ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
今回の「ホジュン」第72話では、王宮の陰謀と冤罪による痛ましい事件が加速する中、イジョンミョンとエジンのすれ違いが切なく描かれていました。さらにホジュンの兄ホソクやドジが絡む思惑も動き出し、それぞれの思いが複雑に交錯していきます。
それでは72話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 72話のあらすじ
反逆罪を着せられて捕らえられたイジョンミョンは、激しい拷問にも屈せず無実を訴え続けます。イジョンミョンは国家を裏切るような男では決してないのに、朝廷の権力争いに巻き込まれ、大罪人として処罰されそうなのです。彼がエジンに宛てた「最後に会いたい」という手紙も、無情にも届くのが遅くなってしまいました。
最期になるかもしれないイジョンミョンと会いたいホジュンは、その機会がまったくないことを嘆きます。そんな中、役所から「罪人を処刑する前に健康状態を保たせるため、ヘミンソの医師が看病に当たれ」という指示が下り、ホジュンはすかさず名乗り出ました。
もうこの段階で、ホジュンの優しさとイジョンミョンへの友情がにじみ出ているように思えます。罪人となった男を助けるために、周囲の目を恐れず行動するのは並大抵の決意ではないですよね。
ところが、これを狙っている者がいました。異母兄ホソクは「ホジュンもイジョンミョンとグルだった」という形で冤罪を広げ、ホジュンを一網打尽にしようという魂胆を抱えているのです。さらには、ホジュンとエジンの“特別な絆”を利用するつもりで、エジンを証人として巻き込もうと動き始めました。
この話を知ったドジは、一度はエジンを自分のもとに連れ戻そうと焦がれていた立場。けれども、今や妻がいて、その妻の父や周囲を頼りに出世街道を進んでいる状況です。しかもエジンの心は明らかにホジュンへ向いており、もはやドジには近づく余地すらない状態。それでも、「ホジュンやエジンを道連れに潰してやろう」という陰謀までは、さすがに看過できない様子。
ドジが親や妻に本音を吐露するシーンでは、「もうエジンは手が届かない相手」と諦めきれない切なさが伝わってきました。しかし自分勝手な言動が多かったドジでも、ホソクのやり口は受け入れられなかったのでしょう。
こうしてドジはホソクを説得し、ホジュンをおとしめる計画を断念させようと動き始めます。エジンが陰謀に巻き込まれるのをどうしても防ぎたいという気持ちもあるのでしょう。一方、イジョンミョンは監獄でホジュンと会い、短い間ながらも友情を確かめ合います。
あれほど敵対心を燃やしていた二人なのに、ここへきてお互いを認め合うようになった姿が胸を打ちます。もっと違う形で出会えていたら、きっと堅い友になれたのでは…と思わずにはいられません。
ただ、最期を迎えるかもしれないイジョンミョンを救う手立てが、今のところ見当たらないのが現実。エジンは彼が反逆罪になっていることさえ知らず、次に与えられたのは「罪人にサヤク(賜薬)を与える任務」でした。命を救うために医女になったはずなのに、まさか人を死へ導く役割を担わされるなんて――そんな事実にエジンは絶望します。
スケジュールを知ったホジュンは、賜薬を下される場に立たされるイジョンミョンをどうにか救えないものかと胸を痛めますが、果たして“夢にも思わなかった”この最悪の形を回避できるのでしょうか。
ホジュン 72話の感想まとめ
今回のエピソードは、まさに「運命の残酷さ」と「人の思いのすれ違い」が如実に描かれていました。捕らわれの身となったイジョンミョンと会おうとするホジュン、それを止めようとするホソク。そしてドジもまた、自分にとって大切だったエジンを巻き込むまいと苦悩しています。
人の思いって、こんなにも入り組んで互いを傷つけたり、支え合ったりしてしまうのですね。
とりわけ、イジョンミョンとホジュンが短い再会で示した友情には胸が熱くなりました。初期の頃には衝突もありましたが、今では「もっと早く素直に認め合えていたら…」という後悔すら感じられます。
次回、イジョンミョンは本当に処刑されてしまうのでしょうか? そしてエジンはサヤクを与える役目から逃れられないのか? ドジやホソクの出方も含め、ますます目が離せない展開になってきましたね。
私も引き続き、ホジュンたちの行く末を見守っていきたいと思います!
コメント