【スキャンダル〜白雪姫の逆襲】第84話あらすじ&感想|“私があなたの母親じゃなくても…?” ジュリョン出生の真実、全員の心に傷が落ちる回

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クルミットです♪

今回の84話は、見ていて胸が締めつけられる場面の連続でした。
とうとう“ジュリョン出生の真実”が全員の前に姿を現し、
愛・嫉妬・嘘・後悔が一気に噴き出す回。

母として生きてきた文ジョンインの心が壊れはじめ、
ジュリョンの世界もその瞬間に崩れ落ちていきます。

それでは84話を一緒に見ていきましょう!

スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第84話のあらすじ

物語は、ジョンインが二通のDNA鑑定書を手にするところから始まります。
その二通はどちらも「99.999%一致」。
ジュリョンは──
テチャンとヨンヒの実の娘だと証明されました。

長年“拾われた子”だと思い込んでいたジョンインは、
突然“夫の不倫の生き証人”としてジュリョンを見るしかなくなり、
その瞳に苦しさと怒りと絶望が混じります。

数秒で“娘”から“夫の裏切り”へ変わってしまうジョンインの目が痛々しくて、胸がギュッとなった…

家に戻ったジョンインは、鑑定書をテチャンに突きつけます。

「拾った子だと思って育てたのよ!
まさかダンスホールの子とは思わなかったわ。
私がそんな子を育てると思って?」

怒号が飛ぶ中、部屋の外にいたジュリョンはすべてを聞いてしまいます。
“自分が誰なのか”
“なぜ愛してくれたのか”
“どこから間違ったのか”
すべてが分からなくなり、彼女の視界は涙で滲んでいきました。

ジュリョンは夜のバーでひとり泣いていました。
その姿を見たキム本部長が、そっと隣に座り、
「大丈夫。あなたなら越えられるよ」
と優しい言葉をかけます。

誰も信じられなくなっているジュリョンにとって、
“お説教でも利用でもない言葉”は久しぶりで、
心にふっと灯りがついた瞬間でもありました。

一方、ソラはミソンを訪ね、
「1億返したんですね」と微笑みながら、
自分が書いた脚本料をまとめた口座通帳を差し出します。

「足りないとは思いますけど…受け取ってください。」

ミソンの目が潤んだまま通帳を抱きしめる姿に、
ソラのまっすぐな優しさがにじんでいました。

ジュリョンは家に戻り、ジョンインへ震える声で話しかけます。

「母さん、私のこと…嫌いになった?
血は繋がってないけど…私たち、家族だよね?」

ジョンインは表情を崩さず
「あなたも分かってるでしょう。私だってつらいのよ。」
とだけ返します。

そして心の中で
“私の本当の子はウジンだけ。
これからはウジンだけを愛する。”
と固く誓ってしまいます。

ジュリョンが涙をこらえて微笑むほど、
ジョンインの心は遠く離れていきました。

ついにジュリョンはウジンの部屋へ。
彼にひざを抱えて話します。

「もし…あなたの本当のお母さんが現れたら、どうする?」

ウジンは淡々と答えます。

「ずっと願ってた。
でも来なかった。
だから悟ったんだ──
もう母親じゃないって。」

この言葉を聞いていたジョンインは、
そっとドアの影で涙を流し、その場を離れていきます。

ウジンが「母じゃない」と言う声があまりに冷たくて、ジョンインの涙が痛いほどリアルだった…

翌日、休憩室。
ジュリョンはついにヨンヒと向き合います。

ヨンヒは震える声で
「あなたを産んだのは私よ」
と言いますが、
ジュリョンは冷たく笑い飛ばします。

「私には母親は一人だけ。
あなたじゃない。
近づかないで。」

ヨンヒが泣きながら手を伸ばしても、
ジュリョンはその手を払いのけ、
「触らないで。汚い。」
と言い残して去っていきました。

その後、ヨンヒの携帯にテチャンから
「2千万送った。もう来るな。」
とメッセージが届きます。

もう誰も、誰の心も守れていないのが悲しくてたまりません。

こうして84話は、
母でも娘でもない“涙だけが残った”回として終わります。

スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第84話の感想まとめ

84話は、本当に切なすぎて、
ドラマを見ながら胸がずっと重たかったです。

ジュリョンは真実を知って壊れかけ、
ジョンインは優しい母から“憎しみの母”へ変わり、
ヨンヒは娘に拒絶されても会いたくて仕方ない。
ウジンは相変わらず曖昧で、何も救えない言葉しか言えず、
ソラだけが誰より強く、誰より優しい選択をしているように見えました。

次回85話では、
ついに“スポンサー疑惑記事”が公開され、
また新たな地獄の扉が開くことに。

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