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クルミットです♪
困難を乗り越え王の座に就いたイ・グム。
国を安定に導くため自分を守るために大切な仲間が官職を辞職した事実を知って1人涙を流す姿には思わず涙があふれました。
新たにイ・グムの失脚を目論む人物が現れた前回。疫病も広まり、ウィ・ビョンジュやミルプン君も姿を消した今、仲間も後ろ盾もないイ・グムはどう乗り越えるのでしょうか・・・
辛いことばかりのイ・グム。早く輝く笑顔が見たいです!
【ヘチ】(ネタバレあり)
19話
町では次々と人々が倒れていきます。
原因不明の疫病は都城にも広がりを見せそのスピードに驚愕するイ・グムとミン・ジノン。
話屋は自分の話に集まる人がすくないことに気を落とします。
そこにクンテが来て疫病のことを伝え、ここにいては危ないとアジトへ戻る2人。
忠清、全羅一帯で始まり3日で都城にまで広がったことを気にかけながら、タルムンたちはイ・グムのために情報を集めます。
人々の飲む水を利用して病気を広めるなんて最低な奴らです( `―´)ノ
臣下たちが対応できない速さで指示を出していくイ・グム。
「必ずこの患乱を早期に終わらせる。それが叶うように肝に銘じてほしい。」と伝えます。
その姿に圧倒される臣下たち。
本領発揮ですね!
王妃は疫病の事でイ・グムが心を痛めているだろうと昼食を断りますが、こんな時こそ体をご自愛くださいと言われます。
食事を運ぶ女官が体調を崩していることに不安を覚えるヨジ。
えーΣ(゚Д゚) 食べちゃダメなんじゃ・・・
イ・グムは疫病対策の本を作成したと持って来た臣下に、「なぜハングルがない?漢字を読めない民がどれほどいると思う?」と言ってハングルの本も作るように指示を出します。
その姿に顔を見合うミン・ジノンとチョ・テグ。
イ・グムは2人には折り入って話があると言ってミルプン君とウィ・ビョンジュが幽閉地から姿を消したことを伝えました。
そして執権はじめの混乱に乗じて疫病が広まるころ合いを見計らったのではないかと話します。
この3人が力を合わせることに?
イ・グムは代理聴政をしていた時期に発生した疫病に症状が似ていることから自然発生ではなく誰かの手によって意図的に起こされた可能性があると話し、「大混乱を起こさないために2人だけに話している。私への感情は押さえて共に戦っていただけませんか?私ではない。朝廷と民のために知恵を貸して欲しい。」と伝えます。
チョ・テグを待っていた少論の重臣たちは「主上に力を貸してはなりません!」と強く反発します。
悩むチョ・テグ。
あんなに強固にイ・グムを嫌っていたチョ・テグの心が揺らいでいますね。
ウィ・ビョンジュからイ・インジャは先王時代に没落した南人家門の息子でイミョン大君の血筋だと聞いたミルプン君。
イ・インジャを将軍と呼ぶ武装兵たち。山中に砦を築き軍事訓練や、鳥銃だけでなく民心を揺さぶる活版印刷まで用意されていることに驚く2人。
イ・インジャはミルプン君に「お前を連れて来た理由はただ一つ名分が必要だからだ」と言って一触即発の雰囲気に。
そんな中ウィ・ビョンジュは「そんな命令にも従います。主上を失脚させ復讐が出来るなら・・・」と跪きます。
なんて奴なの(一一”)
刀を抜き怒りを鎮められないミルプン君に「王座を諦めていないなら・・・ミルプン大監も目を覚まして下さい・・・」と言うウィ・ビョンジュ。
タルムンたちは井戸水が疑わしいことを突き止めます。
その井戸の中には王宮で使われているものもありました。
タルムンは消えたチョン・ユニョンの行方を確認しますが消息がつかめていないと話すクンテ。
そういえば行方をくらましていましたね・・・(-“-)
酒房で顔を見られるチョン・ユニョン。
その夜。怪文書を貼る逆賊たちをタルムンが見つけます。
町中いたるところにばら撒かれた怪文書には「国中に疫病が広まっているのは血を吐いた先王の涙のせいだ。主上が先王を殺し王座をうばった罪人のせいで」と書かれていました。
怪文書を防ぐことが出来なかった内禁衛将と捕盗大将を叱責し失職させるべきだと怒るミン・ジノンを止め即刻収集するように指示を出すイ・グム。
今は耐えるべきだと伝えるイ・グム。かっこよかったですね( *´艸`)
王妃も疫病で倒れます。
王妃のもとに来たイ・グムはヨジと出会います。
驚くイ・グムは「あれほど言ったのに・・・一度宮女になったら平凡な女性としての生活が出来なくなる。私はそなたにそんな事をさせたくなかった。」とヨジに話します。
ヨジは「自分が望んだこと・・・その判断は正しかったです。ムンスもいない今、私のような人間でも殿下を側でお守りできます。」とイ・グムに伝えます。
心の支えですね~
活人署では「自分の兄さえ殺す国王だ。この薬には附子が混ざってないといいきれるのか?国王は民を捨て自分だけ地方に移るつもりらし!」と騒ぎ立て父親を連れて帰ろうとする息子。
ここで疫病を押さえられなければ都城は阿鼻叫喚となると言うイ・グム。
イ・インジャは都城からの知らせを受け「4日ともたないだろう兵を挙げるときが来た。」と余裕の笑みを見せます。
ウィ・ビョンジュは何をすればいいか尋ねます。
黙って見物していればいいと言われ苛立つウィ・ビョンジュ。
大変なことになって来ました・・・大混乱です。
酒場でイ・グムの悪口を聞いて怒りを露わにするムンスは外でウィ・ビョンジュを目撃し驚きます。
急いでチョ・ヒョンミョンとイ・グァンジャの元を訪ねます。
一方、王宮ではイ・グムが地方へ行ったとの噂を押さえるように指示を出すミン・ジノン。
そこにチャドンが来て急いでタルムンの元へ行くイ・グム。
そこで井戸の話を聞き誰かが井戸に毒をばら撒いて疫病に見せかけたと推測します。
たどりつきましたね!
その頃、工曹参判と兵曹参判が、秘密裏にイ・インジャと会います。
「最後まで決して口外しないのだな?」と不安を口にする兵曹参判に「もちろんです。イ・インジャ将軍が協力を非常に喜んでおられます。」と言って密会の場に案内する手下。
イ・インジャは着々と進む旗あげの準備を眺めながら満足そうに微笑みます。
とうとう裏切者が出ましたね・・・
イ・グムは井戸を見つめ「絶対に許さない。こんな風に民を苦しめるとは・・・絶対に。」と決意を新たにします。
司憲府の監察たちは漢城府と捕盗庁に派遣されることになりました。
チョ・ヨンハは咳き込み仮病を使い居残ります。
ほんとこの人は面白いです(^^;)
ムンスはウィ・ビョンジュが生きているということは必ず陰謀があるはずだとイ・グァンジャとチョ・ヒョンミョンに伝え、2人は都城に戻り殿下に知らせるように話して、1人捜査を開始します。
力強い味方です!!
イ・グムが時間になっても現れないことに苛立つ臣下たち工曹参判と兵曹参判が「これは結局誰のせいか?主上だ。主上が先王を殺し民心を失くしたせいだ。」と言って臣下たちの心を揺さぶります。
最低な人間ですね・・・増々イ・インジャに有利な状況になって来ました。
重臣たちもまた責任のある誰かが現場に行くべきだと言い合いますが、誰も疫病の広まる現場には行きたがりません。
イ・グムは自分が国王になる代わりに官職を手放した3人や、自分を守るため宮女になったヨジを思い出しある決断をします。
ここでくじけるわけにはいきませんね!
噂や不安から「活人署は信じられない!家族を連れて帰る!」と暴動寸前の民たち。
そこに突然現れた国王(イ・グム)。
皆がひれ伏す中「何をしている?・・・病人を起こせ・・・病人にいつまで頭を下げさせるのだ・・・」と言って老人に手を差し伸べます。
「都城にどんな回文が回っていてそのせいでこの病を恐れている事も知っている・・・だがこの国の王である私は決して民を見捨てはしない・・・この病は天罰ではなく必ず治るであろう。だからどうか私の言葉を信じて欲しい・・・私はこの都城を一歩たりともはなれはしない。最後まで民と歩む。」と伝えるイ・グム。
20話
イ・グム自ら護衛を引連れて活人署に行ったことを知った重臣たちは驚きを隠せませんでした。
イ・グムはこの病を治す方法も探しだし患者を必ず助けるからもう少し待っていて欲しいと民に話します。
涙を流し感謝し安心する民たち。
イ・グムを出迎える重臣たちもまた今までとは違う雰囲気での出迎えです。
捜査を開始したムンスはウィ・ビョンジュと一緒にいた官吏の後をつけその男が武器庫の鍵を預かっている人物だとわかりました。
ミン・ジノンに「この時期にあのような場に行くのは重臣の仕事です。」と言われます。
イ・グムは「わかっているが、何をするか?どうやってするか?今重要なのはそれだ・・・誰がするのではなく・・・」と答えます。
そしてこれは明らかに卑劣な陰謀だと話し、活人署の病人の名簿を渡して特定の井戸水を飲んだ者にだけ起こったことだと伝えます。
仕事の速さに返す言葉もなく従うしかない2人です。
井戸を封鎖し民たちに安全な水と食料を供給するように指示を出すイ・グム。
チョ・テグは清州の病を抑えた処方を活人署に伝えるように言って次々と薬が作られ患者に施されます。
工曹参判と兵曹参判はチョ・テグが主上に手を貸すことを止めるべく強いく批判を繰り返します。
裏切ったのに風向きが怪しくなって焦っているんでしょうね(-“-)
臣下の強い反対に戸惑いを隠せないチョ・テグ。
ミン・ジノンは「それが我々の役目の難しいところだ・・・敵ならば最後まで争って互いを理解しないでいる方が楽なものを・・・政も人がしていること。時に敵を理解してしまう事もある・・・初めてだった・・・殿下の前で言葉に詰まったのは・・・この老獪な私が若い君王から学びとってしまった・・・」と話します。それを聞いたチョ・テグは「そうだ。それが政の皮肉なのかもしれない・・・他の誰でもない敵であるそなたが私の心情を誰よりも理解する事も・・・」と静かに答えます。
老論と少論のトップに立つ2人の会話に心打たれます・・・
王妃の様子を見に訪れるイ・グム。
ヨジは王妃に付きっきりで看病にあたります。
処方した薬が効き少しずつ回復の兆しを見せる病人たち。
王妃もまた回復します。
知らせを伝えに走ってくるチャドン。
嬉しそうですね!可愛らしいおじいちゃんです。
計画が上手くいかず主上を警戒するイ・インジャ。
その夜、裏切った臣下たちはイ・インジャの元を訪れます。
イ・グムもまたタルムンのアジトへ
そこにはイ・グァンジャとチョ・ヒョンミョンが待っていました。
イ・グム嬉しそうですね( *´艸`)
イ・グァンジャたちはムンスが清州でウィ・ビョンジュを目撃したこと、タルムンもまたチョン・ユニョンが清州で目撃されたことを報告します。
イ・グムは全ての始まりが清州からだと気が付きます。タルムンは謀反の勢力が小規模でないと言ってどこまで組織されているか知るのが鍵ですと伝えます。
タルムン・・・チョン・ユニョンにケリをつけたんでしょうか?
イ・インジャは集まった少論の臣下たちに自分を支持する者たちの姿を見せます。
そこには知っている顔ぶれもいて驚く工曹参判たち。
「老論天下の圧力に屈してきた。南人、少論は死に追いやられ宮廷を追われた。・・・先王を毒殺した主上までも老論を後ろ盾にしている・・・賤出の血が流れ、人殺しである主上に決して頭は下げられない・・・我々はどんな犠牲を払っても・・・新しい国、新しい朝鮮を立てる!」と告げるイ・インジャ。
すごい勢力です・・・そういえばミルプン君はどこへ行ったんでしょうね?
ムンスは武器庫の管理者がウィ・ビョンジュに武器庫の鍵を渡しているところを確認する。
武器庫の鍵をイ・インジャに渡して信用を得るウィ・ビョンジュ。
尾行して山の砦にたどり着いたムンスは潜り込みます。
「挙兵した瞬間、没落両班やひもじい思いをしている百姓が蜂起することになっている・・・都城や宮廷内まで同志がいない場所はない。」と話すイ・インジャの言葉を聞くムンス。
ミルプン君が異変に気が付き何者かに計画を知られたことを知ったイ・インジャは計画を早めるよう指示を出します。
ウィ・ビョンジュの余計な動きがあだとなりましたね。
馬を借りタルムンの元に駆け付けるムンス。反乱の計画を伝え王宮内にも反乱者が紛れ込んでいると話します。
その知らせはすぐにイ・グムに伝わりミン・ジノンとチョ・テグにも伝えられました。
驚く2人に「奴らを捕らえるために頼みたいことがある」と言って・・・
どんな作戦なんでしょう?すぐ近くに裏切者もいるのにうまくいくんでしょうか?
戦いに備えイ・インジャとチョ・ヒョンミョンを復職させたイ・グムにざわつく重臣たち。
言葉巧みに裏切者を揺さぶるチョ・テグ。ミン・ジノンもまた怪しい者に目をつけます。
不穏な動きにいち早く気が付くヨジ。
イ・グァンジャは補盗隊長。兵曹上官を捕らえ、復職したムンスもまた謀反者を捕らえました。
かっこよかったですね!( *´艸`)
イ・グムに忍び寄る影。
そこにヨジが現れ格闘になります。異変に気が付いたイ・グムが現れ捕らえられる謀反者。
王宮内の全ての裏切者は捕らえられました。
チョ・テグに裏切者とはいえ仲間を切るのは辛かっただろうと話すミン・ジノン。
「腐った枝は木を殺す・・・守るのは枝ではない・・・朝鮮という大木ではないか?」と切なそうに話すチョ・テグ。
それぞれ道は違うけど基本的には朝鮮を守って行くという信念なんですね・・・
チョ・ヒョンミョンは清州に兵を率いて向かいましたがひと足遅くイ・インジャは清州を没落させ本格的な反乱の狼煙をあげていました・・・
まとめ
ここに来て最大の危機に陥ったイ・グム。
心強い仲間たちが戻ってきてイ・グムのため国の為に死力を尽くす姿は本当に素敵でした。
そして王宮内の裏切者を排除した今。一枚岩になって反乱を防いでほしいですね。
今回目立った動きのなかったミルプン君やチョン・ユニョンの2人もこのまま引き下がるとはおもえませんし、残り数話で何か罠を仕掛けてくるんでしょうか?
イ・インジャの討伐に向かったチョ・ヒョンミョンは無事なのかも心配です。
次回はイ・インジャとの全面対決です。目が離せません。
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