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クルミットです♪
前回、ホジュンとイジョンミョンが協力して反猫(はんみょう)密売の現場に迫り、ついに黒幕へ近づく糸口をつかみました。ド迫力の“おとり捜査”シーンが終わったと思いきや、今度はイジョンミョンとホジュンの関係に大きな変化が訪れ、物語がさらに盛り上がっています。ロマンスや友情が絶妙に絡み合うエピソードを早速見ていきましょう!
それでは71話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 71話のあらすじ
イジョンミョンとホジュンは、反猫の密売人を取り押さえるために協力しあいます。凶悪な商人たちとの乱闘になりそうな場面で、ホジュンが華麗な動きを見せ、まるで“ヨンチョンの狂犬”だった頃を彷彿とさせる活躍を見せるのです。
イジョンミョンは「ただの医師かと思っていたホジュンが、こんなに身軽で機敏に動くとは」と驚きを隠せない様子でした。
目的の商人たちは捕らえられ、イジョンミョンの友人であるクギョリを殺した犯人の一端は明るみに出ましたが、やはり背後にはイジョパンソ(吏曹判書)ら大物の影がちらついています。階級の低いチョンサガン(捕盗庁の捜査官)にすぎないイジョンミョンが、国政の核心を握る官僚を相手にするのは至難の業。相手の権力の大きさを痛感したイジョンミョンは、悲痛な面持ちで逡巡するのでした。
巨悪を目の前にしても引き下がることなく立ち向かおうとする姿は、ホジュン同様に正義感が強いイジョンミョンらしいと感じました。
そんなイジョンミョンは、ホジュンの意外な一面を目にしたことで、彼を“ただの医師”とは見なくなります。ついにホジュンを呼び出し、弓矢で腕試しをしてみないかと提案。ホジュンは迷うことなく矢を放ち、二本とも見事に的中させてしまいました。実はホジュンはかつて父のもとで武官になる夢を抱いており、弓や武術に長けているのです。
この場面でのイジョンミョンの複雑そうな表情が印象的でした。ライバルでもあり、尊敬の念も湧き、正直な気持ちをぶつけようにも葛藤があるようでしたね。
イジョンミョンはまるで“自分にはないもの”をホジュンがすべて持っているように感じ、内心の嫉妬や虚しさに苦しみます。エジンへの想いも届かず、政治的な壁にも阻まれている状況だからこそ、なおさらホジュンがまぶしく見えるのでしょう。そんな苦しみを抱えながらも、事件を追及するイジョンミョンでしたが、結果的に“反逆罪”の濡れ衣を着せられ、身柄を拘束されてしまいます。
イジョンミョンは朝廷の大物を敵に回した時点で、こうした危険を覚悟していたのかもしれません。無実の罪で捕らわれるシーンは胸が締め付けられました。
一方、その事実を知ったエジンは、イジョンミョンが自分に宛てた手紙に気づきます。もしかすると彼はこれが最後だと悟り、エジンに会いたいと願っていたのかもしれません。エジンは急いで待ち合わせの場所に向かいますが、時すでに遅し。イジョンミョンは逮捕されて現れず、二人の縁は再びすれ違いに終わるのでした。
切なさが募る瞬間でした。あれほど誠実に想いを寄せ合っていた二人が、想いを交わす前に離れ離れになるなんて…。
そしてホジュンは、正義感あふれるイジョンミョンがあえなく連行されていくのを知り、どうにか助けられないものかと葛藤します。ライバルでもあり友情も感じていた相手だけに、心は穏やかではいられません。二人がもしかしたら“いい友人”になれたかもしれない、という思いに胸が痛むばかりなのでした。
ホジュン 71話の感想まとめ
第71話では、ホジュンとイジョンミョンの“固い絆”と“報われない想い”が交差する切ない展開が描かれました。協力しあって敵を追い詰める一方で、政治の大きな壁に阻まれてしまう彼ら。それぞれの価値観や思いが交錯するからこそ、見応えのあるエピソードでしたね。
出会うタイミングや立場の違いで生じる“すれ違い”が、物語の奥深さをさらに引き立てていると感じました。
イジョンミョンの健気な行動は、ホジュンのまっすぐさと同じくらい胸を打ちますが、結果は厳しい現実に阻まれてしまいます。エジンとの“もしも”を考えると、さらに切ない気持ちに。次回はイジョンミョンの処遇がどうなるのか、そしてホジュンがそれをどう救い出そうとするのかが大きな見どころになりそうです。
「私情よりも、命や真実を守ることを優先するホジュン」と「己の正義感で大物に立ち向かった結果、投獄されるイジョンミョン」の行く末を引き続き見守っていきましょう!
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