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今回は韓国ドラマ『イブの罠』の最終回(第16話)についてご紹介します。これまでの激しい愛憎と復讐が、ついに完結へ。イ・ラエル(ソ・イェジ)が見せた執念の行方、そしてハン・ソラ(ユソン)をはじめとする“悪人”たちの末路から目が離せませんでしたね。
それでは最終回を一緒に見ていきましょう!
イブの罠 第16話のあらすじ
最終回の舞台は、イ・ラエル(ソ・イェジ)の“最後の復讐”といっても過言ではないほど壮絶でした。すでに母親同然だったチャン・ムニ(イ・イルファ)と実の母キム・ジンスク(キム・ジョンヨン)を奪われ、怒りと悲しみを背負ったラエルは、殺意すら感じるほどの勢いでハン・ソラ(ユソン)やキム・ジョンチョル(チョン・ヘギュン)を追い詰めていきます。
イ・ラエルが最後まで“弱み”を見せず、むしろ凶暴なオーラで悪人たちに立ち向かう姿にはゾクゾクしました!
そんなラエルの攻撃から逃げようとするキム・ジョンチョルでしたが、思わぬ形で返り討ちに遭い、壮絶な最期を迎えることに。さらに“ハン・パンロの教室”に閉じ込められたハン・パンロ(チョン・グァン)も、自ら作り上げた“監獄”で飢え死ぬという因果応報な末路をたどります。
そしてハン・ソラは精神的にも肉体的にも徹底的に破滅させられ、 「精神病院で意識もままならない状態」 という悲惨な結末に。ラエルがそんなソラに追い打ちをかけるように容赦ない言葉を浴びせるシーンは、ある意味“ドロドロ復讐劇”の締めくくりらしく強烈でした。
ラエルは最後まで情けをかけず、むしろさらに追い詰める姿勢に驚き…でも、ここまでやりきったのはある意味痛快でした!
一方、カン・ユンギョム(パク・ビョンウン)は過去の罪を悔いて最後に贖罪する道を選択し、ラエルの目の前で命を落としてしまうことに。
ターニングポイントとなった反도ネオン(バンドネオン)やタンゴ、そして“部屋でのタンゴ”などが再登場し、しんみりした雰囲気を醸し出しましたが、それがゆえに少しコミカルさを感じる面もあって、ある意味“イ・ラエルとカン・ユンギョムの哀愁”が強調された印象です。
笑えるようで切なくもある…ラストでのタンゴが“二人の愛の象徴”にしてはシュールでしたね。
イブの罠 第16話の感想まとめ
1)満足度の高い“復讐の完遂”
イ・ラエルは最後の最後まで“被害者ポジション”に収まることなく、むしろ自ら行動して敵をねじ伏せる姿を見せてくれました。しかも、どんなに悪人が弱っていようが遠慮なく“止め”を刺しにいく徹底ぶり。
「韓ドラの女主人公だから最後は優しさを取り戻す…」みたいなお決まりを一切踏まない展開は痛快でした!
2)暗くて重い世界観に合ったバッドエンド
カン・ユンギョムの死は切なかったですが、もともと“暗いトーン”で進んできたこのドラマには、ある意味ふさわしい終わり方だったかもしれません。ラエルとしても“愛した人”がいなくなり、孤独になったことで、より一層悲壮感を抱えながら物語を締めた印象。
救いようのない悲恋が、この作品のダークなムードにピッタリでしたね。
3)作家・ユンヨンミさんの執念
今回の復讐劇がずっと面白かったのは、脚本家ユン・ヨンミさんが綿密にプロットを組み、“ラエルのストーリー”を途中でブレさせなかったからだと思います。1話から16話まで息もつかせぬドロドロ展開に加えて、中盤からのロマンスも意外な形で盛り上がり、あっという間に最後まで突っ走りました。
放送前は正直なところ期待していなかったのですが、フタを開けてみれば最後までハマらせてくれました!
4)俳優陣の圧巻の演技
イ・ラエル役のソ・イェジさん、愛と後悔の間で苦悩するカン・ユンギョム役のパク・ビョンウンさん、そして破天荒すぎるハン・ソラを体当たりで演じたユソンさんなど、主演クラスの演技力はやはり素晴らしかったです。
とりわけユソンさんの“狂気の熱演”は作品に独特の中毒性を与え、視聴者に強烈なインパクトを残したのではないでしょうか。
特に最終回では「もはや女優としての美しさとか全部投げ捨てたんじゃないか」というほどの全力ぶりでしたね…お見事です!
5)“成人向けシーン”はなくても良かった?
本作は放送当初から“刺激的なシーン”が話題を呼んだ部分もありましたが、実際のところ“復讐劇の面白さ”だけでも充分引き込まれました。過激なラブシーンが苦手な方からは「なくても良かったのでは…?」との声もあるようです。
個人的には、あまりに話題性を意識した“ノイズマーケティング”的描写に感じたので、もう少し抑えめでも大丈夫だったかもしれません。
最終的にラエルの復讐は完遂し、愛したユンギョムは彼女のもとを去り、ハン・ソラ&パンロ親子は破滅。その結果、非常に重苦しいながらも“徹底した結末”を迎えたドラマ『イブの罠』。
ドロドロと暗い物語が最後までブレずに貫かれ、復讐ものとしての醍醐味を見せてくれました。個人的には、これだけ強い女主人公を久しぶりに見た気がして大満足。女優ユソンさんの破壊力ある演技も含め、出演者&スタッフの熱量を存分に感じた作品でした。
以上、最終回のまとめでした。16話という長さを飽きさせずに走りきった『イブの罠』、皆さんはいかがでしたか? 最後までご覧いただき、ありがとうございました♪
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