漆黒の四重奏-あらすじ-31話-32話-33話-最終回までネタバレありで詳しく!

韓国ドラマ-漆黒の四重奏-あらすじ-31話-32話-33話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。


ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
前回ではミニの正体が大家によってハジンの妹に知らされました。
ドユンと会長はバトルし、ドユンが理事長にハジンとのことを潔白だからと明らかにしようと理事長を呼び出すのですが…どうなってしまうのでしょうか!?
ハジンは店を回収されて違約金を支払わされるのか!?
気になるところは沢山ありますが、今回もお付き合いよろしくお願いします。

【漆黒の四重奏】ネタバレあり

「第31話」

会長はドユンが結婚しようとしていた女を入社させたと理事長が知ったら何を要求するかわからないとドユンを責めるが、ドユンは涼しい顔をして理事長ならば理事選任案を撤回させた上に世間にもばらし、株主総会でも私生活を取り上げるだろうと言うと、さすがの会長も正気かと驚く。

会長もドユンもマトモではないよ。

会長はミニにドユンが理事長にハジンのことを全て話すと言っているから理事長かドユンを止めろと電話をする。
ミニは慌ててすでにLKに到着している総長に電話をして理事長を足止めするように頼み、急いでLKへ向かい理事長をドユンに会わせないように昼食へと誘うが、理事長は昼前にドユンと会うとエレベーターに乗り込んでしまう。

ミニでも理事長は止められないのね。

代表室に会長が駆け込みドユンに理事長が到着したことを告げ、ハジンのことをどこまで話すつもりだと会長はドユンに詰め寄ると、ドユンは8年前のことを蒸し返したは会長で自分は潔白であると主張し父親に似て女癖が悪いと噂になると会長を挑発し、会長はこの野郎とドユンの胸ぐらを掴み引き下がらなければ親子の縁を切ると脅す。

この会社怖すぎる!

ドユンは会長に店の回収と訴訟は諦めろと引き下がらず、会長はドユンに匙を投げハジンを残す代わりにハジンの件で少しでも問題が起きたらドユンが責任を取り、ビジネス的な判断だという話が嘘ならば代表から引きずり落とすと会長はドユンに約束させる。
ドユンはそこまでして何を考えているの。

ハジンは会長の指示により警備員に取り押さえられ、デスクから荷物が片付けられていくのに雇用法を無視するのかと苦言を呈していたが、警備員は撤収の連絡を受けるとハジンを開放し片付けも中断して去って行く。
あっけにとられるハジン…。

代表室に理事長達が到着してドユンはお待ちしていましたと丁重に迎え入れ一緒にいるミニに驚くが、理事長がミニとは部屋の前で会ったと言い、どんな話を私とするのかとドユンに問いかけミニは表情を固くする。

ドユンは公募展の当選者の話でドリームゴールドが関心を持っている企画だと言うと、理事長はドリームゴールドという名に食いつき、ドユンは理事長に追加投資したいのでご協力いただきたいと願い出る。

理事長は当選者の名前をイ・ハジンと確認するとミニと事情を知っている総長は顔色を変えるが、何も知らない理事長は婿に協力を頼まれたら断れないと快く引き受ける。
ドユンは後でハジンのことがばれたらどうするの!?

理事長と総長を見送った後、ミニとドユンは代表室に戻り、会長に頼まれて来たというミニにドユンは済まなかったと謝る。
ミニはドユンとハジンの関係をずっと隠してきたのに謝って済む問題なのかとドユンに謝られても気持ちは収まらなかったが、ドユンからハジンとは代表の座をかけて無関係だと証明し、ハジンを契約期間内は出社させることになったと聞かされたミニは怪訝な顔をする。

ミニは代表室を出るとドユンの意図に悩み、せっかく苦労して就任したのだから代表の座を捨てるわけがないと自分に言い聞かせる。
ドユンが代表を辞めたらミニは代表夫人の肩書がなくなっちゃうよね。

ジョンウは女社長から詳細は不明だが、会長とドユンの関係で理事長がLKに来たと連絡を受け、更なる情報をジョンウは女社長に求める。
休憩室にジョンウはハジンを呼び出し会長の事を聞くと、ハジンはジョンウは何でも知っていると感嘆して今での経緯を話すが、逆にジョンウからドユンが会長と揉めたと聞いてハジンは驚く。

しかし、ジョンウはハジンはビジネスにおいて重要ではあるが、そのために会長と代表が喧嘩するかなと考え、ハジンは自分のせいでドユンが困ることになったのではないかと心配する。
ハジンはもうドユンのこと考えるのやめて!

会長室に愛人は会長をドユンの件で慰めに行き、会長はドユンが信用できないから愛人にもう一度ドユンの家で暮らしてくれないかと頼む。
愛人は得意気にそれ見たことかとドユンはテユンのような会長の味方ではないと会長を諭し、会長に言われたことはなんでもすると微笑む。

愛人のお手並み拝見!

ハジンはドユンに屋上に来るようにメールで呼び出し、会長と喧嘩したと聞いたとドユンに問うが、ドユンはハジンには関係なくLKの代表としてしたことだから気にするなと言い、ハジンも気にしてませんと言い返す。
ハジンはドユンの事業家としての決断は自分には関係なく、誰かと争ったという話は自分を苦しめるので何かあったら自分で解決すると宣言し、ドユンは困惑する。

ちゃんと来るあたりドユンは律儀だよね。

更にハジンは仕事に全力を尽くし自分を信じてくれる人達に実力で入社したと証明したく、今後は何があっても無視して関わらないで下さいと言うハジンにドユンは話はそれだけかと問い、ハジンはミニと会ったことも付け加え、奥様と会って自分は勘違いしていたことに気付かされ過ちは犯したくないのでお願いしますというと礼をして立ち去る。

1人残されたドユンは呆然としてハジンの去った方角を見つめていた。
ドユンの今の気持ちはどうなっているのかしら。

ハジンは妹に大事な話があると呼び出され、自分達を追い出そうとした女はドユンの妻でミョンハ財団の娘であるペク・ミニだと妹に知らされハジンは驚く。
ミニと会ったのはドユンと会う前だというハジンに妹は8年前にミニと会ったことないかと問いかけ、ハジンはその可能性もあるがそうだとしたらミニは計画的に自分に近づいてきたのかと衝撃を受ける。

ミニの恐ろしさはまだこれからだよ。

その夜、ハジンはミニのことを考え眠れずにいた。
記憶喪失後に初めて会った時、初対面のように接してきたミニや色々な場面であったミニの姿がハジンの頭を駆け巡り、全部知っていて近づいてきたのは何故かとミニに対する疑問は膨らむばかりだった。

ハジンは大家からミニに貰った5千万ウォンの入った紙袋を渡され、ミニに返してくれないかと頼まれる。
あの女の顔に投げつけてやれと言う大家にそうしますとハジンは頷く。

ハジンは休憩室にジョンウを呼び出し、改めて食品偽装の指示をした人物は公務員を動かせる力があり女性かとジョンウに問うのだったが、ジョンウはそこまでは分からないと答えるのだった。
ジョンウはハジンにミニのことを教えると、ミニに居場所を理事長にばらされるのよね。

ジョンウの仕事場で待ち伏せていた女社長はジョンウがハジンと会っていたことを知り、すでにスキャンダルを起こしたハジンに会う必要はないとジョンウに忠告するのだが、ジョンウは内部の情報を聞き出せる1ヶ月以内に決めると答える。
ジョンウはどう動くのかな?

大家はハジンの母にハジンは情が厚いから既婚者に会ってしまうと口を滑らせてしまい、ハジンの母から髪を引っ張れた末に大家はハジン達を追い出そうと金をくれた女がドユンの妻だと口を割る。
またしても大家が…。

ハジンの母は激怒して妹にすぐ帰ってくるように連絡し、ハジンの部屋からドユンかミニの連絡先を探し、妹に止められるが母はバカにしないでとドユンの名刺を見つけてドユンに連絡をいれLKまで会いに行く。
母はドユンに会うと睨みつけドユンが結婚したミニの件で来たと告げると、ドユンはハジンの母がミニを知っていることに驚く。

ドユンはよく妻の正体を聞いておきなさい。

ハジンは大家から渡された金を持ってミニの店を訪ねる。
ミニは最初はハジンに高飛車に対応していたが、ハジンに何を言って何を人に聞かれてもいいのかと言われれば周囲の目を気にしミニの事務所へと場所を移す。

ミニはハジンに生意気な態度を話してみてと命令し、怒りを感じたハジンは勝手に椅子に座ると自分と会ったことがありますよねと聞くが、ミニはとぼける。
ハジンは8年前にも会ったことがあると聞き直すがなおもミニがとぼけるのでドユンに訪ねるというとミニはようやく動揺する。

せっかくドユンと仲良くなったのに困るよね、ミニ。

ハジンは紙袋から金の入った箱をテーブルに置き、大家から預かった5千万ウォンだとミニに伝え、ハジン達を追い出す為に大家を買収したと責め、原産地表示違反のぬれぎぬで罰金を払わせたのもミニではないのかと畳かける。

ミニは開き直り、証拠がないのねと笑って証拠があるならこうすると大家に渡した金を床にばらまき、ハジンを海外ではなく監獄行きにすべきだったと後悔してると笑い、夫に近づいてきた昔の女を追い払うのは妻として当然だと言うミニに、ハジンは驚愕しながら最初から正直に話して移住してくれと頼むべきではないかと反論する。

ここで録音でもすれば武器になるけどハジンはしなさそうね。

しかし、ミニは自分は命令する側の人間であるから立場をわきまえなさいと完全に開き直りハジンはただ圧倒されていた。
ハジンはミニがこういう人間だとよく覚えておいてね。

ハジンは尚も自分を脅し続けるミニを見ていると8年前の今と同じような状況で怒鳴るミニの姿が頭にちらついていた。

「第32話」

ハジンはミニの罵声を受けながらよろよろと事務所を出ると、夢で聞いた声の主はミニだったのだと確信する。

ハジンの母は今まで我慢していた感情をドユンに爆発させ、私達を追い出す為に妻まで動員するとはとドユンを責め立てドユンの一族に嫌悪を露わにする。

ドユンはミニをかばうが、ハジンの母は私が嘘をついてるというのかと怒り、ドユンの妻が私達を移住させようとしたと告げ、店にぬれぎぬを着せたのは妻と親のどちらかとドユンに問うも、ドユンが何もわからないことをハジンの母は知るとドユンに自分で確認しなさいと命じる。

ドユンは早く目を覚ましなさい!

ハジンの母は愕然とするドユンに、悪いのはドユンだから今更ドユンの妻を責める気はないがお願いだからこれで終わりにしてと頼み部屋を後にする。

ドユンはナム室長を呼び出し、秘書室に妻と内通している者がいるかもしれないとナム室長に調査を命じる。
やっとですか…。

ドユンに家に愛人が会長の部下に大量のトランクを運ばせて来たので、ドユンの母は愛人を追い出そうするが、愛人に呼ばれてやってきた会長が自分がドユンの家で暮らすように頼んだと言い、ファランを愛人のままにしたくないから同居が嫌なら離婚してくれと会長はドユンの母を脅す。

愛人はなかなかしぶとい!

ハジンが家に帰ると妹がドユンの奥さんに会えたかと迎え入れ、ハジンは部屋で話すと言うのだが、聞きつけてきた母がいつまでも自分に隠してないで居間で話せと命じハジンにドユンの妻に今までのことを追求してきたかと問うと、ハジンは悪かったと言っていたと嘘をつく。

しかし、母はハジンの顔を見て嘘だと見抜き逆に責められたと顔に書いてある言い、妹はミニの態度を聞くと頭にきたから一緒に行こうといきりたつ。
母は妹を少しは黙りなさいと自室に連れて来て、自分がドユンに会ったことを知ったらハジンも会いにいくはずだから絶対に言わないでと妹に口止めする。

ドユンが自宅にただいまと帰ってくると、愛人がお帰りと陽気にドユンを迎える。
ドユンは愛人になぜ来たのかと問うと、愛人はドユンを見張れと会長に頼まれたと答え、ドユンは母に気遣いの言葉をかけると二階に向かう。

ミニは優雅にワインを飲み、愛人のことは気にするなとドユンに声を掛けるが、ドユンは会長の命令ならかなり深刻だと答える。

ミニは会長を怒らせたドユンのせいだと軽く責めると、急にドユンはハジンの話をしてミニがハジンを弁護するのは楽ではないはずだからしなくてもいいと言うが、ミニは逆の立場ならドユンが助けてくれるはずだから私にまかせてと笑いかけ会長には逆らわないでとドユンに優しく言い、ドユンはわかったと頷く。

ミニが優雅でいられるのも今のうちだよ。

夜中、ハジンは8年前に起きたミニの夢を見て激しくうなされ目が覚めると急に偽装結婚した相手パクのことを思い出す。
妹はハジンの異様な様子に目覚め心配するが、ハジンに偽装結婚の相手を探すと聞かされ無理だと止めるのだが、ハジンは心当たりがあるから確認してもらうと意欲を見せる。

とある車の中、探偵とハジンの偽装結婚の相手パクが密会し、探偵は金の入った封筒をこれで最後だとパクに渡し、ハジンに連絡したり会ったりしたら死ぬことになると脅す。
パクはハジンに会っても金にならないと笑うが、仮釈放の保証人になるほどハジンとの面会は大事なのかと興味を抱く。

パクはけっこう悪なのね。

探偵は早くパクに降りろと催促するが、パクは探偵に渡米するそうだねと聞くと探偵は誰に聞いたと驚き、パクは続けて兄貴の会社の人に人を探しに行くと聞いたと答え、探偵が詮索せずに降りろと怒鳴るとパクは素直に降りるが意味ありげに探偵の車を見つめていた。

これはなにか新展開がありそうな予感だね。

ジョンウと女社長はLKの資金の流れが8年前も完璧すぎて何もみつけられなかったが、ジョンウはここまで完璧だと理事長は会長が裏切らないか不安にならないのかと疑い、お互いに弱点を握っているはずだと睨み、2人だけの裏契約書を持っているはずだから出させてやるとジョンウが豪語する。

女社長が結局は株の奪い合いになると笑い理事長と会うことをジョンウに伝える。

理事長は女社長を笑顔で迎え世間話をしながら投資の方はどうなってると探りをいれ、女社長は理事長と自分には秘密は必要ありませんよねと前置きすると理事長は笑顔で頷く。
女社長は何の秘密を理事長に教えたの?

ハジンは休憩室にあまり乗り気ではないジョンウを呼び出し、ハジンと偽装結婚したパクを調べてもらえないかと頼むが、ジョンウは返事をせず無理ですかというハジンの問いにはいと返事をする。

ハジンは今の話は忘れてとジョンウに謝り休憩室を出るのだが、ジョンウは思い直してハジンを追いかけ友達の頼みだから探すと微笑み、ハジンはお礼を言いいつも頼みごとばかりですみませんと謝りながらも嬉しさで微笑む。

1号店にテユンが来て、セヨンにここの担当になったと名刺を渡し、セヨンは改めてテユンを店舗から本社に戻るなんてすごいと褒め、忙しそうに店を出て行くテユンをさほど悪くないと見直す。
テユン、このまま続けばいいね。

ドユンの母が怖くて家にいたくないとヘリンを連れてLKに来るが、ヘリンは社内で鞠つきをしてボールを手元から転がしてしまい追いかけ、ジョンウとすれ違い様にヘリンの体がジョンウの指先に当たり、ジョンウは振り返ってヘリンを見る。
遂に親子が会ってしまった…。

ヘリンのボールは下りのエスカレーターにまで転がって下って行き、ヘリンはボールを追いかけようとエスカレーターの入り口までくるのだが足がもつれて転びそうになるのをジョンウが抱き上げてヘリンを助ける。

しかし、いくら代表の子供でも社内で鞠つきはいただけないわ。

ヘリンが恐怖で涙を流すのをジョンウは大丈夫かと手で涙を拭って拭いたり、ヘリンの背中を優しくさすっているとドユンの母が大声をあげてヘリンに駆けつけ、ジョンウはヘリンがエスカレーターで転びそうになったと説明し去ろうと背中を向けるが、すれ違いにドユンが現れる。

ドユン母、まずはジョンウにお礼よ!

ヘリンはパパとドユンに抱きつき、ドユンは泣くヘリンを心配するとドユンの母が彼が助けたとジョンウを指差し、ドユンはジョンウに礼を言う。
ドユンがヘリンを抱き上げ仲睦まじく一緒にいる姿を、ジョンウはヘリンをミニの娘として複雑な感情で見つめる

ジョンウはヘリンが自分の娘だと知ったらどうする?

ジョンウは家に帰ると調査した時に手にいれたヘリンの写真を見つめ、子供の頃のミニによく似ていると呟く。

ドユン達3人は家に帰りヘリンを部屋に戻すと、ドユンは母にミニの事を尋ねミニも食事に誘ったが先約があるから断られたと聞き、母はドユンが最近ミニと親しいことに喜び、ハジンのことに目をつぶってくれたとミニへの感謝の念をドユンに見せる。

ドユンは母にいつハジンの店のことを知ったのかと聞くと、母はかなり前に知っていたけどミニの方が先に知っていたと答えるのだった。
ばれちゃったね。

LKの秘書室でナム室長は男女の秘書に正社員にする人の名簿を渡し、ハジンは公募展の当選者なので別枠でと伝えると、女性の秘書がミニの事務所までハジンが正社員になることを伝えに行く。
罠にかかった!

ミニはドユンがハジンを正社員にすることはないと言っていたのに本当かと秘書に確認しているとドユンが現れ、ドユンは秘書にキム・ハンナ代理がなぜここにいると問いかけると、ミニがドユンに渡すものがあったから呼んだのだとごまかし、キム代理に売り場にあるから持っていってと命じる。

ミニはいつも言い訳が下手だな。

キム代理がきまずさそうに礼をして去ると、ミニはドユンに突然来て何か悪いことでもあったのかと問うが、ドユンは食事でもと通りがかりに寄ったが急に会議が入ったと言って去り、ミニは慌てて電話するが相手は応答せず出ないと焦る。
ずっと焦っていなさいな。

ナム室長はキム代理を代表室に連行し、ドユンはキム代理の調査書を見て3年前から金遣いが荒くなっているが秘書室の情報を誰に流したと問い質す。
キム代理は知りませんと言うが、手に持っていたスマホの着信音が鳴るとナム室長がキム代理から取り上げドユンに渡すと、スマホの画面にミニの電話番号が表示されている。

ドユンは妻の番号だとスマホをデスクの上に置き、監査部が調べるから答えなくていいとキム代理に言い渡すと、キム代理は奥様に指示されたから仕方なくと白状するが、ドユンは監査部に渡せと命令するのだった。

ミニはキム代理に何度も電話するが繋がらなく焦り、まさか気づかれたのではないかと察し、でなければドユンが急に来るわけはないとますます焦りを募らせる。

女社長はジョンウがハジンに親切にするのを快く思わず、ハジンを利用する時に迷うことになると警告する。
しかし、ジョンウは迷うことはないと断言し、自分にとって理事長の復讐以上に大事なことはないと誓う。

確かにジョンウは復讐するには優しすぎる性格だね。

ナム室長はハジンの原産地偽装の件は警察の上層部が関わっていてペク総長が指示したことをドユンに伝え、ドユンは総長へ今日お会い出来ますかと電話する。
ドユンは窓を眺めながら、僕の次は父さん、それにミニまでと、ハジンの名前を呼び、僕らは君に何をしてるんだろうと呟く。

本当に1人の女性に何をやっているんだろうねぇ。

総長はミニにドユンから夕飯に誘われたと嬉しそうに電話してくるが、ミニはどうしてかしらと訝しみ他には何か話してないかと総長に問うと、総長は特にないが役所に頼みがあるそうでキム議員に電話すると答えると、ミニは本社のある区域の役所かと尋ねる。

ミニはハジンの店に圧力を加えた区だとわかると、総長にドユンに自分を疑っていることを告白し、総長もすぐに原産地偽装のことだと気づく。
ミニ、今のうちに修羅場の準備しておいてね。

ドユンは家に帰ると二階に直行しノックもなくミニの部屋に入るとミニに近づきハジンを僕より先に見つけたねと問い詰める。
ミニはなんのこと?と惚けるが、ドユンはこの瞬間から嘘は契約違反だとみなすと宣言し、違反したら相手が黙って離婚に応じる約束だと言うと、ミニも自分が作った条項だから覚えていると認める。

ドユンは改めてミニに自分より先にハジンを見つけ、ハジンを移住させようとしたのかという問いにミニは少しの沈黙の後、そうよと認める。
ドユンは何故自分にはハジンを助けると言ったんだとミニを責め、僕と会長とハジンをいがみ合うようにしたのは君なんだねとミニに答えを求めると、ミニはまたそうよと答える。

ドユンはようやく目覚めたね。

ミニはドユンにハジンになぜあんなことをしたと責められれば、あなただってハジンに復讐したかったんでしょと開き直るが、ドユンはミニには復讐する権利はなく自分が復讐すると激怒し、ミニは小刻みに震える。

ドユンは遂に契約結婚を終わらせる時が来たようだと口にし、ミニはこんなことで、ハジンのために?と声を荒げるがドユンは自分に隠し事をするから悪いんだと怒る。
遂に離婚か!?
ミニは素直に応じるかな?

ミニはこんなに簡単に離婚を口にしないでと激昂し、ドユンとミニは睨み合うのだった。

「第33話」

ドユンは怒ってミニの部屋を出て書斎へ行くが、ミニは封筒に入れた結婚契約合意書を持ち書斎へ乗り込み、妻ならば昔の女が現れたら追い出そうとするとドユンに怒るが、ドユンは普通の夫婦はそうだろうと怒鳴り返す。
普通の夫婦じゃないからね。

ミニはハジンが結婚してもドユンは自分を見なかったと責めなぜ自分が契約結婚したと思うかと問うが、ドユンはミニが子供の父親が必要だと利害関係によって始まった契約結婚だと怒りを露わにするので、ミニは破った結婚合意書をドユンに見せる。

ドユンは驚いてミニを見、ミニはドユンが母からかばってくれた時に破り捨て、母と実家を捨ててドユンを選らんだと言うが、ドユンがミニを信じられずにいると、ミニはドユンの家族と仲良くしたのはドユンの為で、ドユンに自分を見て貰いたかったから必死に努力したのだと告白する。

もうちょっといい努力はないものかな。

ミニはドユンが一度も認めなくても、契約結婚で仮面夫婦でもドユンの妻は私だと宣言して書斎を出て行き、残されたドユンは自分へのミニの気持ちを知り呆然とする。
ドユンも相当鈍いわね。

1号店にテユンが加盟店を手伝うのが仕事だとやって来るが、洗い場の大家がテユンがセヨンに下心があると考え2人の間に割って入る。

大家は本社の担当がセヨンを口説いているとハジンの母に告げ口し、セヨンは否定するのだが、母はどんな男か見たいから来たら教えてと大家に頼む。
本当に会長の家とは腐れ縁だね。

ドユンが家に帰るとヘリンが抱きつき、愛人がママがご機嫌斜めだからパパに甘えてるのよと口を挟む。
ドユンの母はヘリンを部屋に行かせ、ドユンを自分の部屋に連れてくるとハジンのことで会長と揉めたことを責め、愛人が来たのもハジンのせいだからハジンに関わるなと母はドユンを叱り、ドユンにまずはミニを宥めろと言うのだった。

ハジンのメニューの試食会の当日、ドユンはミニの件で参観する予定を止め、ナム室長に結果だけ報告するように命じる。

開発室ではハジンの同僚がハジンのメニューは大人気で会社も全面的に後押しすると噂してるのをハジンが聞きつけそんなに好評なのかと大喜びする。

ハジンとジョンウは社内で会い、ジョンウはハジンのメニューが販売されることを喜び、ハジンも嬉しそうに料理とソースが全店で販売されると笑い、ジョンウに仕事の時だけ笑顔だと笑われると、ハジンは8年前の愚かな自分が情けないと落ち込むのを、ジョンウがハジンは自分より他人の為に動く人だと励まし、ハジンが探している人が見つかりそうだと伝える。

最近、この2人が一緒にいるのが好きだわ。

ハジンはドユンはまるで魔法のランプみたいと喜び2人笑い合っていると、偶然通りかかったドユンが笑い合う2人を見かけショックを受ける。

ドユンは早歩きで屋上まで来ると、ドユンの妻だと主張するミニ、ドユンに母やハジンの母にハジンと関わるなと言われたことがドユンの頭を駆けめぐるのだった。

ミニは書斎にいるドユンに会いに行き、離婚をするなら早く決めてくれないと処分を待つようで気分が悪いと訴えると、逆にドユンに離婚したいのかと問われて2人が言い争っているとヘリンが書斎まできて離婚するのかと泣く。

自室の机に突っ伏して泣くヘリンをドユンは誤解だと言い聞かせるが、ヘリンは自分が至らないせいで両親が離婚して泣く姿をドユンは昔の自分と重ね、ミニとは腹がたってケンカしただけだとヘリンを抱きしめる。
ドユンはヘリン命だよ。

ニが部屋を行ったり来たりしている時に、ドユンがノックしてやって来て今まで僕を待っていたのならもう少しまってくれと言って去る。
ミニはドユンの言葉の意図が理解出来ず混乱する。
ドユンはヘリンが大事だから離婚するのは諦めた?

理事長は書類を見ると今が投資をするのに好機だと、ジョンウの家の美術品を担保にお金を借りると言い出し、総長は貸金業者に借りるのはリスクが大きすぎると反対するが、理事長は利益も大きいから今は無理してでも株を買うべきだと主張する。
財団が借金するってなんかすごいわ!

ハジンは妹に、母が腎臓の手術をして退院したのはいつかと聞くと、妹は自分の誕生日の翌日で姉はいないし、母の入院で大変だった上に母が詐欺にあったのが発覚し、誕生日も祝ってもらえなかったし、ハジンが何ヶ月も蒸発したことを妹はぼやく。
セヨンは誕生日なのにさんざんだったね。

自室でハジンは書類を確認して母の退院日に偽装結婚したのだと理解する。

ジョンウはパク・ムジンが見つかったと連絡を受け向かおうとするが、女社長はジョンウが変わったと言い、なぜ必要のない人に力を貸すのかと問うとジョンウはこれで最後だと約束して出かける。

昼休憩の時間、ハジンの元にパクが見つかったとジョンウから連絡がいき、ハジンはジョンウの車でパクが潜伏している場所に向かい、2人はパクを見つけ、ハジンがパク・ムジンさんと声を掛けるとパクは全力で逃げる。

2人はパクを追いかけるが、途中でジョンウがハジンに車で待つように言い、ジョンウ1人でパクを追い、ジョンウの部下2人がパクの逃げる道を塞ぎ、ジョンウはパクに近づくとハジンに協力しろと脅す。
ジョンウはスーパーマンだ!

喫茶店で、ハジンとパクは向かい合って座り、ジョンウは離れた席でパクを見張る。
パクはジョンウに怯えハジンに今は海外にいるが帰国次第チャンという人を自分で探せと言うが、ハジンは待てないとパクにミニの画像を見せこの女かと問うが、パクはもう8年前のことでハジンの顔も忘れていたのに女の顔を覚えているはずがないと言う。

確かに8年もたってると難しいかな。

しかし、ハジンは罪があるなら償ってでも知りたいから一緒に確認してと、パクをジョンウの部下が連行しジョンウの車でミニのテナントまで向かう。
ハジンはミニの店へと入っていくのを見ていたジョンウは、ミニはこんなことまでしたのかとショックを受け、8年前から何をしていたんだと憤る。

知らないのはドユンだけ。

ハジンは1人服をチェックしているミニに近寄ると、ミニは呼んでもいないのに勝手に来ないでと文句をつけるが、パクがミニに礼をするのを見るとハジンに誰?と尋ね、ハジンにパク・ムジンだと言われてもミニは思い出せない。

ハジンがミニの監視の中、私は彼と婚姻届にサインし、彼もミニの顔をはっきり覚えているから証人になってくれるとカマをかけると、ミニはハジンをあざ笑い自分は認めたくないだろうが、結婚はハジンの判断で自分でサインしたではないかと笑う。
罠にかかるのが早すぎだよ、ミニ。

ハジンはミニの仕業なのだとわかり、そこまでして自分の婚姻証明書が必要なのは何故なのか、何に使ったのかと怒りまかせにまくし立て、教えてとハジンがミニに迫るとミニは後ずさる。

ミニはハジンが嫌いだから消えて欲しかっただけだと惚けるが、ハジンはすぐにミニの嘘を見破り、まさかドユンに自分の婚姻書を見せて、私が結婚したと信じさせるためにしたことかとハジンは愕然とする。

ミニはハジンが選択したことでハジンは何も出来ないと言うのをハジンは悲しそうに見つめ、ハジンはミニの素顔をドユンは知っているのかとミニに問い、結婚したなら愛したはずだし、何故ドユンはミニのような人を愛したの?と涙を滲ませてハジンは店を出る。
ハジンはドユン夫妻が契約結婚だと知ったらどうする?

ミニは慌ててハジンの後を追いドユンに何を言う気とハジンに尋ねると、ハジンは自分の知る事実とドユンが知る事実が同じか知りたいと言うとミニの顔色が変わり、ハジンはミニの表情を見ると違うみたいねと言って去り、ミニはその場に立ちすくむ。

夜道、ハジンは1で人歩き壁にもたれかかると、後を追ってきたジョンウがハジンの体を支えて待っていたことを伝え、彼女の仕業か?という問いかけにハジンは彼女の仕業だが自分の仕業でもあり、サインしたのも婚姻届を作成したのも私で自分がやったと言い、どうしてそんなことを自分がしてしまったのかハジンは自分を責め続ける。

ジョンウはなぜそんな選択をしたのかと問うと、ハジンは婚姻届を作成した日が母が退院した日なので詳しくはわからいが、母の為に自分の手で婚姻届を出したと涙すると、ジョンウは黙ってハジンを抱き寄せ、君は悪くない、いつも一生懸命で謝った判断をしてしまったのは追いつめらてのことだから自分を責めないでと慰めるとハジンは声を出して泣く。

もう君達、つきあっちゃいなよ。

ミニは早速電話でハジンを監視するように部下に命じるのだった。
ミニはこういうことだけは忘れない。

ドユンはヘリンのベットでヘリンを優しく寝かせつけ、パパにとってヘリンは世界一のプレゼントで、パパが失った大切なものを忘れさせてくれたと言うとヘリンは微笑み、ドユンはヘリンの頬を撫で、ヘリンが心配しているようなことはないと誓う。
これは離婚回避だろうな。

ハジンはドユンとよく会っていた公園のベンチに座りドユンに電話する。
ドユンはちょうど書斎で元気くんの超音波写真を見ていたが、ハジンの電話に応じ、ハジンが話があると言えば、ドユンもまたハジンに渡したいものがあるから会おうと言うのだった。

スポンサーリンク

31話ー33話

今回は終始ドユンにいらいらしてしまいました。
離婚すると思ったらヘリンのために離婚はしなさそうだし…ドユンとハジンはいつも人の為に動くところがすごく似てるなぁと思いました。
ジョンウとハジンが段々いい雰囲気になってきて、ドユンとは無理そうだからハジンにはジョンウと幸せになって欲しいところです。
ミニの悪事がすっかりばれてしまいましたが、どうなるんでしょうね。
やっぱり子供がいるとなかなかドラマでも難しいですね。
ではまた、次回お会いしましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください