【スキャンダル〜白雪姫の逆襲】第90話あらすじ&感想|“文ジョンイン、ついに殺人教唆へ……?” 歪んだ愛が暴力へ変わる、衝撃の回

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クルミットです♪

今回の第90話は、
「母の愛がここまで歪むと、人はここまで壊れてしまうのか」
そう思わずにはいられない、かなりショッキングな回でした。

ジョンイン、テチャン、ジュリョン……
それぞれの“愛”が間違った方向に進みすぎて、
ついに決定的な境界線を超えていく姿が描かれます。

それでは90話を一緒に見ていきましょう!

スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第90話のあらすじ

前回、ジュリョンが暴走し──
ソラを縛り上げ灯油をかけ、「一緒に死のう」と叫ぶ最悪の展開に。
そこへヨンソクが乱入、
テチャンが発砲し、混乱の中ウジンの腕に銃弾が掠めるという大惨事で幕を閉じました。

そして今回、続きの場面からスタート。

ウジンの腕を撃ったのは、
“止めるつもりが間違って撃った”テチャン。
ヨンソクは隙をついて逃げ出し、
テチャンは「救急車呼ぶな、警察もダメだ」と大声で命じます。

ウジンの傷は軽傷。
ジュリョンが必死で止血し、
ジョンインは慌てて主治医を呼び寄せ治療を行わせました。

しかし──
ここからが“本当の犯罪”の始まりでした。

一方、ミソン宅ではソラが目を覚まします。

気絶しただけで大きな怪我はなかったものの、
ミソンとイルジュンはソッキ(キム本部長)に対して
「あなた、ジュリョンの味方するんじゃないでしょうね?」
と疑心暗鬼。

誰も信用できない、
家族の絆すら壊れていく空気が漂っていました。

そして──
今回最大の事件が発生。

権ヨンソク、ついに“真相を告発しよう”と決意

ヨンソクは、
ジョンインとテチャンが“故・ペク・ドンホ殺害に関与した”証拠を持って、
警察へ自首する覚悟を固めます。

しかし、
ジョンインの命令を受けた“あの男”が動きます。

テチャンの側近=“南秘書”がヨンソクを車で轢き殺す

「ただの交通事故」に見せかけた、完全な殺害。

走行中の“無車籍(大砲車)”を使い、
ヨンソクを正面から跳ね飛ばし、
そのまま逃走。

南秘書はすぐジョンインに連絡します。

「終わりました。
携帯も回収済みです。」

ジョンインは冷ややかに問います。

「……確実に処理した?」

電話の向こうで南秘書が静かに「はい」と答える声が響き、
ジョンインは大きく息を吐きました。

これでヨンソクは永久に口を閉ざす。
文ジョンインが“殺人教唆”という取り返しのつかない罪を犯した瞬間でした。

ジョンインが“確実に処理した?”と確認する声があまりにも冷たくて、もう完全に後戻りできないところへ来たと実感して震えた…

その頃、ウジンはソラの無事を確認したくて仕方ないのに、
ジョンインが必死に引き止めます。

「行かないで。あなたがいないと私はどうしたらいいの?」

しかしウジンはジュリョンに向き直り、
「ソラに何をした?」
と激しく詰め寄ります。

ジュリョンは逆上し、
「オッパがソラに行くなら、私死ぬから!」
と壊れた瞳で叫び、
壺を床に叩きつけ、破片を手に握りしめます。

ウジンはあきれ果て、
「もう無理だよ、ジュリョン。」
とだけ言い残して部屋を去りました。

ジュリョンの心が完全に崩れた音が聞こえそうでした。

一方、ソラは退院し、
作業室へ戻って大本を書き始めます。

そこへジョンインが押しかけ、
「ソラさん、ウジンが心配していたわ」
と妙に優しく声をかけます。

しかしミソン&イソンエ連合軍からすぐ非難が飛ぶ。

「あなたの娘、ソラを殺そうとしたのよ!」
「親が親なら子も子ね!」

ジョンインはすぐ反論します。

「うちの家を襲ってウジンが撃たれたのは“権ヨンソク”のせい!」

──この姑息な責任転嫁は、
まるでヨンソクを“殺すべき理由付け”に使っているようで、
見ていてゾッとしました。

ソラは混乱しながらも、
“ウジンの無事”の話になるとわずかに目が揺れ、
その揺れをウジン本人は感じ取ってしまいます。

ウジンは、
「ソラと話したい…」
と呟きながら、どうにもならない思いを抱えたままその場を後にしました。

最後はミソン宅。

イソンエから
“ヨンソクの交通事故死”
の写真が送られ、
ミソンは震え上がります。

「あの人、本当に警察に行くつもりだったのに……
どうしてこんなタイミングで……?」

ミソンはもう気付いています。

“これは事故なんかじゃない。
殺されたんだ。”

次回への大きな火種を抱えたまま、
90話は幕を閉じました。

スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第90話の感想まとめ

90話は、
このドラマ史上もっとも“犯罪の匂い”が強い回でした。

ジョンインはとうとう殺人教唆に手を染め、
テチャンはそれを当然のように利用し、
ジュリョンはウジンを失う恐怖で壊れ、
ウジンは誰も救えないまま罪悪感に押しつぶされ、
ソラだけが“人として正しくいようと”必死に踏ん張っている。

その対比があまりにも苦しくて、
目が離せないのに胸が痛い──
そんな複雑な余韻が残る回でした。

次回91話では、
亡きヨンソクの死が“事故ではない”と広がり始め、
ジョンイン・テチャンの隠蔽工作が破綻しそうな予感。

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