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クルミットです♪
ついに迎えた最終回!
最後まで裏切り、嘘を塗り重ね、誰もが幸せになれないこの三角地獄に、ついに決着の時が訪れました。
全16話、怒涛の展開を見届けてきた私ですが……正直、ちょっぴり物足りなさも(笑)
それでも役者陣の迫力と演技の熱量はさすが!
それでは最終話、詳しく振り返っていきましょう。
ショーウィンドウ:女王の家 16話のあらすじ
始まりは、衝撃の“遺書シーン”。
なんとそれを書いていたのはシン・ミョンソプ(イ・ソンジェ)本人。
彼の破滅は、もう目の前でした。
一方、ユン・ミラ(チョン・ソミン)は浴槽の中で意識を失い、泡を吐きながら沈みかけている――。
そこへ駆けつけたのはハン・ジョンウォン(ファン・チャンソン)。
ギリギリで彼女の命を救い、ミラは再びこの世に戻ります。
しかしその裏で、ハン・ソンジュ(ソン・ユナ)も別の場所で何者かに襲われていた!
縛られたまま意識を取り戻すソンジュ。
そしてその写真が、ミョンソプの携帯に届きます。
「やっぱり“愛してる”なんて言葉は、このドラマでは呪いにしかならなかったな…。」
ミョンソプはすぐに現場へ向かいますが、そこにいたのはソンジュ本人。
彼女はミョンソプの悪事を突きつけ、静かに告げます。
「あなた、ユン・ミラを殺そうとしたわね。
私だって同じ目に遭うと思わない?」
すると、彼はあっさりと罪をなすりつけるように叫びます。
「全部ミラのせいだった!
あいつが俺を狂わせたんだ!」
最終回でも変わらぬ卑劣さに、さすがのソンジュも絶句。
しかしその直後、死んだはずのミラが姿を現し、ミョンソプの前に立ちはだかります。
「あなたが始めたこと、私が終わらせる。」
ミラの震える声と、怒りに濡れた目。
あの瞬間だけは、確かに“復讐の女神”でした。
その後、ミョンソプは混乱の中で致命傷を負い、命を落とします。
警察の調査では、**「ハン・ソンジュを刺そうとして、誤って自らの刃に倒れた」**と処理されました。
世間では“家族を守って死んだ男”という、美化されたニュースばかり。
ここまで地獄を見せておいて、最後は“美談エンド”?
思わず「え、ここで優等生モード?」と叫びました(笑)。
事件後、ミラは逮捕され、ハン・ソンジュは証拠をもとにラハンを整理。
しかし、ミラは弁護士の助けを拒否し、自らすべての罪を受け入れます。
「私がしたこと、全部罰を受ける。
でも……生きて償う。」
それを聞いたソンジュは、涙を浮かべながら答えました。
「死ぬのは簡単よ。
生きて、あなた自身の人生をやり直しなさい。
それが――私からの“罰”よ。」
あぁ、やっと“許す”という言葉の重さがこのドラマに帰ってきた気がしました。
女の復讐って、やっぱり“終わりより生き延びること”なんだなぁ。
数年後――。
ラハンの会長には弟ジョンウォンが就任。
ソンジュの子どもたちは留学し、それぞれの夢を追っています。
穏やかな日差しの下、かつての“地獄の家族”は静かな再生を遂げていました。
一方、出所したミラも再び絵筆を握り、
偶然カフェでソンジュと再会します。
「もう一度、生き直します。
それが私の罪の償いです。」
「ええ。
生きることこそ、あなたの罰だから。」
二人は微笑み合い、すれ違っていく。
――そこに憎しみはなく、ただ静かな赦しがありました。
ショーウィンドウ:女王の家 最終回の感想まとめ
正直、もう少し“破壊力”のある終わりを想像していた私。
途中までの怒涛の展開と比較すると、かなり穏やかなエンディングでしたね。
でも、それでも良かった。
ソンジュもミラも、復讐の炎を抱えながら最後は“生きて贖う”道を選んだ。
血よりも静寂で締めくくるこの終わり方、韓ドラらしくて好きです。
それにしてもイ・ソンジェさん、最後まで嫌われ役として完璧でした(笑)。
あの不気味な笑みと、最期の弱々しい声が忘れられません。
ミラを演じたチョン・ソミンさんの繊細な感情表現も見事。
そしてやっぱり、ソン・ユナさんの静かな強さ。
“黒い女王”というタイトルにふさわしい貫禄で、最後まで画面を支配していました。
最後に
全16話を通して感じたのは、
このドラマは“愛と復讐”よりも“赦しと再生”の物語だったということ。
ショーウィンドウのガラスは割れたけれど、
その向こう側には、ようやく“本物の幸せ”があったのかもしれません。
これで『ショーウィンドウ:女王の家』、完走です✨
視聴者のみなさんも本当にお疲れさまでした!
また次の韓ドラでお会いしましょうね♡
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