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クルミットです♪
96話は、とにかく“いろんな真実が一気にめくれ上がった回”でしたね。
特に、あの謎の注射液の正体が判明した瞬間は思わず息を呑んでしまいました。
さらにイ・ソネがついに“本当の立場”を明かし、物語が一気に最終決戦モードへ突入していきます。
テチャン、ジョイン、ジュリョン…そのどれもが限界ギリギリで、見ているだけで心がざわざわする展開が続きました。
それでは第96話を一緒に見ていきましょう!
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第96話のあらすじ
前回、テチャンのもとに“ジョインとウジンのツーショット写真”が届いたことで家が地獄のような空気に。
酔って眠るジョインを横目に、テチャンはウジンを引きずりだし、怒りに任せてワインをジョインの顔にかけてしまいます。
その勢いのまま「俺の家から消えろ!」とウジンに怒号を浴びせ、場の空気は完全に破綻。
ウジンはと言えば、いつもの“曖昧な優しさで逃げる態度”を見せ、ジュリョンから責められると弱々しく「아니야… 아니야…」と連呼するだけ。
何も選ばず、何も決めず、ただその場をやり過ごす…。
ここ、見ていて本当に苦しかったです。誰にとってもいちばん罪深いのは“曖昧でいること”なのかもしれません。
その頃、イ・ソネはついに本気の行動に出ます。
ナ・ヒョヌ監督がテチャンに誘拐されたことを知り、提示された“返済期限10年延長”の公証書を作ってテチャンの家へ。
投げつけるように書類を渡しながら、ソネの目には完全な怒りと覚悟が宿っていました。
ジョインはその場で初めて“ヒョヌが誘拐された”と知り、言葉を失ってしまいます。
心配に駆られたソラは、イ・ソネとともに誘拐現場の手がかりを追いますが、訪ねた場所は空振り。
ソラの焦りが募る中、ヒョヌ本人は目を覚ますと、意外にも自力で逃げることに成功します。
部下を倒し、テチャンには「あなたを殴る価値はない」と静かに言い捨てるヒョヌ。
ここ、ヒョヌの静かな強さがすごく際立ったシーンでした。
怒りよりも軽蔑を選んだ彼の姿は、今まで以上に頼もしく見えました。
一方、裏ではとんでもない事実が動き始めています。
ヒョヌに投与されかけた“あの注射液”。
部下が薬を渡したキム・ソッキに連絡を取り、成分分析の結果──
「違法薬物だった」
ことが判明します。
そこへイ・ソネからも同じタイミングで電話が入り、「その薬、成分を調べた?」と意味深な問い。
この薬を誰が回し、何のために使っていたのか──このドラマの大きな鍵になりそうな予感がします。
その頃ジョインは、ソネから提示されたUSBを開き“130億の借用書”を目にします。
このままだとマインド貿易はソネの手に落ち、ジョインエンタも危うい。
ジョインの顔から血の気が引いていくのが分かるほど、絶望感の強いシーンでした。
ウジンの部屋では、ジュリョンとジョインがウジンを巡って噛み合わない争いを続けています。
ジュリョンは「もうウジンは諦めなよ」と言い、ジョインは「あなたこそ、私からウジンを奪おうとしてるんじゃないの?」と切り返す。
どちらも傷ついていて、どちらも孤独で、どちらも“ウジンへの執着”が形を変えて暴走しています。
正直、見ているこちらの胸が苦しくなるほどの空気でした。
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第96話の感想まとめ
96話は、これまでの積み重ねが一気に“爆発寸前”まで膨れ上がった回でしたね。
特に印象に残ったのは、テチャン・イソネ・ジュリョン、この三人それぞれの“家族に対する感情”が露骨に表に出てきたことでした。
イ・ソネは、復讐者としての顔だけでなく“家族を守る母親”としての苦しみが見え隠れしていて、彼女の強さの裏にある寂しさを感じました。
一方、ジュリョンは父を守りたい気持ちが暴走し、自分の人生まで投げ出すような行動ばかり。
彼女の涙は、ただの悪役ではなく、誰よりも“家族に見捨てられた子ども”のように見えてしまって胸が痛みました。
そして違法薬物の正体。
この事実が出たことで、物語はただの家庭争いを超え、もっと大きな“犯罪と黒幕の存在”へと進んでいく雰囲気。
この薬を誰が流し、誰が利用していたのか──
イソネの反応からして、彼女にはすでに“答え”が見えているようにも感じました。
ジョインとウジンの関係は相変わらず苦しくて、もう見ていて心が疲れてしまうほど。
ジョインは愛を求めて必死なのに、ウジンの曖昧な態度はどこまでいっても彼女を救わない。
そのすれ違いが延々と続くのを見ていると、二人とも本当に幸せになれる道があるのか不安になります。
97話では、テチャンの暴走にさらなる続きがありそうで、ウジンもまた“逃げ道のために誰かを利用する兆候”を見せ始めています。
そしてUSBの真相、違法薬物の出どころ、誘拐の黒幕──
どれもが終盤にむけて収束していく匂いがして、次回も本当に目が離せません。
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