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「ホジュン」第81話では、まさに前回からの大逆転を受けてホジュンが多くの人々から讃えられる一方、ライバルや敵対勢力の思惑が渦巻く状況が描かれています。それぞれが抱く喜びや戸惑い、そして複雑な感情が物語をますます盛り上げていました。
それでは81話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 81話のあらすじ
今回のエピソードは、ホジュンの大活躍がひときわ目を引きます。反胃(はんい)を抱えていたコンビンの兄キムビョンジョが、ホジュンの治療によって奇跡的な回復を見せたのです。期限内に治療を終えられず手首を落とされる恐れがあった状況から一転、病が改善されたことで、一同は大いに安堵することになります。コンビンも激怒していた態度を一変させ、ホジュンに感謝と賞賛を惜しまない姿勢へと変わっていました。
かつてホジュンの失敗を待ちわびるかのように見えた人々でも、「結果」が出れば手のひらを返す――まさに人間の心理の奥深さを感じますね。
その功績を讃えるため、王はホジュンの家族やヘミンソに盛大な食事を賜り、さらには立派な布まで与えられます。これには周りの人々も大喜びで、オグンやグイルソはまるで自分のことのように得意げに大はしゃぎ。一方、ホジュンの妻ダヒや友人のソン氏は、ホジュンが手首を落とされるかもしれないという深刻な場面で何もできなかったことを思い出し、胸を痛めるのでした。
しかし、ホジュンはそんな彼らの思いを受け止めながらも、あくまで淡々といつもの落ち着きを保っています。興奮する周囲をよそに、真に望んでいるのは“地位や名声”ではなく「患者が病を克服し、自分を信じてくれること」に他ならないということが伝わってきます。
ホジュンにとって一番のご褒美は「患者の快復」であって、名声や財産ではない。そんな医師としての信念が垣間見えるシーンでした。
コンビンも、自分の兄を救ってくれたホジュンに心から感謝し、実質的に「内医院での地位をもっと上げるつもりはないか」と提案します。ところがホジュンは、「貧しい人々の治療を引き続き行いたい」という思いから、その誘いを断り、いざというときだけ力を貸すという折衷案を選択しました。権力や栄誉を振りかざす姿勢には一切なびかない様子です。
ここでのホジュンの決断に、心底しびれます。地位を求めるのではなく、あくまで患者に寄り添う姿勢こそ彼らしさですね。
また、今回のエピソードで興味深かったのはヤンイェスが「ユイテを真に認める」瞬間が描かれていたこと。ホジュンが師の遺体を解剖して学んだ事実を知り、違法行為でありながら、医術を高めるために身を捧げたユイテの偉大さに尊敬の念を抱くようになったのです。
今までユイテのやり方を嫌悪していたヤンイェスが、「ユイテは名実ともに最高の医師だった」と認める場面は、物語の大きなターニングポイントといえるでしょう。師匠への思いを胸に戦ってきたホジュンにとっても、これ以上ない喜びだったはず。
勝利というより、長い闘いの末に“真の理解者”が増えた瞬間と感じました。スッキリする展開でしたね。
とはいえ、すべてが丸く収まったわけではありません。ドジやホソクなど、ホジュンを疎ましく思う者たちは健在です。コンビンの兄を救ったことで、ホジュンはさらに多くの注目を集める存在に。彼らがどんな策略を巡らせ、ホジュンを再び貶めようとするのか。次なる波乱が起きるかもしれません。
ホジュン 81話の感想まとめ
第81話は、ホジュンが真の意味で“勝利”を手にしたように思えます。五日間という期限で重い病を治したこともさることながら、何より師の存在や自らの信念を世間から認めてもらえたことが大きな転換点でした。
周囲の人々が栄誉や金銭を求める中、あくまでも患者を救うこと、師匠の教えを守ることだけに邁進するホジュンの姿勢には、大きく胸を打たれます。
この真の勝利は、病を克服した達成感だけでなく、人々の心を変えていく点が見逃せません。ヤンイェスがユイテを認め、ホジュンを認めた瞬間は非常に印象的でした。
もちろん、ドジやホソク、オ氏といった彼を快く思わない者たちがこのまま黙っているとは限らず、今後も波乱は尽きないでしょう。とはいえ、ホジュンには家族や仲間たち、そして亡き師匠の大きな存在が支えとなっているので、これから何があっても挫けることはないと信じたくなります。
次回以降、ホジュンの医師人生がまた一段と飛躍していくのか、それとも新たな障壁が生まれるのか。引き続き見逃せない展開が続きそうですね!
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