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クルミットです♪
今回の66話は、これまで積み上がってきた感情と恨みが一気に動き出す、怒涛の回でした。
ソラ・ウジン・ジュリョンの三角関係はますます複雑に、
そしてテチャンをめぐる復讐の渦もいよいよ危険水域へ──。
それでは66話を一緒に見ていきましょう!
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第66話のあらすじ
物語は、ソラがイソンエのもとを訪れる場面から始まります。
ミソンとナンダがテチャンに暴行され、拘束までされたことを伝えると、
イソンエは静かにソラを見つめ、
「あなたはまだ甘い。彼らに仕返しするなら、された以上の痛みを返せるくらい強くならなきゃ」
と告げます。
この一言は、復讐の過酷さをソラに突きつけるようでもありました。
ソラを見つめるイソンエの目があまりに冷たくて、背筋がゾクっとするほど緊張感が走った…
その頃、ウジンは“ちいさな反抗”の代償に頭を抱えていました。
オフィステル契約を勝手に進めていたものの、
契約金は丸ごと無駄になり、結局なにも変われなかったのです。
ジュリョンが問うと、ウジンは
「独立なんて大したことじゃないよ」
と曖昧に誤魔化しますが、ジュリョンはその曖昧さに違和感を覚えます。
さらに問い詰めると、ウジンは苦しい言い訳を始めます。
「ソラを愛したんじゃない。作家に逆らえなくて…自分が楽になるために“愛してるふり”をしただけなんだ」
あまりに自分勝手で弱い、一方的に都合よすぎる言い訳。
しかしジュリョンは嘘でも良いから信じたい気持ちが芽生えてしまうのが、また切ない。
ウジンは“気持ちは揺れない”と優しく抱きしめますが、
その言葉はどこか空虚で、彼の曖昧さがより深く滲み出ていました。
ウジンの“優しさに見せかけた逃げ”が、ジュリョンの心をさらに疲れさせるのが痛々しかった…
一方ソラは、テチャンの家を訪れます。
「家族に手を出さないで。あなたも必ず報いを受ける」
静かに告げるその声には、恐怖よりも強い決意が宿っていました。
休憩室では、ジュリョンとソラが再び対峙。
ジュリョンはウジンの言葉を持ち出し、
「ウジンはあなたを愛するふりをしてただけ。独立の話も演技だったって」
と勝ち誇ったように言います。
ソラはわずかに笑いながら、
「彼をつかまえていたいなら、そう信じてれば?」
と返し、立ち去ろうとします。
ジュリョンは慌てて腕を掴み、
「作家だからって俳優を振り回すのやめて」
と声を荒げます。
ソラは振り返り、
「私はあの人の子どもを失って、それでも演技の未熟さを全部受け止めてきた。
ウジンがあなたを利用してるの、見えないの?」
と静かに言い残しました。
ソラの言葉は鋭くて、それでいてどこか悲しさが混じっていて胸が締めつけられた…
そしてクライマックス。
深夜のテチャンの家に、黒い覆面をつけた3人組が侵入します。
寝室にいたジンインが悲鳴を上げ、
駆けつけたテチャンは銃を持ち出しますが、
背後から殴り倒され、ジンインもまた打ち倒されてしまいます。
暗闇の中で行われた無言の暴力は、
このドラマの空気が一線を越えた瞬間でした。
すぐ後にイソンエの携帯に「작업 끝냈습니다(仕事終わりました)」と連絡が入り、
ソラの元にも「因果応報」と短いメッセージが届きます。
正義でも復讐でもなく、ただ“歯車がまわり出した”ような、不気味な静けさが漂いました。
覆面の男たちが家に入るあの無音のシーン、心臓が止まりそうなほど怖かった…
翌朝。
ジュリョンとジンインが連絡のつかないことに気づいたキム本部長が家に駆けつけ、
倒れていた2人を救出。
その後ジュリョンは避難するようにキム本部長とともに外へ出ますが、
そこへウジンが駆けつけ、ジュリョンは本部長から離れようとしません。
すれ違いはもう修復が難しいほど深まっていて、
三角関係の行方はさらに混迷を極めていきます。
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第66話の感想まとめ
66話は“復讐の本格化”と“恋の破綻”が同時に描かれた回でした。
ソラの決意は揺らぎなく、イソンエとの会話でさらに強くなり、
ウジンは自分の弱さから逃げきれず、曖昧さがもう限界点に達しているように見えました。
そしてテチャン家への覆面集団の侵入。
あのシーンは間違いなく作品全体の転換点で、
いよいよ物語が復讐劇の“核心”に向かい始めたことを感じました。
次の67話は、
ソラの計画とイソンエの狙いがより鮮明になり、
ジュリョンとウジンの関係もさらに激しく揺れ動きそうです。
どんな展開になるのか目が離せません。
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