こんにちは、クルミットです♪ 第3話は、扶余での最初の代理旅行に区切りがつき、依頼人ケイトとそっくりな女性の謎が明らかになる回です。一本の数珠の腕輪から、離れていた家族の物語がつながっていきます。
第3話のあらすじ
カン・ヨルム(コン・スンヨン)の初めての代理旅行は、扶余(プヨ)で最後の局面を迎える。アメリカにいるケイトと同じ顔をした女性は、韓服の名人ジスク。ケイトの代わりに旅をしているヨルムは、二人の関係を探っていく。
ジスクが韓服の名人だと知ったヨルムは、本人に会うため韓屋を訪ねる。門に掲げられているのは「大韓民国名匠の家」の文字。そこで迎えるジスクの顔は、やはりケイトとそっくりだった。けれど、ジスクは初めから打ち解けてくれるわけではない。
当初は警戒していたジスクも、少しずつヨルムに心を開いていく。ヨルムが縁側に腰を下ろし、針仕事に集中する場面もある。さまざまな体験に熱心に取り組んできた旅行リポーターらしく、今回も目の前の作業に一生懸命向き合っていた。
韓服姿のジスクと並んで話すヨルム。その手首には、ケイトから送られた数珠の腕輪があった。ジスクはその腕輪をじっと見つめる。そっくりな顔に加えて、彼女が気に留めた腕輪も、二人のつながりを考えるうえで見過ごせないものになっていく。
ただ、ジスクは自分には兄弟姉妹はいないと言い切る。顔が似ているからといって、すぐに姉妹だと決めつけることはできない。ヨルムがさらに手がかりを得るのは、ジスクの娘ジンジュとの会話だった。そこで、ジスクが抱えている母親との問題が見えてくる。
ジンジュは「おばあちゃんが亡くなってから、母は針仕事ができないんです。おばあちゃんは母をずっと嫌っていたそうです」と話す。韓服の名人であるジスクは、母親を亡くして以来、針仕事ができずにいた。しかも、母親から愛されていなかったと思っていたのだ。
そんなヨルムに、イ・ヨンソク(キム・ジェヨン)が示したのは、ドッペルゲンガーとオッカムの剃刀というヒントだった。「最も単純なことが真実である可能性が高い」。複雑に見える謎をどう受け止めるか、その考え方がヨルムを真相へ近づけていく。
そして、ケイトから届いた一通のメールをきっかけに、謎が解ける。ヨルムが見たのは、ケイトが生まれたときに着ていた産着と、数珠の腕輪が映った動画。その映像から、ジスクとケイトを結ぶ真実にたどり着く。
ケイトは、ジスクの双子の妹だった。生まれたばかりのケイトは、病気のジスクを救うため、数珠の木の下に捨てられていたのだ。二人が同じ顔をしていた理由は、双子だったから。けれど、その単純な答えの向こうには、姉妹が離れ離れになる痛ましい事情があった。
ジスクにとって、明らかになったのは妹の存在だけではない。自分を生涯嫌っていたと思っていた母親の、深い愛情と本当の思いも知ることになる。母に対する長年の誤解がほどけたジスクは、激しく泣き崩れる。妹の存在とともに、母親との関係をめぐる思いも大きく変わっていった。
真実を知ったあと、ジスクは再び針仕事を始める。今度、彼女が自分の手で仕立てるのは、ケイトのための韓服だった。母親への誤解が解けたことで閉ざされていた心が開き、長く離れていた妹を迎える準備が進んでいく。
オグエンターの面々も空港へ出向き、ケイトを出迎える。ジスクが用意する韓服と、ケイトを迎える人たち。五十年ぶりとなる姉妹の再会を前に、離れていた家族が再びつながることへの期待が膨らむ。ヨルムの初めての代理旅行は、家族を見つける手助けをした旅として締めくくられる。
数珠の木の森や白馬江の遊園地、伝統的な韓屋の風景も、この扶余の旅を彩った。その土地で出会った人たちと関わり、隠されていた家族の事情に触れるなかで、ヨルム自身も成長していく。
旅を終えたヨルムは、晴れやかな表情で久しぶりにオグエンターの事務所へ戻る。そこでヨンソクが見せたのは、代理旅行専門の旅行会社『サマー』のホームページ画面だった。扶余での経験を経たヨルムは、「旅をしたいです」と答える。自分から旅に向かう意思を示した瞬間だった。
そこへオ・サンシク(ユ・ジュンサン)が登場する。営業への意気込みを見せるサンシクが紹介した、二つ目の代理旅行依頼の主役は、レトリバーのジニ。家族探しにつながった最初の旅を終えたヨルムの前に、今度は犬が現れる。次の旅への入口が示されたところで、第3話は幕を閉じる。
クルミットの感想
今回いちばん残ったのは、ジスクがケイトのために韓服を縫い始める場面。母親を亡くしてから針仕事ができなくなっていた人が、妹を迎えるためにもう一度針を持つ。手を動かす姿から気持ちの変化が伝わってきて、どんな一着に仕上がるのかまで気になった。
ただ、病気のジスクを救うために、生まれたばかりのケイトが捨てられたという過去は、簡単には受け止められない。ジスクが母の愛情を知って泣く場面にはぐっときたけれど、ケイトが家族と離れて過ごした五十年も消えるわけじゃないんだよね。だからこそ、妹のための一着が、これから関係を築いていく贈り物に見えた。
ヨルムが人と人をつなぐきっかけを作れたのも印象に残った。事務所で「旅をしたいです」と答える場面は、扶余での経験がそのまま次の一歩につながっていて、素直に応援したくなる。
そして最後に紹介されるのが、レトリバーのジニ! 姉妹の物語の余韻が残るところに犬が登場して、思わず笑ってしまった。次はどんな依頼になるのか、ヨルムとジニの組み合わせを楽しみに待ちたい。
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