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クルミットです♪
身分制度に縛られた時代のなかで、“父を父と呼べない”という切ない境遇に置かれたホジュンの姿が、思いのほか胸に迫りました。私自身、家族の絆や差別の問題にはとても関心があるので、どのように物語が展開するのか興味津々です。
それでは1話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 1話のあらすじ
物語の舞台は、まだ身分制が色濃く残る時代。ホジュンは父を「父」と呼ぶことを許されない立場にあります。父は官職に就いており、戦乱の多い辺境を転々としながら“オランケ”と呼ばれる外敵の脅威に備えなければいけない立場です。しかしホジュンの母は元・官妓であり、身分的には卑しいとされる存在。父の正式な妻からも冷たい態度を取られ、まるで召使いのように扱われています。
正妻の息子である兄・ホソクは、父と同じく武官としての道を期待されますが、なかなか思うようにいかない苛立ちをホジュンにぶつけるばかり。父を独占したい思いも強く、さらに自分より聡明に見えるホジュンを快く思っていません。そんな家庭環境の中で、ホジュンは母とともに“恨(ハン)”を抱えながら暮らすことになっていきます。
しかしながらホジュンは、半分とはいえ貴い血を引く子どもとしての誇りも持ち合わせており、周囲の子どもたちと分け隔てなく接する優しさも見せます。学ぶことへの熱意や観察力の高さ、そして苦境にあっても決して折れない自尊心や負けん気。1話を通じて、ホジュンのそうした人間性が少しずつ描かれていくのが印象的でした。
私自身、ホジュンの“あきらめない強さ”はすごく素敵だと思いました
とはいえ、まだドラマ全体としては導入部分。父には父なりの“背負わされた義務”があり、母には母なりに“報われない恋”の延長のような悲しみがあります。そして正妻もまた、見知らぬ女(ホジュンの母)と息子を突然連れてこられた不満や苦しみを抱えているようです。家族それぞれの立場を眺めていると、“恨(ハン)”が必然的に生まれてしまう構図がうかがえます。
私はここに描かれる「家族のかたち」が、まるで現代社会にも通じるように感じられました
1話としては、とても“基本”に忠実な作りだったように思えます。ホジュンを取り巻く家族の背景と、ホジュン自身の性格をわかりやすく示すことで、物語全体をつかみやすい仕上がりになっていました。長編ドラマの始まりとして、この先どう進んでいくのか期待したくなる内容でした。
ホジュン 1話の感想まとめ
ホジュンの家族にはそれぞれ“言えない思い”があって、お互いをうまく理解できていないもどかしさを感じました。
私としては、特に父と息子の間にある深い隔たりが切なくてなりません
それでもホジュンがどんな苦難にもくじけない姿は、これからドラマを支えていく大きな魅力になりそうです。身分制度に縛られる悲しみだけでなく、その中で懸命にもがく人々の希望も見えてくるかもしれません。
次回はホジュンがさらにどう成長していくのか、そして家族の関係がどのように変わっていくのか楽しみです。私自身、ホジュンの強さと優しさの両面が今後どんな奇跡を起こすのか、とても気になっています。今後も目が離せませんね。
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