交渉人-あらすじ-10話-11話-12話-感想付きネタバレでありで!

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キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

交渉人

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クルミットです♪
笛を吹く男によって、過去の「なかったことになってしまった事件」や「捻じ曲げて伝えられた事実」が、徐々に明るみに出てきましたよ~。それにしても、実行犯のスギョンは暴走を続けています。いつの時代も富も権力を持たない弱い者が結局は救われないのも事実。スギョンだってある意味、弱い者なのですから。

【交渉人】ネタバレあり

交渉人~テロ対策特捜班 第10話

サムジン鉄工の工場に特攻隊が突入すると、爆発が起こり撤退せざるを得なかった。
もう成す術が無くなった時、ソンチャンは以前に酔っ払いが言った言葉を思い出し、自分が犠牲になろうと最後の話し合いに臨んだ。
ソンチャンは酔っ払いに言われたことをずっと気にしていたのね。

防弾チョッキも脱いで一人で工場に入ったソンチャンは、「お前と俺二人だけで良い、他の人は外に出そう。」と話し始めた時、工場内に残して置いた携帯が鳴った。
ミョンハからの電話で、「サンサンが無事に女の子を出産し、母子共に元気だ。」と言う内容だった。
良かった。犯人も父親になるのだから、自分を大事にしないとね。

ソンチャンはその事を告げて、無事に国に帰れるように力を尽くすから、降伏してくれとお願いした。
ヒソンも「これでやめるように」説得し、サムジン鉄工の事件は収束した。
チョン・スギョンはサムジン鉄工の社長に遺書を書かせ自殺を装い、社長を殺害した。
スギョンの暴走が止まらない。

チョン・スギョンが「匿名3125」であり、別の名を「笛を吹く男」だと断定し、スギョン逮捕のために全力を尽くすように警察が動いた。
ヒソンも報道で協力すると約束した。
ヒソンは何食わぬ顔で、ソンチャンと話している

ヒソンが車に乗り込むと後部座席に警官の服装をしたスギョンがいた。
ヒソンは「私の許可なくヨ警衛を襲い、イ局長と鉄工所の社長まで」と責め、「初めて会った時のことを覚えているか」と言った。
「動機はいいが、やり方が間違っている。このままではお前を怪物にしたやつと同じだ。」と。 
ヒソンだって、スギョンを怪物にした一人じゃないの!?

交渉人~テロ対策特捜班 第11話

局長室でヒソンを待ち構えていたのは、Kグループのカン専務だった。
カン専務はヤン庁長の聴聞会をニュースで取り上げるだけでなく、ヤン庁長とチョン議員との討論会を企画するように提案してきた。何か企んでいるわね!

笛を吹く男は部下を死なせてしまいPTSDに苦しんでいる中部署のイ刑事に接近し、「13年前なぜイ刑事たちの部隊が最前線に行かなくてはならなかったのか、先日はなぜ応援要請しても応援が来てくれなかったのか」を教え、ヤン庁長に復讐するように企てた。

討論会の時刻に合わせ、ヤン庁長がトラウマセンターに来るよう要求して、ムン医師を人質に診察室して診察室に立てこもった。
要求に応じず、来たのは危機交渉チームだったので、イ刑事は猛毒マスクを付けサリンをまいた。
イ刑事は可哀そうに、笛を吹く男にいいようにされてしまった。

一方討論会では、庁長がチョン議員のプライバシーに触れ「隠し子がいるような男が道義的に正しいのか、そんな人に非難されるのは言語道断だ。」と鬼の首を取ったかのように声を荒らげた。
そうですね、人を非難するのには自分の襟を正してからでないと・・

ヒソンは交渉人のチュさんがスタジオに来ているので意見を聞いてみましょうと取り次ぎ、カメラがソンチャンに向けられた。
ソンチャンは「私が隠し子ですが、それがどうしましたか?今人質に取られている仲間の命より、こんなことの方が大事なのか。」と現場に向かおうとした。
ソンチャン、格好いい

ソンチャンは編集室に案内してくれたユン記者から、局長が急いで編集室に来たことや、「ジーチョ―」と言う中国語はヒソンに教えられた「警察」と言う意味ではなく「記者」と言う意味だったことを聞いた。
疑いが一層濃くなってきましたよ。

交渉人~テロ対策特捜班 第12話

イ刑事を説得しようとミョンハは待合室に行ったが交渉出来ず、人質になっていたムン医師は口から血を吐いた状態で解放された。
待合室と廊下の間の防火シャッターがイ刑事の合図で閉まり、ミョンハたちは取り残された。

駆け付けたソンチャンはイ刑事にテレビを見るように伝え、父であるチョン議員に電話をして「ヤン庁長との討論会で俺の指示通りに発言するよう」頼んだ。
ソンチャンはチョン議員を通して、ヤン庁長を言葉で追い詰めていった。
5分の休憩中にヒソンはヤン庁長のピンマイクのボリュームを上げるように指示し、ヤン庁長が部下に対して「犠牲者が出ても構わない、直ちに突入しろ。」と言った事が全国に流れた。
あらあら、13年前と同じですね。ヤン庁長

立てこもっていたイ刑事は「初めから庁長は俺たちの声を聞く気はなかった。」と診察室から出てきて、サリンの解毒剤をムン医師に飲ませるようにとミョンハに渡した。

一方、笛を吹く男が病院のどこかにいるはずだと特攻隊を中心に探していたが、交渉チームのチョ・ジェヒが地下に行ってスギョンに遭遇した。
チョ・ジェヒを探して地下に行ったコンチーム長は、ジェヒを助けようとしてスギョンと戦い腹部をナイフで刺された。
ヒソンは殺してはダメだと止めたが、スギョンが暴走した。

ソンチャンが駆け付けた時、コンチーム長にはまだ息がありコン隊長の視線の先に、先程までスギョンが付けていたインカムが落ちていた。
インカムからは「スギョン!スギョン応えるんだ。」というヒソンの声が聞こえていた。
スギョンが逃げたことを知らない、ヒソンはスギョンを呼んでいたが‥‥

交渉人~テロ対策特捜班 第10話~第12話 感想

スギョンに指示を出す黒幕がいて、その黒幕はヒソンでした。
スギョンはヒソンの意思とは関係なく暴走を始めて勝手に人殺したりし始めたのです。
ヒソンにはそれを止める力が無かったのでしょうか?
権力のある者へ復讐したいと言う気持ちは充分理解できるけれど、関係ない人を巻き込んだらそれはどんな言い訳も通用しないと思うのです。
特にヒソンは自分の手は汚さない分、より卑怯な奴だと思います。
復讐もやり始めたら、引き返すことは出来ずにエスカレートするだけなのでしょうか。
確かに社会的弱者の声を聞いてくれる人や、機関があればいいのでしょうが、実際事件にならなければ警察が動いてくれないのも現実です。
今はまだヒソンは「自分が疑われている。」と言う程度だと思っているけれど、ソンチャンは完全な証拠がないとヒソンを追い詰めることは出来ないと思い、証拠探しをします。

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