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クルミットです♪
前回、牛商いで頭角を現したボンサムが“客主の頂点”へと担がれかける場面に大きな動揺を見せましたよね。兄貴分のチョ・ソンジュンや周囲の期待とは裏腹に、“客主になること”を強く拒否するボンサム。そんな中、義州出身のギル・ソゲや六矣廛の大行首シン・ソクジュ、そして謎めいた動きが続くキム・ハクジュンなど、多くの登場人物が入り乱れる緊迫した展開が描かれます。
それでは6話を一緒に見ていきましょう!
客主-商売の神- 6話のあらすじ
六矣廛(ユギジョン)の大行首であるシン・ソクジュ(イ・ドクファ)は、長年そばで仕えてきたギル・ソゲ(ユ・オソン)の裏切り行為を知り、水責めを含む激しい拷問を加えます。
シン・ソクジュが抱える不正の証拠となり得る“秘密帳簿”を盗み見たギル・ソゲが許されるはずもなく、必死に命乞いをするものの、冷酷なシン・ソクジュは聞く耳を持ちません。
裏をかこうとした代償があまりにも大きく、ギル・ソゲの執念がどこへ向かうのか、ドキドキさせられますね…!
「人を死に至らしめる要因は“見てはならぬものを見たとき”」というシン・ソクジュの言葉が、いかに彼が徹底して冷酷に権力を守ろうとしているかを物語っています。ギル・ソゲは“どうしても客主の頂点・六矣廛の大行首になりたい”という野望を捨てきれず、それが命懸けの行動へとつながっていたようです。
そんなギル・ソゲは、拷問後に捨てられたところを偶然通りかかった“젓갈(塩辛)商人”のケットン(演:キム・ミンジョン)に助けられます。ケットンはギル・ソゲを介抱しながら、「お互いの目的が叶うまで同行しよう」と、思いがけない相棒関係を結ぶことになるのでした。
ギル・ソゲの窮地を救ったのが、まさかの“塩辛商人”ケットンというのが面白いですね。今後の二人の凸凹コンビに期待が高まります!
一方、宋坡馬房(ソンパマバン)では、ボンサム(チャン・ヒョク)が“10日以内に牛を3頭売る”という難題に挑戦し、成果を上げたおかげで商売は順調に拡大。月日が流れるうちに“봉先生”と呼ばれるほどの存在感を持つようになりました。独自の工夫として、牛それぞれの特徴を記録した「牛帳簿(소장부)」を作り、必要な人には信用取引(ツケ)も行うなど、画期的な方法で評判を高めていきます。
しかし、規模が大きくなればなるほど、雇われる人も増え支出も増え、経営を回していくのは容易ではありません。そんなとき、高利貸しのキム・ハクジュン(キム・ハクチョル)がやって来て「ソンパマバンの未来は若いボンサムが継ぐべきだ」と言い出し、周囲をあおるような発言をするのです。
表向きは「後進に道を譲ろう」と言わんばかりですが、実際にはキム・ハクジュン自身が裏で何かを狙っている様子。
その結果、宋坡馬房の“後継者”としてボンサムが急浮上し、帳簿を管理しているチョ・ソンジュン(キム・ミョンス)や乱暴者のソン・マンチ(パク・サンミョン)との間に、亀裂が生まれかけます。
大きくなった組織には、それだけ多くの食い扶持が増える。簡単に“客主”や“行首”の立場につくということは、文字通り大勢の命を背負うことなんだなと痛感しますね。
ボンサムも「客主の頂点に立つ」という周囲の期待を非常に重く感じています。父・天オスがどういう形で命を落としたのか、さらに義兄弟のキル・サンムンも犠牲になった過去が脳裏を離れません。「誰かの上に立ち、大きな責任を抱えるくらいなら、いっそ自由に商売をしたい」と考え、自ら宋坡馬房を去る決意を固めるのでした。
ちょうどその頃、ボンサムの姉・天ソレ(パク・ウネ)は、父の仇とも言えるキム・ハクジュンの家で妾(ソシル)として暮らしながら密かに復讐の機会を狙っています。ソレは“牛商いで名を上げた若手”の噂を聞き、「もしかして弟のボンサムでは…」と直感し、ついに直接その正体を確かめに向かおうと動き出します。
やがてボンサムは、多くの人々のために利益を生み、同時に皆を食べさせていく“客主”という道がどれほど困難かを改めて痛感。宋坡馬房を離れ、新天地を模索する形で第6話は幕を下ろしました。果たして彼はどのような道を選ぶのでしょうか…。
客主-商売の神- 6話の感想まとめ
6話は、ギル・ソゲがシン・ソクジュに裏切りを疑われ、まさに生死の淵をさまよう場面から始まりました。ケットンとの出会いは思いがけず笑える要素もありつつ、これからどんな波乱を巻き起こすのか期待が高まります。
また、ソンパマバンをめぐる後継問題は、組織を大きくしたボンサムだからこそ抱える苦悩がリアルに描かれていましたよね。父の無念を思い出せば思い出すほど、“客主になる”ことへの恐れが増すボンサムの気持ちには大きく共感します。
さらに、ソレが遂にボンサムの存在を感じ取り“真相を確かめるために動き出す”という展開も熱いです。二人の再会はどうなるのか…兄妹の絆がどんな形で復活するのか、今後の流れがとても気になります。
さまざまな人々の野望や葛藤が交錯し、ますます目が離せない展開ですね。次回はボンサムがどこへ向かい、ソレとの距離がどう縮まるのか注目して見ていきたいと思います。
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