める事は出来ません!」
ヨムミ「犯人は私がきっと捕まえます。」
ムガク「理由は何ですか?いきなり変わった理由は何なんだよ!」
ヨムミ「今までご苦労様でした」
そして隠れて見ていたカン・ヒョク達3人に
ヨムミ「特別捜査班の会議をします。人員が一人減ったので配置をもう一度考えたいと思います。」
と言い残して去って行った…

うっわ~冷たい~でも心変わりの理由は何なんでしょう?
一方クォン・ジェフィの家で番組の為の放送のリハーサルをしているチョリム
初回の放送で手ごたえを得たからか、乗りに乗っている…
そんなチョリムに「ウンソル」と呼びかける人が居た…
友達「ウンソル!チェ・ウンソル!」
チョリム「誰…?」
友達「私よ私!放送見てすぐ分かったわ。オ・チョリムって芸名使ってもすぐに分かったわ。
久しぶりね」
チョリム「チェ・ウンソルって?」
友達「私の事覚えてない?あなたと仲良かったのに、私コ・スミよ」
チョリム「私がチェ・ウンソル?」
その時、頭によぎるムガクの言葉…確か妹の名前がチェ・ウンソルだ
そして、そのやり取りを見ているクォン・ジェフィ…
クォン・ジェフィはチョリムに書庫に行って料理の本を取ってきて欲しいと頼む…
そして初めて見る書庫まるで図書館みたいに膨大な本がある…
そして頼まれた本を取ろうと手を伸ばす…かなり高い位置で中々手が届かない…
そしてようやく手が掛かり本を引き抜くと、何冊かの本が同時にばさばさっと落ちた…
その中に白い封筒が見えるその中の手紙を見てみると…
チェ・ウンソルさん、いえ今はオ・チョリムさんに手紙を書きます
チョリムさんが交通事故で病院に来た時は生きる可能性の無い状態だったんだ…
こうしか謝罪出来ない医師を赦して欲しい…
2015年3月1日 チョン・ベッキョン
手紙を読むチョリムは、後ろからポンと肩を叩かれ
ハッと振り向いたチョリム。叩いたのはクォン・ジェフィだった。
そして本がどこにあるか分からないんじゃないかと思ってチョリムを探しに来たのだった…
クォン「何だい?それ」

何とこんな所からチョンベッキョンの手紙が出てきました~
クォンジェフィに手紙の内容を知られると不味いんじゃ~

11話
クォン「何だい?それ」
チョリムは慌ててグシャグシャっと手紙を丸める
クォン「どうしたんだい?その紙は何?」
チョリム「すみません、ちょっと台本を読んでました…不安で…」
クォン「そうかい。収録は一杯緊張するだろう?片付けて行こう」
危ない~チョリム何とか危機脱出~
そして収録は始まった…
突然捜査チームから外されたムガク…
ムガクは当然納得がいかない~
会議室の扉を叩き続ける…
ムガク「開けてください!納得がいきません!理由を教えてください!」
カン・ヒョク「ちょっと待ってろ!俺達が理由を聞いてやるから…」
ムガク「開けてください!開けてください!」
結局、キ刑事とヨ刑事に説得されて、ムガクは渋々その場を離れる…
キ刑事「本当に理由は何ですか?あんなに現場で、一生懸命やっていたムガクを何で外すんですか?」
ヨムミ「チェ・ムガク刑事は、バーコード殺人事件の被害者の家族です」
カン・ヒョク「被害者の家族って…」
ヨムミ「バーコード済州島の海女夫婦殺人事件の犯人が、目撃者チェ・ウンソルと間違って殺した女子高生がチェ・ムガク刑事の妹でした。チェ刑事は唯一の血縁である妹に、かなりの愛情を注いでいました。チェ刑事は妹を殺した犯人を殺したいと思っています」
初めて明かされた内容に、唖然とする仲間の刑事達…
ヨムミ「個人的な感情は、捜査するに当たってあってはなりません。正当な理由で外したので、これ以上口を出さないで下さい。捜査会議を始めます」
とムガクを外し捜査会議が始まった…
チョリムは番組の収録を終え帰りのバスの中でチョン・ベッキョンからの手紙を読み返す
チョリムは自分がチェ・ウンソルである事は分かったが、実感が無い…
チョリムがムガクの家に行くと、ムガクは昼間から酒を飲んでいた…
ムガク「捜査班から外された…捜査班を辞めろと」
チョリム「なんで?誰が何の理由で?」
ムガク「ヨムミ班長が…本当の理由は教えてくれない…俺は今まで捜査班に入る為に我慢して頑張ってきたのに…突然辞めろと言われて…苛々して気が狂いそうだよ…」
チョリムは父の元に行く
チョリム「お父さん、私はオ・チョリムじゃ無くて、チェ・ウンソルなの?」
オ・ジェピョ「いつかこんな日が来るとは思っていたよ…そうだお前の名前はチェウンソルだ…」
チョリム「なんで私がチェ・ウンソルなの?」
オ・ジェピョ「3年前の交通事故の時、私がその事件を担当した警察官だった。病院で寝ているお前は意識も無く、世話をする人も居なかった。お前を見ながら、生きていたらお前と同い年の私の娘、失踪して、一ヵ月後に死んで見つかった私の娘ののように思えて、娘として育てたかったんだ」
チョリム「じゃあ、私の本当の父と母は?」
オ・ジェピョ「それは私にも分からない…」
チョリム「お父さん…大変だったでしょ…記憶も無い私を育てるの…本当の話も出来ずに…辛かったでしょ、こんな話も出来ずに…」
オ・ジェピョ「辛かったのはお前だよチョリム…」
チョリム「昔に何があってもお父さんはお父さんよ」
オ・ジェピョ「そうだ何があったとしてもお前は私の娘だよ」
チョリム「私が…本当の両親を探したとしても…お父さんはお父さんよ」
その夜ムガクは刑事仲間と共に一杯やり…
カン・ヒョク「ムガク、だから派出所に居た時にあんなに強力班に入りたかったのか…妹を殺した奴を直接捕まえようと?」
ムガク「ええ」
キ刑事「ヨムミ班長が規則を楯にするから…反発が出来ないんだよ。事件の関係者は省くのが原則だからな」
ヨ刑事「犯人は俺達が必ず捕まえてやるから…」
ムガク「必ず私の手で捕まえます」
キ刑事「お前がどうやって捕まえるんだよ~捜査班でも無いのに…」
ムガク「係長と先輩達が手伝ってください」
ヨムミはパソコンで事件に付いて調べている…
チェ・ウンソル(オ・チョリム)と海女夫婦殺人事件の関連ファイルを開いている…
そこにキ刑事・ヨ刑事が入って行き…
キ刑事「食事まだでしょ?一緒に食事しませんか?」
ヨムミ「私は結構です、行ってらっしゃい」
キ刑事「班長が食事をすれば俺達も気が楽なんですけど…」
ヨ刑事「係長が待ってます。係長が話があるって…」
ヨムミ「カン・ヒョク係長が私に…?」
そしてヨムミを連れて行く…
その後即ムガクは部屋の中に入り…
ヨムミが見ていたファイルをもう一度開き…
そこにオ・チョリムのファイルも見る…
そしてチョリムの証言で作ったモンタージュ写真と
海女夫婦殺害事件の被害者の写真を見ると…同じ人だ!
そしてムガクはチョリムが殺害された海女夫婦の娘である事を知る…
つまり、チョリムが目撃者だったのだ!
その事に気付いてしまったムガク!
ヨムミはチョリムに会いに行き
ヨムミ「記憶を取り戻してみない?専門プログラムもあるのよ」と誘いをかける。
だがチョリムは自分の想像していた過去と全く違う自分を見るのが怖くなり…
チョリム「記憶が戻って以前と違う私を探したら…私は幸せなのかな?記憶を取り戻さなくても、今が幸せならそれでいいんじゃない?そしてその記憶が悪い記憶ならもっとそう思うわ…」
ヨムミ「チョリムさんの言う通りよ。チョリムさんの内面で記憶したくない過去だから思い出せないようになってるのかも知れないわね。もし、そうだとしたら、無理に記憶を取り戻さない方がいいかもね」
チョリム「ええ、今はちょっと記憶を取り戻したいとは思わないわ…」
パンドラの箱を開けてしまったムガク…
俺の妹と同じ名前を持つ目撃者がオ・チョリムだなんて…
ヨムミに掛け合うが相手にしてもらえない
こうなったらオ・ジェピョに直接聞くのが手っ取り早いと車を走らせる…
以前調べた住所の所に行く少し手前の一台しか通れない橋で
何とクォン・ジェフィが乗った車に出会ってしまった…
おかしいなと思いつつも顔を合わせ挨拶をする
ムガク「誰かと思ったら…クォンシェフにこんな所で会いましたね」
クォン「本当に奇遇ですね…」
ムガク「シェフには似合わないこんな田舎まで、どうして来たんですか?何を探しに来たんですかと聞くのが正解かな?」
「ピリリン」
何とムガクにメールが届くと同じタイミングでクォン・ジェフィにもメールの届く音が…
そしてムガクは気付く…あっ!あの携帯を少し貸した時…あの時だ!スパイウイルスを入れられた!
クォン「そんな風に聞くなら、同じ物を探していたと言えばいいかな?」
ムガク「同じ物?なら俺達は知っている物が同じ?と言う事かな?」
クォン「だから今同じ所に居るんですよ」
ムガク「何を探しているんでしょうね?美味しい店を探しているようには見えないけど…?」
クォン「さあ、僕は料理師だから美味しい店を探しているんだけど?」
ムガク「俺は刑事だから目撃者を探しているんだけど?」
クォン「じゃあ、僕達は別々の事を話していたんですね」
ムガク「そうですね。別々に他の話をするのは行く所が違うからでしょう」
クォン「行く道が違うってのはどういう意味かな?」
ムガク「二つの道の内の一つは必ず死ぬ道ですね」
クォン「興味深いですね…」
ムガク「クォンシェフ、あんたが此処にどうして来たのか、俺は今分かったよ」
ムガクがその住所の食堂に行ったときにはもう既にオ・ジェピョは荷物を持って去った後だった…
クォンは待ち合わせ場所でオジェピョを乗せて走り去る…
頭に来たムガクは
食堂にキ刑事を呼び出し目の前で携帯でキ刑事に電話を掛ける
タラリンタラリン♪
キ刑事「な…なんだ取れってのか?もしもし?」
そしてキ刑事が電話に出ると
ムガク「聞いてるか?良く聞け!お前は俺が捕まえる。目撃者を探せるなんて夢にも思うな!俺が誰か教えてやろうか?済州島のペンロク病院救急室で、お前が殺したチェ・ウンソルは俺の妹だ。お前は分かるはずだ。俺が絶対に諦め無い事を…俺達は行く道が違う。二人の内一人が死ねば終るんだ。早く終らせようぜ!」
と犯人に向かって言って携帯を切り、初期化する

これでスパイウイルスから開放されました~
ムガクの携帯にチョリムからのメールが来る…
すぐ傍に居るくせにもうチョリムを只の恋人とは思えなくなってしまった…
チェ・ウンソル事、オ・チョリムに間違えられて殺された自分の妹…ムガクの頭は複雑だ…
メールにも答える事が出来ない…
そして約束場所にチョリムを残したまま…会わずに帰って行った…
チョリムはいくら待ってもムガクからの連絡も無く…
警察署に足を運ぶ…すると
カン・ヒョク係長、キ刑事、ヨ刑事の話し声が聞こえ…
カン・ヒョク「犯人はチェ・ムガクの妹を名前が同じだから間違えて殺したじゃないか?」
キ刑事「そして犯人はまた、目撃者のチェ・ウンソルが生きている事を知って殺そうとするんだろ」
ヨ刑事「チェ・ウンソルが生きているなら何で出てこないんだ?」
キ刑事「チョンベッキョンが居たペンロク病院に居たいチェ・ウンソルが居なくなった後、死亡届が出たんだよ」
こうしてチョリムは事のあらましを全て知ってしまうのだった…
チェ・ウンソル(私)が目撃者だった…
そしてチェ巡警の妹…チェ・ウンソルが…私の所為で死んだ…
チョリムは悲しみの中で一夜を過ごす…
次の日の夜ムガクはチョリムの家の前で待っていた…
真実を知ったムガクがチョリムの前に現れたと言う事は
幾らか気持ちをリセットしてきたんですね~
ムガク「チョリム!どこ行って来たんだ… 今日は俺の誕生日だぞ」
チョリム「ごめんね、知ってたけど忘れちゃった…」
ムガク「なんて奴だ…その代わり誕生日の歌は喉が潰れるくらい大きな声で歌ってくれよ…
はあ…付き合って初めての誕生日がセルフサービスとは…昨日約束を守れなかったのは…」
チョリム「捜査してたからでしょ」
ムガク「悪かったよ…」
チョリムは終始様子が変だがムガクはチョリムの機嫌が悪いのは昨日約束をすっぽかした自分の所為だとと思うムガク…何とか料理も仕上がり…
Happy birthday~to~you~♪~
と歌を歌い…ムガクが蝋燭の炎を消そうとすると…
チョリム「願いを掛けなきゃ…」
そして蝋燭の炎を消す…部屋は真っ暗になった…
ムガク「携帯はどこだ?明かりをつけないと…」
チョリム「ここよ」
チョリムは迷わずムガクの携帯を探して渡す…
ムガク「真っ暗なのに匂いで携帯を探したのか?」
チョリム「そうよ」
ムガク「匂いは真っ暗でも見えるのか?そうか知らなかったな~俺はまだ君について知らない事が一杯あるみたいだ…俺達、長く長く付き合いながら、お互いの事を知って行こう」
チョリム「知れば知るほど嫌いになったら?私の覚えてない過去が…チェ巡警の気に入らないものだったら…?」
ムガク「俺はただ…俺達が出会ったとこから記憶していけばいいと思う。俺と一緒に居る今が意味があるんだ…俺達が出会わなかった時の事は何の意味も無いよ…過ぎた事は何一つ重要じゃないさ、俺達一緒に居る今が重要なんだから」
チョリム「誕生日もう終りね…11時50分…」
ムガク「まだ10分も残ってるじゃん…何するか?」
チョリム「もう帰る時間でしょ」
ムガク「ん?」
チョリム「もう、遅いわよ…早く帰って」
ムガク「そうか疲れたのか?じゃ、帰るよ」
チョリム「今日は誕生日だから…特別に私が送っていく…行こう」
ムガク「ホントに送ってくれるのか?じゃ、行こう」
と途中まで送って…
チョリム「じゃあ、ここでお別れ…」
ムガク「やっぱりもう一度、君の家まで送っていくよ」
と手を握ろうとするムガクの手を、チョリムはやんわりと外し…
チョリム「私達…別れましょ」
ムガク「何だ?誕生日はもう終ったぞ」
チョリム「本当よ…もう会うのは止めましょ…一杯考えたわ。ここ迄で終ったほうがいいわ…私達…これ以上付き合う自信が無いの…」
ムガク「何で…理由は何だよ!」
チョリム「貴方が嫌いなわけじゃないわ…」
ムガク「何で会うのを止めるんだよ!」
チョリム「これ以上は無理よ…努力しても駄目だと思う…だから理解しないで悪口でも言って…私の心は変わらないわ…」
ムガク「一体何なんだよ!嘘言わずに、本当の事を言えよ!」
チョリム「どうしてこんな事で噓吐けるの…御免なさい…」

心の整理をして…やっとチョリムと向き合おうと決心したムガクなのに
チョリムに振られてしまいました…
チョリムはムガクの妹が自分の所為で死んだと分かり罪悪感に苛まれたんでしょうね…

そして、チョリムは次の日、警察所でヨムミに会う…
チョリム「前に言ったいた記憶蘇生プログラムについてですが…やってみたいと思います」
ヨムミ「何で考えが変わったの?」
チョリム「私が犯人の顔を見た目撃者だからです…そうすれば犯人捕まえられるんでしょ?
そうですね?…全部話は聞いたわ…全部知ってます…」
ヨムミ「そんな無理してまでしなくてもいいわ…」
チョリム「いいえ…私がやりたいからやるんです…本当の事を言えば怖いけど…でも知りたいの真実を…」
ヨムミ「記憶が蘇ったら今よりももっと辛くなるかも知れないわよ」
チョリム「でも…私の所為でチェ巡警の妹が亡くなったじゃないですか!?」
ヨムミ「それは違うわ!私の話を良く聞いて!こんな殺人を犯す犯人が悪いのよ!」
チョリム「そうよその悪い犯人、私の記憶さえ戻ればこの事件は解決するんでしょ!
その代わりに…チェ巡警を特別捜査班に復帰させて下さい、そしてこのことは秘密にして下さい」
ヨムミ「私はクォンシェフが犯人だと思っているわ…身の安全を考えてもクォン・シェフと関係のある仕事は全部辞めた方がいいと思っているわ…」
チョリム「もし…それが真実なら、クォンシェフに唯一接近できるのは私しか居ないじゃない。必要な時に使って下さい」
ムガクは再び特別捜査班に復帰する…
チョリムの口添えがあったとは夢にも思わないムガク…
その頃クォン・ジェフィはオ・ジェピョの言葉に疑問を感じている…
…済州島で3番目の犠牲者が出たので犠牲者の会を作りました…確かにオ・ジェピョはそう言った…
おかしいな… 他の人は皆、 済州島の海女夫婦殺人事件を2番めだと思っているのに…なんで知ってるんだ…?
そして取り出した本は「ホン・ジヨン1969.9.15~2010.03.09」と書かれた本だった…
そしてクォン・ジェフィはオ・ジェピョを呼び出し…
被害者の会に役立ててくださいと…3千万ウォンの小切手を渡す…
クォン「被害者の会って主に何をするんですか?」
オジェピョ「最終的な目的は犯人を捕まえる事です…私達には目撃者がいるから…
警察は当てにならない…警察は何もしてくれないんだ…」
クォン「あ~目撃者が居るんですか?」
オ・ジェピョ「一番近い所に置いてます」
そしてあの本の事を思い出す「ホン・ジヨン」
スジョンが失踪してから一年後にウチの家庭は崩壊した…
夫のジェピョは刑事課に異動し家に帰る日が段々少なくなった…
私は一人で酒を飲んでは寝る日が多くなり…朝はスジョンが死んだ知らせを聞くと言う悪夢を見る毎日だった…スジョンが死んで二年後に私達は離婚した…
確かにオジェピョの事が書いてあった…

つまり、オジェピョの娘が死んでい無い事を既にクォン・ジェフィは知っていたんです~
クォンはコーヒーを差し出しながら…
クォン「オ先生、家族でも無いのに…こうして被害者の会を立ち上げてするって偉いですね。そんな風に一生懸命される姿を見て感動します」
オ・ジェピョ「いえいえ、そんな事ないですよ」
クォン「他の家族の面倒ばかり看て本当の家族には冷たいんじゃないですか?」
オ・ジェピョ「娘一人居ますがもう自分の事は何でも見れますよ」
クォン「若く見えるのに、もうそんな大きな娘さんが居るのですか?」
オ・ジェピョ「私の娘は22歳です」
コーヒーを飲んだオジェピョは眠ってしまった…

これ見ると知人の家でもコーヒー飲めなくなっちゃいそうですね…コワーイ
チョリムは帰ってくるはすの父オジェピョが帰ってこないとヨムミに話し
ヨムミはオジェピョの携帯番号を教えてもらいそれで位置を知ろうと考える
そしてこのままではチョリムが危ないと感じたヨムミはムガクに全てを話す事にする
ヨムミ「チョリムさんがバーコード殺人事件の目撃者である事を知ってしまったわ」
ムガク「それって…記憶が戻ったんですか?」
ヨムミ「いいえ…刑事達の話を聞いてしまった見たいね」
ムガク「じゃあ、どこまで知っているんですか?」
ヨムミ「チェ・ムガク刑事の妹が自分と間違って殺された事まで全部知ってるわ」
それを聞いたムガクは慌ててチョリムを探しに駆け出す
その頃チョリムの携帯にメッセージが
娘や父さん酒飲んで酔っ払ってしまった…
お前が迎えに来てくれないかい?
そしてそこには居場所の住所が書いてあった
チョリムに聞きオジェピョの携帯番号を聞いたヨムミが調べてみると
何とクォン・ジェフィの家にいることが分かった…
ここはクォン・ジェフィの家なのになんでここにオ・ジェピョさんがいるのかしら…
そこにチョリムからメールが…
―今お父さんからメールがあって会いに行く所なの
心配して下さって有り難う―
慌てて、ヨムミはチョリムの携帯に掛けるが…チョリムは出ない…
そして慌ててムガクに連絡しクォン・ジェフィの家に行くように命じる
タクシーを使いクォン・ジェフィの家に到着したチョリム…
家の前で父オジェピョの携帯に掛けるが…出ない…
そして玄関のドアが開いているのもあり、チョリムは中に入っていく…
そして電話の音が聞こえる方向にどんどん進み…
オジェピョの携帯を持っているのはクォン・ジェフィだがそんな事はチョリムは知らない…
そしてトントンと肩を叩かれ振り返るチョリム
するとクォンジェフィが目の前に居るではないか―――
12話
クォン・ジェフィ顔を合わせてしまったチョリム…バレたか!しかし
クォン「チェ・ウンソル…お前、俺を知ってるだろ」そしてチョリムの顔に手を伸ばす…
何とチョリムが目の前に居るのに…チョリムだとは気付かない様子…
その時ムガクの匂いが見えるかと思いきや…突然部屋が真っ暗に!
暗闇の中でムガクの匂いの色だけを頼りに逃げるチョリム…
クォン・ジェフィはまんまとチェ・ウンソルを逃してしまった…
ムガクはチョリムを家の外に連れ出し…銃を構える!
家から出て探しているクォン・ジェフィの後ろに回り銃で後頭部を殴り気絶させる…
そのまま怒りのまま銃で撃ち殺そうとクォン・ジェフィに銃を向けるムガク…
チョリム「駄目よ!止めて!同じ殺人者になるだけよ!」
何とか怒りを堪えムガクは銃を下ろす…
二人はオジェピョを探しに家の中に入り…探すが見つからない
そしてなぜかチョリムは倒れてしまう…
オジェピョをキ刑事達に任せ、ムガクはチョリムを連れ病院へ
クォン・シェフはワインを飲んで寝ているだけだと
キ刑事達を外で待たせ
オジェピョをつれてくると家の中に入り
慌てて、証拠になるメールを削除、そして何かあやし気な香見たいな物を隠す…
すると目覚めたオジェピョが部屋から出てきてその場は治まった…
だがオジェピョの後を付け…チョリムの家はクォン・ジェフィに知られてしまった…
一方病院でチョリムは…
ムガク「もう大丈夫か?」
チョリム「ええ、私をチェ・ウンソルと呼んだわ…そして俺を覚えているかとも。本当に連続殺人犯なのよね?」
ムガク「ああ、そうだ。間違いない」
チョリム「クォン・ジェフィ、あの人私を殺そうとしたのかしら。あの人顔面認識障害で人の顔が見分けられないの」
ムガク「本当か?」
チョリム「ええ、だから声を聞いて色んな記憶を引き出してその人が誰か判断するの。」
ムガク「じゃあ、さっき、会った時も君だと分からなかったのか?」
チョリム「そうよ、だから声を出さずにじっとしていたの…」
ムガク「それは良かった…大変な事になる所だった…あの服ももう着るな、服で分かるかもしれないから…」
チョリム「そうするわ…」
チョリム「私知ってるわ…自分が目撃者だったって事…私の本当の名前がチェ・ウンソルだというのも知ってるわ…貴方も知ってたのね…」
ムガク「ああ」
チョリム「私の名前がチェ・ウンソルだと言う事を分かってすぐに気付かなきゃいけなかったのに…
後で分かったの…私が目撃者で…その所為で妹さんが殺されたの…私の所為でチェ巡警の妹さんを死なせて御免なさい…」
ムガク「いや…違う…君の所為じゃない」
チョリム「違うって言っても何も変わらないわ…私の身代わりに死んだでしょ」
ムガク「違う…あいつが俺の妹を殺しただけだ…君とは関係ない。そんな風に考えるな…」
チョリム「私はそうは考えられない…」
ムガク「そんな理由の為に『もう会うのを止めよう』と言ったのはさっき知ったよ。俺は受け入れないよ。チョリム、変な考えは止めて全部俺に頼れ、俺が愛してやるから、君は受けるだけにしろよ。そのまま居ろよ。どこにも行くな!」
チョリム「出来ない…申し訳なくてそんな事…出来ない…」
ヨムミはオ・ジェピョを呼び出し
ヨムミ「連続殺人事件の目撃者を隠す理由は何ですか?」
オ・ジェピョ「両親を残忍に殺され、何の記憶も無い娘が目撃者と言う理由でアチコチに引っ張りまわされ…無理に記憶を蘇らせたくなかったんだよ。それに犯人が分かったから必ず捕まえられるんですよね」
ムガク「犯人を捕まえるためにわざとクォン・ジェフィに接近したんですね?」
オ・ジェピョ「そうだ…だけど失敗したみたいだよ」
ヨムミ「オ・ジェピョの娘が目撃者だと分かった今、チョリムさんとは離れて暮らした方がいいと思います」
オ・ジェピョ「チョリムを宜しく頼むよ…」
ムガク「心配しないで下さい…」
そしてチョリムの退院の日が来た…
オジェピョはチョリムの退院を見届け、遠くに旅立ち…
チョリムはムガクが護衛する事になった…
チョリムが家に入るまで護衛し、家に入り帰ろうととすると
チョリムの「キャー」と言う悲鳴が聞こえ、家に入ると…
家は空き巣に入られた後だった…
なくなったのは写真一枚だけ…
犯人は目撃者の顔が分からないから、写真を使って特定しようとしているのだ!

クォン・ジェフィはその写真に自分だけ分かる小さな印をつけてます…
危険を感じたムガクはチョリムを連れ自分の家に…
ムガク「暫くはここで過ごせばいいよ。俺は近くの知人の家にでも泊めてもらうから…」
チョリム「ごめんね~私が家を奪っちゃったみたい…」
ムガク「俺は大丈夫だから気にするな。それよりこれがカードキー、窓は開けるな、誰が来てもあけるな、ドアはカードキーでも開けられないように中からちゃんと鍵を閉めて…ここに居る事を誰にも言うなよ!君のお父さんにも…俺はここから3分の場所に居る。だから安心しろ!」
チョリム「本当に泊まるところあるの?」
ムガク「ああ…すぐ向かいに先輩の家がある…そこに泊まるから平気だ。じゃあな!」
と言ってムガクは行ってしまった…が
何かを忘れたと言っては家を出たり入ったり…
離れたくない様子…
そしてムガクが居るのはアパートの駐車場
そこから見張っている…電話を掛け
ムガク「チョリム、窓際に立っちゃ駄目だ!窓から離れて、離れて…」
チョリム「そこから見えるの?本当に何処にいるの?」

ムガクの先輩の家は車だそうです…(笑)
次の日の朝ムガクは家で顔を洗ってる…
チョリム「先輩の家で顔も洗っちゃいけないの?」
ムガク「そうなんだよ、水代が高いからって凄くケチなんだよ…」
チョリムはヨムミに会いに行き…
チョリム「前に私が言った犯人捕まえる為に私を利用してもいいって話。考えてみました?」
ヨムミ「チョリムさん、それは凄く危険よ。昨日もクォン・ジェフィが写真を持ち去ったって行ってたじゃない。思っているよりも深刻な事態よ。この写真を元に目撃者のチョリムさんを見つけ出すかも知れないわ…」
チョリム「クォンシェフは私が目撃者なのに気付いてないじゃない。だから私がやってみるわ。私の写真を取り戻してみるわ」
一方、空き巣に入られたチョリムの家を捜査したが指紋も出ず、手掛りになるような物は何も無かった。
今の状態ではクォン・ジェフィに令状を出すのは難しい…
チョリムの身の安全を考えると写真は早く取り戻さねばならない…
ヨムミ「写真はチョリムさんが直接自分でクォン・ジェフィの手から取り戻すことにしたわ」
ムガク「何だって!」
そこでムガクはチョリムに問い質す…
ムガク「チョリム!お前、何を考えているんだ?」
チョリム「クォンシェフは私に何の疑いも抱いていないのを貴方も知ってるでしょ。だから私は尾・チョリムでいる時の方が一番安全よ!」
ムガク「それでも駄目だ。危険すぎる!」
チョリム「誰の為でもなく自分で自分の身を護ろうとしているのよ。私が自分の写真を持ってくるのよ」
ヨムミ「今の状態で、クォン・ジェフィの家に疑いなく入れるのは、チョリムさんだけよ。クォンジェフィが写真を誰かに見せる前に、こっちが先に手に入れないと…」
チョリム「今日、シェフの家で収録があるわ…」
ヨムミ「今日しかチャンスは無いわ」
だが、ムガクは納得が行かない
チョリム「収録の時はスタッフも一緒に居るから心配しなくてもいいわ…」
ムガク「分かったよ。お前は俺の言った通りに動けよ。それを約束するなら、行かしてやる。」
チョリム「分かったわ」
ムガク「俺が近くで待機しているから。通信機も渡すから、俺の指示通りに動けよ。俺が判断して止めろと言ったら、すぐ止めろよ。」
チョリム「分かったわ」
こうしてチョリムも作戦に参加する事になった。
キ刑事「これは本型のカメラです。本の背表紙にレンズがあって、スイッチはここにあります。これは無線のイヤホンです耳に掛けてれば話も出来るし聞き取りも出来ます。そしてペンダント警報器です」
カン・ヒョク「使用方法は簡単だけど出来るかい?」
ムガク「今からでも無理なら無理って…」
チョリム「出来るわ!」
そしてチョリムは準備を整え敵陣、クォン・ジェフィの家へ…
収録の為、クォンジェフィの家は人で一杯だ…
チョリム「シェフ・こんにちわ」
クォン「あ~チョリムさん、今度また別の番組のコーナーを作ったんだよ」
チョリム「シェフと一緒に出られるんですか?光栄ですね」
クォン「一緒に頑張ろうね」
そしてクォンシェフのリハーサル5分間が始まった。
チョリムはこの5分間を利用してカメラを設置しに行く…
チョリムはエレベーターで地下の書室に向う
チョリムは本棚にカメラを設置し、位置を確かめる
ところがリハーサルが予定より早く終ってしまった!!
「チョリムさ~ん」「チョリムさ~ん」と探すスタッフの声
何処に行ったのかとクォンジェフィも探し始める…
チョリムは危機一髪エレベータに乗っているところをクォン・ジェフィに見られるが…
チョリムはパンストを履き替えていたと噓を吐いて機転を利かし、何とか危機を脱出した。
そして、次の時に回収し易いように予定通りトイレに財布を置いてクォン・ジェフィの家を出た。
監視カメラでクォン・ジェフィの動きが手に取るように分かる。
そして安の情、写真の人物を調べ探して欲しいと依頼を出していた…
クォン「人を探しているんですが…3年前に済州島に住んでいたチェ・ウンソルと言う人物ですが、
今は多分他の名前を使っているはずです。写真は明日会って渡しますね。明日の午後4時で結構です」
そして印のついた写真を財布の中にしまう。
今日もチョリムはムガクの家で、ムガクは車で過ごしているが…
ところがチョリムに見つかってしまった…
ムガク「どうしてここが分かったんだ?」
チョリム「ここが先輩の家なの?昨日もここで一人で見張っていたの?」
ムガク「俺の仕事をしてるだけさ…」
チョリム「一緒に家に帰ろう?」
ムガク「本当に?」
そしてムガクとチョリムは同じ家で別々にチョリムはベッドでムガクはソファーでそれぞれ眠った…
次の日、警察所ではチョリムの取られた写真と同じ写真を作成していた
カメラに写ったチョリムの写真を引き伸ばし、チョリムでは無い別の顔を貼り付け、チョリムでは無い別の人間に仕上げた。
カンヒョク「何でそんなややこしい事をするんだ?クォン・ジェフィから写真を取り返して破けばいいだろ!」
キ刑事「そうしたら、又他の写真を盗んだり、又他の方法でチョリムさんに危害を加えるかも知れないでしょ」
ヨムミ「クォン・ジェフィは人の顔の見分けが付かないから、写真を見ても誰か判らないのよ」
ムガク「おそらく自分の手は使わず、他の誰かを使って写真の人物を特定しようとするだろうから、他の女性の写真を使ったら絶対に特定出来ないはずです…」
写真は出来上がった。後はこの写真をチョリムが掏り替えればいいだけだ。
そしてムガクはチョリムに出来上がった写真を渡す
チョリム「全く別の顔ね。誰なの?」
ムガク「偽物だ。100%合成だ」
チョリム「実際に居ない人の顔だから良かったわ」
ムガク「チョリムの写真はクォン・ジェフィの財布の中だ。掏り替えられるか?
チョリム「出来るわ」
ムガク「クォン・ジェフィが今日の4時に人と会う予定になっている。だから少なくとも3時には店を出るはずだ、それまで写真を掏り替えるんだぞ、警報機は持ったな?」
チョリム「ええ、ここにあるわ」
ムガク「俺も近くに居るから、恐れるなよ!」
クォン・ジェフィレストランで…
クォン「何で料理が遅れてるんだ?お客様が待ってるじゃないか?」
シェフ「すみません、オーダーミスで遅れてしまいました」
クォン「メニューは何だい?俺がやるよ」
とクォン・ジェフィは上着を脱ぎ厨房に立つ
クォン・ジェフィが後ろを向き、料理に集中している間に背広から財布を抜き取り盆で隠し見えないところで写真を摺り替える!そして財布は再び背広のポケットへ…よし、写真は無事掏り替えた!
次は監視カメラ回収だ!
チョリム「シェフすみません、昨日の収録の時にシェフの家に財布を忘れて来てしまったみたいです…」
クォン「それは大変だな…早く行って探して来ないといけないね。不便だろう」
チョリム「ええ、まあ…」
クォン「だけど僕は今日約束があってこれから行かないと行けないんだ。チョリムさんが僕の家に行って直接探して来ないといけないね。明日返してくれよ。僕は暗証番号押せばいいから」
とチョリムに家の鍵を渡す。
チョリム「えっ、いいんですか?お手数掛けてすみません」
クォン「いいよ…また、明日ね」
チョリムはクォン・ジェフィの家に向かう。そしてクォン・ジェフィの家の近くでは既にムガクが待機していた…
約束場所に車で向かうクォン・ジェフィに電話が掛かってくる…
クォン「もしもし?」
約束の相手「今日会う約束をした者です」
クォン「ええ、今向かってます」
約束の相手「人探しって、もしかして犯罪に関係ある人ですか?」
クォン「なんでそう思います?」
約束の相手「今日約束の場所に早く到着したんですが、周囲を私服の警察に囲まれています」
来るなら注意して来て下さい、他の人に迷惑を掛けないように…」
そこでハッとしてクォン・ジェフィは写真を取り出し裏を見る…印が無い!
やられた!慌てて、車をUターンして家に向かう、クォン・ジェフィ!
そしてクォン・ジェフィはチョリムより早くに家についてしまった。
そんな事が起こってるとは露も知らないチョリム、クォン・ジェフィの家に到着する。
そして渡された鍵で家の中に入る…そして、予定通り財布を回収する…
クォン・ジェフィは書室に姿を現す…それを監視カメラから見たムガクは驚く!
「なぜ今、あいつは家の中にいるんだ!」
これは不味い!ムガクは慌ててチョリムの携帯に掛けるが…チョリムは出ない!
それもそのはず、チョリムはレストランに携帯を忘れて来てしまった…
クォン・ジェフィは自分の書室に見慣れない本があるのを発見!
近づき…カメラに気付いた!本棚から監視カメラの本を抜き取り、カメラを覗き込む…
そして「何だ?何をそんなに知りたい?」と話しかけたかと思いきや映像がブツッと途切れた…
チョリムが危ない!ムガクはクォン・ジェフィの家に向かい走り出す!
そんな不味い事になってるとは知らず、予定通りチョリムはエレベーターの中に入り書室へ…
そしてエレベーターの扉が開いた時、チョリムの前にはクォンジェフィの姿が―――
オオカミの巣に入ったチョリム!ムガクは間に会うのか―――
10-12話感想
目撃者はやっぱりチョリムでした…
そしてクォン・ジェフィの魔の手がチョリムにも掛かる…
凄いドキドキ・ハラハラさせられますね…
次の展開はどうなるんでしょうか…?
次回お楽しみに…

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