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クルミットです♪
第13話では、ついにチャ・グムスン会長の体調が急変。
そして、ユ・ジェホン(偽の孫)とリ・ムンソン(本物の孫)、2人の“孫”の運命が交錯します。
グムスンが長い人生の終わりに見つめる“家族の形”とは――。
それでは『カーテンコール』第13話を一緒に見ていきましょう!
カーテンコール 第13話のあらすじ
第12話で、セヨンはホテルを守るためにドンジェとの“契約結婚”を決意。
その裏で、ジェホンは彼女への想いを抑えきれず、ついに「好きです」と告白しました。
その言葉を偶然耳にしたユンヒは、胸を押さえながら静かにその場を離れます。
――彼が好きなのは“姉としての自分”ではなく、“女性としてのセヨン”。
ユンヒの切ない笑顔が印象的な冒頭でした。
翌朝、セヨンはユンヒに問いかけます。
「あなた、オッパ(ジェホン)を好きなの?」
ユンヒは戸惑いながらも、「彼は私をただの後輩として見てる」と答えましたが、
その瞳の奥には抑えきれない想いが滲んでいました。
一方、ジェホンは“どうすればセヨンの心を動かせるか”を悩み、
頼りになる兄貴分セギュに相談します。
セギュは一言、「本当の自分を見せても好きになってもらえないなら、潔く離れろ」と諭しました。
そのころ、サンチョルは「セジュンがリ・ムンソンと会長を会わせるつもりらしい」と報告。
セヨンは「なら私が先に動く」と決意し、
“グムスンがホテルに滞在する”という情報をあえて流して、
リ・ムンソンとセジュンを誘い出す作戦を立てます。
しかしその間に、ジェホンはグムスンを連れて小旅行へ出発。
穏やかな時間の中で、グムスンは偶然“本物の孫”リ・ムンソンの姿を目にしてしまいます。
――けれど、彼女はその青年が“本当の孫”だとは気づかず、ただ優しい微笑みを向けるだけ。
ジェホンは「ハルモニを心配する気持ちだけで十分です」と伝え、
リ・ムンソンは「お金のためではなく、失われた時間を少しでも返したい」と答えました。
血のつながりではなく、“想い”で繋がる二人の姿が胸を打ちます。
旅行の途中、グムスンは若き日の記憶を思い出します。
かつて満州から故郷へ戻る途中、疲れ果てて倒れた男――それが後の夫、リ・ジョンムンでした。
「私はチャ・グムスンです」
「私はリ・ジョンムンと申します」
その出会いが、長い“別れの物語”の始まりになるとは、誰も知る由もありませんでした。
その穏やかな時間も束の間、グムスンの体調が急変。
突然意識を失い、病院へと運ばれます。
医師は「峠は越えましたが、覚悟はしておいた方がいいでしょう」と告げます。
病室では家族全員が沈痛な面持ちで彼女を見守り、
セジュンは怒りを爆発させてジェホンを責めます。
「全部お前のせいだ!」
彼を殴りつけようとするセジュンを、周囲が必死に止めます。
ジェホンは何も言い返せず、ただ俯くしかありませんでした。
――嘘から始まった優しさが、今や“罪”のように重くのしかかります。
やがてジェホンとサンチョルは「もう真実を話す時が来た」と覚悟を決めます。
そして、リ・ムンソンもまた決意を固めていました。
それぞれが“真実”を抱えて、グムスンのもとへ向かう。
長い旅の終わりが、静かに近づいていました。
カーテンコール 第13話の感想まとめ
第13話は、登場人物それぞれの“別れの覚悟”が描かれた深い一話でした。
特に、グムスンが倒れるシーンは静かでありながら圧倒的な重み。
長い人生を生き抜いた女性の“最後の幕”を感じさせる演出でした。
セヨン、ジェホン、ユンヒ、そしてリ・ムンソン――。
誰もが“愛する人を守りたい”と願っているのに、その方法が違うからすれ違ってしまう。
そんな切なさが、心の奥まで響きます。
“愛は時に嘘よりも痛く、でも最後には人を救う”――まさにこのドラマのテーマが凝縮された回でした。
次回、第14話ではグムスンの容体がどうなるのか、
そしてついに“真実の再会”が訪れるのか――。
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