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クルミットです♪
第18話は、これまでの中でもっとも“恐怖”が強く感じられた回でした。
特にジョインがついにウジン(ジノ)に手をあげ、
“真の支配者”としての本性をむき出しにする場面は息を呑むほど。
一方で、ソラとウジンの距離が確かに近づいていることも描かれ、
複雑な恋と復讐の物語がさらに絡み合っていきます。
それでは第18話を一緒に見ていきましょう!
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第18話のあらすじ
ミソンの家に身を寄せながら脚本作業を進めるソラ(ハン・ボルム)は、
ヒョヌ監督やウンビョルの支えもあって、
少しずつ前に進もうとしています。
一方その頃──
ジュリョン(キム・ギュソン)は嫉妬と不安の沼に沈んでいました。
ウジン(チェ・ウソク)がこっそりソラと連絡を取っていることに気づいたジュリョンは、
彼のスマホを勝手にチェック。
さらにはウジンとソラが屋上で“親しげに肩を寄せ合っている”姿まで見てしまい、
怒りは爆発寸前に。
そのまま家に戻ったジュリョンは、
問い詰めるような鋭い目でウジンを見つめます。
「屋上で何してたの?
パク・ジンギョン(=ソラ)ってどう思ってるのよ?」
しかしウジンは沈黙したまま。
その沈黙がジュリョンをさらに追い詰めていきます。
そんな中、
ウジンの心は確実に“ソラへと傾いて”いました。
仕事中にもふとソラのことを思い出し、
手が止まることもしばしば。
ついに意を決して、
「このあと……ラーメン食べながら作業室に行ってもいいですか?」
とソラへメッセージを送り、
家を出ようとします。
ところが、それを察知したジュリョンが腕をつかみ、
スマホを奪い取ろうと大騒ぎ。
その喧騒を聞きつけて
ジョイン(ハン・チェヨン)が静かに部屋から現れます。
床に落ちたウジンのスマホを拾い上げ、
ジョインは冷え切った声で言い放ちました。
「……ウジン。
あなた、スマホ持ってたのね?」
彼女の目は明らかに怒りで震えていました。
そして次の瞬間、
ジョインはウジンの頬を思い切り平手打ち。
部屋中に響き渡る音。
ジュリョンも思わず息を呑み、
ウジンは顔を押さえながら視線を落とします。
「悪い子ね。
私の言葉に逆らうなんて、誰が許したの?」
ジョインの声は氷そのもの。
続けてジョインは、
“契約書”を持ち出し、
ウジンを追い詰め始めます。
「契約したこと、忘れた?
あなたの“すべて”は今から5年間……
私が握っているの。
食べるものも、着るものも、
何から何まで、全部よ。」
ウジンの顔から色が抜けていくのがわかります。
記憶を失っている彼にとって、
ジョインは“唯一知っている現実のすべて”。
だからこそ逃げ道がなく、
その恐怖は言葉にできないほど。
その場面はまるで、
ウジンが監禁されているような錯覚すら覚えました。
ジョインの支配の強さは、もはや恐怖そのもの。
「悪女」という言葉では足りないレベルの狂気に震えました。
そしてウジンが部屋を飛び出した後、
ジュリョンは涙をこぼしながら追いかけるも、
もう何も届かない状態。
彼女の心には、
ソラへの嫉妬と、
自分では支えられないウジンへの無力感が混ざりあい、
どうしようもない焦燥だけが残されていました。
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第18話の感想まとめ
第18話は“心の圧迫感”がすごい回でした。
特にジョインがウジンの顔を叩くシーンは、
これまでの言動を超える“狂気の頂点”を見てしまったようで、
見ているこちらの胸まで苦しくなるほど。
彼女にとってウジンは
「自分の人生を塗り替えた存在」であり、
「自分の過去を隠すための切り札」であり、
そして「愛の置き換え」でもある。
その執着はただの恋でも母性でもなく、
“自分を証明するための依存”に近いもの。
この先もっと恐ろしい行動に出てもおかしくありません。
ウジンもウジンで、
徐々にソラへの想いが戻りつつある気配があり、
そのせいで苦しんでいるのが伝わってきました。
そしてジュリョンは、
悪役でありながら
もっとも傷つく立場になっているのが切ない……。
愛・執着・復讐・支配。
18話は、このドラマの“暗い部分”を全部凝縮したような濃密な回でした。
次回、ウジンはジョインの支配から逃れられるのか?
ソラと再び心が通う瞬間は訪れるのか?
そしてジョインはどこまで狂気を深めるのか?
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