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クルミットです♪
今回の82話は、これまで張り詰めてきた“母たちの秘密の糸”が一気に絡まり始め、
全員が自分の愛や後悔や欲望を抱えたまま暴走し始める、重いけれど目が離せない回でした。
ジュリョンの出生を知る女──ヨンヒの行動も本格化し、
ソラ・ウジン・ジュリョンの三角関係はもちろん、
テチャン、ジョンイン、イソンエの大人たちの思惑までもが交錯して、
胸がざわざわするような展開が続きました。
それでは82話を一緒に見ていきましょう!
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第82話のあらすじ
冒頭、ジュリョンはウジンへの不信感が爆発。
「ウジンはソラを愛してるんだと思う…」
とうつむきながら言うジュリョンの声は、泣き出す寸前のように震えていました。
ウジンはいつもの“曖昧フォロー”で
「ジュリョン…違うよ…」
と優しく抱きしめて誤魔化します。
けれど、彼の言葉の軽さが逆に胸を締めつけるようで、
ジュリョンがどれほど不安を抱えてきたかがよく分かるシーンでした。
ジュリョンの「愛してると言ってほしい」という叫びがあまりに切なくて胸が苦しくなった…
その頃、ソラはナヒョヌに“まだウジンを見ると感情が揺れる”と悩みを吐露。
ナヒョヌはそんな彼女を優しく受け止め、
「それでも、君を待つよ」
と静かに語りかけます。
ソラの心が揺れ続ける理由──
過去の痛みと“消えない体の記憶”。
このドラマが描く“愛の複雑さ”が、ここでまた濃く浮き上がります。
一方テチャンとヨンヒの間では、新たな火種が発生。
“1億払う”という約束を守らないテチャンに、
ヨンヒはジュリョンの写真を送りつけ、
「娘に会いに行くわよ?」
と暗に脅し始めます。
テチャンは部下に
「ヨンヒの携帯に位置追跡アプリを入れろ」
と命じ、まるで犯罪者のような行動へと突き進んでいきます。
ヨンヒが本当に“末期の肺がん”なのか、
それとも別の意図があるのか、
見ている側の心も不安に揺れる瞬間でした。
その一方で、イソンエ側の動きも止まりません。
彼女はキム本部長・ナヒョヌに
「サトウ(日本人投資家)はすべて承知の上よ。
それに資金は全部、私が出してるの。」
と明かし、“買収”が本格化していくことをにおわせます。
ナヒョヌは
「せめて『ポーカーフェイス』だけは最後まで撮らせてくれ」
と切実に願いますが、
イソンエはジョンインの“契約違反”を静かに見つめているだけ。
嵐の前の静けさのように、不穏な空気が漂います。
そして今回最大の爆弾。
ヨンヒがジョンインの前に姿を現します。
ジョンインは最初、
「ジュリョンは門前に捨てられていた子。あなたが母親なわけない」
と一蹴しますが、
ヨンヒは怯むどころか、静かに真実を告げます。
「あなた、不妊だったでしょ?
テチャンが…私から赤ん坊を奪ったのよ。」
ジョンインの表情が一瞬で変わり、
「嘘よ…そんなはずない…」
と震える声でつぶやきます。
ヨンヒは続けて、
「娘には会わないでおくわ。でもお金をちょうだい。」
と要求。
その姿は、悲しい母でありながら、
どこか必死に生き延びようとする弱い人間の影もあって、
簡単に憎めない複雑さがありました。
ヨンヒの“お金より娘に会いたい”という目の奥の揺れが切なすぎて涙が出そうだった…
ヨンヒの言葉を聞いた直後、
ジョンインは家に戻り、テチャンの胸ぐらを掴んで叫びます。
「どうして…どうして私に“あの子の真実”を隠したの!!」
テチャンは土下座せんばかりに
「すまなかった…その場しのぎだった…」
と謝りますが、
ジョンインの心の傷は簡単に癒えるものではありません。
こうして82話は、
“ジュリョン出生の真実”がついにジョンインへ突き刺さった瞬間で幕を閉じました。
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第82話の感想まとめ
82話は、まさに“母たちの戦い”が渦を巻いた回でした。
愛し方を間違えた文ジョンイン、
復讐のために全てを見透かすイソンエ、
過去の罪に囚われ続けるヨンヒ、
そして破滅に突き進むテチャン。
全員が“失ったもの”や“守りたいもの”のために暴走し始め、
三角関係よりも“家族の崩壊”の方が重くなってきた回でしたね。
次回83話は──
ジュリョンの出生がついに確定し、
ジョンインの暴走が“最後の引き金”を引きそうな予感。
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