偉大なショー 第15話あらすじと感想|「事実と真実!」揺らぐ信頼と父の決意――選挙戦、運命の夜へ

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tvNドラマ『偉大なショー~恋も公約も守ります!~』第15話では、
選挙戦の真っ只中で、ウィ・デハンが最大の試練に立ち向かいます。
暴かれる“事実”と、彼が守り抜こうとする“真実”。
親として、政治家として、心が震える展開でした。

それでは第15話を一緒に見ていきましょう!

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偉大なショー 第15話のあらすじ

子どもたちの実父ハン・ドンナムは、デハンに衝撃の事実を告げます。
「ダジョンの本当の父親は、性犯罪者だった。逮捕寸前にビルから転落死した。」

ダジョンの母が暴行の末に身ごもったこと、
そして「子どもを産みたい」と周囲の反対を押し切ったこと――。

その真実を知ったデハンは言葉を失い、
こみ上げる涙を止められません。

“血”ではなく“愛”で守ってきた関係だからこそ、この真実はあまりにも残酷。ダジョンの母の強さと哀しさが胸を締めつける。

ドンナムは「他人の娘だと知りながら父親面して、責任を取れ」と挑発。
しかしデハンは静かに言います。
「俺は彼女の父親だ。血がつながらなくても、それは変わらない。」

そして深く頭を下げ、「この事実は墓まで持っていってほしい」と懇願します。

その頃、春川に戻った子どもたち。
家を離れた寂しさを感じながらも、
デハンは夜通し選挙活動に奔走します。
掲げたスローガンは“信じる政治、正直な 아빠(父)”。

やがて選挙戦最大のイベント、「総選挙討論会」が開幕。
テーマは“住まいと幸福”。

デハンはこう語ります。
「4人の子どもたちと暮らして分かった。
家は、ただの建物じゃない。
人が生きるための“安心”そのものなんです。」

対立候補ハ・ボムスは「そんな理想は不可能だ。共産主義国家か?」と嘲笑。
するとデハンは穏やかに返します。

「その政策、あなたの党の公約にもありますよ。
……전진당도 공산주의입니까?(前進党も共産主義なんですか?)」

会場に笑いが起こり、空気が一変。
さらにキャスターのキム・ヘジンが暴露。
「ハ・ボムス候補はシンガポールで違法賭博をしていました。」

一気に形勢逆転! デハンの支持率は急上昇します。

小さなユーモアで重たい空気を変えるデハンらしさが光る。言葉の力で人の心を動かす、本物の政治家の姿があった。

追い詰められたカン・ジュハンは苦渋の決断を下します。
党のために、キム・ヘジンとの候補一本化(단일화)を受け入れることに。
それは父カン・ギョンハンが描いた“完璧なシナリオ”でした。

しかし計算通りにはいかず、
単一化後も世論調査ではデハンが依然トップ。

怒りに震えるギョンハンは言います。
「ジュハンには物語がない。だが、
ウィ・デハンの物語が“偽物”だと暴ければ勝てる。」

そして差し出したのは――
ダジョンの出生の真実を語るドンナムの録音データ。

「この事実を報じるかどうかはお前に任せる。」

その夜、ジュハンはデハンを呼び出します。
「……ダジョンの本当の父親が誰か、知ってる。」
「この事実を公表しない代わりに、出馬を取り下げろ。」

苦悩するデハン。
“結ぶべき縁”と“断ち切るべき過去”の間で心が揺れます。

守りたいのは自分ではなく、娘たちの未来。沈黙か告白か――どちらを選んでも傷つくしかない、重い選択。

一方スヒョンはジュハンに詰め寄ります。
「あなたがこの噂を流したの?
あの子たちの気持ちを少しでも考えたことある?」

しかしジュハンは冷たく返します。
「嘘じゃない。事実だ。」

するとスヒョンは静かに言い放ちます。
「見えるものがすべてじゃない。
事実と真実は違うの。」

彼女の瞳には、真っ直ぐな怒りと悲しみが宿っていました。

“事実と真実は違う”――この一言が、このドラマのすべてを象徴しているように感じる。心が震える名セリフ。

選挙戦終盤。
デハンは世論操作にも屈せず、無所属のまま最後まで走り抜けます。
彼を支えるのは、市場の人々と子どもたちの存在。

しかし、最終盤でジュハンが出した一言が、
デハンとダジョンを再び苦しめることに――。

「結んだ者が、ほどくべきだ。
それが君とダジョンを守る唯一の方法だ。」

彼の言葉を前に、デハンは沈黙。
涙をこらえながら空を見上げます。

「俺が結んだ絆は、俺が守る。」

静かな決意の中で幕を閉じる、緊迫のエンディングでした。

偉大なショー 第15話の感想まとめ

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第15話は、“事実”と“真実”という言葉の意味を深く考えさせられる回でした。
嘘や過去の過ちがどうであれ、人が人を信じ、守りたいと思う気持ちは“真実”でしかない。
ウィ・デハンがそれを体現してくれている気がします。

スヒョンの言葉が特に印象的で、
このドラマがただの政治ドラマではなく、人の心を描いた“家族の物語”だと再確認させられました。

心の底から誰かを信じること。それがどんなに不器用でも、結局は人を救う力になる――そう思わせてくれる温かい一話。

次回はいよいよ最終回・第16話!
選挙の行方、そして家族の未来――最後まで目が離せません。

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