客主-商売の神 34話ネタバレ!宿命の対峙と新たな試練が生む決断とは

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今回は韓国ドラマ『客主-商売の神-』第34話についてご紹介します。
前回は、シン・ソクジュの財産をめぐる陰謀や、ソサの死による悲しみが大きく広がり、ボンサムは追い詰められたように見えましたね。そんな中、新たに日本との通商問題や権力争いが加速し、ますます波乱が続いています。

それでは34話を一緒に見ていきましょう!

客主-商売の神- 34話のあらすじ

天ガ徳場の干しタラ事業で一度は痛手を負ったチョン・ボンサム(演:チャン・ヒョク)でしたが、なんとか再起し、妻であるチョ・ソサ(演:ハン・チェア)を失った悲しみを抱えながらも、息子・ユスを守りつつ“商いの道”を貫いています。ところが、今回、さらに国を取り巻く情勢が大きく動くことになりました。

シン・ソクジュ(演:イ・ドクファ)は、過去の罪業に対する後悔から自身の財産を整理し、「ユスに託したい」と考えていた様子。しかし、その情報を嗅ぎつけた先惠廳(センヘチョン)の元当上・ミン・ギョムホ(演:イム・ホ)や観察使のキム・ボヒョン(演:キム・ギュチョル)らが総出で手形を奪おうと狙い始めます。さらにギル・ソゲ(演:ユ・オソン)やメン・グボム(演:キム・イルウ)も権力の座につくため、この財産を何とか手に入れたいと企んでいるのです。

物欲と権力欲が絡み合う中、誰が裏で手を引いているのか分からない状況が怖いですね…!
ボンサムは「シン・ソクジュの財産は、子どもであるユスに渡されるべきもの」と考えつつも、実際にその大金を受け取ることにはためらいを感じています。なぜなら、“自分が汗水垂らして得たものではなく、シン・ソクジュが多くの人を犠牲にして築き上げた金”だと思うからです。そこで、シン・ソクジュの“本当の狙い”を確かめるため、ひとまず邸宅を訪ねることに。

受け継いだ財産が「血と涙で築かれたもの」だと知ったら、ボンサムなら迷って当然ですよね。
ところが、そこでは権力者たちがシン・ソクジュに「財産をすべて出せ」と迫っており、彼自身はすでに体調も悪化している状態でした。彼らは「あなた一人の財産じゃない、我々が後ろ盾をしてやったから手に入れた金だ」と強引に主張し、シン・ソクジュを不敬罪だと罵倒しながら財産没収を試みます。さらに、観察使を動かし、ボンサムまで一緒に連行しようとしたため、シン・ソクジュはついに「あの大金の手形」を自ら焼却するという最終手段に出ました。

ここでシン・ソクジュが“自分の意志で手形を焼く”選択をしたのは驚きでした。
「これでお前たちも俺も何も得られない」と微笑するシン・ソクジュに対して、周囲は呆然。権力者たちが彼をどうしようもできなくなった一方、ボンサムは「本当にそれでよかったのか」と胸中複雑でした。
結局、体調の限界に達したシン・ソクジュは、最期にボンサムへ「朝鮮にはまだまだ多くの問題があるが、お前ならば道を見つけられる」と語って息を引き取りました。最晩年には“本当の意味での悔悟”を抱いていたようで、ボンサムに「地球儀」を託し、外の世界を見据えた商いを促す姿が描かれます。

あの強欲なシン・ソクジュにこんな一面があったなんて…。最後の贈り物が地球儀というのが切なくも希望を感じますね。
シン・ソクジュの死後、ミン・ギョムホやキム・ボヒョン、そしてギル・ソゲまでもが「空いた大行首の座」を狙って暗躍。結果、ギル・ソゲが“新たな大行首”の有力候補として名乗りを上げることになりました。彼は今や強大な権力者に取り入っており、ついに念願だった“六矣廛の頂点”に手が届きそうな勢いです。

シン・ソクジュから奪う形での大行首。ギル・ソゲの野心がついに形になるのかと思うと、ゾクっとします…!
そんな中、ボンサムは日本から大量の資金と商材が流入し、朝鮮の商業が脅かされることに強い危機感を抱いています。干しタラに加え、米や各種物産まで日本へ流れ、物価は高騰しているという状況で、「どうやって朝鮮の商いを守るのか」が大きなテーマに。シン・ソクジュの遺志を受け継いだボンサムは、新たな時代の波を乗り越える方法を模索し始めました。
一方、ギル・ソゲは「俺とお前(ボンサム)の一騎打ちだ」と言わんばかりに挑発。しかしボンサムは「いや、これは国対国の商戦だ」と返し、最終的に「次に会うときが本当の勝負だ」と火花を散らすのです。

ついに“国 vs 国の上”で戦うボンサム。ギル・ソゲとの私怨を越えた大きな商戦に突入しそうでワクワクします!
そして最後のシーン、ボンサムはギル・ソゲの独り言を偶然聞き、衝撃的な事実を知ってしまいます。「父・チョン・オスを死に追いやった張本人は、実はギル・ソゲだった」ということが…。怒りに震えるボンサムが「やはりお前だったのか?」と絶叫するところで第34話は幕を下ろしました。

客主-商売の神- 34話の感想まとめ

ソサを失った悲しみ、シン・ソクジュの死、そしてギル・ソゲが新たな大行首になるという大きな転換が詰め込まれた第34話でした。シン・ソクジュが最期にボンサムに寄せた信頼と“地球儀”がとても印象的で、過去の悪行を悔いながらも「新しい時代」をボンサムに託したのだと感じさせられます。

あのシン・ソクジュが最後に笑みを浮かべながら手形を焼く場面は、切ない反面、「本当に悔いていたんだな」とグッとくるシーンでしたね。
いっぽう、残されたボンサムは“朝鮮の商売”を守る使命感をさらに強め、一方でギル・ソゲは“父の仇”という最大の衝撃要素に繋がりました。もはや2人の対立は私怨の域を越えて、国を巻き込んだ大きな商戦へと発展する予感がします。
次回、第35話では、この“父の仇”問題をボンサムがどう決着させるのか、そしてギル・ソゲが“新大行首”としてどんな手段に出るのか、さらに激しくぶつかり合いそうですね。日本の商船が朝鮮に押し寄せるなか、どのように“商い”を続けるのか注目です。

ボンサムの“人を大切にする商い”が、国の大きな波にどう対抗していくのか…。思わず応援したくなる局面ですね!

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