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クルミットです♪
前回までのソンジュの冷静な反撃モードから一転、10話はまさに“地獄の宴”。
ミョンソプとミラの底なしの欲望、そして子どもたちまでも巻き込まれていく痛ましい展開に胸が苦しくなりました。
でも最後にチラッと見せた“女王の帰還”の予感が希望の光…!
それでは10話を一緒に見ていきましょう!
ショーウィンドウ:女王の家 10話のあらすじ
事件当夜の証拠映像が浮上し、刑事カン・テウク(キム・ヒョンスク)はチャ・ヨンフン(キム・スンス)を訪ねます。
「ミラと会っていたのでは?」という問いに、ヨンフンは落ち着いた口調で「彼女は患者だった」と回答。
でもその目の奥には、なにか隠しているような影が…。
そしてラハンでは、地位と愛の奪い合いがついに頂点へ。
ハン・ソンジュ(ソン・ユナ)は会長代行としての責任を果たそうとしますが、夫シン・ミョンソプ(イ・ソンジェ)はなんと「会長の席を俺に譲れ」と堂々要求。
その図々しさ、もはや笑うしかないレベル。
傍らで母キム・ガンイム(ムン・ヒギョン)は倒れたままカナダ療養中——守る人はもういません。
さらに衝撃。ミョンソプが捜していた“ある女”が葬儀場に乱入。
彼女こそ、ハン・ジョンウォン(ファン・チャンソン)の生母。
“家族の絆”を揺るがす爆弾が、ここで炸裂します。
その頃ミョンソプは、弟ジョンウォンを懐柔しようと接近。
「これまで忠犬のように働いてきた。そろそろ報酬をもらう番だ」と、自分を正当化。
ラハンを掌握するため、身内までも利用する計画を口にします。
“ミラの家で寝て出勤”という最低行動も堂々宣言。
ミラは完全に“妻の座”を夢見るようになりますが、ミョンソプは巧みに話を逸らして逃げ腰。
“自分の野望を叶えるための道具”として、再び彼女を利用し始めます。
一方、チャ・ヨンフンはソンジュのために手作りの椅子を完成。
「あなたは座る価値のある人」と言わんばかりに、静かに差し出すその姿。
過去に心を寄せた男の存在が、今になって新たな波紋を呼びそうな予感。
ジョンウォンは一時的にミョンソプ側につくような素振りを見せるものの、本心は不明。
「今まで影のように生きてきた。でも今は欲しくなった、ラハンを」と語る姿に、視聴者の間でも“二重スパイ説”が浮上します。
ソンジュはフィリピン工場の混乱を止めようと奔走しますが、背後で糸を引いていたのはミョンソプ本人。
彼は裏で株を買い集め、会社の支配権を奪う計画を進めていました。
しかも資金繰りに困ったソンジュが、ミョンソプが紹介した“ヘッジファンド”に手を出してしまい、自分の株を奪われる罠にはまります。
“賢い女”のはずのソンジュが、ついに追い詰められる。
その頃、ミョンソプはラハンギャラリーの館長としてユン・ミラ(チョン・ソミン)を任命。
まるで褒美のように彼女を飾り立てますが、裏の目的は資金洗浄。
“華やかな展示会の裏で、黒い金が流れている”という噂が飛び交います。
ミラは“偽スキャンダル報道”でソンジュを失脚させようとし、ヨンフンを脅迫。
「私の写真を流すかも」と挑発するミラに、ヨンフンは冷たく答えます。
「俺はソンジュを傷つけることはしない。」
「私も、ミョンソプに不利なことはしない。」
――どこまでが本心で、どこまでが嘘なのか。二人の静かな対話が不気味に響きます。
家庭でも波乱。
娘テヒが“母とヨンフンのツーショット写真”を突きつけ、「ママも不倫してるの?」と詰め寄り、ソンジュは絶句。
それを冷ややかに見ていたミョンソプは、笑いながらこう言い放ちます。
「心で裏切るのも不倫だろ?」
もう…怒りが限界を超えました。
そして地獄の名セリフ。
「俺は…ミラも愛してる。」
――沈黙。
ソンジュの瞳から、完全に“愛”の光が消えた瞬間でした。
さらに彼は、「俺とミラ、そしてお前と子どもたち。4人で幸せに共存できる」という狂言を真顔で語る始末。
視聴者全員が同時に叫んだはずです。
「ミョンソプ、地獄に落ちろ。」
その頃、ミラはクイーンズクラブで自分のギャラリー開幕イベントを開催。
しかし、客はゼロ。
みんなソンジュの講演会へ行っていたという痛快な展開に、胸スカ!
怒りと屈辱で震えるミラの瞳に、再び“あの夜”の予兆がよぎります。
夜、ソンジュの家へ忍び込んだミラ。
リビングで誰かと対峙し――
暗闇の中、かすかな悲鳴とともに映像が途切れる。
ショーウィンドウ:女王の家 10話の感想まとめ
いや〜今回も胃が痛い!でも目が離せない!
ミョンソプとミラ、まさに自業自得カップル。
でも二人の“底なしの愚かさ”が物語をより狂気的に引き上げていました。
「ミラも愛してる」——このセリフ、ドラマ史に残るクズ発言。
この一言で完全にソンジュの愛が壊れたと同時に、彼女の中の“理性の炎”が再点火した気がします。
ソン・ユナさんの静かな絶望演技、本当にすごい…。
怒鳴らないのに怖い、泣かないのに悲しい、まさに“静の怒り”。
この回でソンジュは完全に“復讐者”へと変貌しましたね。
ミラも負けていません。
ギャラリー開幕での“無人イベント”の屈辱と、嫉妬に燃えた顔は鬼気迫るほど。
そして最後の家侵入シーン…もう何が起こってもおかしくない。
そしてヨンフンが事件前にミラと会っていたという映像。
ここに“もう一人の真相の鍵”が隠されていそうです。
次回11話では、娘テヒが父の不倫現場を目撃し、家庭の地獄が完全崩壊。
さらにミョンソプの思惑でミラに“新たな任務”が下されるようです。
そして――ソンジュの母ガンイムがついに帰国!?
「母の帰還」が“真の反撃編”の始まり。
ソンジュよ、もう泣かないで。次はあなたが椅子に座る番。
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