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クルミットです♪
tvNドラマ『偉大なショー~恋も公約も守ります!~』第10話では、ウィ・デハンとカン・ジュハンの本格的な選挙戦が幕を開けます。
政治の世界で繰り広げられる策略、そして再びすれ違う愛――今回も見応えたっぷりの一話でした。
それでは第10話を一緒に見ていきましょう!
偉大なショー 第10話のあらすじ
ウィ・デハンの前に現れたライバル・カン・ジュハンは、なんと同じ地域で無所属出馬を宣言。
さらにはデハンの家のすぐ近くに引っ越してきて、まさに“隣人ライバル”状態に!
「フェアプレーで戦いましょう」
そう言い放つジュハンの笑顔に、デハンは複雑な気持ちを隠せません。
選挙を前に焦りを感じるデハンに、市長のチョン・ハンスが助言します。
「市場の顧問になれば、選挙は有利に進む」
かつて母が30年働いていたインジュ伝統市場。
デハンは懐かしい気持ちで市場を訪れ、店主たちと笑顔を交わします。
人との温かいつながりが戻ってきたようで、胸がじんわりと温まるシーン。デハンにとって市場は政治の原点でもあり、母のぬくもりを感じられる場所。
しかしその席には思わぬライバルが。
スヒョンの父・チョン・ジョンチョルが市場顧問としてカン・ジュハンを推薦していたのです。
ショッピングモール建設を阻止できる人材として、彼に白羽の矢が立ちました。
一方で、宿敵カン・ギョンハン議員はついに与党代表の座を手中に収めます。
その裏で息子ジュハンを後継に据え、盤石な地盤作りを進めていました。
そんな中、元恋人のキム・ヘジンがデハンを訪ねてきます。
「ジュハンと私を上手くくっつけてくれたら、スヒョンとの仲を応援してあげる」
相変わらず計算高い彼女の言葉に、デハンは苦笑い。
そしてデハンはスヒョンに、大学時代に突然距離を取った理由を尋ねます。
「実はずっと君が好きだった」と正直に打ち明けますが、スヒョンは静かに答えます。
「もう過去のことよ」
二人の間に流れる空気は、どこか切なく重たいものでした。
長い時間を経ても埋まらない心の距離。お互いを思っているのに、どうしても噛み合わない二人の関係が切ない。
スヒョンの胸の奥には、妹を失った罪悪感がまだ残っていました。
「もしあの日、私がデハンと会っていなければ、妹は生きていたかもしれない」
彼女の涙を知らないまま、デハンはただ静かに遠ざかっていきます。
そんなある日、デハンは市場で店主を追い出そうとする建物のオーナーを目撃。
怒りに任せて手を出してしまい、警察に逮捕されてしまいます。
その窮地で手を差し伸べたのは――ジュハン。
表向きは助け船を出す姿勢ですが、裏では父ギョンハンの仕掛けた“罠”でした。
どんな善意も、政治の世界では利用されてしまう。誰を信じていいのか分からなくなるほどの駆け引きが張り詰めている。
一方、ネット上で誹謗中傷に苦しむハン・ダジョンを励ますのはスヒョン。
「逃げないで、正面から向き合って」
その言葉に背中を押され、ダジョンは携帯を壊し、勇気を出して言い返します。
「言いたいことがあるなら、直接言いに来なよ!」
小さな少女の成長が垣間見える瞬間でした。
涙を見せず、笑顔で立ち向かうダジョンの姿が本当に頼もしい。守られる存在から、自分で未来を切り開く強さを感じた。
その後、番組『論争』では“伝統市場活性化特別法”をテーマに再びデハンとジュハンが対決。
デハンはジュハンの過去の発言を引用し、鋭く切り返します。
「大規模ショッピングモールは雇用を生み出す?
でも、その陰で小さな商店がどれだけ苦しんでいるか知っているのか!」
市場の人々は拍手を送り、デハンが市場顧問に就任する流れに。
しかしその様子を遠くで見つめるギョンハンは、
「自分の手で墓を掘っているな」と意味深な笑みを浮かべます。
表の勝利の裏に、静かに動く陰謀。笑顔の裏に潜む不穏さが、次の波乱を予感させる。
そしてついに、チョン・ハンス市長が裏切りの一手を放ちます。
市場近くの土地にショッピングモール建設が正式に決定。
デハンの努力が無情にも打ち砕かれる――衝撃の結末。
偉大なショー 第10話の感想まとめ
第10話は、政治の冷たさと人の温かさが交錯する回でした。
勝負の世界では正義も友情も利用され、誰が味方で誰が敵なのか分からなくなる展開。
それでも、ウィ・デハンの“人を信じたい気持ち”が時折垣間見えて救われます。
ハン・ダジョンの強さと成長も心に残る場面でした。
優しさが利用されても、それでも優しさを捨てない人の強さ。ウィ・デハンという人物の魅力が一層際立った回。
次回、第11話では裏切りの連鎖がさらに激化!
果たしてデハンは再び立ち上がれるのか――?
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