江南ロマンストリート-あらすじ-9話-10話-感想付きネタバレありで!

韓国ドラマ-江南ロマンストリート-あらすじ-9話-10話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。


オ・ドンヒが図書館に入って行く時に台湾の時にあったチンピラに顔を見られてしまった・・・
気付いたチンピラがオドンヒを探しに図書館まで入って来た―――
チンピラより早く気付いたハン・ソンジュンは自分の身でオドンヒを隠すが―――

【江南ロマンストリート】ネタバレあり

9話

チンピラから隠すようにオ・ドンヒを抱きしめるハン・ソンジュン
だが、チンピラは近付いて来て・・・
このままでは見つかってしまう!
「本を読みに来られたんですか?」
図書館の係員が勇敢にもチンピラに話しかけた。
チンピラ「俺達は本なんて読まねーよ」
「じゃ、騒がないで出て行って下さい。じゃないと警察を呼ぶわよ!」
チンピラ「けっ警察?」
チンピラ「分かったよ。出て行ってやるよ」
警察は拙いとばかりにチンピラ達は出て行った・・・
ほっとする二人・・・
だが、外ではチンピラが待ち伏せしている・・・外に出られない。
そして閉館の時間になった・・・
人が居ないことを確認して係員は入口に鍵を掛け、電気も消し、出て行ってしまった。
チンピラ「何だ?一体…全部出て行ったのか?」
チンピラも金の取立てが「仕事」みたいな物ですからね~
でもやっぱり警察の言葉には弱いみたいですね~

二人はまだ、図書館の中に居た・・・明かりも無く辺りは真っ暗だ・・・
オ・ドンヒ「ごめんなさい・・・いつも私の所為で・・・」
通路に座る二人・・・
ハン・ソンジュン「寒くないか?」
オ・ドンヒ「私の服とカバンはパソコン室に置いてきちゃったわ・・・
すると、ハン・ソンジュンは自分が着ていた背広をオドンヒの膝にかけてやる・・・
ハン・ソンジュン「生きていれば色んな目に遭うさ・・・そう自分を悲観するなよ」
オ・ドンヒ「・・・」
ハン・ソンジュン「もしかして、ドラマを書きに来たのか?」
オ・ドンヒ「ええ・・・もしかして見たの?」
ハン・ソンジュン「あぁ、見たさ。」
オ・ドンヒ「何で人のもの勝手に見るのよ」
ハン・ソンジュン「だから、ウチの会社に入りたかったのか」
オ・ドンヒ「ええ、本部長の会社の脚本作家になりたい人、かなり多いのよ。」
ハン・ソンジュン「だから、契約書にサインしたのか。16年8ヶ月で」
オ・ドンヒ「そんなにまで掛からない自信もあるのよ。今回の新人ドラマ作家の応募で入賞したら、賞金が一千万ウォン(100万円)なのよ。それさえ取れば・・・」
ハン・ソンジュン「いや、賞金取れないと思うけど」
オ・ドンヒ「何よ、私は取れればいいなって話してるだけよ。それに夢を見ちゃ駄目なの?希望も持っちゃいけない?人の言葉をよくも即否定できるわね!人の希望を打ち砕くのが趣味わけ?・・・でも分かってるわよ無理な事・・・」
としょんぼりするオ・ドンヒにハン・ソンジュンは笑みを見せ
ハン・ソンジュン「もしかして、誰かに書き方を習った?」
オ・ドンヒ「いいえ、作家教育は受けたいけど、先に食べて生きる事を考えないといけないから・・・」
ハン・ソンジュン「じゃあ、独学なのか?図書館のパソコン使って?」
オ・ドンヒ「ええ、そうよ。兄が私のノートパソコンを持ち逃げした所為で・・・実は私、台湾にノートパソコンを返してもらいに行ったの・・・」
ハン・ソンジュン「ホントに君は色々な目に遭うな・・・」
するとオ・ドンヒはハン・ソンジュンをジーッと見つめて笑う・・・
ハン・ソンジュン「何だよ。外にチンピラがいるの忘れたのか?」
オ・ドンヒ「フフフ・・・ドラマではこういう場合、必ず男の人が女の人にキスするのよねフフフ・・・いきなり思い出して・・・」
すると、ススス~とハン・ソンジュンはオ・ドンヒと距離を置き
ハン・ソンジュン「一体何を考えてるんだよ」
オ・ドンヒ「きゃ~ごめんなさい~私がどうかしてたわ~今の聞かなかったことにして~」
暗闇の中でも楽しそうな二人ですね~

見張りつかれたチンピラ達は去って行った・・・
それを確認したハン・ソンジュンとオ・ドンヒは明かりをつけ…
オ・ドンヒ「寧ろ良かったわ~本の中に埋もれるのが夢だったのよ~」
ハン・ソンジュン「何で作家になりたかったんだ?有名になりたかったから?金も沢山稼いで」
オ・ドンヒ「当然よ~」
ハン・ソンジュン「カッコイイ男優とも仲良くなって?」
オ・ドンヒ「幼い頃からの夢よ~」
ハンソンジュンはオドンヒが手の届かないところにある本を取ってあげる。
赤毛のアンだった・・・
ハン・ソンジュン「失望だよ。そんな理由で作家になりたいなんて・・・」
オ・ドンヒ「もう一つあるの。父と母がいないから。テレビにはあんなにお父さんお母さんが一杯出てくるのに・・・なんで私は父と母がいなくてお祖母ちゃんと暮らしているのか?お祖母ちゃんは働いて、ヘジュお姉ちゃんも働いて、お兄ちゃんは外にばかりいて・・・私はいつも家で一人だったの・・・それに貧しかったし。だから、無いものは全て想像で埋めたの」
ハン・ソンジュン「ご両親がいないのか・・・」
オ・ドンヒ「ええ、だから父と母の記憶も無いの」
ハン・ソンジュン「悪かったよ」
オ・ドンヒ「別に、私は有名な作家になって、お金を稼いで、借金返して、堂々と会社を辞めてやるわ、見ててよ~私が韓国一のドラマ作家になるかからね~!」
ハン・ソンジュン「有名な作家になったら、俺を忘れないでくれよ」
オ・ドンヒ「勿論よ」
そして二人は本を朗読しながら過ごし、本を枕に机に突っ伏して眠るのだった・・・
オ・ドンヒの作家の夢、叶うといいですね~
それにしても、二人はこの件で急接近かな~

仕事の無いハン・ソンフンは家族には内緒でイ・ヒョヌの元で土方をする事になった・・・
イ・ヒョヌ「貴方に何をして貰うかと言うと、『ゴミ拾い』です。各階で出る産業廃棄物を集めて袋に入れ、一階に運ぶ仕事です。難しくはありませんよ。体にはキツイですけど・・・」
ハン・ソンフン「キツくてもやらないと・・・生活が掛かってるんだから。1日の日当は幾らですか?」
イ・ヒョヌ「1日13万ウォンです。」
ハン・ソンフン「一生懸命働きます。宜しくお願いします」
と勢いは良かったものの、いざ働いてみると・・・
今まで体力を使う仕事をしてなかったのに、いきなり重い物を背負いながら
命綱も付けずに高い場所を行ったり来たり・・・気を抜くと体がグラッと傾き落ちそうだ・・・
「おい!お前!何してる!もっと気をつけて歩け!下に落ちたらどうする!キビキビ動け!」

ハン・ヒョンソプ家ではカンフェソクが姑にスマホの使い方をレクチャーしていた・・・
カン・フェソク「ここをこうやってアイコンを押したら、銀行の振込みや入金をチェックできるんです。今さっき家賃をお義母さんの口座に入れたのがこうして一目で分かるようになるんですよ。誰が送金したのかもメールで教えてくれるんですよ。」
ムン・ジョンエ「あら!凄いわ。不思議だわ~」

地下の部屋にいるソ・ヘジュに携帯メールが来た。
ソヘジュ「誰だろう?朝から・・・『いい朝ね』ムン・ジョンエ?誰よこいつ!」

ムン・ジョンエ「返事が帰ってこないわ」
カン・フェソク「あら~?横の数字の1が消えてる~この数字が消えると、相手がメールを見たって証拠なんです。あらやだ、義姉さんってばメール見てるのに、お義母さんに返事も返さないなんて!甘く見られてるんですよ」
カン・フェソク「姑を甘く見るですって~!」

ソ・ヘジュ「誰よ~またメール来たわ」
『あんた、私を甘く見てるの?』
ソ・ヘジュも負けずにメールを返す!」
『あんた誰!何で朝のクソ忙しい時にメールするのよ』
『私はあんたの所為で化粧が出来ないじゃない』
『あんた朝から仕事しないで家で遊んでるわけ?』

ムン・ジョンエ「み…見た?このメール」
カン・フェソク「まあ、お義母さん、義姉さんたらお義母さん向かってこんな言葉を!」
その間にもソ・ヘジュのメールは止まらない。
『何してんの!返事もよこさないで!』
『そんなに遅く送るならメール寄越さないでよ。この馬鹿アホ』
カン・フェソク「お母様私に貸して下さい。私が代わりにメール送ります!」

『あんたは!姑も分からないの!姑に対してその態度は何!』
『あんたがそんなだから可愛くないのよ!あんたは長男の嫁として家の役に立つ事なに一つしないで!
毎日仕事にかまけて、この私を軽く見てるんじゃないの!』
『今すぐ2階上がってきなさい!』
ソ・ヘジュ「あ~お義母さんだったわ。どうしよう~」
こうしてソ・ヘジュは姑にこっぴどく叱られ、カン・フェソクは株を上げたのだった・・・
ソ・ヘジュは携帯に名前を登録する時に「ムン・ジョンエ」とだけ記録して
姑とは気付かなくて大失敗してしまったみたいですね~このままでは家を追い出されちゃう?

ハンソンジュンとオドンヒは図書館で寝過ごして二人仲良く遅刻出勤・・・
会社の駐車場に着いた二人・・・
ハン・ソンジュン「一緒に行こう」
オ・ドンヒ「こんな所他の人に見つかったら何て言われるか分からないわ…私は先に行くわ、本部長は100数えたら出てきてね。」
とハン・ソンジュンを置いてさっさと行ってしまった・・・
ハン・ソンジュンはちょこまかと動くオ・ドンヒを見ては笑みを浮かべてますね~

オ・ドンヒはコンテンツチームのメンバーに怒られる・・・
パク・ジンサン「オ・ドンヒ!お前今何時だと思ってるんだ?」
キムPD「一番早く来て、一番マメマメしく働かないといけないお前が一番遅くに来て何してるんだ!」
ナ・ソヒ「忙しい私がコーヒーまで買いに行ってこないといけない訳?」
ホン作家「もう、遅刻ぐらいで何よ。そんな日もあるでしょう」
メンバー「ホン作家は黙ってて!」
そしてホン・ソンジュンも入って来た
メンバー全員「おはよう御座います本部長~」
パン・ミジュ「今日はどうしたの?髭もそってないし、服も昨日のまま。何かあったの?本部長」
うわ~怖いですね~女のチェックって細かいです~

オ・ドンヒはその日会社に一人残り生地のサンプル作りの残業したのだった・・・

ハン・ソンシクは放送局で男性アナウンサーから忠告を受ける・・・
アナウンサー「気をつけるんだな。チャン・ユラアナウンサーはそっち方面では凄く有名なんだ」
ハン・ソンシク「えっ?そっち方面って?」
アナウンサー「男から受け取る物は全て受け取っても絶対に落ちることは無い。男が全財産つぎ込んでも3ヶ月で切られる」
ハン・ソンシク「さ…三ヶ月?」
アナウンサー「老若、既婚、不細工、デブ全部OKだが、階級は選ぶんだな~」
ハン・ソンシク「階級って?」
アナウンサー「君は誠実なご両親の下で、良く勉強して、ここまで来たんだろ?」
ハン・ソンシク「ええ、そうですよ」
アナウンサー「君や俺のような人間はチャン・ユラにとって男じゃない。まあ、気をつけることだな!」
魔性の女チャン・ユラですね~つまりハン・ソンシクは体よく利用されてるって事です~

そして本番前・・・
チャン・ユラはこれ見よがしにハン・ソンシクに魅力的な視線を送る・・・
それだけで、ハン・ソンシクの心臓はドキドキだ・・・
ハン・ソンシク「あの後家にちゃんと帰れた?」
チャン・ユラ「何時の事?」
ハン・ソンシク「あの時の君の友達との食事の事だよ」
チャン・ユラ「あ~ええ、帰ったわ」
ハン・ソンシク「あの時俺がお会計済ました時には、君は何処かに行ってもういなかったんだ・・・」
チャン・ユラ「あの後約束があったから・・・」
ハン・ソンシク「あ~あの後約束があったんだ~」
チャン・ユラがコーヒーを飲もうとした時ハン・ソンシクにさっきのアナウンサーがぶつかって
チャンユラも体制が崩れコーヒーがかかってしまった~
ハン・ソンシク「大丈夫か?」
とハン・ソンシクはとっさに自分のハンカチでコーヒーの掛かった部分チャンユラの胸の部分を拭いて・・・
「何するのよ!」と怒ったチャン・ユラにバシッと平手打ちされた・・・
あの男性アナウンサーわざとコーヒーが掛かるように仕向けたんですね~
あの男性アナウンサーもチャン・ユラに切られた一人?それとも牽制?

カン・フェソクが帰って来た時、チャンスはまた冷蔵庫の扉を開けていた・・・
カン・フェソク「何してるの!」
ハン・チャンス「いいえ、何でもありません」
とそそくさと通り過ぎようとするチャンスを捕まえ
カン・フェソク「これ食べる?」
とすしセットを渡す。
ハン・チャンス「ありがとう。叔母さん」
カン・フェソク「別に感謝しなくてもいいわ。閉店前のセールで買った物だから。その代わりこれは駄目よ。ジウンのだから手を付けないで。ジウンの塾が終わったら食べさせるつもりだから」
ハン・チャンス「ジウンは今、部屋にいるけど?」
カン・フェソク「何ですって?」
カン・フェソクはすぐさまジウンの部屋に行く・・・
するとジウンはベットで横になっていた・・・
カン・フェソク「何で塾に行かないで家にいるの!?」
ハン・ジウン「体の具合が悪くて」
カン・フェソク「何処が具合悪いの」
ハン・ジウン「あちこちだよ」

ハン・チャンスはアインと一緒にさっき貰ったすしセットを食べていた
ハン・チャンス「アインは刺身が嫌いだから、お稲荷さん食べな」
二人で仲良く分け合って食べていた・・・
すると上の階からカン・フェソクがジウンを叱る声が聞こえ・・・
気になったハン・チャンスはジウンの部屋に行く・・・
カン・フェソク「あなたの精神が弱いから痛く感じるんでしょ!この母が毎日送り迎えし、具合が悪くなりそうなら、叔父さんとこの病院に行って栄養点滴をしてるのに、具合が悪い筈無いでしょ!あんたの精神が弱いから、成績も下がるんでしょ!この母が調べて、寄宿付きの塾探してきたから、この冬からそこに入りなさい。」
ハン・ジウン「嫌だ!寄宿塾に行って何するの?」
カン・フェソク「何って勉強するに決まってるでしょ。」
ハン・ジウン「勉強した後は何するんだよ」
カン・フェソク「ソウル大に行かないと!医学部にするか法学部にするかそれは後で決めればいいわ」
ハン・ジウン「検察になって、医者になって、その後どうするんだよ。
カン・フェソク「なっ・・・この子は何を・・・」
ハン・ジウン「どんな検察?金貰って賄賂貰って冤罪を着せる検察?具合の悪い人を放って、金持ちだけを見る医者?バックがあれば無条件に弟子として受け入れる教授?そんな者になる為に苦労して勉強するのかよ!」
カン・フェソク「な・・・何を・・・」
ハン・チャンス「お前、お母さんに口答えするのか?こんなのを見るためにお前の母さんは十月十日お前を腹の中で育てたのか?体がバラバラになるくらい苦しい思いをして、お前を産んでくれたんだ!お前が天から落ちてきたのか?お前も後でお前みたいな子生んで育ててみろ!」
ソ・ヘジュ「何処かで聞いた台詞ね~あんたは来なさい!」
とソヘジュはチャンスの耳を引っ張って出て行った・・・
ハン・ジウンはとうとう爆発して反抗してしまいましたね~
しかし、もっともな指摘です~検察、医者、教授。何処の世界も腐敗が多いですね~

ソヘジュはチャンスに言う。
ソヘジュ「あんたが何であの家の事に関わるの?」
ハン・チャンス「叔母さんがすしを買ってくれたから・・・母さんは子供にご飯もくれないくせに…いつもいつも遅くに帰ってくるし・・・」
ソ・ヘジュ「ちゃんと材料買ってきたじゃない」
ハン・チャンス「今日だけの事を言ってる訳じゃないよ。冷蔵庫はいつも空っぽ。朝ごはんもくれないし、昼は給食食べて、夜はラーメンかお祖父さんの家で食べて。母さんちょっと酷いよ。僕が他の家の子みたいに望んでる訳でもなく、1日三食食べたいって言ってるだけなのに・・・叔母さんは家事や料理は美味いし、部屋も綺麗に飾って・・・それに、学校に来るときも綺麗に着飾って化粧もして・・・前に母さんが来た時は正直恥ずかしかったよ。」
ソ・ヘジュ「そんなにあの家がいいなら、あの家に行って叔母さんを母さんと呼んで暮らせば?この馬鹿息子が!」
ハン・チャンス「僕もそうしたいよ。僕も叔母さんが母さんだったら良かったよ」
ソ・ヘジュ「帰ってくるな!」

そしてハンソンフンが帰宅する・・・
ソヘジュから事のあらましを聞いたハンソンフン・・・
ハン・ソンフン「はぁ~俺だって一階の広い家に住みたいよ~これ、家賃の足しにしろ」
と金の入った封筒を渡す・・・
ソ・ヘジュ「あなたこの金どうしたの?何処で働いてるの?」
ハン・ソンフン「どこでもいいだろ。泥棒さえしなきゃいいんだよ」
ソ・ヘジュは何処で働いてるのかと疑問に思うが、ハンソンフンが答えないのでそのままにして置いた・・・
ハン・ソンフンはイヒョヌに頼んで一ヶ月前払いで貰ったんですね~
しかし、ハン・ソンフンあんなへっぴり腰で仕事して本当に大丈夫?

ハン・ソンシクは帰宅しても自分を出迎えない部屋に閉じこもる妻と子供に向かって
ハン・ソンシク「お前達は全く、夫が帰って来てるのに出迎えも無く、何かあったら直ぐ喧嘩して、家事もボイコット。俺が浮気したらお前達の所為だ~」
ハン・ソンシクは既に浮気の一歩手前まで来てるのに、それを妻の所為にして正当化してますよ~

ハンソンフンは次の日、建築工事現場でイ・ヒョヌに感謝の言葉を述べる・・・
ハン・ソンフン「昨日は無理言って、給料前払いして下さって有難う御座います。」
イ・ヒョヌ「感謝には及びませんよ。隣人として当然の事をした迄ですよ。それに、仕事がキツクて逃げても近所だから直ぐに捕まえられるし・・・ハハハ・・・冗談ですよ・・・」
ハン・ソンフン「また、もう冗談きついですね~」
イ・ヒョヌ「与えられた仕事だけやってくれればそれでいいですよ~」
ハン・ソンフン「一生懸命働きます」
と深々と頭を下げるハン・ソンフンだった・・・

しかし、イ・ヒョヌはジンセイ日報を尋ねて・・・
イ・ヒョヌ「社員の雰囲気がいいようですね・・・」
社長「当然ですよ。ゴールデンストリートの代表の貴方がここを買収合併して下さったお陰で売り上げも連続黒字です・・・今現在、新聞界で3位です」
イ・ヒョヌ「企業が黒字を出すのは当然でしょう?だから買収したんですし・・・あっそうだ。待機社員がいましたね・・・社員10人と記者22人です・・・」
社員情報を見るイ・ヒョヌ・・・
イ・ヒョヌ「この人達、全て復帰させて下さい。皆一家の大黒柱なんだし、人を簡単に切っては良くないでしょう」
社長「分かりました。で、あのその人は?」
とイ・ヒョヌが除いた一人の社員名「ハン・ソンフン」を指を指す。
イ・ヒョヌ「あぁ~この人は私の情報によると他社に移動しました」
そして、「ハン・ソンフン」を除く全ての人が会社に復帰した・・・
ハンソンフンの失業の裏にそんなからくりがあったんですね~
もしかして、ハンソンフンのリストラの原因ってイ・ヒョヌの仕業?

日曜日の朝早くハン・ジウンとハン・チャンスは奉仕活動で墓掃除に行く・・・
墓石を磨くハン・チャンス達だが・・・帰り道ハン・ジウンがいきなり倒れる・・・
チャンスは慌ててジウンを背負いハンジウンの叔父カン・ミンソクの病院に運び込み・・・
カン・ミンソク「君がジウンを運んでくれたのか。名前は?」
ハンチャンス「ハン・チャンスです」
カン・ミンソク「おお?君がハン・チャンス君か」
ハンジウンは肺炎の初期だった・・・
カン・フェソクの叔父カン・ミンソクはカン・フェソクを叱る・・・
カン・ミンソク「お前は!子供に一体何をしている!ジウンは今は敗血症の初期だ!敗血症は血糖値が下がり、免疫力が著しく低下した時に現れる症状だ!ハン・ジウンは血糖値の急激な低下の為に倒れたんだ!」
カン・フェソク「な・・・何故ウチのジウンが・・・」
カン・ミンソク「それはお前が良く知ってるだろ!過労とストレスで免疫力が著しく低下した時に現れる症状だ。何日か前からおかしかったんだ。ジウンの勉強を止めるんだ」
カン・フェソク「兄さん、私を脅かしてるんじゃないの?勉強させただけで敗血症になるなら、国中の子供達がみんな敗血症に掛かるわよ!」
カン・ミンソク「ジウンは今深刻な状態だ!ストレスを受けないように十分な休息が必要なんだ!」
カン・フェソク「今休む時間、何時あるってのよ!英才高校まで一年しか残ってないのに!」
ジウンに徹夜で勉強させたツケがこんな所で出てきたんですね~
それにしても、塾の模擬テスト3位で成績が下がったって叱られるって、酷い話ですよね~

日曜日イ・ヒョヌは前に約束した配管の修理にハンヒョンソプの家を訪れる・・・
ハン・ヒョンソプ一家はイ・ヒョヌを手厚く迎え入れる・・・
しかし、その中に母親と喧嘩しハン・ヒョンソプの家に入り浸りのハン・ジョンウンが居て・・・
ニューヨークの社長だったのに会社が潰れた事を家族に話しているのを聞き・・・
修理を終えたイ・ヒョヌは足早にハンヒョンソプの家を立ち去るのだった・・・
ハンジョンウンが外で歩いている時、いきなりイ・ヒョヌが現れ建物の陰に連れて行き・・・
怒ったイ・ヒョヌはハンジョンウンをどうするつもりなんでしょうか~

10話

怒ったイ・ヒョヌはハンジョンウンを壁に押し付ける・・・
ハン・ジョンウン「な…何よいきなり!」
イ・ヒョヌ「あんた死にたいのか!なんで人の話をあちこちに言いふらす?俺はデーヴィットじゃ無いって言っただろ!一度痛い目に遭わせてやろうか?」
ハン・ジョンウン「はっ、今なんて言った?私を痛い目に遭わせる?私を殺す?このハン・ジョンウンを?」
と叩こうと振り上げた手をイ・ヒョヌが掴む!
ハン・ジョンウン「ちょっと!離しなさいよ!私があんたに何か悪い事した?金でも盗んだ?損害を着せたりした?何故私を殺すのよ?私があんた秘密を知ってる訳でも無し、前にゴールデンストリートのデーヴィット・リーだったのが何なのさ!生きていれば会社が潰れる事もあるでしょ?それが何で恥ずかしいの?」
イ・ヒョヌ「いい加減にしろよ!お前!」
ハンジョンウン「何よ!要は、会社が潰れて帰国して建築工事現場長になったから、その話をしたら恥ずかしいって事じゃないの!だからって人を殺す~?」
イ・ヒョヌ「・・・」
ハン・ジョンウン「分かったわよ~秘密は守ってあげるわよ。その代わりに性格直しなさいよね!あんたはもう以前のデーヴィット・リーじゃ無いじゃない?じゃ、私は行くから」
そしてハンジョンウンは去りながら歌を歌う

♪ むか~し昔その昔
  デーヴィットが暮らしてた
  性格ワルイその男
  会社を潰してしまった~とさ
  プライドだけ高いヤツは
  女に向かってヒステリックに叫んでた~♪

弱点見つけたとばかりに歌うハン・ジョンウンにイヒョヌは頭を抱えるのだった・・・
イヒョヌは脅して口止めしようと思ったのに、ハン・ジョンウンの方が一枚上手でした~

ハン・ジウンの病室にカンフェソクが入って来た・・・
カンフェソク「ジウンはいつからおかしかったの?」
ハン・チャンス「それは良く分からないんです。でも毎日ずっと疲れた様子だったんですけど、今日奉仕活動に行って帰り掛けに倒れたんです」
カン・フェソクは眠っているジウンの頬を撫ぜながら
カン・フェソク「悔しいわ」
ハン・チャンス「ジウンは大丈夫ですよ。看護婦さんが点滴さえすれば大丈夫だって言ってたから・・・」
カン・フェソク「チャンス、あなたは帰らないの?あなたが此処にいたらジウンが休めないじゃない」
ハン・チャンスはしんみりとした顔で病室を出て行った・・・
そして何かを見つけてにんまりとするハン・チャンス・・・
病院のナース・ステーションの前にある、ガチャガチャを回してガムを取って遊んでいた・・・
カン・ミンソクは「チャンス」と声を掛け赤ちゃんの写真のあるところに案内する。
カン・ミンソク「この沢山の写真はこの病院で生まれた赤ちゃんなんだ。この赤ちゃんはこの病院で初めて生まれた赤ちゃん。こっちに来て見ろ。この二人の赤ちゃんは誰かな?」
ハン・チャンス「?」
カン・ミンソク「ハン・チャンス、お前とジウンだ」
ハン・チャンス「本当に?」
カン・ミンソク「ハハハ・・・そうさ。2002年のワールドカップの時に生まれたんだ。お前達はワールドカップベイビーなんだ。だから、記念写真を残しているんだ。」
ハン・チャンス「不思議だな~こっちが僕なんでしょ?」
とハン・チャンスは大きい方の赤ちゃんを指差す・・・
カン・ミンソク「いいや、こっちの小さい赤ちゃんだ」
ハン・チャンス「へ~そうなんだ。僕がジウンより小さかったんだね」
カン・ミンソク「そうだ。一体何食べてこんなに大きくなったんだ?ハハハ・・・」

舅のハン・ヒョンソプは地下に降り長男の嫁ソ・ヘジュに封筒を渡す・・・
ハン・ヒョンソプ「収めて置きなさい。姑が家賃出せといっただろう?これを使いなさい」
ソ・ヘジュ「家賃は今朝渡しました。あの人、何処でお金を工面したのか分からないけど、くれたんです」
ハン・ヒョンソプ「こんな時世に誰が金をくれたんだ?まあ、よかったな。なら、その金は次の家賃の足しにしなさい。アイン達に御菓子も買ってやって。実家(オ・ギブン)の方の冷蔵庫の中も満たしてあげなさい。年老いたらちゃんと良く食わんといかん」
ソ・ヘジュは舅の思いに涙を流す・・・
ソ・ヘジュ「お義父さん、本当にすみません。」
ハン・ヒョンソプ「そんな風に思うのでは無い。子供や親は互いに助け合いながら生きるもんなんだから。もし私が苦しい時に助けてくれるだろう?」

ハン・ジョンウンはコーヒーショップの店を始めようと不動産屋の紹介で賃貸を見に来た・・・
不動産屋「ここは人通りも多いし、店を持つには向いてるわ」
ハン・ジョンウン「でもここ、月々の家賃は幾らなの?」
不動産屋「市価はあるけど、ビルのオーナーに頼めば易くしてもらえるかも知れないわよ」
ハン・ジョンウン「オーナーって誰?」
不動産屋「この前会ったじゃない。あんたがぶつかりそうになった初老の紳士」
ハン・ジョンウン「あ~あの人?あの人がここまで来てくれるの?」
不動産屋「そういう人は直接来ないわ。代理人が来るから。あっ来られたわ」
「こんにちは」
ハン・ジョンウン「こんにちは」
と挨拶して相手の顔を見てビックリ・・・イ・ヒョヌだった・・・
イ・ヒョヌ「なんだ。あんたか。この件はお断りします」
と言ってさっさと去って行った・・・
ハン・ジョンウン「私だってお断りよ~だ。フンッ!」

ハン・ソンジュンは作家志望のオ・ドンヒの為にノートパソコンを屋上の台の上に置き・・・
「気楽に使って要らなくなたら返してくれたらいいから」
とメモを残しておいた。
そのメモを見たオ・ドンヒは大喜びでノートパソコンを使い始めた。
ハン・ソンジュンは只の家族愛でオ・ドンヒによくしてあげてるのかな?それとも・・・

冬初めになり、キムチを漬ける季節になった。ハン・ヒョンソプの家でもキムチの材料を買い始める・・・
今年は家族が多いのでかなりの量だ・・・
長男の嫁ソ・ヘジュは塩水につけた白菜を水揚げし・・・居間に運び込むと・・・
次男の嫁カン・フェソクは記念撮影をしていた・・・
カン・フェソク「さ~お祖母ちゃん、お義父さん、お義母さん、写真取りますよ~」
そして撮った写真をムン・ジョンエに見せる
ムン・ジョンエ「あら~良く取れてるわね~」
カン・フェソク「綺麗に取れたんでSNSに上げてみました。あはっ♡ お義母さん見てください。私の友達がお義母さん凄く若いって。お義母さんじゃなくてお姉さんじゃないの?って」
ムン・ジョンエ「あら~本当に~♡」
そしてソ・ヘジュを見て「あんたは早く運びなさい!」と叱る。
ハン・ヒョンソプ「フェソク、あんたも早く大根千切りにするんだ」
カン・フェソク「ちょっと待ってて下さいお義父さん。反応が多いんで先に返事してから・・・」
そして小さなボウルを差し出し
カン・フェソク「これ、私がさっきにんじん切ったんです」
ムン・ジョンエ「じゃ、それ、大きなたらいの中に入れて」
カン・フェソク「はい。それでお義母さん、申し訳ないんですが、ジウンが心配で病院に行って来たいんですが・・・」
ムン・ジョンエ「そうね、早く行ってあげなさい」
ハン・ヒョンソプ「そうだよ。こっちの事は気にせず、行っておあげ」
カン・フェソク「じゃあ、お言葉に甘えて行って来ます」
そして去り際カン・フェソクはソ・ヘジュに「頑張ってね」と声を掛けていった・・・
キムチ作りって量が多くて結構重労働なんですね~カン・フェソクは上手い事言って逃げましたね~

ハン・ソンジュンは屋上でムンチ(犬)に餌をやりながら
オ・ドンヒが貸してあげたノート・パソコンをちゃんと使ってるかな~と気になる様子・・・
窓の辺りからのぞいてみようとしたり~なんかやってる事が中坊と変わりありません

ハン・ソンジュンが家に戻ると、オギブンまでキムチ作りを手伝っていた・・・
昔食堂まで営んでいてキムチの腕は誰にも負けない、オギブンが先頭切ってキムチダレを作っていた・・・
これが美味しくないとキムチの味が死んでしまいます~

ソ・ヘジュはハン・ソンジュンを見るや否や誰も居ない所で、オ・ドンヒから事情を聞いた事、また弟のソチョルミンがとんでもない事を仕出かした事による謝罪と、オ・ドンヒを色々と気遣ってくれる事への感謝の意を示した。

オ・ギブン「ソ・ヘジュ、屋上に行ってオ・ドンヒにウメのエキスを出してもらって頂戴。ついでにオ・ドンヒも手伝うように言って。」
その言葉に「あ、僕が行ってきます」とハン・ソンジュンはいい口実が出来たとばかりに早速オ・ドンヒを呼びに行った・・・
ドンドンと乱暴にドアを叩くハン・ソンジュン・・・オ・ドンヒが扉を開けると
ハン・ソンジュン「君は日曜日なのに、外にも出ないで何してるんだよ」
オ・ドンヒ「文章書いてたんだけど・・・」
ハン・ソンジュン「ノートパソコンはどうだ?」
オ・ドンヒ「あ・・・ええ、凄くいいわ!お礼を言おうと思ってたの」
ハン・ソンジュン「今日はキムジャン(越冬キムチ漬け)の日なんだ。ウメ・エキス持って早く降りて来いって言われた」
オ・ドンヒ「ちょっと待ってて・・・」
オ・ドンヒは家の中に入り「はいどうぞ」とハン・ソンジュンにウメ・エキスを渡す・・・
ハン・ソンジュン「呆れた。みんな下で手伝ってるんだ。君も早く来い」
とハン・ソンジュンはオ・ドンヒの手を掴んで階段を降りて行った・・・
そして一緒に手伝いながらちらちらとオ・ドンヒの方を見ては楽しそうなハン・ソンジュンだった・・・
ハン・ソンジュンの行動が何か初恋の中坊に似てませんか?

ハン・ソンシクは番組の収録の為にテレビ局に来たが・・・
何故かみんなクスクスと自分の方を見て笑う・・・
「なんだ?」と思いつつもスタジオの方に入って行くと・・・
男性アナ「わ~おウチのSNSスターのお出ましだ」
ハン・ソンシク「何ですか?そのスターって?」
男性アナ「まだ見てなかったんだ~見せてやるよ」
と見せられた動画を見てハン・ソンシクはビックリ!
この前チャン・ユラにコーヒーをかけてしまってハン・ソンシクがチャン・ユラの胸を拭いてる場面が
面白可笑しく編集されて動画になり全国に晒されていたのだ!
わ~これ、全国に晒されたらイメージガタ落ちですね~
それにしても撮ったのはあの男性アナ?

その帰りハン・ソンシクは愛車で家の路地でゴチ~ンと建築現場のコンクリートブロックにぶち当たる~
誰だ~こんな所にコンクリートブロックを積み上げて~
とカンカン!
そこにイヒョヌがやって来て・・・イ・ヒョヌは何と車の修理費と車のレンタルまでしてあげた。
ハン・ソンシク「修理の間、本当にこの車に乗ってもいいんですか?」
イ・ヒョヌ「勿論ですよ~あなた位ならこの車が似合いますよ~」
ハン・ソンシク「私を知ってるんですか?」
イ・ヒョヌ「勿論ですよ~テレビ見てますよ~」

ハン・ジウンは病院で昼食を食べていた
カン・ミンソク「ちょっとは良くなったか?」
ハン・ジウン「ええ、まあ」
カン・ミンソク「勉強も休み休みしろよ~体までガタガタにして」
ハン・ジウン「叔父さんも母さんの性格、知ってる癖に~」
カン・ミンソク「まあ元気出せ」
そこにキムジャンを見事に抜け出したカン・フェソクが来た
カン・フェソク「あら、ジウンご飯食べれるようになったのね。ジウン回復したみたいね」
ハン・ジウン「えっ?」
カン・フェソク「これ位ですんで良かったわ~お母さんジウンにいい物買ってきたのよ~ヘッドホンよ」
ハン・ジウン「母さん、僕が音楽聞くの嫌いじゃなかったの?」
カン・フェソク「少しならいいわ。それよりジウン、病院にずっと居なきゃいけないの?」
カン・ミンソク「何言ってるんだ」
カン・フェソク「兄さん、今日ジウンを退院させようと思うんだけど」
カン・ミンソク「駄目だ」
カンフェソク「だって、こうして座って食事が出来るくらいならある程度回復したんでしょ?」
カン・ミンソク「フェソク!」
カン・フェソク「ジウン、寄宿塾の事言ったでしょ?冬休みに通う、競争率が高くなって、その試験が明日あるの。でもその塾なんで競争率が高くなったか分かる?その塾に通った子はみんなソウル大学、カイスト大学に合格したんだって」
カン・ミンソク「お前!いいかげんにしろ!」
とカン・ミンソクはカン・フェソクを病室から連れ出す
カン・ミンソク「お前!ジウンの状態を見て治ったと思うのか?」
カン・フェソク「座ってるじゃない!兄さん、今ジウンにとって一番重要な時なの。あの寄宿塾に合格しないと、英才高校に入れられないわ!」
カン・ミンソク「そんな所に入れなくても十分立派に育てられるだろ!」
カン・フェソク「人の子だと思ってそんな風に言わないでよ!兄さんの子はどうなのよ!みんな海外の有名な寄宿塾に入れて学費を一年に何億と費やしているのに!何で私にそんな事言うのよ!父さんが私達をどんな風に差別して育てたか知ってるじゃない!私はあの子をそんな目に遭わせたくない。絶対に英才高校に入れて見せる!ねえ、本当に重要な試験なの。明日1日少しの間だけ行って来るだけでいいのに・・・」
カン・ミンソク「駄目だ!ジウンは連れて行かせない!」
カン・フェソク「連れて帰るわ。私の子よ。兄さんは関わらないで!」

カン・フェソク「ジウンが望むならここに居てもいい事にしてあげるわ。でも今日はここで問題集を解いて。明日試験を受けに行くのよ。問題集持ってくるから、休んでなさい」
わ~凄いですね病気で休んでも起きたら即勉強ですか~
過労で倒れるのも分かるような気がします~

今を楽しむ高校生ハン・チャンスはユーフォーキャッチャーでぬいぐるみを掴み取りしてジウンにプレゼントする・・・
カン・ミンソク「おっこのゴリラのぬいぐるみ君にそっくりだな」
ハン・チャンス「僕もそう思います」
ハンチャンスはハンジウンとは全く正反対の人生を歩んでますね~
自由で伸び伸びでいいですね~

ハン・チャンス「両親が学費出してくれて、ご飯も食べさせてくれて、いい塾にも行かせてくれて、勉強だけすればいいのに、だったら、親の言う通りに従えばいいじゃん。それの何処が大変なんだ?正直理解出来ないよ。それが嫌なら親の金を使わず、家を出て暮らせばいいんだよ」
カン・ミンソク「ハハハ・・・コイツ」
ハン・チャンス「親から受ける物全部受け取ってる癖に。親がしろという事をしないなんて、理解出来ないよ」
カン・ミンソク「ハハハ・・・君は勉強良く出来るだろ?」
ハン・チャンス「ハハハ・・・それは聞かないで下さい~」
カン・ミンソク「ウチのジウンを頼むよ。君が傍に居て助けてやってくれ・・・」
ハン・チャンス「僕が助けられる事があるかな?お母さんが替わるなら別として。」
カン・ミンソク「ウン?」
ハン・チャンス「それにしても可哀想なジウン。僕が魔法使いなら母親を変えてやれるのに」

その日の昼下がりハン・ジウンの姿が消えた!
病院のあちこちを探すが何処にも居ない
その時「キャ~」と看護婦の悲鳴が上がる
慌てて屋上に行ってみると・・・
ハン・ジウンは屋上のコンクリートフェンスの上に立って居た・・・
カン・ミンソク「ジウン!何してるだ!早く降りなさい」
ハン・ジウン「伯父さん!僕はもう生きたいとは思えない・・・」
カン・ミンソク「降りてきて話をしよう。な、ジウン」
とカン・ミンソクは説得しながら少しずつジウンに近付く・・・
ハン・ジウン「伯父さん、もう僕はこれ以上生きる自信がなくなったよ・・・母さんは僕を寄宿塾に行けって言うんだ・・・寄宿塾がどんな所か知ってる?24時間一日中勉強ばかりするところなんだ。寄宿塾で勉強で殺されるくらいなら、いっそ今、死んだほうがマシだ!」
カン・ミンソク「止めろ。ジウン!君の母さんは俺が説得してやるから・・・降りるんだ」
ハン・ジウン「無理だよ・・・母さんは絶対その塾に入れて僕を殺すんだ!母さんに捕まって勉強させられて殺されるくらいならいっそ死んでやる!来るな!死んでやる」
と足を一歩踏み出した・・・「キャー!」っと上がる悲鳴
だが寸での所で命を取り留めた・・・カン・ミンソクがとっさにジウンの腰を掴み引きずり降ろしたのだ・・・
韓国の競争社会って怖いですね~中学生から勉強詰めなんですね~
韓国の中学生は塾に行く人が多くてクラブ活動も無いんです~
それにしても大事にならなくて良かったですね~

その夜・・・カン・ミンソクは病院に飾られたハン・チャンスとハン・ジウンの赤ちゃんの写真を見ながら何か深く考え事をしていた・・・

ハン・ソンジュンとオ・ドンヒは二人で仲良く御遣い中・・・
ハン・ソンジュン「ドラマは沢山書けた?」
オ・ドンヒ「少しね。毎日少しずつ続けて書かないとね。ノートパソコン有難う。」
ハン・ソンジュン「これからは、図書館に行ったりするなよ。会社の残業もやめろよ」
オ・ドンヒ「知ってたの?私がドラマ書くために残ってたの」
ハン・ソンジュン「君が何してるかようやく分かったよ。あっそうだノートパソコンの貸し代の事言ってなかった」
オ・ドンヒ「えっ?お金取るの?」
ハン・ソンジュン「あ~そうだよ。この世にタダなんて無いよ。だから見せてくれよ。」
オ・ドンヒ「えっ?」
ハン・ソンジュン「ノートパソコンで書いたやつ。出来上がったら真っ先に俺に。分かった?」
オ・ドンヒ「えっ?ええ・・・考えてみるわ」
その時にいきなり携帯が鳴った・・・パン・ミジュからだ・・・
その会話を聞いていたオ・ドンヒはいたたまれなくなってドンドンと先に行ってしまった。
ハン・ソンジュンは「後でまた連絡する」と言って電話を切り、オドンヒを追いかけて行ったのだった・・・
彼女パン・ミジュの電話を切ってオ・ドンヒを追いかけて行くところを見ると
ハン・ソンジュンの心はもしかして・・・

そして次の日、カン・ミンソクはハン・ソンフン夫妻とハン・ソンシク夫妻を呼び重大な発表をする
カン・ミンソク「フェソク!ジウンは君の息子じゃない!子供が入れ替わっていたんだ」
と爆弾発言をした・・・

感想

ハン・ソンジュンとオ・ドンヒは図書館の一見からドンドン距離が近付いているようですね~
イ・ヒョヌは脅したにも関わらず、逆にハン・ジョンウンに弱みを握られてしまいました~
それにしても深刻なジウンの問題。以前彼が魔女と言っていた意味ようやく分かりました~
それにしても子供が入れ替わったって一体どういう事?
次回はどうなるのでしょう?お楽しみに~

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