漆黒の四重奏-あらすじ-55話-56話-57話-最終回までネタバレありで詳しく!

韓国ドラマ-漆黒の四重奏-あらすじ-55話-56話-57話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。


ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
ついにマルスンはヘリンがドユンと血の繋がりがないこと、ミニとドユンは契約結婚だということを知り、会長との離婚に踏み出そうとし始めました。
ヘリンには罪がないので幸せになって欲しいのですが…。
理事長はジョンウに攻撃を始め、ハジンにも目をつけました。
ハジンは女社長にジョンウとの関係をはっきしろと言われどういう結果が出るのでしょうか?
今回もお付き合いよろしくお願いします。

【漆黒の四重奏】ネタバレあり

「第55話」

マルスンの離婚したいという言葉に会長は待っていたと怒り、愛人は待ってましたとばかりにマルスンに離婚届に判を押させる約束をして自分が持ってくると喜ぶが、会長は正気じゃないと息子の前で離婚すると言えるのかと怒って出て行く後を愛人が追いかけて家を出て行く。

残されたマルスンは1人声を出して泣く。

会長は愛人を連れドユンに会いに行きマルスンに何を吹き込んだと怒るが、ドユンは何のことだかわからずにいると会長にドユンの母が離婚すると言われたことを教えられ驚く。
ドユンは母が会長の強要なしに自分から言い出したことにショックを受け、会長達を置いて代表室から急いで出て行く。

ドユンは母が心配だね。

ハジンはジョンウに食事をおごると家に招待すると、ハジンの母が嬉しそうに料理の支度をしてジョンウを迎え、妹も店を大家に任せて食事会に参加する。
ジョンウがセヨンを綺麗になったと褒めると、話がセヨンの彼氏に繋がり母は軟弱男は嫌だと反対するが、妹は反対されても気にしないと母に言い返す。

ハジンはセヨンに彼氏がいることは初耳で驚き何故話さなかったのかと妹に問うと、妹は話す隙がなかったとごまかし、ハジンとジョンウは顔を見合わせて笑う。
ジョンウはすっかりハジンの家族に馴染んでしまった。

ジョンウは自分の部屋に帰ってもハジン達家族と過ごした幸せな時間を惜しみ浸っているが、女社長がネットにジョンウの父親の話が出ているとジョンウに知らせに来る。
マスコミを煽っている黒幕にジョンウは理事長かと考え、女社長も同意する。

ジョンウは国中を揺るがせた汚れた頭取の息子が企業ハンターとして帰ってきたとは面白いネタだと自分自身を揶揄し、いつも自分の気持ちをぶち壊してくれると理事長に怒りを向ける。
理事長も負けていないね。

ドユンは母マルスンの元へ急ぎ、母に会うと何故30年も守って来たのに離婚したら家族の墓に入れないと怒ると、マルスンは死んでも会長にいじめられるのは不愉快だと嫌がる。
ドユンは自分が言ったせいなのかと問うが、マルスンはハジンに沢山ひどいことをしても胸をはれ、ハジンがいなければドユンが会長となって両家の娘と幸せになれると信じた結果が現状に繋がることが信じられなかったのだ。

離婚しても事態は解決しないと思うけどね。

マルスンは自分を押し切って好きにすればよかったのにと嘆き、ドユンが他人の子の父親となり契約結婚するなんて8年間何のために生き、なぜこんな人生を選んだとかとドユンの胸をぶって泣く。

ドユンは母は悪くなくああするのが自分とみんなのためだと思ったと涙を流す。
ミニと出会ったしまったのが不幸の始まりよ。

テヨンは愛人に呼ばれて部屋へ行くと自分とセヨンが映った写真がありびっくりするが、愛人はセヨンの格好からよく働きこき使うには最適な部下だとセヨンを評し、あんな服でデートするわけがないとセヨンを鼻にもかけない。

愛人はマルスンと会長がついに離婚するとテユンに教え、最初は信じてなかったテユンだったが愛人の態度に本当に別れるのかと驚く。

ミニは書斎から出てくるドユンを待ち伏せ義母に会ったかと聞き、ドユンはなぜ話したのかとミニに怒るが、ミニは親子鑑定までされたのに事実を話さなければ実家へ母を責めたと弁解し、単純だと何も考えずに行動出来て楽だとバカにする。

ドユンはミニの言葉に怒り、母はヘリンを心から愛していたと訴えるが、ミニの脅されて暮らすのは嫌だから義母をなだめてと言う自分のことばかりの言葉にドユンは母の気持ちは考えられないのかとミニに呆れ、ミニは考えたから宥めろと言っていると怒鳴って自室に行ってしまう。

ミニに普通の話は通用しないよ。

ハジンの母はジョンウがハジンに優しく強要しないからゆっくり心を整理をして決めればいいとハジンの髪を撫で、ジョンウなら待ってくれそうで安心出来ると母は最大の信頼をジョンウに抱いていた。

ミニとヘリンが食事中にマルスンが食卓へ来るが、マルスンはヘリンの顔を見ると引き返してしまい、後を追おうとするヘリンをミニは制して理事長の家にしばらく行くように命じるが、ヘリンは理事長の家は嫌でマルスンと一緒にいるとその場を逃げ出す。
ヘリンは理事長が苦手みたい…理事長孫に甘くないのね。

ドユンはヘリンとレストランで食事し、ヘリンにマルスンの様子を伺いヘリンが自分に腹を立ててるみたいだと答えると、ドユンはおばあさんはヘリンが大好きだから腹を立てるわけがないとあやすが、ヘリンにいつ帰って来るのかと問われると言葉をを濁す。
ドユンはヘリンに根負けし、もう少ししたら帰ると約束する。
ドユンは相変わらずヘリンに優しい素敵なお父さん。

テユンは休憩室でジョンウの悪質な噂を聞き、なんでそんな人が監査をしているんだと驚くと、ジョンウがやって来て話題を提供したのだからコーヒーをおごれと募る。
テユンが嫌だと断るとジョンウはテユンに誰だと尋ね、テユンは会長の息子だと答える。
ここでテユンとジョンウが絡んでくるのね。

開発室にテユンとジョンウの噂をしていたチーム長達が伴って来て、ジョンウの悪口を言ったからリストラの対象にされるのではないかと心配しハジンに尋ねると、ハジンはきっぱりとそんな話は聞いていないと断言する。

テユンはチーム長からジョンウとハジンが仲がいいことを聞くと、ジョンウも父親の不正で汚れているとハジンに毒づき、ハジンはジョンウが常任監査員だと反発し、会長の顔に泥を塗ってもいいのかとテユンに怒って調理室に行くと席を立つ。
テユンはますます強くなりやがると文句を言うが、後々怖いのでは?

ドユンが時計に目をやると夜の11時近く、ハジンも同じ頃今帰るところだとジョンウに電話し電車があるから迎えに来なくていいとジョンウの迎えを断りエレベーターの前に立つと、遅れてドユンがやって来る。

ハジンはドユンと他愛のない話をし、近々監査の結果が出るのでドユンに問題がないことを確認すると、ハジンはジョンウと付き合う決心をしたことをドユンに告げる。
ドユンはショックを受け笑顔が消え理由をつけてハジンと一緒のエレベーターに乗らず代表室に戻るが、ハジンの元へ駆け出す。

追いかけないと後悔するよね。

ドユンはハジンに追いつくがすでにジョンウがハジンを迎えに来ていた。
ジョンウはハジンに電話した頃もうすでに会社に着いていたと笑い、2人は屋台で熱いものが食べたいと笑顔で会社を出て行く。
ドユンは泣きそうな顔で黙って去る2人の姿を見ていることしかなかった。

恋愛ってやはりタイミングが大事だよね。

マルスンはナム室長を力になって欲しいと自宅に呼び出し、このことはドユンに言わないで欲しいと頼むが…。

テユンはセヨンを婦人服の店屋に連れて行き服を買ってやるというが、服に興味がなくハジンの服を選び出すセヨンに、テユンは懸命に服を選ぶ。
ここまで真逆のカップルも面白いね。

会長は愛人と共に離婚届けを持ってマルスンの元を訪ね、ここに判をしろと命じる。
愛人は慰謝料は自分が払うと上機嫌だが、マルスンは会長に払って貰うと書類を会長に渡し、浮気に家庭内暴力、生活費もくれなかったと会長の問題点を沢山あげ、会長の財産を半分くれと主張する。

もう充分離婚案件です。

会長と愛人は驚愕し、会長は自分の財産の半分を奪う権利があるのかと怒るが、マルスンはドユンのために世間知らずのふりをしていたがもうやめたと言い、会長が裸一貫でここまで成功出来たのはマルスンの両親の墓がある原州の土地があったからであり、全部返して貰うと宣言すると、会長は目をパチクリさせる。

会長よくドユン母に威張れたもんだね。

愛人はミニの元にマルスンに何かあったのではないかと問い詰めに行く。
ミニはヘリンのことがばれたのかと怯えるが、マルスンが離婚すると言い慰謝料として財産の半分を貰うと言っていると愛人に初めて聞かされる。

ミニは会長の元を訪ね、マルスンとの離婚を止めたいならば母親にとって弱点のドユンを使うしかないと会長をそそのかす。

ハジンは部屋でずいぶん練習したからもったいないと再びプレゼンの動画を見ているのを妹に見られ、妹は流出した犯人が見つからなければハジンが責任をとらせられることに納得いかないと憤る。
ハジンは約束があるからとスマホをそのままにして出かけ、見続けていた妹は犯人の姿を目にしこの男は誰かしらと首を傾げる。

そいつが犯人だよ!

ミニの元へ部下が来て書類を渡し、チャン代理が米国から子供を養子にして父親として入国したので子供を捜すのが先決だとミニに告げる。
ミニはチャンが大きな依頼を受けたようだと考え部下に子供の年を尋ね、新生児の頃から養子に出され8歳であることを聞くと、ミニは何かがひっかかっていた。

ハジンはジョンウに会った際にジョンウに渡して貰おうと今で少年のためのお菓子と忘れていった洋服、新しく買った洋服やおもちゃを準備する。
妹はハジンのスマホを手にやって来てハジンの会社は普段着なのかと尋ね、マスクの男が映っていたとハジンに見せようとするが、ハジンはチーム長がマスクをしていたと答えるだけでスマホを見ようとはせず、黙々と少年の荷造りをする。

ハジンはこういうところが抜けているのよね。

少年がジョンウの部屋で本を読んでいると女社長が別の部屋で遊びなさいと声を掛けると、少年はハジンに渡されたマフラーを手に部屋を出て行く。
女社長は少年の新しい義父が見つかったとジョンウに教えると、ジョンウはいい人ならその人に渡そうと喜ぶ。

ジョンウと女社長の話を聞いてしまった少年はショックを受け、ブラックパールから逃げ出してしまう。
どう見ても帰りたくなさそうだもんなー。

ジョンウは少年の義父がチャンだと知ると驚き、女社長も少年はチャンを知らず養子になったことも知らないのは奇妙だと不審に感じ、ジョンウもまた養子にするほど必要な子なら迎えに来るべきなのに来られない事情があるのだと考える。

女社長が少年と話してみて連れてくると部屋を出ると、ハジンからジョンウに電話がかかって来る。
ジョンウがハジンに少し時間を遅らせてもらえるかと頼んでいると、女社長が少年が逃げたみたいだと知らせに来て、電話越しにハジンの耳へも届き少年がいなくなったのかとハジンは驚く。
寝耳に水だね。

ミニは8年前の養子の件を思い出し、小心者のチャンにそんなことができるわけがない、偶然依頼を受けて連れてきただけだと葛藤していた。

「第56話」

ハジンはジョンウの部屋に駆けつけ少年がまだ見つからないのかと尋ねる。
ジョンウは先輩との話を聞かれたかもしれないとハジンに話すも、ハジンに何を話したのかと尋ねられても答えず、ハジンは自分が捜してみると部屋を出て少年を捜しに行く。

ハジンは夜道でガオンと叫び少年を捜し、ジョンウも合流するが見つかっておらず2人が二手に別れて捜している姿をチャンが車の中から撮影していた。
チャンはパク・ムジンに人を確認して欲しいから出てこいと電話する。
パクはミニの手下になってったけ?

ミニは部下からパクにチャンと会えたと指示したことを知らされ、部下にペク・ミニはチャンが養子にした子が誰なのか全て知っているとチャンに言うように伝言を頼む。
段々と確信に近づいて来た。

チャンは車に乗り込んで来たパクにハジンとジョンウが一緒に映った画像を見せ、ハジンと一緒にいた男かとパクに確認し、この男が少年を連れて行ったのかと考え、その後パクにハジンが会いに来たかと確認する。

パクはハジンが会いに来るわけがないと呆れ、なぜそんなに気にするのかとチャンに問うと、チャンは偽装結婚の際ハジンに会ったことがあり、顔バレを恐れていた。
パクはミニに頼まれた伝言をチャンに伝え、自分の息子がいるのになぜ養子をとったのかと尋ねるも、チャンは顔をしかめるだけだった。

パクも結構出番あるわね。

パクが車から降りた後、チャンはミニが本当に事実を知っているのか、自分を罠にかけようとしているのか悩んでいると、サイドミラーに少年が1人で歩いている姿が映り驚く。
少年はハジンの家の前にたどり着くとチャンに捕まるが、ハジンに発見され事なきを得る。

チャンは車で逃走し、少年はハジンに抱きつきワガママを言わないからハジンと暮らしてはダメかと泣きながら尋ね、ハジンはワガママで何をしてもいいから一緒に暮らそうと少年を強よく抱きしめ、2人声を出して泣く。
収まる所に収まったって感じだね。

ハジンは少年を家に連れて帰り少年を自分が育てると宣言するが、ジョンウは法的な問題もあるから現実的に考えろと止める。
しかし、ハジンの決心は固く心も開かず口も効かなかった少年が自分に助けを求めてくれたから出来る所まで少年と一緒にいたいと宣言し、ジョンウはハジンの気持ちを尊重しハジンの側に置く方法を考えると約束する。

ジョンウとハジンが少年を連れて行こうした男の背格好を話している中、母は複雑な表情を浮かべてハジンを見ていた。
母と妹は寂しいと言っていても少年を家に置くのは困った感じ?

会長はマルスンが呼んでも来ないことを怒って愛人と共に家へ押しかけて来るが、マルスンは会長の指図は受けないと平然とし、怒った会長は一銭もやらず息子と2人無一文で追い出してやると脅す。

怒ったマルスンは家政婦に塩を持って来させ、ドユンがいないLKはいつまで持つかと塩を会長と愛人にぶちまける。
ドユン母はヘリンが血が繋がってないと知って怖いものがなくなってしまった?

会長と愛人は退散し、愛人はマルスンが急に人が変わり何かあったのかと勘ぐる。

テユンは愛人からマルスンから意地悪されたという電話を適当に流して切り、1号店に行くとセヨンはおらず母と大家がいる。
テユンは母に挨拶するが、母はテユンが自分がいない時を見計らって来ているのが気に食わない。

ドユンとジョンウ見たらテユンだと物足りないかもね。

テユンは反論するが、大家がテユンの目は腐っていてどう見てもダメで反対だと文句をつけると妹が帰ってきて大家に反論し、テユンの味方をするがかえって不評を買う。
大家は女に耳打ちするとは最低だと言い、テユンがまた新しい服を買って散財していることにも注視するが、テユンは貯金はないが相続分はあると主張し、母はテユンの考え方が間違っていると呆れる。

テユンよ、怒って手を出すところが母にそっくりだと言われて喜ぶ人はいないぞ!

会長室では会長がマルスンに財産を半分渡すことが悔しくてミニに愚痴をこぼしていた。
ミニは口だけではなく開発部を廃止して圧迫すれば義母が先に折れると助言するが、会長は傾げて考える。

開発部では防犯カメラに宅配業者が映っているのに疑惑が晴れずチーム員が不安の中、ハジンは妹に言われたことを思い出しスマホに映る犯人を確認し、犯人が捕まえられると皆の前で宣言する。
ここでようやくハジンが動画に気づいた!

ドユンは監査室に行きジョンウの報告書の内容に怒り、ハジンが企画に費やした時間も努力も台無しになるとジョンウに感情をぶつけるが、ジョンウもまたハジンがLKにいるのは不愉快でハジンをLKに置いておくことに嫌悪と不安があった。
そこへハジンが犯人を映した映像が駆け込んで来る。

男性2人の言い分どちらもわかるがドユンはまず離婚しないとね。

会長は急に企画流出の犯人が見つかったことに驚き、ドユンは会長室に会長と共にいたミニに不審を感じ鋭い視線を向ける。

ドユンとミニは2人で代表室に行くと、ミニは犯人が見つかったことに喜びを見せ会長室に出入りするのは義母の問題だとドユンに言い訳するが、ドユンは両親の件に関わるなと忠告する。

しかし、ミニは今まで耐えたのに会長夫人の座が失うのは阻止しなければならないと言うと、ドユンは母が耐えてきたのは母自身のためではなく自分のためだと呆れる。
ミニはドユンの発言が自分への当てつけととり、ドユンが母とヘリンに気を回してないとミニに苦言すると、ミニは契約結婚の内容には姑との同居は含まれているが孝行しろとは書いてないと反論する。

ドユンは8年も一緒にいてまだミニの本質がわからないのかしらね。

開発室メンバーの疑いは晴れサム食品の弁当販売は取りやめになり、LKの製品も好評で輸出前から注文が殺到だと喜びに満ちていた。

ジョンウの身上書に目を通したドユンは屋上にハジンを呼び出しジョンウでなければダメなのかと問う。
ドユンはジョンウはハジンが望んでいる平凡な生活を与えられる男ではなく裏で汚いことをやる男の気持ちを本心だと信じられ利用されても構わないのかとハジンに尋ねる。

ハジンは構わないと答え、ショックを受けるドユンを残して先に屋上を去る。
ドユンは全てが遅いし、ジョンウよりミニの方が恐ろしいと思う。

ナム室長はドユンが見ていた企画流出の犯人の映像を見て顔色を変える。
名字がナムだからやはり…。

ミニは部下にへましたことをなじり、しばらくドユンやハジンに顔を見られないようにしろと命じ、ナム室長に会えないかと電話する。

ナム室長はミニの部下である自分の弟のナム・ギヒョンに何をさせたのかと慌ててミニに会いに行く。
ミニはナム室長に間接的に犯人の画像映像の処理を命じるが、ナムは断る。

しかし、ミニは動画を消さなければ弟が刑務所送りになるとナム室長の心を揺さぶる。
まさかの弟だったとは…これで伏線回収。

ドユンは倒れたマルスンのもとに駆けつけ、呼び寄せた医師から症状がよくなったら検査を受けに来るように言われ、ドユンが腎臓について注意すべき点を医師に質問すると、ミニが8年前からマルスンの世話をしていたからがミニの方がよく存じていると言われ動揺する。
ドユンはこれからつらい真実に近づいていくんだね。

ジョンウの部屋で、ジョンウはハジンにチャン代表の家族写真を見せあの日見た男はこの男かと尋ねる。
ハジンはチャンが少年の養父だと聞き何故自分を見て逃げ出したのかと驚き、ジョンウに以前会ったことがないかと聞かれてもわからず、思い出せない記憶の中で会ったのかもしれないとハジンは答えるが…。

肝心の記憶がないのはつらいところだね。

ハジンはLKの休憩室でジョンウから企画書を流出した犯人が金銭目的でやったと自首してきたと聞き驚く。

ミニはナム室長を期待通りに処理してくれたと褒めるが、ナム室長はこれが最初で最後だとミニを睨みつけて事務所から出て行く。
一回で終わるといいけどね。

ドユンは書斎でマルスンの手術同意書の書類を読み、マルスンの保護者のサインがペク・ミニと書かれているのを見つけ、当時ミニとマルスンが会ったのは一度か二度でそんなことを頼める仲ではなかったはずだと悩んだ末、ハジンと別れさせるためにミニから移植手術をマルスンに提案したのではないかと、ドユンは結論に至る。

ようやくここまで来たか!

ドユンはミニが帰宅すると医師が来たことを告げ、マルスンの体調管理の話を上げ手術を受けた当時はミニは知らなかったのかと確認すると、ミニは結婚前のことだから知るわけないと答える。
ミニは行動力はあるのに穴が空きすぎなのよね。

ドユンは心の中で嘘だと叫ぶ。

「第57話」

ミニはドユンの質問を不審に思うが、ドユンは今までミニが1人で母の健康管理をしていてくれたことに礼を言ってごまかし、家でやるべきことが増えたとドユンは家に戻る決意をする。
これでまた話が動きだすね!

ハジンは少年とパズル遊びをしながら少年がどこで韓国語を覚えたのか尋ねると、少年は義父母が韓国人だと答え、チャンが少年を養子にしたのは少年を誰かに会わせるためらしいが少年はそれ以上は知らなかった。

少年はチャンがハジンを見て逃げたからおばさんが一番強いと感心し、ハジンも世界一強いから安心していいと少年の本当の名前を聞くが、少年は元の名前よりガオンでいる間は誰もぶたないからガオンがいいと言う。
理由は子供らしいがかわいそうだ。

少年の言葉に衝撃を受けたハジンは涙を浮かべて少年の嫌な場所には行かせないと抱きしめ、ハジンと少年が微笑み合うのをハジンの母がじっと見つめていた。

ハジンの母はジョンウを1号店に呼び出し、時間がたって難しいかもしれないがいなくなった子供を捜していると話し、詳しく話せないが捜せないかと相談する。
ジョンウは心よく引き受け紹介者に話すように母に言うと、母は喜ぶがため息をつく。
正直に話してしまった方が楽ではないか。

ドユンがおばあちゃんが起きないというヘリンを宥めた後、マルスンの部屋へ行くとマルスンはヘリンの話なら聞きたくないと言う。
ドユンはマルスンに手術した時ミニも知っていたのかと尋ねると、マルスンは最初からミニは知っていたと答える。

ドユンはマルスンが数回しか会ってないミニと一緒にハジンの母のドナーになったことを責める口調になり、ミニはどれほど手術に関与していたのか尋ねる。
マルスンは強要されたのではなく自分が決め、自分の選択まで契約結婚のせいにしたくないと言うが、ドユンはミニがそうするしかないようにマルスンを誘導し、ミニが目的のためならばなんでもすることを忘れていた。

ドユンもようやく頭が回ってきたね!

ドユンはこの話はミニにするなとマルスンに口止めして部屋を出ると、ミニが帰宅しマルスンの部屋に行こうとするのをドユンがミニの腕をきつく掴んで阻止する。
ミニは何するのと驚き、ドユンが母は寝ているから挨拶は不要だと言うとわかったというしかなかった。

強く掴まれた位でお安いものでしょ。

ドユンはショックで書斎までよろよろと来るとミニがハジンと自分を別れさせたことに怒りを募らせ、8年前ミニがハジンが結婚したとハジンの婚姻証を持って来たことを思い出し、その際にミニがハジンの中絶の記録書も見たいかと聞いてきたことも思い出す。
精神がボロボロだとこういう些細なことにも気づかないのよね。

少年は精神科で絵画療法を受け、医師は少年が誰もいない家を描くのは自分を守るために外部の人を遮断したいのだとハジンに伝え、少年が治るにはかなり時間がかかりお絵かきやパズルが心理的な安定に効果的だとアドバイスする。
少年どれだけ傷ついているの!

また医師は子供の足に傷があり、動物を描く際に足の色が違変わっていると指摘するが、ハジンはよくわからないと答え、そういえば靴下をはいたままだったとハジンは驚く。

マルスンが愛人に原州の工場が嫌なら別のものをくれと会長に伝えてくれと言ったのを愛人から聞いた会長はマルスンを訪ね、マルスンから原州の工場の値打ち分の株が欲しいと言われる。

会長はマルスンがドユンに操られ経営権争いに参加するのかと怒り、別に離婚しなくてもいいと投げやりになるが、マルスンは会長の戸籍にはいたくなく株の方が安上がりだと思うけどそれも嫌なら法廷で会いましょうと強気に出て、会長は驚く。
ドユン母は賢い人だな。

会長は法廷で会いドユンに恥をかかせればいいと脅すが、マルスンは恥をかくのはドユンだけではなく会長の沢山の問題を暴露していいのかと反論し、株が嫌なら工場を、ダメならば法に委ねるとマルスンは自室に行ってしまう。

会長は財産を失ってでも離婚してやると叫んで悔しがり、会長室にドユンを呼び出しマルスンに株を要求させただろうと怒るが、ドユンは全く初耳で知らなかった。
会長は知らないふりをしてもダメだと怒るが、ドユンは裁判になったら母の取り分が増え会長の醜聞をマスコミに知られた時の対策が必要だから裁判するなら先に言うように頼む。

会長がそんなに離婚して欲しいのかとドユンに尋ねると、ドユンは母がどうしようと自分は母に従うと会長室を出る。
ドユンとドユン母は切っても切れないね。

愛人はこんな日が来るなんて夢みたいとテユンの前で喜び、愛人の息子のレッテルが取れ法で定めるLK会長夫人の息子になると言うが、テユンはマルスンが30年も粘ったのに本当に離婚するのかと半信半疑だ。

愛人は3日もすれば離婚すると思ったのにと苦笑しテユンに今まで苦労させたと詫び、こうしてる場合じゃないと知人に今度結婚すると自慢の電話をかける。
愛人にも痛い目あって欲しいわ。

LKの会議ではドユンが弁をふるい、会社の景気は弁当事業の成功もあって今後の成果も右肩上がりで上役達も臨時収入に笑顔になるが、会長だけ表情が固く、会議が終わると皆口々に息子さんは立派だと会長に声を掛けて行く。
これで会長の家庭内暴力なんかばれたら大変になるね。

会長室で会長はドユンの株が増えていると書類を見ている横で愛人は旅行用のパンフレットを見ながら新婚旅行はどこがいいと会長に尋ねるが、会長は離婚してから決めることだと愛人を嗜め、ドユンの味方の分の株を合わせると経営権を奪われてしまうのではないかと心配する。

愛人は会長が慰謝料をまけさせてから離婚すると言うのを不服に感じ、会長が離婚を引き伸ばしてるように見えると不服を言う。
会長は虚栄心から自分の地位が揺るがないかと疑心暗鬼なんだよ。

監査室でジョンウと女社長は会い、弁当事業が大成功でハジンの株が上がると感心するジョンウに女社長は眉をひそめ、大株主以外は大半がドユンにつくかなり危険な状況だとジョンウに警告するが、ジョンウはドユンの株が理事長に渡るわけではないと呑気に構えていた。

しかし、理事長が静かすぎるのは誰かを送りこむ気なのかとジョンウが女社長に聞くと、女社長はやられるまで待つのかと問い質す。
女社長はぶれなくていいですね~!

1号店では大家がハジンの母を店の外に連れ出しハジンの子供が見つかりそうなのか尋ねるが、出生届けも出していないから難しいらしいと母は弱気になる。
大家は頼れるのはジョンウだけだから知っている情報を全て渡すように母を説得しようとするが、2人の関係を怪しむセヨンが現れ話は中断となる。
ハジン母はよっぽどジョンウを逃したくないのか。

ドユンはナムからハジンに最高の待遇でも再契約を断られた聞き、残業終わりで開発室から出てくるハジンを待ち伏せする。
ドユンは父母やミニのせいかとハジンに尋ねるが、ハジンは会うとつらいから自分が決めたことだと答える。

しかし、ドユンは自分達が別れた理由もハジンが決めたというハジンに嘘だと思うと反論し、嘘をつくなら自分のためにし8年前も今もハジンのしたことが自分のためなら僕がつらすぎるとハジンに背を向けて歩き出し、セヨンの連絡先を捜すように指示する。
ハジンの嘘はもうばれてるんだよ。本当にハジンの嘘はつらいだけ。

ハジンはドユンに言われたことが気になり会社の外の冷たい空気に当たり身体が冷え、遅く帰ったため皆に心配される。
ハジンはハジンを心配する妹に会社を辞めると伝えるが、妹に表情が暗いと指摘されるとドユンにミニの本性を知らせるべきか迷っていることを教える。

妹はドユンの家庭が守るほどの家庭なのかもわからないし、ハジンがドユンの娘のために身をひいたのも理解が出来なかった。
こればかりは性格だわね。

編み物をしているマルスンの部屋にヘリンが遊びに来て、パパがおばあちゃんは自分がいないとダメだと言っていたと言うと、マルスンはうるさいわね、出て行ってとヘリンを追い出す。

ミニはマルスンの部屋から泣いて出て来るヘリンを見てマルスンの変わりように驚き、ヘリンにママの実家に行きましょうと告げる。
ヘリンは家にいないのが一番いいね。

セヨンはドユンから会いたいと連絡が来て驚くが調べればわかることだとすぐに納得するが、嵐が過ぎたばかりだし姉にばれたくないと断るとドユンが家に来ると言うので渋々LKに会いに行くことで妥協する。

チャンはミニが少年のことをどれだけ知っているのかミニの事務所に訪ねて行くが、ミニはチャンが養子にした子供を知るわけがないと怒る。
チャンはミニが考えているその子だと言い、ミニはショックを受けながらあの子を養子にしてまで連れて来るなんてあり得なく取引する気だったのではと怒る。

チャンが養父母が少年を手放したがっていたからその前に養子にして連れて来たと言うとミニは動揺し、チャンはミニの指図でハジンの家に忍び込み盗んできたハジンとドユンの子だと宣言すると、ミニは衝撃を受ける。
ミニは本当に極悪人!

セヨンは代表室でドユンに会い、何故自分を呼び出したのかと問うと、ドユンは産まれた時からハジンに育てられ誰よりもハジンを思い考えてるのはセヨンだと言い、ハジンが金のために結婚したのは本当かと尋ねると、セヨンは嘘言わないでと怒る。
ドユンはセヨンに聞いて正解だ。

ドユンはハジンがそう言って夫も頷いたと言うが、セヨンは姉に夫などいなくそんな人の顔も知らないと怒り、ドユンは義兄の顔も知らないだとと尋ね、セヨンは怒りのまま姉が偽装結婚した理由なら奥さんに聞いてと怒鳴る。

全部あの人のせいだと叫ぶセヨンの言葉にドユンはショックを受けるが、セヨンは怒りが収まらず子供を守るためにドユンと結婚したいためにハジンに中絶したと言わせた上偽装結婚しろと脅したとドユンにぶちまける。
ドユンはどうでる?

チャンはミニに全て解決して出国させてくれるならハジンの子供の居場所を教えると条件を出し、ハジンに顔を見られたと怒り、チャンがハジンの子供を盗んだ時もハジンに顔を見られ、パクとの繋がりも知られた以上すぐに見つかると焦るが、ミニはハジンが子供を取られた記憶は戻ってないからチャンを知らないと言う。

チャンがウォール街関係のジョンウのことを知って焦ってるのはミニはまだ知らないのよね。

しかし、チャンは他の記憶も戻ったなら子供のことを思い出すのも時間の問題だと述べ、自分の息子はまだ父親が必要な年齢だから刑務所に行くことは出来なく、1人でも行かないと言い、誘拐を指示したのが誰か全てを話して刑を軽くして貰うとミニを脅す。
どうかミニを道連れにして捕まって!

ミニはチャンが欲しいのは簡単なお金でよかったと笑うが、自分も確認したいからハジンの子を連れて来てと命じ、取引はその後だとミニとチャンは睨み合う。

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第55話ー第57話の感想

今回は終始、会長とドユン母の離婚話でしたね。
DV、モラハラ、生活費未払い、愛人、婚外子、嫁の土地…どう考えても会長に勝ち目はありませんね。
愛人は会長と結婚出来たとしてもいつまで会長夫人でいられるかわからないと予想。
ドユン母の暴走はすごく気持ちがわかるし、全く血の繋がりがなく憎い嫁とそっくりなヘリンをすぐに可愛がれと言われても無理があるでしょう。
ハジンとジョンウが付き合ってもお互い子供の問題もあるし、ミニの本性を知ったドユンがどう動いていくかが問題。
また、ミニはハジンの子供をどうするのか…。
気になることばかりでまた次どうなるのか早く見ていきたいですね。
今回もお付き合いありがとうございました。

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