ショーウィンドウ:女王の家 14話あらすじ・感想|「私のために…お願い、行って」――母と娘の涙、そして最後の戦いへ

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13話で息子テヨンの“自白”という衝撃が走ったあと、14話ではその裏に隠された真実が明らかになりました。
ついに事件の核心へと近づき、ミョンソプの悪行も一線を越えます。
すべてを守るために、ソンジュは再び覚悟を決めました。
それでは14話を一緒に見ていきましょう!

ショーウィンドウ:女王の家 14話のあらすじ

アリバイのない夜、シン・テヨン(キム・ガンフン)の「僕がミラを刺した」という言葉に、
父シン・ミョンソプ(イ・ソンジェ)と母ハン・ソンジュ(ソン・ユナ)の表情は正反対でした。
ミョンソプは冷静すぎるほど淡々と「触法少年だ」と繰り返し、
ソンジュは息子を信じきれず、必死に真相を探ろうとします。

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テヨンが凶器を見ても「違うと思う」と答えると、
ソンジュは夫の態度に怒りと失望を隠せません。

“父親としてではなく、自分を守るために子を犠牲にする男”。
この瞬間のミョンソプの冷たさは、人間というより怪物でした。

事件の夜、なくなっていたミョンソプのハンカチを思い出したソンジュ。
家の隅々を探していると――
クローゼットの奥で血のついたナイフを発見。
その光景に息を呑み、目に涙が浮かびます。

「どうして…ここに…?」

しかし彼女は通報せず、黙ってナイフを元の場所に戻しました。
それは“真実を暴くための賭け”でもありました。

ソンジュがナイフを見つめる表情には、恐怖よりも決意が宿っていました。
母として、妻として、ついに立ち上がる覚悟の顔です。

そのころ、ユン・ミラ(チョン・ソミン)が目を覚ましたという報告を受け、
ミョンソプは病院へ。
ベッドに横たわるミラを見下ろし、彼女を殺すかどうか迷うような視線を投げます。

一方でミラは怯えながらも、不気味な笑みを浮かべます。
「あなた、また来たのね……今度は何を壊すつもり?」

彼女のこの一言に鳥肌。
記憶喪失を装いながらも、すべてを覚えているかのような含みを感じます。

その後、ミラは突然「全部自作自演だった」と証言。
ミョンソプの息子を守るために嘘をついたと言いますが、
その顔は明らかに何かを企んでいる様子。

ソンジュは彼女を見つめながら言葉をかけます。

「あなたも、そして私も、シン・ミョンソプに愛されたことなんて一度もなかった。
あの人が愛しているのは、自分だけよ。」

敵同士だった二人の女が、同じ男への失望で共鳴するこのシーン。
緊張と虚しさが入り混じって、胸が痛くなりました。

一方、娘シン・テヒ(シン・イヨン)の口から新たな真実が。
実はテヨンの“自白”は、テヒが仕組んだものでした。

「ママを助けたかったの。
弟なら罪にならないと思ったの。
でも……血を見たの。刃物も。」

彼女は事件を実際に目撃していたのです。
その言葉にソンジュは崩れ落ち、
抱きしめながら「ごめんね」と呟く姿が切なすぎました。

一方のミョンソプは、会社の金を横領し、
凶器を自分のオフィスの金庫に隠していました。
しかしその様子はすべて防犯カメラに記録されており――
すでに彼の運命は詰んでいるも同然。

それでも“俺はラハンの会長になる”と信じて疑わない彼の狂気。
イ・ソンジェさんの狂った笑みが本当にリアルでした。

ミラは全てを悟り、ソンジュの前で自嘲気味に笑います。
「あなたの言う通りだった。あの人は、自分しか愛せない。」
二人は静かに頷き合い――
共通の敵に向かって、心の中で手を結びます。

ショーウィンドウ:女王の家 14話の感想まとめ

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14話は、まさに“女たちの目覚め”の回。
母ソンジュ、娘テヒ、愛人ミラ――それぞれが現実を知り、ミョンソプという男から離れていきます。

特に印象的だったのは、テヒの「血を見たの」という告白。
子どもの純粋さで放たれたその一言が、どんな大人よりも重く、胸に刺さりました。

また、チョン・ソミンさんの演技が神がかっていました。
記憶喪失という“ありきたり”な設定を、彼女は繊細な呼吸と表情で現実味のある悲劇に変えています。
そして、母ソンジュを演じるソン・ユナさんの静かな怒り。
“泣かない女王”の貫禄が戻ってきましたね。

ミョンソプの破滅も間近。
防犯カメラの映像と隠されたナイフが、すべての真実を暴くカギになる予感です。

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