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クルミットです♪
今回の72話は、これまで以上に“お金と契約”が物語の中心に入り込み、
そこへソラ・ジュリョン・ウジンの複雑な感情が重なって、
見ている側の心もずっとざわざわと揺れ続けるような回でした。
それでは72話を一緒に見ていきましょう!
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第72話のあらすじ
物語は、ソラが“勿忘草(물망초)”の危険性を知った後の余韻を残しながら進んでいきます。
ジンインは“作品の雰囲気が良くない”と薄々気づきつつも、
まだはっきりとは認めたくないのか、
「違約金を払うことになるかもしれない。
だから少し考え直すわ」
とウジンの出演をいったん“保留”する姿勢を取りました。
ジュリョンはウジンに伝えようと部屋へ向かいますが、
心のなかでは“会社のために誰かを犠牲にする”ジンインのあり方に傷ついているようにも見えます。
ジュリョンの揺れる瞳が、守りたいのに守れない切なさでいっぱいに見えて胸が痛くなった…
一方、キム本部長とナヒョヌはバーで、
“会社の買収計画”について静かに言葉を交わします。
ナヒョヌが迷いを見せると、
キム本部長は決意を固めた目で言います。
「文ジョンインには、これまでの悪事の証拠が全部ある。
彼女を排除すれば会社は救える。
君には守る側に立ってほしい。」
この言葉には、ただの策略ではなく
“現場の俳優やスタッフを守りたい”という本部長の強い想いがにじんでいました。
その頃、テチャンの家では不穏な空気が続きます。
ジンインは、会社を高額で売却するための“裏の帳簿”を自慢げに見せ、
売却益の60億が自分の元に入ると鼻高々。
テチャンはその話を聞いても不満げで、
「買う奴が本当にいると思うのか?」
と吐き捨てるように言いました。
そして話題は再び“勿忘草”。
ジンインは出演が破断になることを恐れて、
ソラが作品を“成人映画”と呼んでいることを他社に確認するため電話をかけ、
作品の悪評が広まっていることを知って焦りを隠せなくなります。
そんな中、ソラは突然、ジンインから提示された“次回作の契約金8億ウォン”が
勝手にミソンの口座へ入金されたことを知り激怒。
翌日、ソラはイジュンと共にジョンインの代表室へ乗り込み、
机の上に現金8億ウォンをバサッとぶちまけます。
「このお金でどうにかなると思った?
私がいくらで契約するか、他社の提示額知ってる?」
声は静かだけど怒りの熱がにじみ出ていて、
代表室の空気が一気に張りつめました。
ソラが現金をぶちまけた瞬間、鳥肌が立つほどの迫力があって、見入ってしまった…
一方その裏で、日本人投資家“サトウ”を名乗る人物とジンインは契約書にサイン。
しかしこの契約には“サトウが直接書いた特約”が付いており、
「資料に虚偽があればすべての責任をジンイン側が負う」
という恐ろしい一文が加えられていました。
静かにサインしたジンインは特に気に留めることもなく、
契約金の10%が翌日に入金されると聞かされて上機嫌。
しかし、それを影で見ていたキム本部長とナヒョヌには、
“嵐の前の静けさ”にしか見えませんでした。
仕事を終えた夕方。
ウジンはソラに、勿忘草を断ったことをどう思うか問おうとするものの、
声をかける手前でまた迷ってしまいます。
その背中には
“まだソラの言葉に揺れている男”
がありありと映り、
ジュリョンへの想いとの温度差が残酷に感じられました。
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第72話の感想まとめ
72話は、“お金・契約・過去の因縁”の三つ巴が一気に動いた回。
ソラの8億ウォンぶちまけ事件は本当にスカッとする一方、
その後ろでジンインが“特約つき契約”に軽々しくサインしてしまう姿には
見ているこちらも不安が募るばかりでした。
ウジンは迷いを深め、
ジュリョンは傷つき、
ソラは復讐と葛藤の間で揺れながらも真っ直ぐ立っている。
そして会社売却の闇が静かに膨らんでいくのが感じられ、
物語がさらにとんでもない方向へ進む予感しかしません。
次回73話は、
契約書・嘘・復讐……いろんなものの“裏側”が暴かれていく流れになりそうです。
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