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クルミットです♪
今回は「ホジュン」第76話のエピソードについて、病に立ち向かうホジュンの姿が印象的な内容でした。大事な後宮であるコンビンの兄を任されるという大役でありながら、その患者は何かと手ごわい様子。拒絶や暴力さえも辞さない相手にどう向き合うのか、ホジュンの真髄が問われる回になっています。
それでは76話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 76話のあらすじ
ホジュンが担当するのは、王からも大切にされているコンビンの兄。形式上は王族ではないものの、とても影響力のある“超VIP患者”です。そのため、周囲の医官たちはホジュンが「ドジやヤンイェスを差し置いて診察役を担っている」と噂話に花を咲かせています。そんななかオグンは、まるで自分の手柄のようにホジュンの活躍を吹聴し、さらに話を大きくしてしまうのでした。
とにかく今回の患者は医師の言うことをまったく聞かないところが特徴です。薬草の香りが嫌いだといっては投げ飛ばし、外出禁止を言い渡されても無視してしまう始末。
困った患者が相手とはいえ、ホジュンは「病を治すことが何よりも大事だ」という信念を曲げません。夜中に薬を届けようとすればバドゥク板を投げつけられ、足を負傷してしまうというトラブルも発生。しかし、そのせいで歩くのもままならない状態になっても、ホジュンは患者を諦めずに薬の準備をやり直します。
ホジュンの姿をそばで見守るソヒョンやエジンたちは、その献身的な姿勢に大きく胸を打たれたようでした。
コンビン本人も、わがままな兄に手を焼いているようで、ホジュンの必死さを目の当たりにすると、まさに「大事な兄を任せられる医師だ」と感じたようです。兄に「ホジュンの治療をしっかり受けるように」と厳しく叱りつけていました。
しかし、兄のほうは依然として言うことを聞かず、「薬はそこに置いていけ」などと勝手に振る舞おうとします。そんな態度にもホジュンは動じず、飲むところまで自分が見届けると告げるなど、一歩も引きません。
一見すれば頑固にしか映らないこの姿勢は、患者が嫌おうと敬遠しようと、病を治すために最善を尽くすというブレない意志の表れです。
一方、ドジやヤンイェスをはじめとする内医院の医官たちは、ホジュンの治療法に懐疑的です。とりわけ上流階級の患者に対しても物怖じしないホジュンの態度が、妙に鼻につくようでした。とにかく結果を出すことにこだわるドジたちとは違い、ホジュンは「患者が自分の病と向き合う」ことが重要だと考えているのです。
ホジュン 76話の感想まとめ
周囲の噂や患者本人の気まぐれに振り回されても、ホジュンの“治す”という信念がぐらつかない点が際立った第76話でした。患者が嫌がろうと、おかしな態度を取ろうと、病そのものに集中して向き合うホジュンは、まさに師匠ユイテから受け継いだ“心医”の姿を体現しているようです。
ややもすると患者を取り巻く“立場”や“人間関係”に翻弄されがちな内医院の世界で、ブレずに病だけを見続けるホジュンの存在は貴重に思えます。
もちろん、患者のわがままに付き合うのは並大抵の苦労ではありません。しかも自分がケガしても治療を優先するなど、医師として限界を超えた努力を見せる場面も多く、観ている側としてはハラハラしながらも応援せずにいられません。
ドジをはじめとする他の医官や、わがままな態度を取る患者が今後どう変化していくのかも含め、次回以降がますます楽しみですね。ホジュンの“諦めない気持ち”がどこまで通用し、患者の心に届くのか注目です!
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