キルヒール-5話-感想付きネタバレありで！

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クルミットです♪
ウヒョンがイ・ヒョヌク社長の接触に対して不快感を示しながらも、彼の策略に巻き込まれる姿が描かれました。モランの策略も明らかになり、ウヒョンは家族との葛藤を乗り越えつつ、自分の立場を再確認します。ウヒョンがUNIホームショッピングでの地位を取り戻し、さらなる挑戦に立ち向かう姿が期待されます。彼女がどのように新たな試練を乗り越えるのか、注目です！

【キルヒール】(ネタバレあり)

不快な席

UNIホームショッピングの社長であるイ・ヒョヌク（キム・ジェチョル）は、専務のキ・モラン（イ・ヘヨン）を通じてウヒョン（キム・ハヌル）を韓定食のレストランに招待しました。キ・モランは電話がかかってきたため席を外し、ヒョヌクは「本当に似ている」と感心します。ヒョヌクは「怒られたような表情だ。そんなつもりで来たわけではないが、これまで苦労しただろうし、励ましのために食事をしようということです」と慰めます。続けて「幽霊か？生きているともっとひどいものを見るものだ。本当に幽霊を見たわけではないのか？」と笑います。ウヒョンは「ご迷惑をおかけし、改めて申し訳ありません」と答え、ヒョヌクは「放送一回失敗したくらいで、もう気にしないでください。未来を一緒に描きましょう」と言い、「最近はみんな完璧を求めているようだ。完璧なんてどこにもない」と慰めます。ウヒョンは「完璧になりたいわけではなく」と答え、ヒョヌクは「傷ができたからといって終わりではない。むしろ傷がある方がいい。何というか、欠点も魅力というか」と言います。

キ・モランはヒョヌクの妻からの電話を受け、席に戻り「奥様から電話です」と言い、「急な相談があるそうです」と伝えます。ヒョヌクは一旦席を外します。ウヒョンは「今、何を考えればいいのですか？」と尋ね、キ・モランは「あなたは何を想像しているの？何を見てそんなに警戒しているの？」と聞き返します。続けて「不快だ。ただの食事かと思ったが、あの人の視線は普通じゃない。私も感じる。女性の直感は捨てたものではない」と付け加えます。続けて「あなたが何を想像しているか大体わかるが、それは間違っていない」と言い、「いろいろな想像のうち、その一つだけは除外しなさい。あの男は純粋にあなたと食事をしたかっただけ。私たちとは違う」と言い、ウヒョンは「専務と私がなぜ同じなの？今日一番不愉快な言葉だ」と答えます。キ・モランは「機会を作ると言った。それにはチャンスが必要だ。偶然のチャンスもあれば、誰かが作ってくれるチャンスもある。そのチャンスを私が作っている。これがあなたにとっての恩人ではないの？」と言いますが、ウヒョンは「専務とは違います」と言って席を立ち、笑顔で見送るヒョヌクを通り過ぎて外に出ます。

キ・モランはウヒョンが去った後、ヒョヌクに「ヘスのことを思い出しますか？」と聞き、ヒョヌクは「たまに私の心を読んでいるかのようだ」と言います。キ・モランは「私も最近そう感じた。外見よりも雰囲気がヘスに似ている。会えば会うほど、行動がヘスにそっくりだ」と言いますが、ヒョヌクは「ヘスはただのヘスだ。似ているものはない」と否定します。

赤いヒール

外では豪雨が降り、ウヒョンは階段で転び靴のヒールが壊れます。全身が濡れたウヒョンはヒョヌクの車の前に飛び出し、ヒョヌクは彼女をホテルに連れて行きます。深い思索の中、ウヒョンはバスローブをまとい、ヒョヌクの前でそれを脱ぎます（すべてを覚悟しているが、まだ恐れています）。突然ホテルのベルが鳴り、スタッフがショッピングバッグを届けます。中にはヒョヌクが用意した新しい靴が入っていました。ウヒョンは赤いヒールを贈られ、それを履くことも捨てることもできませんでした。

ウヒョンは娘のジユン（ジョン・ソヨン）を不自由なく育てたいと思っています。夫のドイル（キム・ジヌ）が工場から帰ってきたとき、ウヒョンは最終通告をします。彼女はドイルに姑（ジョン・クァン）から求められたお金を渡し、「もううんざり。あなたのそばにいると悪い妻で悪い嫁になる。最後にこのお金を渡して終わりにする」と言います。ドイルは「それはどういう意味だ？離婚するのか？」と尋ね、ウヒョンは「最初はそう思ったが、ジユンのためにできなかった。娘の顔に影を落としたくない。いい父親だけして」と言い、「難しいことはない。これからはジユンの前では父親、私は母親として演じる俳優だと思って」とまとめます。続けて「正直言って、私はあなたを諦めた。私の人生は思ったより重い。あなたを手放すことに決めた」と言います。ドイルは「ひどい。浮気でもしたのか？あなたを粗末に扱ったか？良くしようとしただけだ」と怒り、「愛してる」と涙を流します。ウヒョンは「今何て言ったの？男たちはいつもこうなの？」と嘲笑し、部屋に戻ります。ウヒョンは雨の日にヒョヌクと会ったことを思い出し、贈られた赤いヒールを取り出します。

UNIホームショッピング

有名デザイナーがホームショッピング放送のためにキ・モランのオフィスでソ・ジュンボム（ジョン・イジェ）とソンウ（ムン・ジイン）PDと会議を行います。デザイナーは「ここにはイメージがない。差別化されたイメージを先に見つけなければならない」と言い、ソンウPDに「集中していないあなたはどう思う？」と尋ねます。キ・モランは「高級なイメージを持つことはいいが、損失も覚悟しなければならない」と言い、デザイナーは「本当にうまくいったらどうしますか？」と言います。キ・モランは企画から販売まで担当するチームを組むと約束します。キ・モランがソPDに担当を頼もうとすると、デザイナーは「コミュニケーションはこの人（ソンウ）としたい」と言います。キ・モランは「冒険家ですね」と言い、望み通りにすると答えます。

その後、ソンウPDは「これは自分には無理だ」と言い、キ・モランと会わせてくれるようソ・ジュンボムPDに頼みます。ソPDはこの頼みを断り続け、「正直に言うと、これは他の人にはチャンスだ。すでに関わっているし、自分の仕事なのだから情熱を見せろ。そうでなければやめて映画業界に行け」と言います（ソンウPDは元々映画業界の人でした）。実はソンウPDは、数日前にホームショッピングとの契約が解除された業者の代表が交通事故に遭ったとき、キ・モラン専務がその場を立ち去ったことを見て疑問を抱いていました。

イ・ヒョヌクの妻

イ・ヒョヌクはウヒョンとの時間を思い出しながら考え込んでいます。ヒョヌクの妻シンエ（ハン・スヨン）はキ・モラン専務を呼び、「以前、雨が降っていた日に彼が電話に出なかったので、専務に電話したのを覚えていますか？」と話し始めます。キ・モラン専務がウヒョンの話をすると、シンエは「ああ、あの女性を叱った時だったのね。だから彼が家に帰ってきて深刻そうだったのね、今理解できた」と安心します。シンエは「今は誰に会っているのか一々聞くのもプライドが傷つくし、腹が立って聞くと嫉妬深いと思われる。これからは専務に聞けばいいのね」と言います。（笑顔でも笑っていないような表情です）。キ・モラン専務は「聞く前にお伝えします。私も専務さんが好きになりそうで困ります」と言います。この時、ネイルを整えていたスタッフがミスをし、シンエは手をあげようとします。キ・モランがこれを止め、周囲の目があることを伝えると、シンエは表面的にスタッフに謝ります。

秘密を持つ人々

夫インクク（チョン・ノミン）の選挙活動を手伝っていたショーホストのペ・オクソン（キム・ソンリョン）は、夕方に約束があるため遅くなると言います。その後、キ・モランと会ったペ・オクソンは「最近夫のことで忙しいでしょう？」と尋ね、すぐに「ウヒョンはどう？とても大変そうだった」と話題を変えます。ペ・オクソンはウヒョンをよくケアしてくれるよう頼み、キ・モランはペ・オクソンの息子ジョンヒョンの安否を尋ねます。ちょうどペ・オクソンの息子ジョンヒョンからビデオ通話がかかってきて、父親も家にいないと言います（ペ・オクソンの表情がこわばるのが見えます）。ペ・オクソンは一瞬表情を整え、キ・モランとジョンヒョンはビデオ通話を続けます。キ・モランも息子と通話するペ・オクソンを見て、複雑な表情を見せ、隠された事情に対する疑念を引き起こします。

キ・モラン専務とPDソ・ジュンボムの関係も興味をそそります。ある未確認の人物からホテルの名前と部屋番号が書かれたメッセージを受け取って動いたソ・ジュンボム。そこにはキ・モランが彼を待っていました。（しかしこのシーンには何か隠された意味があるかもしれません）。ハワイの絵に集中するキ・モラン専務にはどんな物語があるのでしょうか？

ウヒョンに似た顔を持つヘス（ソ・ウン）の正体も明らかになりました。過去にイ・ヒョヌク社長が愛していたヘスはすでにこの世を去った人物で、イ・ヒョヌクがまだ彼を懐かしむことを知っていたキ・モランが、わざと似ているウヒョンをイ・ヒョヌクの前に連れてきたのです。

ウヒョンは完全に変わった姿でUNIホームショッピングに現れました。短く切った髪、濃いメイクと堂々とした目つきのウヒョンは、イ・ヒョヌクが贈った赤いヒールを履いて登場しました。そしてついにスタジオの中央に立つウヒョンを見たソ・ジュンボムPDは「先輩の復帰を歓迎します」と祝福し、放送は始まりました。

感想

時折ウヒョンを見つめるソ・ジュンボムPDの表情が何なのか考えさせられます。しかし、ソ・ジュンボムPDとキ・モラン専務との関係は本当に衝撃的でした。本当に男女の関係なのでしょうか？隠された息子のような関係であればいいと思います。そしてイ・ヒョヌクの元恋人ヘスはイ・ヒョヌクとどんな物語を持っているのか、その物語も気になります。大きく変わった姿で現れたウヒョン。もっと高い地位に上がろうとする欲望とともに、ペ・オクソンの本心も今後の物語に展開されるようです。