【スキャンダル〜白雪姫の逆襲】第89話あらすじ&感想|“ジュリョン、ソラを連れて一緒に死のうとする暴走…” 愛の壊れ方があまりに痛い崩壊回

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第89話は、いよいよ“ジュリョンの心が完全に壊れてしまった”と感じる、とても苦しい回でした。
スポンサー騒動、出生の秘密、母への不信、ウジンへの執着──
積もりに積もった感情が爆発して、
ついにソラを巻き込んだ“最悪な行動”に走ってしまいます。

見ていて本当に苦しくて、
それでも目をそらせない回でした。

それでは89話を一緒に振り返っていきましょう。

スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第89話のあらすじ

まずはテチャンの会社・マインド貿易の経営状況から。
もはやパンク寸前、
イソンエからは「明日が期限の3,500万ウォンの手形がある」と冷たく告げられ、
テチャンは追い詰められた表情で机に突っ伏すしかありません。

そんな中、ミソン宅に置いていったウジンからの“贈り物一式”が
すべて送り返されてくるという事件が発生。
それを見たジュリョンは、
「本当にムカつく…」
と呟きながら、ソラとウジンの関係を勝手に深読みしてしまいます。

ウジンが、ソラと“またやり直そうとしている”ように見えてしまう。
この誤解が、今回の暴走の大きな爆薬になってしまうんですよね。

ウジンに問いただすジュリョン。

「このプレゼント、全部ソラのためでしょ?
またやり直すつもりなんじゃないの?」

ウジンはいつもの
「ジュリョン…」
という一言だけを繰り返し、
肝心なことは何一つ言葉にしません。

ジュリョンはついにキレて、
「いい加減に“正直”になりなよ!」
と叫びます。

そこで返ってきたのは──
「…もうやめよう。」

ウジンからの“別れ宣言”。

ジュリョンはショックで頭が真っ白になり、
すべてをソラのせいだと決めつけてしまいます。

ジュリョンが「ウジンを絶対に取られたくない」と泣き叫ぶ姿が、本当に壊れた子どもみたいで見ていて辛すぎた…

そして、ここからが地獄の暴走シーン。

ジュリョンはソラを呼び出し、
「ウジンのことで話がある」とうまく誘導します。

しかし連れて行った先は──
かつてテチャンがソラを監禁しようとした、あの“倉庫”。

ジュリョンはソラを中に押し込み、
手首を縛り、
そこへ灯油をバシャバシャと自分とソラの身体にかけ始めます。

「一緒に死のう?
ウジンがあなたを選ぶくらいなら、
あなたと一緒に燃えた方がマシ。」

ソラは恐怖で震えながら
「本当に何してるの、ジュリョン!?
ウジンとはもう終わってる!」
と必死に説得しますが、
ジュリョンの耳には一切届きません。

「ウジンが“あなたのところへ行く”って言ったの。
私をこんなふうにしたの、あなただよ。」

ジュリョンの心の中では、
すべてが“ソラのせい”で片付けられてしまっているのです。

ジュリョンはライターを取り出し、
ソラに向かって投げつけます。

「ほら、火を点けて。
一緒に終わらせよう。」

ソラは青ざめながら
「そんなこと出来ない!」
と叫び、ライターを床に放りますが、
ジュリョンが自分で火を点けようとした瞬間、
ソラは止めようとして揉み合いになり、
棚にぶつかって気絶してしまいます。

まさに、“そのまま悲劇に進んでしまいそうな”瞬間…。

そこへタイミングよく駆けつけたのがセッキ(キム本部長)。
倒れているソラを抱き上げて病院へ運び、
なんとか大事には至りませんでした。

医師からは
「ケガはない。ただショックで気を失っただけ」
と説明され、
セッキは安堵しながらもジュリョンの危うさに愕然とします。

一方その頃、家ではさらなる地獄絵図が。

ウジンは「ソラに何をした」とジュリョンを問い詰め、
「ソラに何かあったら絶対に許さない」
と怒鳴りつけます。

ジュリョンは
「なんでソラのことばっかり!?
私のことなんてどうでもいいんでしょ!」
と号泣しながら暴れ、
傍にあった壺を床に叩きつけて割り、
その破片を拾い上げ、自分の手首へ向けます。

「オッパがソラに行くなら、
私ここで死ぬからね!」

完全に“ミザリー化”したジュリョンに、
ウジンは衝撃を隠せません。

そこへ、クォン・ヨンソクが乱入。
「こいつはソラを殺そうとした!」
と叫び、
ジュリョンを“人質”のように掴みます。

騒然とする中、テチャンが銃を持って駆けつけ、
「その手を離せ!」
とヨンソクに銃口を向けます。

ここで、
“普段は一貫して曖昧だったウジン”が珍しく飛び出します。

ヨンソクを止めに入った瞬間──
銃声。

誰が撃たれたのか、
誰が倒れたのか、
その真相は次回へ引き継がれる形で
89話は衝撃の幕切れとなりました。

スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第89話の感想まとめ

89話は、正直言って“つらい”回でした。

ジュリョンは完全に限界を超えていて、
「好きな人を失うくらいなら一緒に死ぬ」という
最悪の選択肢に手を伸ばしてしまう。

でも、そこまで追い込んだのは
ウジンの曖昧さ、
ジョンインの歪な愛、
テチャンとヨンヒの罪、
イソンエの復讐…。

誰かひとりのせい、では済まないほど、
全員の罪と弱さが積もり積もって起きた悲劇なんですよね。

ソラが一度も“被害者ぶらず”に、
それでも人を傷つけずにいようとしているのが
このドロドロの中で唯一の救いのようにも見えました。

次回90話では、
銃撃の真相、
ジョンインとテチャンの隠蔽工作、
ソラの選択──
さらに重たい展開が待っていそうです。

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