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クルミットです♪
今回の「ホジュン」第92話では、人の内面や本性が行動を通じて浮き彫りになる場面が多く描かれました。どれほど上手に自分をアピールしても、行動や態度が伴わなければ周囲に見抜かれてしまうというテーマが、登場人物たちの姿を通じて色濃く示されていますよ。
それでは92話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 92話のあらすじ
明国へと派遣されていたドジが帰国し、自ら「王族の診療に大きく貢献した」と盛んにアピールするところから物語は始まります。周りから見れば“自分の仕事を褒めてもらいたいだけ”のように映り、そこに一抹の空回り感が混じっている様子です。ヤンイェスもそんなドジを見て、「まだ懲りていない」とばかりに微妙な表情を浮かべていました。
ドジには「早く成果を出したい」「周りに認められたい」という焦りが相変わらず見え隠れしますね。
対照的なのがホジュン。病への対処が最優先で、自分を良く見せようという思惑は皆無です。北方の疫病に取り組む際も、牢屋にいる罪人すらも同じ患者として救おうとする姿勢を貫きます。それを見たペチョンス(かつてホジュンの密貿易事件を知る捜査官)も、ホジュンの行動力や優しさに少しずつ心を動かされているようでした。
罪人も平等に扱うというホジュンの姿勢が、ペチョンスにとっても大きな衝撃のようですね。
一方、同じ北方に派遣されているイパン(高官)やホソクらは、人命救助よりも“自分の手柄”を重視する姿勢が目立ちます。小さな成功が見えればすぐに本国に報告して自分の評価を上げようとし、大した成果もないうちからお祝いの宴を催す始末。そんな光景を前にして、ホジュンは「まだ何も解決していない」と釘を刺します。実際、疫病はまだ収束にはほど遠く、再び患者が悪化したり、命を落とす者が続出したりと厳しい状況が続いていました。
人が少し回復すると、そのときだけ“自分の手柄”にしたがる姿が痛々しく感じられますね。
そんな行動を見て、ホジュンは改めて“患者を救う医師として必要なのは地位や名声ではなく、最後まで見届ける責任感”だと痛感しているよう。ドジのようにPRや自己アピールに一生懸命になるのではなく、患者の命が確実に助かるまで油断をしないのがホジュン流なのです。
以下は今回のエピソードで特に印象的だった行動・人間性の対比です。
ドジ: 自己PRに必死で、空回りしている印象。帰国早々「自分がいかに成果を上げたか」を強調するが、周囲には白々しいアピールにしか映っていない。
ホジュン: 病に苦しむ人々を平等に助けようとし、自分を飾ることに興味なし。牢屋の囚人すら放っておけないという医師としての本分を貫く。
ペチョンス: かつての罪を知る人物だが、ホジュンの行動力や奉仕心を見て“彼は本当に悪人なのか”と疑問を抱きつつある模様。
ホソク&イパン: “小さな成功でも大きく報告し、自分の評価を上げる”ことに注力。一方で患者たちの真の苦しみには目を向けていない様子。
ホジュン 92話の感想まとめ
今回のドラマは、まさに“人柄は行動で示される”というメッセージを強烈に感じる内容でした。自分をいくら言葉でアピールしても、周囲の人々は言葉だけではなく姿勢や行動の端々を見ているということがよく伝わります。
患者を一番に想い、目立たずとも地道に尽力するホジュンと、自分の名誉を最優先にアピールするドジや上官たち。誰が本当に人々の支持を得られるかは明白ですね。
ドジが帰国して、再び内医院の空気が微妙なものへと変わろうとしているなか、ホジュンは疫病対策に追われ、さらに自身の“過去”という不安要素も抱えたまま。心休まる暇はなさそうです。
とはいえ、ホジュンの“根本的な行動”が多くの人の心を動かしてきたのは事実。ペチョンスの動向にも注目しながら、今後の彼の行動がどのように医療現場や周囲の人間関係を変えていくのか、ますます見逃せませんね♪
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