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クルミットです♪
前回45話で、コ・フィルスンとキム・ジヨン(=パク・ドラ)は世間からの大バッシングの中、それでも「一緒に生きていく」と覚悟を固めました。
46話では、ついに過去の“スポンサー疑惑”の黒幕が誰なのかが明らかになり、ドラの濡れ衣が事実上「証明」される展開に進みます。
それなのに、世間の石つぶては簡単にはおさまらず…ビルスンとドラの心の強さが本当に試される回でした。
それでは46話を一緒に見ていきましょう!
美女と純情男 46話のあらすじ
冒頭、チャン・スヨンはコン・ジンテク会長に、フィルスンが家族たちにパク・ドラの過去やスポンサー疑惑の真相をすべて話したことを伝えます。
結婚式がめちゃくちゃになったのも、どう見ても“誰かの仕掛け”があったはずだと話し、
「フィルスンとドラがもう一度立ち上がれるように、今度は私たちが助ける番ではないか」と、慎重に提案します。
ここ、ずっと反対側にいたスヨンが“味方側”に一歩寄ってきた感じがして、ちょっと胸がじんとしました。
しかし現実は厳しく、ドラの住むマンションの入口には「国民スポンサー女」といった心ない落書きがされ、住民からの罵声やネット記事も止まりません。
インターホン越しの嫌がらせや、勝手に撮影しようとする人まで現れ、見ているこちらまで胃が痛くなるような状況です。
こんな状態を打ち破るため、フィルスンは「逃げるんじゃなくて、正面から説明しよう」と決意。
俳優チャ・ボンスが運営するYouTubeチャンネルのコンテンツに、ドラと一緒に出演することを選びます。
いわゆる“暴露系ではなく、ちゃんと話を聞いてくれる系の配信”に賭けた形ですね。
番組の中で、ドラは全身に残る傷の診療記録や、当時の記憶喪失の診断書など、具体的な証拠を公開します。
さらに脚本家のキム作家が登場し、「キム・ジヨンをキャスティングしたのは自分であって、コ・フィルスンではない」と証言。
あの“スポンサー現場”とされたホテルの防犯カメラの男は、実は200万ウォンで雇われた再現俳優ファン・ジョンシクであり、ドラは化粧品広告の打ち合わせだと信じてその部屋に入っただけだと説明します。
ここで初めて“疑惑の映像”の裏側がきちんと数字と証拠で語られて、やっとパズルがつながった感じがしました。
フィルスンは、ファン・ジョンシクの行方を追い、病院に入院している彼の母親のもとを訪ねます。
ドラと自分がどれだけ追い込まれているか、真実がどれほど大切かを説明し、
「もしジョンシクさんが自分から名乗り出てくれるなら、できる限りのことはする」と頭を下げて頼み込みます。
その後、帰国していたファン・ジョンシクをついに捕まえることに成功。
フィルスンは「200万ウォンで頼まれてやったことを、一度でいいから人々の前で話してほしい」と懇願しますが、ジョンシクは最初「何のことか分からない」ととぼけます。
そこへドラが駆け寄り、自分の人生がどれだけ壊されたか、彼の“アルバイト”のせいで今もどれだけ叩かれているかを、涙ながらに訴えます。
さらに母親も現れ、「あんた、そんな嘘のために一生をダメにするの?」と息子を諭します。
正直、このファン・ジョンシクに情けをかけるドラの姿に、人としての器の大きさを感じました。
悩んだ末、ジョンシクは記者会見の場に現れます。
カメラの前で、「2時間で200万ウォンをもらうアルバイトだった」と告白し、問題の映像が“やらせ”だったこと、
パク・ドラは化粧品広告の打ち合わせだと信じてホテルの部屋に入っただけで、スポンサー関係など一切なかったと明言します。
そして、「パク・ドラさんに汚い濡れ衣を着せて本当に申し訳なかった」と、深々と頭を下げます。
彼を雇った“黒幕”の名前については、すでに担当刑事に話したとだけ述べます。
この報告を受けたコン・ジンテク会長は激怒。
調査の結果、ファン・ジョンシクを使ってドラのスポンサー疑惑をでっち上げた人物が、他ならぬコン・ジンダンだったと知らされるのです。
会長はすぐにジンダンを呼び出し、怒りをあらわにしますが、ジンダンは反省どころかふてぶてしい態度。
「大したことじゃない」とでも言いたげな表情で、逆ギレ気味の口答えを続けます。
ここ、さすがに“もう擁護できないレベル”のジンダンっぷりで、会長と一緒にテレビ前でため息ついた人、多そうです…。
一方、コ・ヒョンチョルの食堂には、フィルスンに「誰か会わせたい人がいる」と呼ばれたドラがやって来ます。
エプロン姿のヒョンチョルが「ドラに自分の焼いた肉を食べさせたかったんだ」と言いながら、ぎこちなくも嬉しそうに肉を焼いてあげる姿に、ドラの表情も少し和らぎます。
ここは、ハラハラ続きの展開の中で、ちょっとだけ心が休まる時間でした。
その後、フィルスンは母キム・ソニョンの機嫌をなんとか直そうと、「本当はドラよりも、俺はお母さんの方がもっと好きだよ」と、半分本気・半分甘えた声で抱きしめます。
ソニョンは「もう…!」と言いながらも、完全には怒りきれない様子で、少しずつ心の氷が解けていく気配がしました。
ビルスンの“お母さん攻略”は、見ていてちょっと笑えて、でもすごく大事な一歩に感じました。
しかし、ファン・ジョンシクの告白があったあとも、世間のドラ叩きはなかなかおさまりません。
「今さら真実だなんて信じられない」「全部作り話だ」というコメントがネットにあふれ、
ドラはついにフィルスンの胸の中で、堪えていた涙をこぼします。
「私、いったいどれだけ謝れば許してもらえるの…?」と、絞り出すようにこぼす言葉がとても痛かったです。
その頃、ホン・エギョは「自分がやらかしたことの後始末」と称して、コン・ジンダンに5億ウォンを借り、それをフィリピン帰りのチン・サングに渡します。
2人の後をこっそり付けていたジンダンは、その場面を目撃し、「やっぱりあいつは金目当てのヒモだ!」と激怒。
サングを殴りつけ、「うちの母さんに近づくな!」と怒鳴ります。
そこでもう一度殴ろうとしたところで、エギョがついに真実を叫んでしまいます。
「この人はね…あんたの本当のお父さんなのよ!」
自分が“血のつながった息子”ではない=“カッコウの卵”だったと知ったジンダンは、最初は全力で否定しようとしますが、動揺を隠しきれません。
あれだけ威張っていたジンダンが、自分の足元から崩れていく感じは、正直ざまあと思う気持ちと、少しだけ哀れにも感じる気持ちが混ざりました。
ラスト近く、コン・ジンテク会長は、マリをひきそうになって代わりにフィルスンをはねた“あの車”の運転手が捕まったという報告を受けます。
会長は直接その男に会い、「どうしてうちの娘を殺そうとした」と問い詰めます。
男はおびえながら、「お金をもらって言われた通りにやっただけです」と答え、
車を突っ込むよう指示した人物の名前を口にします。
「チン・サングという男です…」
「チン・サング?誰だそれは?」と、会長が険しい表情でつぶやくところで、46話は幕を閉じました。
美女と純情男 46話の感想まとめ
46話は、いろんな意味で「真実が表に出始めた回」だったと思います。
パク・ドラにかけられたスポンサー疑惑は、再現俳優ファン・ジョンシクの証言によって、ほぼ完全に“捏造だった”と証明されました。
黒幕がコン・ジンダンだと判明し、コン会長もようやく状況を理解し始めます。
それでも、世間のドラを見る目はすぐには変わらないんですよね。
謝っても、説明しても、「一度ついたイメージ」はなかなか剥がれない。
それが現実なんだろうな、と見ながら胸が詰まりました。
一方で、フィルスンが取った行動は、どれも“逃げない選択”でした。
YouTubeで証拠を出しながらきちんと説明し、再現俳優を探し出し、母と婚約者候補の間で板挟みになりながらも、どちらも見捨てない。
そして最後には、「ドラをもう二度と見捨てない」と家族の前で改めて宣言する。
ここまで筋を通して動いているフィルスンを見ると、「この人ならドラを任せてもいいかも」と、視聴者の一人としても思わされてしまいました。
コン・ジンダンに関しては、正直“最低”な行動ばかりです。
でも、自分が「カッコウの卵」だったと知ってしまった今、彼の心がこれからどう揺れていくのかも気になります。
やったことは絶対に許されないけれど、彼自身もまた、誰かに救われる必要のある“迷子”なのかもしれないと感じてしまいました。
そしてラストの「チン・サングがマリ襲撃事件の黒幕」という爆弾。
ジンダンの実父であり、エギョが必死にかばってきた男が、今度はコン家を直接狙っていた…となると、ここから先は“家族ドラマ”どころか、“戦争”レベルの対立になりそうです。
フィルスンとドラの愛が、ようやく真実を味方につけ始めた今、
マリとドジュン、コン一家、ジンダン、そしてサングを巻き込んだ“本当の決着”がどう描かれるのか——。
47話もまた、大きく心を揺さぶられる展開になりそうですね。
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