悪魔判事-最終回(28話)-結末は!?

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ヨハンの兄が亡くなった聖堂火災事件の真相が明らかになったり、ガオンの師匠・ジョンホ大法官の裏切りが明らかになったり、ガオンの潜入捜査により夢の地事業の実態が明らかになったり、ヨハンが逮捕された投獄されるも脱獄に成功するなど、色々あった前回。
そして今回、ヨハンは財団理事たちの示範裁判を開始し…。

【悪魔判事】(ネタバレあり)

最終回(28話)

財団理事たちが法廷で宴を行うなか、ヨハンの映像が流れる。
そしてヨハンは財団理事たちの示範裁判を行うと宣言した。
実はヨハンは財団理事の1人・ヨンシクと連絡をとり、彼の弱みにつけ込み脅し、理事たちを法廷に集めるよう指示していたのだ。
今回の裁判の被告は放送局会長・ドゥマンと監事・ヒョンミ、ミンボグループ理事・サンスクと会長ヨンシク、大統領夫人・ヨンジョンと大統領・ジュンセ、そしてヨハンの協力者やスヒョンを殺したソナと彼女に手を貸したジョンホ。
それを聞いた大統領たちが憤るなか、ヨハンは夢の地事業の実態を映像で流す。
そしてヨハンは視聴者たちに被告たちが有罪かどうか問い、国民投票をスタートさせる。
ヨハンが法廷に爆弾が仕掛けられていて、投票結果によりそれが爆発するかどうか決めると告げるなか、投票数はどんどん増えほとんどの人が有罪に投票していく。
財団理事たちが焦りはじめるなか、法廷に爆破スイッチを持ったヨハンが現れる。

どうやらヨハンは財団理事たちと爆死する覚悟のようです

するとヨハンは法廷の扉を一つ開け、「10年前の聖堂火災の時と同じ状況です。先着1名のみ助かります」と告げる。
それを聞いた財団理事たちは、法廷から脱出するために周りを蹴落とし我先にと扉に向かおうとする。
するとそんななかでも冷静だったソナはおもむろにカバンから拳銃を取り出し大統領を射殺する。
そしてソナは自分のこめかみに銃口を向け、ヨハンに別れを告げると引き金を引き自ら命を絶つのだった。
しばらくして法廷にガオンが駆けつけるも、ヨハンはガオンを法廷の外に出し、法廷の爆弾の爆破スイッチを押す。
ヨハンは財団理事たちと共に爆破に巻き込まれ、法廷は崩れ落ちるのだった。

ヨハンは死んだのでしょうか…

その後、ガオンはヨハンが生きていること、そしてエリヤはヨハンがスイスのリハビリ病院に入るよう申し込んでいてそこに暮らすことになったことを知る。
ヨハンは既にどこかに去っていて会えなかったが、ガオンはヨハンが生きていることを知りひと安心するのだった。

ヨハンはどこに行ってしまったのでしょう

それから1ヶ月後…。
政府はこのような不祥事を2度と起こさないようどうすべきか対策を練る会議を行なっていて、そこにガオンも参加していた。
そこでガオンは「国民が理不尽な目に遭い血の生を流さぬよう加害者たちを正当に償わせることが我々の務めだと思います!」と告げる。
しかし周りの反応はイマイチでガオンが肩を落とすなか、ヨハンの気配を感じたガオンはヨハンを追いかける。
そして久しぶりにヨハンと対面する。
ヨハンは何も話さず笑みを浮かべその場から立ち去る。
ガオンは去って行くヨハンを眺めながら笑顔を見せるのだった。

感想

最終話ということでヨハンと財団理事たちとのバトルに終止符が打たれましたね。
爆弾が仕掛けられた法廷で、自分だけが助かるために周りを蹴落とし逃げようとする財団理事たちは醜く、ソナが大統領を射殺する場面、爆破により財団理事たちを一掃する場面は爽快でしたね。
ソナが自殺する場面は少し切ない気持ちになりました。
財団や政府の不正が全てが解決しガオンは国を変えるために動き始めましたが、なかなか難しそうでしたね。
ラストにヨハンとガオンが再会する場面では、ヨハンは何も語りませんでしたが、その表情などからガオンに「この国のために頑張れ!」というエールのようなものを感じました。
ガオンはこれからも公平で平等な国になるために頑張って行くことでしょう。

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