幸せをくれる人-あらすじ-34話-35話-36話-感想付きネタバレありで紹介!

韓国ドラマ-幸せをくれる人-あらすじ-34話-35話-36話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

幸せをくれる人

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
ウナが生きていました。ゴヌの妹として。それまでの二人の蟠りは一瞬にして消えた。あの頃の仲良し姉妹復活です。ウナにとってはつらい記憶も蘇りました。ゴヌへの思いも残っているので複雑極まりないですが、ゴヌはウニを愛しています。自分の思いは封じ込めるしかないと判っています。これからの展開がどうなっていくのか、どんどん面白くなってきました。

【幸せをくれる人】ネタバレあり

幸せをくれる人 あらすじ第34話

ウニは、ウナの失われた記憶を辛いながらも聞いていた。養子に出された家は最初は良かったが、次第に喧嘩が絶えなくなり、その矛先は自分に向かっていたこと。あの日もそうだった。そして火事が起こり、ウナは逃げ出した。そして記憶がなくなった・・・。ウニはその話を涙ながらに聞いていた。あの時のウナの悲痛な声。そしてようやくたどり着いた家は火事。ウナらしき子供の焼死体。どれほど悲しく苦しく後悔に苦しんだか・・・。けれど今はそのウナが目の前にいる。奇跡だと思った。ウナは父の消息が未だにわからないことに疑問を抱いていた。本当に父はパク・ボネの言う様に亡くなったのか・・・。それとも失踪しているのか・・・。ミョンソンも戻ってきた家でウナはあの保育院で意地悪な言い方をしてきたミョンソンを思い出していた。何とも言えない再会ではあるが、喜ばしいことであった。ウナは帰った。ゴヌにも事の次第は伝えた。まだ、ウナはゴヌには会えない気持ちだった。この気持ちを切り替えるための時間が必要だった。ウナは暫く旅行に行くことにするのだった。ゴヌ父にそのことを伝える。ソジョン=ウナの様子が落ち着いていいる様子に安心をするものの、一人旅に心配するゴヌ父。しかし、今はソジョン=ウナの気持ちを一番に考えてあげたかった。家族だから・・・・。

ゴヌとウニとミョンソンはウナの事で今は喜んでいた。味方がふえたってことね!とミョンソンは喜ぶのだった。そじょん=ウナのゴヌへの気持ちを知っているだけに彼女がどうするのか、ウニの為に心配するミョンソンです。口は悪いけれど、本当にウニの事を家族と思って大切にしているミョンソンです。

ゴヌは父にウナを一人にしてあげる時間をあげるようにお願いする。まだ父にはソジョンがウニの妹のウナだとは知らせないでおこう、時期を見て話そうとゴヌはジョンフンと話す。ソジョンの事はジョンフンに必ず様子を見ていてくれるようにとお願いするゴヌ。ソジョンのままで父のためにはいてほしいが、ウナに戻るときはとの気持ちを尊重してあげようと決めているゴヌだった。

ウニは新店舗を新しい経営者と共に見に行っていた。自分の店をフランチャイズで展開させることに気持ちは大きく弾んでいた。店舗を任せる夫婦に仕入れのノウハウを伝えたりと張り切るウニ。そんな様子を頼もしそうに見るギョンスンとデサン。今は皆にとって何かが新しく動き始める時期に来ているように感じる。

グァンスは足のけがを理由にミョンソンに食事を持ってこさせたりと以前とは逆の立場で意気揚々としている。ミョンソンはグァンスに持ってきたユッケジャンに思いっきり激辛唐辛子を大量に入れておく。ギャフン言わせようとしたのだろうが、意外にグァンスはこの辛さがお気に召している様子。ミョンソン残念。ジャギョン母も同じのを食べて、激辛にヒーハーしているが、食べているところを見ると、この親子は辛党なんでしょうね。

ソクチンがジャギョンのマネージャーのようにジャギョンの衣装を持ってテレビ局を移動していると、かっての監督仲間から、お前はなんでこんなことをしているのかと聞かれる。ソクチンは今はただジャギョンの側にいたいだけだった。飲み物をジャギョンに持ってくると、ストローがないとソクチンに文句を言う。ソクチンの全てにワザと大きなため息をついて見せるジャギョン。ソクチンはそれでも身の回りの世話や食事の世話を甲斐甲斐しくするのだった。ソクチンと離れたいと願っているのにくっついてくるソクチンに嫌気がさしているジャギョンです。けれど新居の話を母からされると嫌がっているのに、結局一緒に見に行くとか言っているジャギョン。弱いなあ。

ミスクはワンソンの見合いがどうなったのか気になっていた。さり気なく探りを入れる。上手く言った様子にちょっと拗ねるミスク。ワンソンはミスクに愛想をつかした様子でこの見合いを進めていこうとしている。自分からワンソンを拒んだのに面白くないミスクだった。

ゴンスクが故郷の親戚に会いに行きたいとパク・ボゲに休暇を願い出る。訝しく思うが、休暇を受け入れるパク・ボゲだった。

ハユンは熱が出ている様子で汗をかいて具合が悪そうだった。昼間、大人は誰もいない。ユリと二人でいるハユン。帰宅したパク・ボゲはハユンの事を心配するが、ソクチンに自分が子供の面倒を見ろと電話して叱るのだった。まだ病気療養中なのに、子供だけにすること自体がおかしいと思うのですが、パク・ボゲはハユンの事を考えているようで、考えていないんですよね。ただ自分の手元に置いておきたいだけ。ウニに渡したくない独占欲だけ。本当にハユンの事を考えているならば、この状況がハユンに負担のなにものでもないと分かるはずなのに!!

ウナは暫く旅に出ることをウニにメールで知らせる。ウニはウナに帰ったら沢山話そうと伝える。ゴヌはそんなウナに会いに会社に行く。複雑な思いが沢山のウナだが、今はお姉さんに会えてうれしい。お父さんに感謝している。そして・・・・ゴヌへの思い。本当の父の消息・・・。そのすべてをウナは気持ちの中に整理をつけるために、ウナになるかソジョンのままでいるか・・・ウナはゴヌに話すのだった。

パク・ボゲは故郷に行くゴンスクにお見舞いにとお料理を届けさせようと家に使いの者をよこす。ところが、自宅前でゴンスクとジャギョン母が一緒にいるところを使いの者が見て、パク・ボゲに知らせる。パク・ボゲはゴンスクがどうしてジャギョン母と一緒にいるのかを不審に思い、ゴンスクの行動をつけさせて自分へ報告させる。ゴンスクが故郷の銀行へ訪ねていることを知るパク・ボゲ。ゴンスクはウニの父イム社長の口座の事でゴンスクが自分のことを探っていると気が付く。銀行の支店長は当時の事をゴンスクに話す。そして部下の女性が預金を全部降ろしていったことを知る。その女性はパク・ボゲ。その後、イム社長はそんな指示を出していないといったことをゴンスクに話すのだった。ゴンスクはジャギョン母に帰ったら驚くことを話すと電話で伝える。ジャギョン母ゴンスクとのやり取りを念のため電話を録音していた。ゴンスクが帰宅すると見張っていたものがパク・ボゲに知らせる。そしてパク・ボゲの手下がゴンスクをパク・ボゲのところに連れて行くのだった。パク・ボゲの前に連れてこられたゴンスクはイム社長の事で調べたことを突き付けられる。ゴンスクはパク・ボゲの底知れない威圧感に震えが止まらないでいた。そしてパク・ボゲにイム社長のお金を持ち逃げしたことを話すが、パク・ボゲはゴンスクに保証金を出したのは誰?と脅す。さらには娘からの電話で娘が窮地に陥っていることを知る。パク・ボゲから貰った小切手を使おうとして、それが盗難届が出され、娘が警察に連れていかれているのだ。事の次第に青ざめるゴンスク。パク・ボゲの恐ろしさに震えるゴンスク。結局娘を助けるためにゴンスクはパク・ボゲの思い通りにすることにする。ジャギョン母には一切自分が知り得た事実は何もない、話さないとパク・ボゲの目の前で電話で話すのだった。パク・ボゲはそれを見たうえで盗難届を間違いだったと届けを下げるのだった。

ハユンの髪が抜けることを心配しているユリ。それを聞いて心配するパク・ボゲ。ソクチンに電話するが、今のソクチンはジャギョンの事だけ。ハユンの看病は任せると言うソクチンに歯がゆい思いをしているパク・ボゲ。ようやく帰宅したソクチン。眠り続けるハユンに心の中で謝るソクチン。

グァンスからのまたのメール。怪我のせいで買い物行けないからユッケジャンを盛ってきてのメールに頭にくるミョンソン。怪我が治るまでの辛抱よとウニに言われ、我慢するミョンソンだった。

ソジョンがウナだということをウニはギョンスンに話す。涙して喜ぶギョンスン。今はソジョンがどうするかを皆は待つことにするのだった。

旅に出たウナは、ソジョンとして生きてきた時間を振りかっていた。そして大事な姉であるウニのこと。ジョンフンはそんなソジョン=ウナに美味しいお店の情報などをメールで教えるなど、ソジョンのことを離れていてもサポートする。そんなジョンフンにゴヌは兄として少しばかり嫉妬するのだった。

ミョンソンの出前を待っているグァンス。しかし実はけがはとっくに治っている。慌ててギプスを足につけてミョンソンを家に入れるグァンス。ミョンソンはグァンスに嫌味をたっぷりいう。そこにジャギョン母が現れ、口の悪いミョンソンに呆れている。ミョンソンはジャギョン母にも思ったことをはっきりと言う。グァンスはそんなミョンソンの事をカリスマがあった素敵だと思っているのだった。

ジャギョンはようやくソクチンとヴィラを見に行く。浮かれているソクチンだが、ジャギョンはハユンと3人で済む気はないと言う。ソクチンはその意見も受け入れる。とにかくソクチンは、今はジャギョンを自分の元に戻すことが一番なのだ。ハユンの事は、考えられないのだった。

ゴンスクはお店を止めたいとパク・ボゲに話す。怖くて働けないというが、パク・ボゲは辞めさせないとゴンスクに言う。そこにソクチンがやってきて、ジャギョンと2人で暮らすと言う。そのことに呆れてしまうパク・ボゲ。その話を聞いて流石のミスクも呆れてしまうのだった。

ハユンはユリと二人こっそり家を出て、家の周りを散歩した。しかし家から出た途端ハユンは倒れてしまう。大声でハユンを呼ぶユリ。ハユンは救急車で運ばれる。病院に着いたハユン、救急治療室に運ばれるハユンを泣きながら一緒に走るユリの声が病院の廊下に響くのだった。

幸せをくれる人 あらすじ第35話

ハユンはひたすら「ママ…ママ・・・」と言っている。ユリが泣きながらハユンを呼ぶ。ハユンの危機の知らせをミスクが電話で受け取る。

ジャギョンが、ソクチンとのことを考えてくれたことにソクチンは嬉しくて仕方なかった。まだハユンの事は知らない二人。撮影が終わったらそのまま新居ヴィラに行くという二人。ジャギョン母は喜ぶのだった。

ジャギョン母はゴンスクにしつこく電話するが、ゴンスクは困っていた。パク・ボゲに常に監視されているからだ。

パク・ボゲにハユンが倒れて入院したことが知らされ、慌てて病院へ行く。パク・ボゲは自分が罪深いからと呟く。ミスクはそれを聞いて不思議に思う。ユリは自分のせいでハユンが入院したと思っていた。そんなユリを慰めるためにワンソンにお願いするミスク。ソクチンにハユンのことを知らせると、ソクチンは慌ててやってきて、病室に入るなり「何やっているんだよ。しっかりと看病してくれ」と自分の事を棚に上げて、ミスクと母を怒鳴りつける。ミスクはソクチンの態度に腹を立てる。ハユンはそんなソクチンにウニに来てくれるように連絡してほしいと頼む。病院にいればママは僕の看病で来れるから・・・。ハユンの思いにソクチンもパク・ボゲも言葉にならないでいた。ハユンの心はウニだけだと思い知らされたようです。

ウニは新店舗を任せている夫婦の話を聞いていた。親切に世話をするウニに、夫婦は感謝して帰っていく。そんなウニを見て、立派に実業家への道をすすんでいるなとゴヌがウニを揶揄う。

ギョンスンは先日借りたハンカチを返そうとデサンの周りでウロウロしていた。そんなギョンスンを揶揄うデサン。ギョンスンは言いたいことも言えずに慌ててその場を離れるのだった。この二人のこれからがどうなるかも気になります。デサンいい人なのでギョンスンに早く素直になってほしいですね。

ゴヌはウニに手作りの料理を振る舞っていた。ミートソーススパゲッティの味は・・・とっても美味しい。そう伝えるウニに、ゴヌはウニへの愛情を存分に伝えるのだった。

ハユンはウニに会いたいとユリにお願いする。ユリは家に帰るようにミスクに言われるが責任を感じていてハユンの側にいるといい、絶対に離れない。ミスクはそんなユリを見て困り果てる。ワンソンが見かねてユリと話す。ユリはハユンがウニに会いたがっていること、ウニがいればハユンが元気になると訴えるのだった。ワンソンはそんなユリの言葉にウニに連絡する。ウニは慌てて病院へ向かうのだった。病院ではソクチンがいた。ゴヌとウニが病院へ来たことに腹を立てている。ゴヌから厳しいことを言われたソクチンは、腸が煮えくり返っていた。ウニはハユンの病室に入り、ハユンに話しかける。ハユンはウニが来てくれたことに嬉しそうにする。お水が飲みたいと甘えるハユン。他の人にはこんなこと言いません。飲み物を買いに行こうと離れようとしたウニの手を慌ててハユンは掴んで、どこにもいかないでという。大丈夫よと安心させるウニ。病室を出るとユリがウニを見て泣き出す。ハユンがソルみたいに死んじゃうのかと思ったこと、自分のせいで倒れてしまったこと。そしてハユンの両親ソクチンとジャギョンは家に帰っていないこと、ユリが全部話す。そのことを聞いたウニは顔色を変える。病室に入ってきたパク・ボゲ。そしてジャギョンとジャギョン母。ウニがいることに顔色を変え、腹を立てて病室を出るジャギョンだった。

ソクチンはウニにある書類を見せる。それはウニがハユンの養母だったことすらなかったことにする家族証明書。ウニは余りの卑劣な行動にソクチンに対し、今まで思っていたことを吐き出す。それでもウニに養母は実母になれないと血縁を前面に押し出してウニを否定するソクチンだった。ソクチンの大馬鹿野郎!と罵りたくなりました。本当に殴りたくなります。自分では面倒をみないのに、自分の物だと固執する。人に渡すのが嫌だなんて・・・パク・ボゲと一緒ではないですか。ここまで姑息な男だとは思いませんでした。プンプン!

ジャギョン母はゴンスクに会いにお店に行く。しかしゴンスクはジャギョン母を見ると逃げ出すのだった。けれど見つかってしまうゴンスク。ゴンスクの態度の変化にパク・ボゲから何かしら言われたと察するジャギョン母。困っているゴンスクに故郷でなにがあったかを尋ねるが、行かなかったと嘘をつくゴンスクにどうにもならないでいたのだった。

ゴヌ父はゴヌがいない会社を、役員たちには海外で勉強中だと思わせていた。その手はずなどはジョンフンがしているが、自分だけが働かされて不公平だとジョンフンに愚痴っているゴヌ父だった。ゴヌ父は本当にできた人。愚痴っていても何だか憎めない感じの人。

ミョンソンはある時、グァンスが実はけがをしていない事実を知る。自分が騙されていたことに気が付き、グァンスを追いかけるとグァンスの髪を掴み話せる場所に連れていく。露店の居酒屋?でグァンスを前にお酒を飲み怒りをぶつけるミョンソン。これきりで私たちは縁を切りましょうとミョンソンは言う。自分の存在を忘れてほしいとミョンソンは言うが、グァンスはそんなことは俺が決めると言う。二人は次々とお酒を飲みほしていくのだった。グァンス君は年上ミョンソンに惚れ込んでいますからねえ。ミョンソンのつれない態度も彼にはカリスマで目に映っているようだし。愛は色々です。

ゴヌはウニにソクチンの家族証明に対し、すぐ法的手続きをするように勧める。明日の早朝に弁護士に相談しようと決め、状況を相談するゴヌとウニ。弁護士はウニたちの状況に有利な状況を的確に指示してくれた。ウニはゴヌに感謝するのだった。

次の日病院へ行くとハユンをパクボゲたちが、無理やり退院させたことを知るウニとゴヌ。ウニに渡さないためにまだ体調の悪いハユンを無理やり退院させたことに怒りを覚えるウニ。もうウニは怒りを抑えられなかった。パク・ボゲの家にウニは訪ねていく。ソクチンとパク・ボゲのウニへの態度はまるでごみを見るような目。ウニは負けていなかった。ウニはソクチンたちを訴えると宣戦布告する。ハユンはウニと病院に行きたいとウニに甘える。しかしパク・ボゲとソクチンがハユンに対し叱りつける。そんなソクチンたちにウニはハユンの事をないがしろにして、ハユンを本当に大切にしていないと言うと、裁判で証明してみせると言い切り、その場を後にしてハユンには必ず迎えに来ると言葉をかけ、家を出るのだった。

ハユンは病院に行きたいとパク・ボゲに泣いて訴える。ウニママと暮らしたいと訴える。ウニママは、前はソクチンパパと結婚していたのにどうしてなの?と複雑な現状に対処できないでいた。ウニの裁判に対抗する為に、別居は控えるようにソクチンに言うパク・ボゲ。とにかくジャギョンが家に寄り付かないことやハユンの看病をまるでしていないことなどは絶対に漏らしてはいけないとミスクに脅すように言うパク・ボゲとソクチンだった。

ウニとゴヌは裁判に勝つための証拠を兎に角そろえることにする。ウニはただ、ハユンに捨てられたことを隠したかったがそれは無理だと弁護士に言われる。ハユンを正当にウニの元に戻すためには裁判でウニがハユンの親に相応しいこと、その事実を示さなくてはならないのだった。そのためにもジャギョン母がハユンを捨てた時の映像がもしあれば・・・。確実な証拠ではあるが、手に入れるのはとても難しいことだった。

ソクチンはジャギョンに、裁判に対抗する為にしばらく、パク・ボゲのいる実家に帰ってきてほしいと頼み込む。しかしジャギョンは呆れて自分の部屋に引きこもる。そんなジャギョンを説得する為にジャギョン母に何でも望みを叶えるとソクチンは言うのだった。ソクチンの人を自分の思い通りにするためのこういう姑息なところがパク・ボゲと親子だと実感するところですよね。

朝、どこかのホテルのベッド・・・。ミョンソンは携帯電話が鳴っていたので、出てみるが自分の携帯ではない。寝ぼけてはいたが、ここがどこなのかが分からないでいた。頭が痛い。昨夜飲んだのは覚えているけれど・・・。何があったの?ベッドの側には飲んだ後の酒瓶が数本放置されていた。???ミョンソンはよくわからなかったがホテルをそのまま出ていく。すると、入れ替わりでグァンスが朝食を買ってホテルに戻ってきた。ミョンソンが一人で帰ったことに驚き電話するグァンス。どうもミョンソンは昨夜の事を何も覚えていない様子。ミョンソンは途切れ途切れで記憶はあるが、肝心なことは覚えていないのだった。さあ、ここにまたドラマが始まりそうですねえ。

今日はデサンは新店舗の指導に行っている。ギョンスンに電話で好物の食べ物を隠していることを教える。ギョンスンはデサンが言った場所を見て顔が綻ぶのだった。

ウニはジャギョンと直接話すためにジャギョンに会いに行く。撮影でテレビ局にいるジャギョン。何も話すことはないと言うジャギョンに、女同士で話したいといい、ひたすらジャギョンと話せるようになるまで待つウニだった。

ウナ=ソジョンが帰っていた。ゴヌはソジョン=ウナの会社で会う。そしてウナから養子縁組を解消することを決めたと聞かされる。ゴヌ父への感謝は決して忘れたわけではない。けれどウナに戻ると決心したのだった。そんなウナ=ソジョンを少し寂しそうに見るゴヌだった。

ゴヌ父は帰宅したソジョンに花を持って迎える。嬉しそうなゴヌ父。そんな父にソジョンは自分の本当の家族を見つけたことを話す。そして養子縁組を解消したいことも伝える。折を見て紹介するわと言うソジョン。溜息をつくゴヌ父。ソジョンは今まで通り仕事は父の側でするわと話す。そんなソジョンの気持ちをゴヌ父は受け入れるためにじっくり考えると伝えるのだった。ただ、ウニが実の姉だとはまだソジョンは話さないでいるのだった。

ソジョンは不在の間の報告を会社の部下とジョンフンに聞いていた。ジョンフンが自分の穴をちゃんと埋めていてくれたことに感謝するのだった。

ゴヌとゴヌ父は久しぶりに家で酒を酌み交わしていた。養子縁組を解消することに飲まずにはいられない父を黙って付き合うゴヌだった。

ウニはジャギョンの撮影が終わるのをずっと待っていた。そんなウニに根負けしてジャギョンは話をすることにする。ハユンの事が気にならないかと言うウニに、疲れているのになんでそんなことを聞くのと腹を立てるジャギョン。そんなジャギョンにウニはハユンを取り戻すためにも協力してほしいと頼み込む。ウニはハユンをあのパク・ボゲから助けたい。あの親子から助けたい。そのためには戸籍に入れなくてもいい、戸籍の母親になれなくてもいいとジャギョンに訴える。ジャギョンはそんなウニをに自分にはない強さを感じるのだった。ジャギョンはパク・ボゲが兎に角恐ろしくて嫌いなんです。ウニがあの家からハユンを助けたいと思う気持ち。ハユンを思う心に母性を感じたのでしょうね。これが育ててきた人の強みなんですね。

ソジョンは父が自分の事でお酒を飲んだことがないのに、最近は困らせてばかりだと気にしていた。ゴヌはそんなソジョンにウナになっても、お前はゴヌ父の娘だし、僕の妹だと元気づけるのだった。

ウニはパク・ボゲに電話する。ジャギョンさんからハユンを育てていいと了解を得たと話すウニに驚くパク・ボゲ。ハユンの事を第一に考えてほしい、ハユンを自分に育てさせてほしいと頼む。そしてパク・ボゲはジャギョンがハユンにも裁判にも興味がないと話したことを聞き、腹を立てる。パク・ボゲはジャギョン母にすぐに電話する。会って話したいと言うパク・ボゲにジャギョン母は仕方なく会いに行く。そしてそこで、廃棄されたはずの自分のハユンを捨てた映像を見せられ、パク・ボゲに脅されるのだった。

幸せをくれる人 あらすじ第36話

ハユンを捨てているときの映像を見せられたジャギョン母。鮮明に映る自分の顔。パク・ボゲの表情は怒りも何も見られない無表情。しかしそれが帰って不気味だった。パク・ボゲはハユンを渡したくない。そのためには裁判に勝たなくてはいけない。どんな手を使ってもウニには渡さない。そういってジャギョン母を脅すのだった。ジャギョン母はジャギョンに会の映像が本当に総菜したことをジャギョンに話す。あれがある以上ジャギョンにウニへの協力は許されないと話すが、ジャギョンは頑として言うことを聞かない。ソクチンが酔っぱらってやってきた。ジャギョン母はあの映像をパク・ボゲに見せられ脅されたことをソクチンに話す。ソクチンはあの映像はUSBごと自分が破壊したはずだと言うが、ジャギョン母はパク・ボゲがコピーを保存していたことを話す。ソクチンは驚きと怒りで家を飛び出すのだった。

ウニはジャギョンが裁判に協力してくれるように頼んだことをミョンソンに話す。ハユンを裁判の過程で傷つけたくない。だから裁判なしにハユンを自分に育てさせてほしいと頼んだと。ミョンソンはあの人たちが素直にそんなことをしてくれるとは思わないとウニに苦言するのだった。

ソクチンは家に帰ると母がしたことをなじり、暴れまくる。全ては母のせいだと責める。ジャギョンから母性を奪ったのも全ては母だと。パク・ボゲは必死でやめてくれと哀願する。ジャギョンを愛していた、愛し合って結婚してのにそれを全て母のせいで台無しにされたとわめく。それでもパク・ボゲは自分がしたことは正当なことだと言い張る。自分は悪くないジャギョンが悪いのだと人のせいにする。その様子を見ていたハユンは余りの恐怖に泣き出しウニに電話する。ハユンの怯える声にウニはすぐにでも迎えに行こうとするが、今は行かない方がいいとミョンソンが止める。今言っても事を荒立ててしまうだけだと言い、ハユンに今晩だけは我慢して待っているようにミョンソンは説得する。ハユンもその言葉を聞き、今はミョンソンの言う通りにするのだった。これからの裁判でこの出来事がきっと有利になる。ミョンソンはそう判断したのだ。

ソクチンの気持ちが分かるはとパク・ボゲがソクチンに謝る。裁判が終わったら二人で暮らしていいと言う。ソクチンが自分のすべてだった。そういう母にソクチンは分かっている。だからこれ以上何もしないでくれと恨みがましい目で母を見やるソクチン。ソクチンの冷たい言葉と目にパク・ボゲは心を引き裂かれるような思いだった。項垂れて座る母を見て、家を出るソクチン。そのドアの開く音出ていく音に項垂れている姿にハユンは思わずパク・ボゲの手を握り締める。そんなハユンをパク・ボゲは抱きしめるのだった。ミスクは家に帰ると家の中が悲惨な状況に驚く。何があったかハユンに聞いたミスク。母は部屋に鍵をかけて閉じこもっている。

ソクチンは自宅からそのままジャギョンの家にやってきた。自宅で母を罵倒して出てきたソクチン。母を捨てて出てきたやりきれなさでジャギョン母に相当管を巻いて愚痴る。母のすることを認めることはできない。けれど自分をいつも思ってきてくれた母に対してどうすればいいのかソクチンは葛藤していた。ジャギョンを愛している。ハユンも自分のものだ。全てが最悪な状況だった。

ジャギョンは酔って管を巻いて寝てしまったソクチンの寝顔を見つめる。ジャギョン母はソクチンが気の毒でジャギョンにどうしても裁判を止めるつもりなのかと聞く。ジャギョンは腹が立って仕方ない思いでいたが、ソクチンの葛藤やジャギョン母が脅された状況を考え、ウニとの約束に目を瞑ることにする。裁判が終われば新婚生活を新居のヴィラで過ごせるし、その家もジャギョン名義にするとパク・ボゲが約束したと話すジャギョン母。ジャギョンもその話に、まんざらでもない顔をする。

ゴヌとゴヌ父とソジョン=ウナは久しぶりに3人で朝食をとっていた。とても穏やかだった。

ゴヌがウニの家にきて、昨夜のハユンの電話の音声を聞く。裁判に有利になるかもしれないと録音していたようです。ゴヌは弁護士の指示を仰ごうと言う。ウニは、戸籍はどうでもいい。ハユンを育てられたらそれでいいと話す。ゴヌは今、ハユンにとっての最適な状況を考えようとウニと話す。ウニは昨夜なぜソクチンが自分の母と言い争いをしていたのか…その原因は何だったのかと考えるのだった。母に従順なソクチンが母と言い争うなど余程の事だとウニはよくわかっているだけに何が起きたのかを訝っているんです。

デサンのうぬぼれに少々呆れているギョンスン。しかしここ最近デサンからお菓子などのプレゼント攻撃には嬉しそうだった。

ミスクはワンソンのお見合い相手と会社で話していた。ワンソンにぞっこんの様子のお見合い相手。ミスクはちょっと意地悪がしたくなり、その女性に嘘のワンソンの好みの情報を教えるのだった。

グァンスはこの前の夜の事を思い出していた。ミョンソンと飲んでホテルに行った夜のこと。グァンスはちゃんと記憶に残っている。ミョンソンに何度も告白する。酔っているミョンソンはグァンスに自分が何を言ったかも覚えていないだろうが、グァンスには忘れられない甘い夜だった。ミョンソンからの無しのつぶてにしびれを切らしてメールするグァンスだった。ミョンソンは返信でツレナイんですが、これって思い出したらどうなんでしょうか・・・。う~んちょっと可哀そうなことになりますね。

ウニとゴヌは病院に行き、看護師にハユンの看病中実の親が来ないでウニが看病していたことの証言をお願いする。また、ハユンが捨てられた当時のことを担当医師に証言を依頼する。二人は裁判のための証言を次々と集めていく。保育院の院長にもパクボゲの証言をお願いする。

ジャギョンとソクチンが裁判の為にパクボゲの実家にやってきた。ほとんど言葉らしい言葉のないジャギョンとパク・ボゲ。ハユンはソクチンを見ても近寄らない。先日の酔って暴れていたソクチンの様子を覚えていて怯えているのだ。ソクチンはハユンを抱きしめて謝る。しかしハユンの表情はただ嫌そうに顔を顰めているだけだった。

いよいよ裁判が始まった。裁判所の前でお顔を合わせるウニとゴヌ、そしてソクチンとジャギョンの夫婦たち。ウニはジャギョンに先日から心変わりしたのねとジャギョンに冷たい言葉を投げかける。

原告にウニ。被告席にソクチンとジャギョン。そして裁判はハユンが当時捨てられたことから始められる。ソクチンたちはハユンの存在を投じ知らなかったという。そしてウニはパク・ボゲから多額の養育費を受け取って養育をしていたと嘘を言う。ウニはそのことに対し、養育費はもらっていません。支援はありましたがパク・ボゲが保育院に対し寄付した事実はあると話すと、それを裏付けように保育院の院長の証言もあげられる。ソクチンは自分たちの都合のいい内容でばかり証言の内容を事実と捻じ曲げて話す。しかしウニは全てを正直に事実として訴える。ソクチンはウニとの結婚はウニからの申し込みだったとまた嘘を言う。しかしそれに対し、ウニは本当にそうならまず、婚姻届けを出しているはず。けれど婚姻届けは出されず、ハユンだけをソクチンの戸籍に入れていたことを話す。休憩中パク・ボゲはジャギョン母に上手く演技しろと指示を出す。姑の目があることをジャギョンにメールで知らせるジャギョン母。そのメールに呆れているジャギョン。ソクチンに裁判よりもパク・ボゲが嫌いだと嫌味を言うジャギョンだった

審議の休憩中、ミョンソンはゴヌの気持ちを代弁するかのようにソクチンたちへの怒りを口にする。ウニはハラハラして聞いているが、ゴヌは意外に口元が笑っている。ミョンソンが言っていることは自分も思っていることだから気持ちがスカッとしているようだった。

裁判の証言がさらに続く。ジャギョンがハユンの看病には一度も顔を見せず、女優としての仕事を優先させていたことなど看護師の証言を含めて明らかにされていく。ソクチンは必死にそれに対し弁明していく。ウニはソクチンたちがハユンは実家に預けて自分たちは新居のヴィラに住んでいることを証言する。ソクチンは俳優は不規則だから撮影の時の借りの住まい泊まるがちゃんとハユンと親子一緒に住んでいると嘘を言う。しかしハユンがウニに助けを求める電話の声が裁判内で再生されると、裁判長ももソクチンたちも傍聴席も明らかに表情を強張らせ、ハユンの恐怖を如実に晒していくのだった。どんなに弁明しても事態はウニの方に傾いていると言えるのだった。

デサンは裁判を終えたウニに労いの言葉をかける。そしてウニは裕福だとギョンスンにつぶやく。ギョンスンは不思議な顔をする。するとデサンはウニは心が裕福だ。そして息子と恋人がいるから裕福だと答える。ついでにデサンはギョンスンに。息子を産んで観ない?と意味ありげに揶揄う。ギョンスンは顔を赤らめて厨房に逃げるのだった。

ウニはハユンと電話している。ハユンは嬉しそうだった。ウニもこのままいけばハユンとまた暮らせると心が躍っていたのだった。

ワンソンのお見合い相手が、先日ミスクが嘘のアドバイスしたように、ワンソン好みと言われる井出達で会社を訪れる。しかし、それは明らかに真逆。ミスクのほんの出来心というか悪戯にミスクの娘ユリも開いた口が塞がらない様子。流石のワンソンもかなりひいた感じでデートに行くのだった。

グァンスはミョンソンにしに来たが、あの夜の事をまるで覚えていないミョンソンに、がっかりしている。それとなくワードをミョンソンに伝えるグァンス。ミョンソンは覚えていないと否定するが、なぜか頭に途切れ途切れに浮かぶ情景に、心がざわつくのだった。そして家に帰ると、あの夜何があったのかを必死に考えてみる。グァンスの言ったホテルの名前、途切れ途切れの情景。嫌な予感がするミョンソンだった。

ジャギョン母はミョンソンのことをあからさまに嫌っているが、グァンスがミョンソンのことを庇うのが面白くない。その話を聞いたジャギョンは、グァンスがミョンソンに恋していると気づき、ジャギョン母にそのことを指摘する。姉としてはグァンスの思いは見守ってあげたいのか、口調は優しいジャギョンだった。

ウニはハユンの為に本の読み聞かせを携帯に録音して携帯に送る。ハユンは丁度ユリに本を読んでもらっているところだった。ウニママの読み聞かせに二人とも大喜びだった。

ジャギョンに珍しく朝食を作るパク・ボゲ。しかしジャギョンは冷たい態度で返す。パク・ボゲはそんなジャギョンに腹の底では怒りを堪えていた。ジャギョンとソクチンの離婚調停と勘違いしたマスコミが裁判所から出てくる二人の画像をネットにアップしていた。真実は違うがそのニュースはあっという間に世間に流れているのだった。

ギョンスンにお菓子やビタミン剤などプレゼント攻撃でハートを掴もうとしているデサン。ギョンスンもまんざらではなさそうだった。

ソジョン=ウナは新商品の開発から売り出しに今は大忙しだった。そんな時にネットの情報を見て兄たちを心配する。ウニの事を悪く書いているニュースに悲しくなるソジョン=ウナ。ゴヌにそのことを話すが、今は裁判を無事に終えることが全ての解決になると言われるソジョン=ウナ。ゴヌから正式にウニを婚約者として発表したいので、ゴヌ父へ相談する為に力を貸してほしいと言われるソジョン=ウナ。ウニを只の可哀そうな女性にしたくない、堂々と世間に素晴らしい女性として公表したいとゴヌ。そのためにはソジョンにウニと姉妹であることを父に話し、養子縁組を解消することなど、色々解決することがある。父のためにもウニのためにもウナの協力が必要だとお願いするのだった。ウナは快諾するが、ハユンを連れての再婚に危惧していた。しかし、そのことは決して切れないことだとミョンソンに言われる。なぜならハユンはウナだからだ。ウニはウナをあの事故で亡くしたと思った時、もう死のうとしていたのだ。生きる気力を失くしたウニ。周りの大人がウニに点滴で辛うじて生き延びたウニ。そこにハユンが現れウニは生きる糧を見出したのだ。ハユンは決してウニから離せない大事な宝物なのだとミョンソンから言われるゴヌとウナだった。

ゴヌとウナはゴヌ父にウニがソジョンの本当の姉で姉妹だと伝える。ゴヌ父はその事実に驚きを隠せないのだった。

幸せをくれる人 第34-36話 感想

いよいよ裁判が始まりました。裁判で自分に都合よく嘘を重ねるソクチン。ウニは真実で対抗していきます。真実は裁判を徐々にウニに有利に傾き、ソクチンとジャギョンは不利な状況です。実際ジャギョンは、脅されて仕方なしにソクチンに協力している感じです。すでに心はソクチンからは離れているんですよね。ソクチンはどこまでもジャギョンを得るためにはハユンが必要だと思い込んでて、現実が見えていません。気の毒な人です。ウニとウナが本当の姉妹だとゴヌ父にも話しました。このことがこれからの展開に大きく状況を変えていきます。さあ、少しずつですがウニの逆転劇に話は変わっていくと思われます。さあ、パク・ボゲたちとどう戦っていくか楽しみですよ。

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