花郎-ファラン-あらすじ-16話-17話-18話-感想付きネタバレありで紹介!

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クルミットです♪
ムミョン(ソヌ)、サムメクチョン(ジディ)、アロ、スホ、パンリュ。
それぞれが色んな思いを含め、王女様の護衛として百済へ行くことになる。
スンミョン王女がムミョン(ソヌ)をどうもお気に召しているようで、そのソヌが好きなアロが
どうにも憎くてたまらない。
だからと言ってこうも無理やり一般市民を使節団の一人にしていいのでしょうか・・・。
と腹を立てつつお話を見ているんですが、皆さまはどうでしょう。
しかし、ウィファという人物はファランをチソ太后の思い通りにさせないためにも、
彼らにプライドを持って行動するようにと常に意識付けさせています。
この先ファランはどうなるのか・・・・。チソ太后の考え次第でどうなっていくのか。
ムミョンとアロの思いもこの先幸せが待っているのか。
少々先行きが不安なお話の中盤です。

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【花郎-ファラン】ネタバレあり

ファラン 第16話

百済への使節団として、ソヌ(ムミョン)、ジディ(サムメクチョン)、スホ、パンリュが
ファランメンバーから立候補で決まる。
アロは王女に脅されるように使節団に連れていかれる。
王女がアロを連れて行くのはソヌが来るように仕向けるため。
アロは生きて帰れないことを覚悟していた。

スホはチソ太后に上手く載せられ、ソヌが王様だと信じソヌを守ることが
チソ太后を守ることだと思っていた。
パンリュは、ヨンシルから百済の王子に必ずこの手紙を渡せと、密書を預かる。
何が書かれているかは分からないが、いいことではないだろう。
パンリュの表情はいつになく険しい。
ジディ(サムメクチョン)はチソ太后から、周りの者を守りたければ、決して動くなと
言われる。
お前が動けば、周りの者が傷つくだけだ。
ソヌ(ムミョン)はアンジにアロを必ず守れと言われたことを心に秘めてアロを
守るためだけに志願した。

アロ達一行が旅立つ日、アロの残した手紙を読んでいたアンジ。
全てはチソ太后のせいだと思わず怒りがこみ上げる。
そして、フィギョンにチソ太后を倒す手立てを聞くのだった。

一行は休憩していた。
スンミョン王女の元に行くソヌ(ムミョン)。
ソヌ(ムミョン)は王女になぜアロを一行の共にしたのか聞く。
王女は、私が望んだのは唯一信頼できるファラン。来たな。私の前に。
そういうとソヌ(ムミョン)を見る。
ソヌ(ムミョン)は先にそう言ってくれれば妹を巻き込まずに済んだのに・・・と言うと、
王女は、医者もいるし侍女代わりに色々させるためよと答える。
この王女様は本当に嫌な人ですね。根性がねじ曲がっているどころじゃありません。
ねじ曲がって腐っています。

その時、ソヌ(ムミョン)が突然拳を王女の顔のすぐ近くに突き出す。
殴られるのかと王女は咄嗟に目をつぶり、身をすくめる。
(ソヌ)ムミョンは掴んだ拳から、蜂を逃がす。
そして、初めから余計なことを・・・。と呟く。
スンミョン王女はその言葉に、カッとなるが、突然呼吸を荒くし胸を押さえる。
身体がグラリ倒れるところを、ソヌ(ムミョン)が支える。
王女は苦しそうにしながら「しばらくこのままで・・・。」とソヌ(ムミョン)に言う。
その姿をアロがたまたま見かける。
アロの目は悲しそうに二人を見ていた。

パンリュは川で休憩していた。
手には手にちょうど収まるほどの巾着。
スヨンからのプレゼントだ。
スヨンと初めてキスした時のことを思い出していたパンリュ。
もうパンリュの顔はニヤニヤが止まらず、スヨン大好き全開モードです。
突然、顔に水をかけられる。
「何想像してんだ」とスホが言うと、慌てて立ち上がるパンリュ。
持っていた巾着を落としてしまう。
その巾着には綺麗な花の刺繍が施されていた。
スホはその巾着をパンリュに渡すと、パンリュはちょっとオドオドしながらも
スホに「ありがとう」と礼を言う。
スホは驚く。「あいつに初めて礼を言われた。」

今夜の宿に到着する。
とても立派とは言えない安い宿。王女は粗末な布団を見て顔を歪める。
明日には南扶余(ナンブヨ)(=百済)に着きますと王女に言うソヌ(ムミョン)。
王女は昼間、発作で倒れた時、誰にも知らせずにいてくれたことを
礼を言う。誰にも見せたくない姿だったからと。
ソヌ(ムミョン)はそういわれ、「そうだな」とだけ答える。

アロは一人膝を抱えて耐えていた。
「泣いちゃダメ、泣いちゃだめよ。」
すると、誰かがアロに近づいてきた。ムミョンだった。
アロはムミョンに、「ここへは王女様のために来たの?
貴女を見ていると胸が苦しくなる。目の前にいても恋しい。あなたは何とも
ないの?」
ムミョンはそんなアロに、「俺のせいなんだ」と謝る。
「お前に合わせる顔がなかったんだ・・・。」とアロを見つめて答えるムミョン。
アロはムミョンに「あなたも私を恋しかった?」と泣きそうな顔で聞く。
ムミョンは、「自分に腹が立った…指令上にお前に会いたくて恋しかった。」
そういうと、アロを抱きしめるムミョンだった。
すると突然たいまつを持った一群がやってきて、二人を取り囲む。
身なりは貧しい。なんだ?
ムミョンはアロをその場から逃がし、王女に伝えるように言伝る。
スホとパンリュがやってくる。彼らも何事かと手に武器を持ってやってきたのだ。
何が目的だ?物取りか・・・。馬車だ!貢物を積んだ馬車だ。
しかしまともな武器を待っていない彼ら。飢えた民が賊になったのか。
そこにジディがやってくる。
しかし、ジデイは賊の前に立ち、殺してはならないと立ちはだかる。
スホはそんなジディに貢物を奪われてもか?何故だ!と言うが、
ジディは、それでも殺してはダメだとスホ達の前に立ち、賊を逃がすのだった。
この時のジディは、まず民の命を優先しました。すでに王としての心を持っての行動ですね。
そんなジディをスホは殴りつけるのだった。

翌朝、貢物も旅費も綺麗にどこかに消えていた。
平凡な民が賊になったのか?待ち伏せていたのか?
カラの荷車を見て王女はスホ達に声を荒げる。
スホはジディを睨みつけ、お前のせいだと言い放つ。
(ソヌ)ムミョンは、ジディ(サムメクチョン)に何故だと聞く。
ジディは、「平凡な農民、民だ。殺してよい民などいない。」
真っすぐにソヌを見て答えるジディ(サムメクチョン)だった。

王女とファランメンバーは今後どうするか話し合っていた。
和睦のために行くのに、手ぶらではいけないとスホは言う。
しかし、ここで戻るわけにいかないと王女は言う。
南扶余(百済)の王の誕生日は目前に迫っている。
王子の昌(チャン)は戦を好む人物。
遅れればそれを理由に戦を仕掛けてくるかもしれないと王女は危惧する。

アンジはチソ太后の脈診に呼ばれる。
アンジはチソ太后に直接脈診は出来ないと断る。
賤民の村で疫病が流行ったため、診療に行くと答えるアンジ。
チソ太后はアンジにしつこく食い下がる。
しかし、アンジはきっぱりとうらみは期待の裏返しと言うが、何も期待していない。
ただ、会いたくないだけだとチソ太后に言う。
よくいいました!チソ太后の我儘には観ていてウンザリ。
自分の思い通りにならないからと、アンジの奥さんと息子のマンムンをひどい目に合わせ、
アロも一度は殺そうとしてます。人の皮を被った狼です。

アンジにきっぱりと拒否され、一人泣き崩れるチソ太后。

アロ達は相変わらずどうしたものかと皆で悩んでいた。
寝るところもないため、どこかで野宿するしかない。
取りあえず、寝る場所を探し、食料を調達することにする。
アロは得意の恋愛物語を村人に聞かせてお金を稼ぐのだった。

スホが薪を集めている姿に、パンリュも最初は見ているだけが、手助けする。
しかし、うっかり川を渡る際にパンリュは折角の薪を落としてしまう。
スホはここぞとばかりにパンリュに殴りかかる。
しかし、二人は何だかじゃれているようにしか見えない。
全身濡れネズミになりながら、二人は石の上に腰かけて服を乾かしていた。
パンリュはスヨンから貰った匂い袋が濡れていないかを確かめていた。
スホはその様子を見る。
そして、スヨンがお前を好きなのかと尋ねる。
でもスヨンを受け入れるなとスホは言う。
折角お前と打ち解けたのに、気まずくなりたくないんだとスホは言う。
その言葉にパンリュは複雑な気持ちでいた。
スヨンを愛している今、それはもう出来ないですものね。

夜になり焚火をするムミョン(ソヌ)たち。
折角焚火の火を保とうとしているのに、ジディ(サムメクチョン)が
焚火の仕方を知らないため、火にたくさんの木を一気に投げ入れてしまう。
ムミョン(ソヌ)は叫びをあげるも呆れてものが言えずジディを見やる。
食事を調達に行った者たちが、何も得ることが出来ずにしょんぼりと戻った来た。
ムミョン(ソヌ)は、今夜は食事は諦めよう…そういった時だった。
ジディがアロを見つける。
アロは両腕にたくさんの食料を抱えて戻ってきた。
王女はアロが食事を運んでくると、自分はお前を殺そうとしたのに・・・と
アロを不思議な目で見るのだった。

アロは鍼治療をお供の者に施してやっていた。
いつの間にか周りの人と打ち解けているアロ。
その様子をジディは嬉しそうに見て、お前の妹はどこででも生きていけるな。だから惚れたんだ。
とムミョン(ソヌ)に言う。
そんなジディ(サムメクチョン)はムミョン(ソヌ)に、あんな妹がいて羨ましいし、妹であるのが
気の毒でもあるなと言う。
ジデイ(サムメクチョン)は二人が兄妹じゃないことをしらないから~。暢気ですね~。
ムミョン(ソヌ)はジディのアロに対する想いを黙って聞いている。
ジディ(サムメクチョン)はアロが自分にとって必要な存在だと話す。
ムミョン(ソヌ)はその言葉に対し、俺にとってアロは全てだ。俺が生きている理由は
あいつだからだと答える。

アロはスンヨン王女に、なぜ自分を随行させたのかを確かめる。
兄を連れてくるためですか?兄は貴女のお兄さんではありません。
そういうアロに、スンヨン王女は、兄であるかどうかはどうでもよい。
ただ傍に置きたかったからお前を利用したのだと答える。

ジディは焚火をしながらムミョン(サムメクチョン)に尋ねる。
お前が王なら、この国をどう変えたい?民が飢えて賊と化してしまったような国を・・・。
ムミョン(ソヌ)は、じっとジディ(サムメクチョン)の顔を見つめると
王でもないのになぜそんなことを言うんだ?と尋ねる。
ジディ(サムメクチョン)は、そうだな・・・とその質問をさり気なくかわすのだった。

ムミョンたちがいなくて仙門に残ったファランも何やら気が抜けた様子。
講義をしていても、上の空。
パオは気が気ではない。川で洗濯しながら涙しているとタンセが慰めてくれる。
まるでコントのようで笑えるのです。
そこにカンソンがやってくる。
タンセとパオに嫌味を言ってくる。
更に意味深な発言をする。
あいつらが生きて帰ってこれると思うか?
パオはその言葉にカンソンの首根っこを掴む。
カンソンは苦しそうに顔を顰め、ヨンシルが企んでいることを話して聞かせる。
パオは顔色を変えてカンソンを川に投げ飛ばすのだった。

仙門をハンソンとタンセの祖父ソク・ヒョンジェが訪ねてきた。
ハンソンは祖父が怖くて顔をまともに見られない。
ヒョンジェは身分の低い兄のタンセを不甲斐ないと叩きつける。
お前が付いていながら何をしている‼
ハンソンは兄が叩かれるのを居た堪れない思いで黙ってみていた。
祖父はそんなハンソンを見て、お前の代わりにタンセを罰したのだ。
そういう祖父に、何も言い返せず、ただ涙を流しながら震えて怯えるハンソン。
逆にその場を去る祖父の背中を食い入るように睨みつけるタンセだった。
ヨンシルの元に使節団から盗ってきた品物が届けられる。
パンリュの父は心配していた。パンリュがヨンシルの計略を無事やり遂げられるかを。

百済のチャン王子は、国境を越えた者たちを次々に捕らえて牢に入れていた。
親善のために王女が来ることも知っていたが、正直そんなことどうでもよかった。
人の土地に住んで、好き勝手している奴らだと鼻から憎んでいるのだ。
王女たちが来ても、恐らくひどいことになるであろうことが予想されます
そして、王女とファランの使節団が到着する。
食事をしているチャン王子。
王女が挨拶をしているのに、知らんふりをする。
王女もムミョンたちも、ここはただ耐えてじっと待つしかなかった。
ようやくチャン王子は王女に尋ねる。
和親出来たなら貢物は?
そう聞かれ王女は二人で話がしたいと申し出る。

部屋で二人きりで話すチャン王子とスンミョン王女。
王女は金の小さな仏像を渡していた。
王子はそれをかざして眺める。
そして王女に近寄ると不躾に上から見下ろし、国と国の和親とは
どうやってするのか知っているか?と嫌らしい笑みを浮かべ王女を見る。
王女は息をのむが、表情には出さない。
しかしチャン王子が、婚姻を仄めかしてきたとき、思わず手が震える。

ファラン 第17話

スンミョン王女がムミョンへの横恋慕を隠すこともなくグイグイ目力で押してきます。
アロがムミョン(ソヌ)と王女のことを心配していますが、果たしてどうなっていくのか。
今は使節団としてのお話なので、少々ラブ場面はありませんちょっと残念です。
ここに来て新しいキャラクター。百済のチャン王子。
何となくいい人ではない明らかに悪い人側の匂いがプンプンです。
王女に和睦交渉なら結婚だろうと迫ってきます。
ヨンシンの策略で貢物も旅費も全てないファラン使節団。
この危機をどう回避するのか・・・。
パンリュはいったいヨンシンからどんな策略を命令されていいるのでしょうか。

アロは土地の子供の傷の手当てをしてあげています。
どこにいてもアロは人への真心を持った素敵な女性ですね。
そこは百済の王宮の門の外。
神国から来たの?と尋ねる。
口が利けず身振りで理解して子供は自分がやってきた方向を
指し示す。
空腹でここまで来たのだろう。身なりはボロボロの子供。
すると、傷の手当のお礼になのか、子供は懐から髪飾りを出して
アロの髪に刺してあげる。
アロは驚いて、これはもらえないわと断る。
しかし、見るととても高価なもののようだ。
また子供はアロの髪に髪飾りをさす。
アロは子供の気持ちを汲み取り、しばらく挿したら返すわねと言う。
すると、突然子供を盗品を盗んだと言って役人たちが連れて行く。
アロも髪の髪飾りを見て仲間だと思われ連れていかれ牢にいれられる。

王女はチャン王子から婚姻を持ち出され、動揺していた。
その様子を面白そうに見るチャン王子。
そんなに動揺されるとはな、純粋なのか愚かなのか・・・。そういいながら王女に語りかける
チャン王子。
王子が来たなら宣戦布告ととるが、王女が来たからいかなる意味かな・・・。
意味ありげに言うチャン王子。
王女は貢物が気に入らないのか?改めて別の貢物を送るとしようと
王子に言う。しかし、王子は貢物が盗まれたことを知っていた。
和親のために来たお前たちから貢物を奪うとは新羅の民は義理を知らないな。
そういうと王女をじっと見る。
2日後に行われる王の誕生日に、南扶余(ナンブヨ)の領土を贈り物にする。時間が必要か?なら時間を与えよう。
と話す王子。戦か婚姻か・・・。
王女はチャン王子の顔をキッと睨みつけるのだった。
アロが盗賊と間違えられ捕まったことを知り、助けに行くムミョン(ソヌ)達。
しかしムミョン(ソヌ)たちも兵に囲まれる。
しかし和親のためにきたため、ここで剣を抜くことが出きない。
ジディ(サムメクチョン)にそういわれ、スホ達は歯がゆい思いで、素手で立ち向かう。
しかし、結局は兵に取り押さえられてしまうのだった。
チャン王子は、ファランが問題を起こしたことを報告を受ける。
随行の医者が誤解で捕らえられ、ファランが問題を起こした。
何故たかが医者のために?
チャン王子は何故か唇の端をあげ、意味ありげに笑うのだった。

ムミョン(ソヌ)たちは王子の命令で、兵に牢に連れていかれる。
パンリュはその時、そこにヨンシルの手下のドゴがいることに驚く。
パンリュの目とドゴの目が合う。
ドゴはパンリュを見ると、太々しく頭を下げてにやりと笑うのだった。

アロは牢にいる民たちが皆傷だらけなのを見ていられず、手当てをしようとするのだった。

ヨンシルの手下のドゴは貢物を乗せた馬と荷車と一緒だった。
ドゴはチャン王子の側近と親し気に挨拶を交わす。
側近は、荷車の品を見ると、この前話していた品物かと尋ねる。
ドゴはヨンシル様から王子への贈り物ですと答える。
いやいやいや、これって使節団から盗んだものでしょう。ヨンシルが仕組んだ
ことはこれだったんですね。なんて奴なんでしょう!使節団を窮地に追いやって
チソ太后を追い込もうって魂胆なんでしょう。このままだとファランと
使節団は相当困ったことになりますよ。

チソ太后の兄フィギョンが、王宮に突然やってくる。
驚いた表情で兄フィギョンを見るチソ太后。
フィギョンはチソ太后に、アンジの息子ソヌに譲位を薦める。
フィギョンは脳性麻痺か何かで体が不自由なため、王としては不適格として
王宮を追われた様子。正直そんなことで排除したり家族の縁を切るとか
可笑しな話です。

百済のチャン王子はパンリュが持ってきたヨンシルからの密書を読んでいた。
手紙には、ファランの中に王がいるから、殺せというような内容。
チャン王子は王女との婚姻より、ファランの中の王に興味を示す。

王女は自分が」チャン王子に屈辱を受けているのに、ファランのお前たちは
牢に入れられていることを責める。
しかし、その時ムミョン(ソヌ)が王女に向かって、諭すように言う。
「神国の代表なら、耐えるのではなく戦わねば。」
その言葉に王女はチャン王子のところに談判に行く。
王女は神国の民が百済の地を侵したからと言って、なぜ殺すのだと
王子に向かって問いただす。
チャン王子は、王女の様子を面白そうに眺めている。
チャン王子は王女の許嫁である顔なき王が使節団のファランに
いるそうだが、殺せばどうなる?和親のために来たなら婚姻が善策では?
と試すように聞いて反応を見る。
王女はその言葉に無言で側にいた将軍の刀を奪うと、王子の足元に投げつけると
婚姻は絶対しないと言い放つのだった。
王族の血を絶やさないために、兄妹で結婚とは正直おぞましい。
けれど昔の日本の皇族もそうだったんですよね・・・。

翌日、ムミョン(ソヌ)達は王子の前に連れ出される。
王子は「今回の責任を王に問う。
この中の王が名乗り出ないと捕らえた民を1刻(15分)毎に首をはねて
新羅に送る」と言う。
アロ達新羅の民たちが引きずられるように連れてこられ、事の次第に皆
怯えるのだった。

ファランの風月主ウィファが町中で食事をしていた。
そこにフィギョンが現れる。
ファランに本当に王がいるのか?
王は真興(チヌン=サムメクチョン)でいいと思うか?
ウィファに尋ねるフィギョン。
チヌンの外に適任者がいるなら、その者がいいのでは?
フィギョンの問いに、ウィファは顔なき王がその器を持っているやもしれませぬ・・・。
そう答えるのだった。

チャン王子は、捕らえた新羅の民を目の前に、ムミョン(ソヌ)達に王だと名乗り出よと
脅す。
ジディ(サムメクチョン)は名乗り出ることが出来ないでいた。
民の顔をまともに見れず、ただ拳を硬く握りしめるジディ。
すると無情にもまだ1刻もないのに4人の民が切り殺される。
すると、次の切り殺す民の中にアロも引きずり出される。
ジディは全身を戦慄かせ、一歩前に出ようとしたその時だった。
「俺が王だ。」
ムミョン(ソヌ)が答えたのだった。
アロは驚く。王女も驚いてムミョン(ソヌ)を見る。
ムミョン(ソヌ)は更に王子の前に進み出ると
私が王だと大声で叫び、断言する。
王子はムミョン(ソヌ)に信じられないなと言う。
信じないなら最初から探すな。ムミョン(ソヌ)は王子を見据えて答える。

ジディ(サムメクチョン)、スホ、パンリュはまた牢に戻されていた。
スホはムミョン(ソヌ)が殺されるのではないかと気が気ではなかった。
ジディ(サムメクチョン)は、自分の無力さ、不甲斐なさに放心していた。
ジディの体には先ほど切り殺された民の血しぶきが付いている。
ジディにとって、余りに過酷な現状。自分が名乗り出なかったために、切り殺されてしまった
民たち。そして自分の代わりに名乗り出たムミョン(ソヌ)の身のこれから・・・。
可哀そうだけど、一歩遅かったのよね。名乗り出る機会もある意味失ってしまいましたから。

王女は王だと名乗り出たムミョン(ソヌ)が、王ではないと思っていた。
なぜ命懸けで?どうしてムミョン(ソヌ)が兄ではないと思うのだろう。
王女は自分の疑問を考えるのだった。

牢の中の新羅の民たちは、王のせいでこんな目にあっていると恨んでいた。
アロはムミョンを信じていた。
王ではないけれどムミョンがきっと助けてくれると・・・。

王子とムミョンは部屋で二人きりだった。
王子はムミョン(ソヌ)に向かって、「お前が王だろうが、そうでなかろうが関係ない。
私がお前を王にしてやろう。そしてお前をひざまずかせ、足元に跪かせ命乞いをさせてやる。」
ムミョン(ソヌ)は王子に、もっと王子らしく振舞えと言ってのける。
軍も連れていない使節団を捕らえ、新羅を狙うなど王子らしからぬ。
お前の父、王はどう思うか。
ムミョン(ソヌ)は王子に機会をやると話す。
次期国王の体面を保ってはどうだ。
神国の民は王の顔を知らない。チソ太后が王だと認めない限り、
そなたは和親に訪れた使節団を殺した悪人だ。
お前の父が褒めてくれるか?
だからお前と俺が正々堂々と戦う機会をやろう。
ムミョン(ソヌ)は王子に戦いを挑む。
チャン王子はムミョン(ソヌ)と剣術での真剣勝負を提案する。
王子は部屋を出ようとするムミョン(ソヌ)に運試しをしようと持ち掛ける。
将軍にサイコロを持ってこさせる。
王子からサイコロを振る。
5と6の数字。
ムミョン(ソヌ)もサイコロを振る。
チャン王子は将軍にソヌを丁重にと部屋を後にさせる。
将軍はムミョン(ソヌ)のために部屋へ案内しようとするが、ムミョンは
牢に囚われているアロと新羅の民を思い、元の獄舎へ戻ると言うのだった。
スホやジデイ(サムメクチョン)達のいる獄舎に戻ったムミョン(ソヌ)。
スホが一番に大丈夫か?と声をかける。
パンリュがムミョンに尋ねる。
「お前は本当に王なのか?」
ムミョンは答える。
「ああ、俺が王だ。ここから出るまではな。」
そしてチャン王子と戦うことを話すとスホ達は一様に息をのんでムミョン(ソヌ)の
顔を見つめるのだった。
ジディはチャン王子の人を人とも思わないから危険だと伝える。
しかしムミョンは、俺は勝つ。守るものがあるから。と答える。
妹か?とジディが聞くとそうだと答えるムミョン。
ムミョンはアロ以外に国のせいで飢え、恐怖に震える人々、お前の言う“民”も守ると答える。

チソ太后も事の次第を伝え聞いていた。
どうするべきか・・・・。パオもチソ太后も思案するのだった。

フィギョンとウィファもファランの現状を聞いていた。
事のカギを握っているのはウィファだとフィギョンは言うのだった。

チソ太后と官僚たちは集まっていた。
ヨンシルは来る途中具合が悪くなったとのことで来ていない。
明らかに仮病です。チソ太后も分かっているんです。
王女とファラン使節団が危険な状況のため兵を出してほしいとスホの父は訴える。
自分の息子がファランとして使節団に入っていない者たちは、和親で行ったのにそんなことは
出来ないと言う。
チソ太后は勝手なことを言う者たちに神国の平和を考えぬのか!!と怒りをぶつけるのだった。
チソ太后は娘と息子が使節団にいるんですもの。やはり母親・・・として心配なのかしら。
この方の場合、少々何考えているのかが分からないです。

ヨンシルは自宅で自分に従う者たちを集めて事の成り行きを話し合っていた。
思いの外すんなりとチャン王子との取引が進んでいることに満足していた。
使節団の中に王がいることにして、チャン王子の力で使節団を帰れないように
してしまう。
それが狙いだった。
ヨンシルと言う人物は、本当に腹の黒い人間ですよね。ムカムカしちゃいます。

チャン王子はムミョン(ソヌ)の言ったことをじっと思案していた。
状況さえ上手く利用すれば新羅を手に入れられる。
そう考えていた。

ファランにも使節団の状況が伝わっていた。
皆、使節団として行ったムミョン(ソヌ)やジディたちがどうなるのかと騒いでいた。
ウィファはどうしたものかと副弟と話していた。
副弟は、最初は風月主の考えについていけなかったが、今は理解できると言うのだった。

獄舎の牢の中、ムミョン(ソヌ)はチャン王子との闘いの準備をしていた。
スホは無謀すぎるとムミョン(ソヌ)を止めようとする。
ムミョン(ソヌ)は、俺は負けないと答える。
牢にムミョンを迎えに将軍がやってきた。
ジディ(サムメクチョン)がムミョン(ソヌ)に一言
「死ぬな」
と声をかけるのだった。

ファラン 第18話

しかしここでもチャン王子は姑息な手を使う。
ムミョン(ソヌ)の腕を側近の将軍に刀で傷つけさせる。
新羅の捕らえられた民、アロ、百済の民、ジディたちファラン、王女の見守る中で
真剣での勝負が始まる。
どう見ても腕はチャン王子が上である。
チャン王子は自分の戦いを有利に持っていこうとする。
ムミョン(ソヌ)をまるでもて遊んでいる。
腹が立ちますね。王子という立場だけ立派で心の中は下の下です!
ムミョン(ソヌ)はそんな状況でも、必死に王子に反撃していく。
しまいには、刀を捨て素手で殴り合う。
王子は自分の勝利を確信する。只でさえ傷ついた腕を痛めつけられ
ボロボロになって戦っているムミョン(ソヌ)。
戦に場慣れしている王子。
実際に傍目から見ても、ムミョン(ソヌ)の負けに見えた。
しかしムミョン(ソヌ)は絶対諦めなかった。
アロを助けるために。目の前の苦しんでいる新羅の民を救うために。

ムミョンは王ではありません。
けれど、今ムミョンは王として戦います。
アロのために、報われない新羅の民のために。
そして王として名乗ることが出来なかったジディ(サムメクチョン)は、今自分をとても
責めています。
この試練は、ムミョン、そしてサムメクチョンにも大きな意味をもたらす試練です。
チャン王子との決闘をムミョンは勝つことが出来るのか・・・・。
使節団としての役目、この危機をウィファやチソ太后はどう乗り切るのか・・・。
恋愛モードはない緊迫した場面が続きますが、ここは重要な場面ですからね。
楽しみましょう。

しかしここでもチャン王子は姑息な手を使う。
ムミョン(ソヌ)の腕を側近の将軍に刀で傷つけ、自分の戦いを有利に持っていこうとする。
腹が立ちますね。王子という立場だけ立派で心の中は下の下です!
ムミョン(ソヌ)はそんな状況でも、必死に王子に反撃していく。
チャン王子の側近、将軍が刀を抜いて助けようとする。
しかし、王女がそれを公平な戦いだからと制する。
ムミョン(ソヌ)の刀が少しずつ王子の体に傷をつけていく。
王子の顔に少し焦りが見える。
しまいには、刀を捨て素手で殴り合う二人。
只でさえ傷ついた腕を痛めつけられ
ボロボロになって戦っているムミョン(ソヌ)。
戦に場慣れしている王子。
実際に傍目から見ても、ムミョン(ソヌ)の負けに見えた。
しかしムミョン(ソヌ)は絶対諦めなかった。
アロを助けるために。目の前の苦しんでいる新羅の民を救うために。
王子は仰向けに倒れているムミョン(ソヌ)の首を両手で絞める。
「死ぬのは怖くないのか?」とムミョン(ソヌ)に尋ねる。
ムミョン(ソヌ)は
「それが何だ。」と答えると、その答えに王子は力任せにムミョンの
横面を殴り続けるのだった。

ウルク(マンムンとムミョンを育ててくれた恩人)は、アンジをムミョンたちが
育った家に案内していた。
アンジは以前ウルクから自分にムミョンのことで
言われた言葉がどうしても気になっていた。
「運命のカギを開けた。」
それはどういう意味なのかと尋ねる。
ウルクは、アンジに、ムミョンとマンムンを育てたことは偶然ではない。
ムミョンは誰だと思う?
そうアンジに答えるウルク。
誰なんですか!!ドラマ的には想像できますが、やはり早く知りたいです。

血みどろになり、息も絶え絶えになり殴り合うムミョンと王子。
王子はムミョンが投げたサイコロがどちらも6を出したことを何故か思い出した。
ムミョンは立ち上がると、雄叫びをあげる。
そして力尽きてその場に仰向けになっているチャン王子に、刀を向け、負けを認めるかと
尋ねる。
チャン王子は兵に助け起こされる。
ムミョン(ソヌ)は王子に、「約束を守れ」と言う。
王子は、「新羅と戦わない。王女と使節団は解放する。」
ムミョンはその答えに「あの民はどうなる?」と尋ねると、王子は
「今回の件と奴らの罪は関係ない。死をもって償わせる。」
との答えにムミョン(ソヌ)はそんなのだめだ!!と言うがアロ達民は、また牢に
繋がれるのだった。

その夜、ムミョン(ソヌ)とジディは二人でアロ達を救いに行く。
闇に紛れて見張りの兵たちを倒していく。
アロのいる獄舎に入り込む。
牢のカギを壊し、アロと捉えられている新羅の民を牢から出して一緒に逃げる。
しかし、新たにやってきた将軍と兵たちに取り囲まれる。
将軍は、折角王子が戦をしないと約束し、解放すると言ったのになぜ裏切るような真似をするんだ、とムミョン(ソヌ)とジディに言う。
ジディは、和親のためにきたのに、彼らは王子に不当に捕らえられた者たちだ。
百済(=南扶養ナンブヨ)も戦を望まないなら追ってくるな。
両国の和親の証として連れて帰ると告げる。
しかし、将軍は刀を抜いてムミョン(ソヌ)をはじめ、そこにいる全員を殺すつもりだった。
そこにスホとパンリュがやってきて、新羅の民とアロを助けるのだった。
ムミョン(スホ)はみんなを連れて逃げる。
よかった。パンリュはヨンシルの手紙を渡したことに罪悪感を感じていた様子だし
このまま言いなりになるのかと心配しました。

傷だらけのチャン王子。
苦虫を潰したような表情。そこに将軍がやってきて
言われた通りに逃がしましたと報告する。
王子はその言葉に
「今から狩りを始めるぞ。」と言うのだった。
そう、最初から王子はこのことを予想していたのだ。わざと民を解放せず、助けに来る
であろうことを見越して逃がし、それを理由に殺すのが目的だったのだ。

新羅との国境の近くまで来て、スホや民たちは皆ホッとして湧き上がった。
しかし、チャン王子たちの放つ矢が次々と飛んでくる。
折角逃げてきた民たちに矢が当たり、次々と倒れていく。
王子の思惑に嵌ったことに気が付くスホ達。
ムミョン(ソヌ)を狙うチャン王子の矢。
それを見たスホがムミョンの前に身を投げ出す。
矢はスホに命中してしまう。
アロの目の前で矢に当たり息絶える女性。
彼女は子供をお願いと言い残して息絶える。
王子と将軍。ムミョン(ソヌ)とジディ。
それぞれが向かい合い、睨みあう。
王子は袋の鼠だとムミョン(ソヌ)に、もう一度仕切り直しで戦わないかと
持ちかける。
ムミョンに負けたのが余程悔しかったのでしょうけれど、何とも心が狭い!姑息すぎます。
兵に取り囲まれているムミョンたち。どう見ても分が悪い。
このまま殺されてしまうのか。
王子はお前たちを生きて帰すきはないと言うのだった。

すると、そこに将軍たちに矢が飛んでくる。
次々と放たれてくる矢。
そこに来たのはファランだった。
何と、国境までウィファ率いるファランが助けに来たのだった。
ファラン達は新羅の民を守るように立ちはだかる。
ウィファはムミョンとジディに、ひどいざまだがそれ以外は誇らしいと言うのだった。
ウィファは相手が王子と分かっていても、知らぬふりで牽制した言い方で
チャン王子をぐうの音も出ないようにする。
ウィファの言葉に将軍は戻ろうと王子に言う。
チャン王子は
「ファラン・・・」そう言うとその場を後にするのだった。
ファランの大勝利です。ウィファの機転やムミョンたちの頑張りで危機は脱しましたね。

事の詳細をチソ太后もスホの父から聞き及び、安堵するのだった。
しかし、ムミョン(ソヌ)が顔なき王チヌンとして皆に認識されてしまった。
チソ太后は新たな厄介ごとをどうしたものかと頭を抱えることになるのだった。

アンジは疫病で苦しむ民の治療に途方に暮れていた。
薬がなければどうにもならない状況。
しかしその薬はヨンシルが買い占めていたのだ。
そのヨンシルは、使節団の武勇伝を聞き、こんなはずではなかったと顔を顰める。
ファランではムミョン(ソヌ)達が無事に戻り、皆が一様に高揚しているようだった。
ムミョン(ソヌ)はアロと誰もいない廊下で落ち合っていた。
「お前を堪らなく抱きしめたかった。」
そう言うとムミョン(ソヌ)はアロを力強く抱きしめる。
「お前を避けてすまなかった。」
「私を助けるためでしょう?」
「こんな時は何というかわからないが・・・」そういうムミョンはただじっとアロを見る
そして
「好きだ、愛している。」そういうと、アロに口づける。
その様子を、言葉もなくジディ(サムメクチョン)が見ていた。
翌朝、ジディ(サムメクチョン)は一人矢を的に当てていた。
昨夜見たムミョン(ソヌ)とアロのキスシーン。
使節団で、ムミョン(ソヌ)が自分が王だと先に名乗り出た瞬間。
脳裏に次々と思い出される。
ジディ(サムメクチョン)は、やり切れない思いを矢に込めて思いを吐き出していた。
まさかの二人がキスシーン!そりゃあ驚きます。え!?兄妹じゃないの?なんで?
そんな思いと、自分がグズグズしていたせいで、先に名乗られ自分の出る幕がなくなった
あの不甲斐ない瞬間とか、結局後手後手の結果ですね。残念ですねジディ君。

アロは今回使節団で親を失った子を、何とピジュギにお願いに来ていた。
ピジュギは「俺は独身だ。子供を育てたことはない。」と断るが、
子供も心得たもので、ピジュギに上手に甘える。
ピジュギは、子供の人懐こさに負け彼を養子にするのだった。
アロは見た目で勝手にピジュギは妻帯者だと思っていた様子。独身と知って
かなり驚いていましたが、何だか笑える場面です。

ピジュギの店で久しぶりにスヨンとお茶するアロ。
アロはムミョンとのことで世界がバラ色。
けれどスヨンはパンリュからの連絡がなく、かなり気落ちしている。
スヨンに、「男女の仲はいい時も悪い時もあるものよ。」
と酸いも甘いもわかったように慰めるのだった。

パンリュはカンソンから手紙を受け取る。
ヨンシル、養父からの手紙。
ヨンシルは今回の使節団のことでパンリュを見限る内容を書き記していた。
カンソンから罵倒されるパンリュ。
ヨンシルの言うとおりにしたくないと思いつつ、実父の立場を思うとやり切れない
板挟みのパンリュだった。

ムミョン(ソヌ)はアロに会いに行こうと、こっそり柱の影から出て行こうとするが、
ちょうどスホがアロに声をかけたため、慌てて隠れる。
矢でいられた痕を見るからと診療室に案内するアロ。
兄を庇ってくれたことを感謝するアロ。
スホは治療されながら、アロに俺と付き合ったことはあるか?スヨンの友達とは
皆付き合ったがアロは好みじゃなかったかな。付き合ってもいいぞ!なんていけシャアシャア
と仰ってます。自意識過剰はスホ君です。
アロはもちろん、そんなスホに天罰とばかりに傷口を少々手荒く治療しています。

そこにわざとらしく診療室に入り込むムミョン。
ムミョン(ソヌ)はスホに助けてくれたお礼を言うと、スホはムミョンが王だと
思い込んでいるので返事が何だかぎこちない。
ムミョンはアロが他の男の治療とはいえ肌に触れるのが嫌で、自分が治療を代わります。
片方の手はアロと手をつなぎ、片方の手はスホの背中の傷に治療薬の棒を当てて。
この時、スホ君はずっと背中を向けているので二人が手をつないでいるとも知らず、
急に治療が力ずよく痛むので、何だか痛いと訴えるんです。けれど二人は素知らぬふり。
スホ君は自分が体力が弱ったのかな、なんてかなりのお惚けぶりな場面です。

ムミョンはアロの顔を見飽きない様子で見ています。
治療が終わり二人で表を歩く。
アロは牢に入れられていた時、ムミョンさえ無事ならいいと思っていたことを
告げる。
ムミョン(ソヌ)も自分の気持ちを伝える。
そしてアロにもっと自分を大切にしてほしいとお願いする。
二人の仲睦まじい様子をハンソンが見ている。
ムミョン(ソヌ)が王なら二人は兄妹ではないよね・・・。
じゃあ二人はどんな関係?
ハンソンは二人の様子を只の兄妹の関係ではないことを感じとっていた。

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ファラン 第16-18話 感想

使節団として向かった先南扶養(ナンブヨ)=百済。
そこには人でなし王子チャン王子がいます。
ヨンシルの策略で、和親のためのプレゼントやお金を盗まれた使節団一行。
アロと新羅の民が牢に入れられてしまいます。
チャン王子はこのファランの中に顔なき王チヌンがいるとヨンシルからの手紙で
知り、それを利用して名乗りださせようとする。
汚いやり方のチャン王子に、名乗り出たのはムミョン(ソヌ)。
ジディ(サムメクチョン)は一歩遅れてしまいます。
この時のムミョンが本当にかっこいい。
ムミョンの方が王らしい風格。
結局ムミョンとチャン王子の一騎打ち。
汚い方法を使うけれど王子は負けます。
けれどそれすらも策略の一つ。
ファラン一行は窮地に陥ります。
しかし、そこにウィファがファランを連れて助けに来ます。
ここは本当にやったあ!と思いましたね。
そのあと、ムミョンはアロに素直に気持ちを伝え、アロとようやく想いが通じます。
通じていたけれど、更に強くなったと言うのが本当ですね。
けれど、キスシーンをジディ(サムメクチョン)に見られてしまいます。
次は二人が兄妹ではないことがジデイにバレて、更にどうなっていくのか。
ジデイはこの先ちゃんと王だと名乗り出ることが出来るのか・・・。
ヨンシルはまた何か企んでいます。
疫病のための薬を買い占めてどうしたいのか・・・。怖いですね・・・。

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