【美女と純情男】第49話あらすじ&感想|ジンダンついに逮捕!歩き出そうとするドラと“国民ガム男”ビルスンの愛

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誘拐&心中未遂でパク・ドラをどん底まで追い詰めたコン・ジンダン。
49話では、ついにそのジンダンに“裁きの手”が伸びます。一方で、下半身まひとなったドラは、ビルスンの想いを振りほどこうと必死。でもビルスンは、文字通り「くっついて離れないガム男」として、彼女の隣を手放しません。

最終回直前らしく、涙と希望がぎゅっと詰まった1話でした。
それでは49話を一緒に見ていきましょう!

美女と純情男 第49話のあらすじ

逃亡中のコン・ジンダンとホン・エギョを追いかけるコ・ビルスン。
エギョがつまずいて転ぶと、ジンダンは迷うことなくひとりで走り去ります。
ビルスンは必死に追いすがり、「犯罪者です!捕まえてください!」と周囲に叫びます。
通りがかりの市民が足を引っかけてくれたおかげで、ジンダンは派手に転倒。
ビルスンはその顎に強烈な一発をお見舞いし、ついにジンダンは逮捕されます。

ここ、完全に“正義のパンチ”で、思わず画面の前で拍手したくなりました…!

ジンダンは横領・不法なビジネス資金の造成・誘拐・殺人未遂など、山ほどの容疑で連行されていきます。
かつてはグループの“次期後継者”とまで言われていた男が、手錠をかけられて連れて行かれる姿は、まさに転落そのもの。

コン・ジンテク会長は、グループ全体がジンダンのせいで叩かれている状況を受け、緊急記者会見を開きます。
そこで、ジンダンが実は異母弟ではなく「ホン・エギョとチン・サングの息子=カッコウの卵」であることをDNA鑑定書付きで公表。
さらに、彼に相続させたエンジェル投資会社の株も返還訴訟を起こしたこと、被害者であるパク・ドラの再起を支援し、補償にも責任を持つことを約束します。

会長としても父としても、ここまで“切る決断”をしたのは本当に苦しかっただろうなと感じました。

一方、病院のベッドにいるドラは、ビルスンがジンダンを捕まえたニュースを見て「ありがとう」と告げます。
ビルスンは「ドラは必ずまた歩ける」「いつでもそばにいるから」と、変わらない想いを伝えますが、ドラの表情はどこか複雑です。

ドラはひそかに「ビルスンの前から消える」準備を始めていました。
こっそり病院を抜け出そうとするものの、すぐにビルスンに見つかってしまいます。
泣きながら「あなたの負担になりたくない」「もうそばにいたくない」と訴えるドラに、ビルスンは
「それは俺を傷つけるだけだ。俺は君のそばにいる方が楽なんだ」と、優しく、でもきっぱりと告げます。

“助けているつもりで突き放す”ことが、どれだけ相手を傷つけるか…ドラと一緒にハッとさせられる場面でした。

一方、ペク・ミジャは服役を終えて戻ってきます。
そんなミジャをドラが呼び出し、「フィルスンが絶対に見つけられない場所へ連れて行って」と頼みます。
“男と引き離す”のがミジャの得意技だと分かっていながら、あえて頼ってしまうあたり、ドラの中でミジャが“切り捨てられない存在”であることが伝わってきました。

フィルスンは、ドラの病室に行っていたというソニョンたちを問い詰め、ミジャがスヨンからお金を受け取ってどこかへ向かったことを聞き出します。
こうしてパク・ドシクとともにドラ捜索が始まり、ついに場末の違法賭博場にいるミジャを発見。
その後、怪しげな小さな診療所の一室で、薬に弱ったドラの姿を見つけます。

ドラは「自分で歩いてフィルスンの前から去れるようになったら別れるから、それまで待って」と言いますが、ビルスンは
「君が自分の足で歩いて出ていけるようになるまでは、絶対別れない」と宣言。
ミジャはドシクに追い出され、ビルスンは号泣するドラを抱きかかえて連れ帰ります。

“自分の足で歩いて出ていくまで別れない”って、愛情と覚悟が詰まりすぎていて反則級のセリフでした…。

その頃、ホン・エギョは食堂でアルバイトを始めますが、昔の同級生に見つかってしまい、恥ずかしさから厨房に逃げ込むしかありません。
かつてセレブの妻だった彼女の転落ぶりは、ジンダンの行動の報いそのものにも見えました。

一方、コン・マリはドラのカルグクス店でウェイトレスのアルバイトを始め、自分の給料でコン会長とスヨンに赤い靴下をプレゼントします。
「自分で稼いだお金で買ったのは初めて」と照れくさそうに言うマリを見て、2人も思わず笑顔に。
マリの素朴な成長に、重い空気の中で少しだけ心が和みます。

ドラのリハビリは厳しいものでした。
ビルスンは“付きっきり”で支え、歩行器に立たせたり、車いすを押したり、転びそうになるドラを何度も受け止めたり。
ドラは「あなたは私のせいで何もできない」「もう来ないで」と突き放そうとしますが、ビルスンは笑いながら
「俺はドラにくっついている“ガム”だから。絶対に離れない」と宣言します。

そんな様子を誰かがこっそり撮影し、ネットにアップしたことで、ビルスンは「国民ガム男」として話題に。
“重い恋愛話”のはずなのに、妙にほほえましいあだ名がついてしまいました。

国民ガム男って…センス良すぎて笑ったけど、内容としては最高に尊い愛の形ですよね。

リハビリは決して順調ではなく、ドラは何度も何度も転びます。
痛みと悔しさから「ここまでしなくていい」「私のために無理しないで」と泣き叫び、ビルスンを押しのけます。
しかし次の瞬間、ふと気づくと、自分ひとりで立てていることに気づきます。

「ドラ、今…立ってるよ!」

ビルスンが驚きと喜びの混じった声をあげ、ドラも自分の足で支えている感覚を確かめるように、そっと立ち尽くします。
最終回直前にして、ようやく見えた“希望の一歩”でした。

美女と純情男 第49話の感想まとめ

49話は、コン・ジンダンという“長年の元凶”に、ようやくきちんと法の手が伸びた回でした。
ビルスンに追い詰められ、市民の協力で転ばされ、殴られて逮捕される流れは、これまでドラを苦しめ続けた分を思うと、正直スカッとせざるを得ませんでした。

一方で、ドラの心情は本当に重かったです。
歩けないかもしれない現実、女優としての未来が見えない不安、そして何より「ビルスンの足を引っ張りたくない」という罪悪感。
だからこそ、彼女はビルスンの前から“自分の意思で消えよう”としてしまうんですよね。

でもビルスンは、それをまるごと受け止める側に回ってくれました。
「君が自分の足で歩き出せるようになるまで別れない」という言葉には、単なる情けではない、本物の愛情と覚悟が詰まっていたと思います。
彼にとっては、“支えること”が負担ではなく“生きる理由”になっている感じがして、見ていて胸が熱くなりました。

ラストでドラが自分の足で立てたシーンも、とても象徴的でした。
完全に歩けるようになったわけではなくても、「自分で立てた」という事実は、これからの人生をもう一度やり直すための、すごく大きな一歩ですよね。

そして最終回の予告では、ドラが「お義母さん、その言葉本当ですか…?」と涙ぐむ姿が映されていました。
ソニョンやスヨン、両家の“お母さんライン”がついにドラを本当の家族として認めるのか。
ビルスンとドラの未来は、どんな形で結ばれるのか。

50話が最終回だと思うと寂しさもありますが、ここまでたどり着いたふたりの物語のゴール、しっかり見届けたいですね。

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