客主-商売の神- 第38話あらすじネタバレ!日本の進出と朝鮮商人の奮闘が交錯する運命

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これまでも、貧しい百姓を救うために米を放出したり、仲間とともに様々な困難を乗り越えてきたボンサム。
しかし、日本の資本が大々的に流入する気配があり、朝鮮の商売が再び大きな波乱に巻き込まれてしまいそうですよ。それでは38話を一緒に見ていきましょう!

客主-商売の神- 38話のあらすじ

国の財政も厳しく、朝鮮内部では続く権力闘争がさらに激化しています。その中でも民衆の飢えは深刻で、ボブサン(行商)たちが必死に支えようとする一方、日本からの資本と商品が押し寄せてくる状況。そんな中、ドスンジ(都承旨)ミン・ヨンイクは「朝廷と手を結んで、ボブサンを掌握したい」と考え、道接長(どうせつちょう)チョン・ボンサム(演:チャン・ヒョク)を取り込もうと画策します。

「ボブサンたち20万を手にすれば、政治も思うがまま」というわけですが、ボンサムは「商人が政治に巻き込まれるのは危険だ」と抵抗。とはいえ、仲間の安全を脅かすとの圧力から決断を迫られ、苦悩を深めることになります。

この場面でのボンサムの葛藤は、本当にやるせないですよね。商人として独立を守りたいけれど、仲間を危険にさらすわけにもいかないという…。
そこに現れるのが“国事堂ママ”メウォル(演:キム・ミンジョン)。彼女は相変わらずチョン・ボンサムとの結婚を狙っているようで、周囲をうまく操りながら自分の野望を叶えようとします。すでにメウォルがソサ(演:ハン・チェア)を殺したという決定的証拠はないものの、ソサの侍女ウォリ(演:ムン・ガヨン)は「絶対に彼女が犯人」と確信していました。

メウォルの一途な思いが完全に歪んでしまっていて、見ているこちらとしてはゾッとするほど怖いです…。でもボンサムだけはまだ真実を知らないのがもどかしいですよね。
一方、新たに日本との通商が本格化し、ボブサンたちが大変な競争にさらされる事態が目前に迫っています。すでにいくつかの港が開かれ、米や塩、面布などの必需品が国外へ流出し、物価が急上昇。民衆の生活は苦しくなるばかりです。ボンサムは朝鮮の商売と民衆を守るために「三つの物資(米・塩・面布)を確保し、価格を安定させよう」と提案。仲間たちも賛同し、しっかり支える形をとります。

こういう大きな視点で“国を思い、民衆を思う”ボンサムがやっぱりかっこいいなぁ。まさに商売の神の器を感じます!
しかし、以前からボブサンの反対を押し切り“海外開放”を推進してきた親日派の動きも強まります。ここで思わぬ伏線が表れたのが、かつてボンサムの頼れる仲間だったセン・ドル(演:チョン・テウ)こと“南ソンユ”が、まさかの王族関係だったという正体を明かしたこと。彼はドスンジ・ミン・ヨンイクの側に取り込まれ、大行首として巨大な商会「海東商会」を立ち上げます。
“海東商会”は日本や清国の商人たちにも門戸を開き、圧倒的な資金力で朝鮮の市場を握ろうとしているようです。

ボンサムと“南ソンユ”の対立がどんどん激化しちゃいますね。昔の仲間だけに、見ていると切なさが倍増します。
そんな状況で、餓える民衆を見ていられないボンサムは、持っている米を80ガマも配給。だがそれで助かった人々がいる反面、まだまだ食糧難は続く様子。しかも権力者たちはボンサムが3,000石ものセコクミ(税として集めた米)を勝手に持ち出したと糾弾し、“ボブサンを廃止”してしまおうとする画策を始めます。
これに対し、ボンサムは「誰がこの米を横領したのか追及すべきなのはむしろ権力者の方だ」と強く主張。結果的に民衆からの支持を得て、“道接長”としてさらなる信頼を集めますが、周辺が穏やかでいるわけもなく、さらなる弾圧の可能性が高まります。

ボンサムがいつも民衆側に立つからこそ、権力者には目障りですよね。応援したい気持ちがさらに強くなります!
そして、今回最も注目を集めるのが“ボブサンの掟”として、センドルが命令違反を犯した件。センドルは権力側に助力してボブサンたちを危険に陥れた罪を問われ、ついにチョン・ボンサムがセンドルの“チャジャン(身分証)”を取り上げ、「お前に罰を与える」と宣言。ゴンジャン30打(棍棒30打)の刑を科す形となりました。センドルは民ヨンイクのもとへ移り、“南ソンユ”として生きる道を選び、ついにボンサムとの縁を切ってしまうのです。

仲間として頑張ってきたセンドルが、ついにボンサムの“指示”から離れてしまうって悲しい展開…。でも、2人の信念は完全にすれ違っちゃいましたね。
こうして“国vs国”の大きな時代の波に飲み込まれながら、ボンサムたちは3種類の物資(米・塩・布)を死守しようと奔走。日本の進出をどこまで防げるのか、大行首に就いたギル・ソゲの死後を継いで勢力を伸ばす“海東商会”との対決がいよいよ本格化していきそうです。果たしてボンサムが新たな“商売の神”としての道を切り開くことができるのか—第38話はこうした深いドラマ性をもって幕を下ろしました。

客主-商売の神- 38話の感想まとめ

今回の38話は、ボンサムとセンドル(南ソンユ)の決裂が非常に印象的でした。幼い頃から苦楽を共にしてきた仲間が、“時代の流れ”や“立場の違い”によって反目するなんて、胸が痛くなります。でもお互いの信じる道を進むしかないという切なさが伝わってきましたよね。

「せっかく長年一緒にやってきたのに…時代の波が人間関係を変えてしまうのが悲しいです。でもそれがまたドラマチックですね…!」
また、メウォルがボンサムとの結婚を狙いつつ、ソサ殺害の事実を隠し続けている現状は「いつ真実が爆発するのか」と視聴者をハラハラさせます。もう少しで真相にたどり着きそうな“ウォリ”や周囲の動向にも注目が集まりますね。
日本の大量進出が引き金となり、権力者の腐敗がますます露呈する朝鮮。そんな混乱の時代こそ、ボンサムの“民を守る商い”や“仲間を思う力”がどこまで通用するのか、今後の展開がますます気になるところです。

「民衆のために米を配給したり、布を守ろうとしたり、ボンサムらしい“人に寄り添う商い”に毎度感動します。次の回も応援せずにはいられませんね!」
次回、第39話では、日本との取引に積極的な勢力とボンサムたちがどのように対立を深めていくのか、またメウォルの暗躍がどう影響するのか、見逃せないポイントだらけ。ぜひお見逃しなく!

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