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クルミットです♪
第20話は、これまで以上に“人間の心の深層”が溢れ出た回でした。
特にジュリョンの揺れ動く恋心と、
それを鋭い目で見抜こうとするジョイン。
母娘の会話なのに、どこか不気味で、悲しくて、胸がざわつきます。
それでは第20話を一緒に見ていきましょう!
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第20話のあらすじ
“あの夜”、ウジン(=ジノ)を必死に追いかけたジュリョン(キム・ギュソン)。
その後、二人の間にはいつもより重く、何かが沈んでいるような空気が漂っていました。
そんなある夜──
ジョイン(ハン・チェヨン)はワイングラスを揺らしながら、
暗い表情でひとり酒を飲んでいました。
そして、台所へ入ってきたジュリョンに向かって、
唐突に重い問いを投げかけます。
「ジュリョン、ひとつ聞きたいことがあるの。
……あなた、本当にウジンを好きなの?
愛してるの?」
突然の質問。
ジュリョンの目が大きく揺れます。
しかし次の瞬間、
ジュリョンは迷うことなく答えました。
「……結婚するつもりよ。」
その言葉は、予想以上にまっすぐで強い。
“恋ではなく、覚悟”がこもっていました。
ジョインは眉を寄せながら、
娘の口から出た「結婚」という言葉に反応します。
「結婚?
じゃあ、ウジンのプロポーズの指輪は?
もし、あの子の記憶が戻って、
昔の恋人を探し始めたらどうするつもり?」
つまりジョインは、
ウジンの記憶が戻った時、
“ソラ”の存在に戻ってしまうことを恐れているのです。
するとジュリョンは、
まるで自分に言い聞かせるように呟きました。
「戻らないようにすればいい。
その女より、私をもっと好きにさせればいい。」
この言葉は決意であり、執着であり、絶望の入り混じったもの。
母にすがるように、ジュリョンは言います。
「だからお願い……
ウジンオッパだけは、守って。
お母さん、ウジンオッパだけは絶対に奪われたくないの。」
ジュリョンの“痛いほどの恋”が溢れ出していて、胸がぎゅっと締めつけられました。
そしてここでジュリョンが突然、話題を変えます。
「ところで……お母さん。
パク・ジンギョン作家(=ソラ)の電話番号って知ってる?」
ジョインは驚きながら問い返します。
「……あなたがそれを知ってどうするの?」
その瞬間、
ジュリョンはゆっくりと微笑みました。
その笑顔は優しさではなく、
“ある決意”を隠しているような含みを持っていて──
視聴者の不安を一気に煽ります。
ジュリョンの微笑み、完全に“何かやる気の女の顔”……震えました。
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第20話の感想まとめ
第20話は、とにかく ジュリョン回 と言ってもいい内容でした。
彼女はこれまで、
・わがまま
・プライドが高い
・恋に暴走しがち
と“昼ドラ的悪役”として描かれることが多かったのに、
今回は“愛に必死な一人の女性”として、
とても切なく、痛々しく映りました。
ウジンの記憶が戻ったら、
自分の恋が壊れるかもしれない――
その恐怖は、ただの嫉妬ではなく“喪失への恐れ”。
そしてジョインはジョインで、
娘の気持ちを聞いて動揺しつつ、
“ソラ=パク・ジンギョン”の影に敏感になる姿が印象的。
二人の間に流れる緊張は、
母娘というより“恋のライバルの会話”のようですらありました。
さらに最後の
「パク・ジンギョン作家の電話番号、知ってる?」
というジュリョンの一言。
これは確実に ソラへの接触 を示唆しており、
次回からジュリョンが動き出すのは間違いありません。
20話は、“三角関係の歪みが一気に表面化した回”。
ここからは完全に嵐の展開になる予感しかしません。
次回、ジュリョンはソラに何をする?
ジョインは娘の恋を止めるのか、それとも利用するのか?
そして──ウジンの記憶はいつ戻るのか?
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