美賊イルジメ伝-最終回(24話)-結末は!?

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イルジメの逮捕、そして脱獄、ジャミョンの死、母・ペンメとの再会、ペンメの死、イルジメの清でのスパイ、スリョンによる復讐など、色々あった前回。
そして今回の最終話、朝鮮は清に戦争に負けて多くの人が捕虜として清に連れて行かれてしまい、それを知ったイルジメは彼らを助けるべく動き始める…。

【美賊イルジメ伝】(ネタバレあり)

最終回(24話)

イルジメが手に入れた清の作戦を記した密書はジャジョムの手に渡り処分されてしまう。
そして清と朝鮮の戦争が始まってしまった。
負傷し寝たきり状態のイルジメが目を覚ますと戦争はすでに終わっていて、朝鮮は清の属国になっていて、清の首都・瀋陽には多くの朝鮮の捕虜たちが連れて来られていた。

捕虜の中にはチャドルもいますね

ジャジョムが朝鮮が戦争で負けるよう仕組んでいたことを知ったイルジメは悔しさを感じるのだった。
一方、ウォルヒは赤ん坊を産みゴルチたちと暮らしていた。

どうやら赤ん坊の父親はイルジメのようです

その後、ゴルチとウォルヒは消息不明状態のイルジメを探し始める。
しかしなかなか手がかりが得られず苦戦する2人。
「イルジメはきっと生きてる!」
2人は希望を捨てることなく捜索を続けるのだった。
一方、怪我から回復したイルジメは朝鮮の捕虜たちが清の権力者から酷い扱いを受けている実態を目の当たりにする。
イルジメは憤りを感じながらも「自分がちゃんと密書を届けていれば…」と自責の念に駆られるのだった。
そんななか、イルジメは清で人質になりながらも捕虜たちの解放に向けて尽力している昭顕世子に会うことに。
そこで昭顕世子は屋敷に逃げて来た捕虜たちを朝鮮まで案内する手伝いをして欲しいと頼み、イルジメはそれを引き受けることに。
そしてイルジメは逃げて来た捕虜たちが朝鮮に帰れるよう森を案内するなど手助けをしてあげるのだった。
一方、捕虜になり清に連れて来られたチャドルは酷い扱いを受けていた。
するとそこにソンダルがチャドルを迎えにやって来る。
チャドルは喜び涙を流すなか、ソンダルの体は病に冒されていてその場に倒れてしまうのだった。

ソンダル、大丈夫なのでしょうか…

その後、ソンダルは容体が悪化するなか、チャドルと話していた。
「養子縁組の手続きをしたからお前は息子だ。もし帰国すれば私が管理していた家屋と田畑の権利書をくれるだろう…」と告げる。
チャドルが涙を流すなか、ソンダルは「イルジメの活躍を記録した“イルジメ伝”を必ず完成させてくれ…」と言い残しそのまま息を引き取るのだった。

ソンダルも亡くなってしまいましたね…

一方、ウォルヒは清から逃げて来た朝鮮の捕虜たちがイルジメに道案内をしてもらっていたことを知る。
捕虜だった人に詳しい話を聞くと、確かにそれはイルジメで、ウォルヒはイルジメが生きていることを知るのだった。
一方、イルジメは清で夜な夜な朝鮮の捕虜たちを逃がし、助けていた。
そんななか、イルジメはチャドルと再会する。
そこでソンダルが亡くなったことを聞いたイルジメは彼の死を惜しみ涙を流すのだった。
さらにイルジメはチャドルからウォルヒが自分との子を出産したことを聞かされる。
それを聞いたイルジメはウォルヒのことを思い物思いに耽るのだった。
それから数年後…。
ウォルヒの子はすっかり成長し少年になっていた。
そんなある日、ウォルヒは青年に成長したチャドルと再会する。

青年になったチャドル、少し雰囲気が変わりましたねw

チャドルはソンダルの意志を継ぎ、清でイルジメを手伝いながら彼についての記録である“イルジメ伝”を完成させていた。
そしてウォルヒは“イルジメ伝”を読む。
そこにはこれまでイルジメがどんな人生を送っていたかが記されていて、ウォルヒは懐かしさや寂しさを感じ涙を流すのだった。
一方、イルジメは今も朝鮮の捕虜たちを清から逃がして助けていた。
そんなある日、出世し軍を率いる立場になったヘンボがいる時目の前に現れる。
ヘンボはイルジメの弱点である太鼓の音を鳴らすも、イルジメはそのトラウマを克服していたためダメージはゼロ。

弱点を克服したんですね

ヘンボは慌てながら「皇帝がお前に会いたがっている」とイルジメに言うのだった。
その後、皇帝と対峙したイルジメ。
すると皇帝は「宝剣を返してくれ…」と頼む。
その宝剣は代々国に受け継がれている伝統的なもので、イルジメに盗まれて以来、皇帝は偽物をで騙し騙しやって来たが、もうすぐで息子に代替わりするということで本物の宝剣を返して欲しいというのだ。
するとイルジメは「ならば宝剣に見合うだけの捕虜の解放を要求します」と告げる。
それを聞いた皇帝はそれに応じ宝剣の在処を聞く。
イルジメは「初めから盗んでいません。本物の宝剣は寝殿の天井にあります」と告げるのだった。

灯台下暗しってやつですねw

その後、皇帝が亡くなり息子が新皇帝になるなか、3万人の捕虜は解放されイルジメも朝鮮に戻れることが決まる。
そしてイルジメはウォルヒの元に戻って来た。
ウォルヒは涙を流し再会を喜び、初めて息子と対面したイルジメは目に涙を浮かべながら息子を抱きしめる。
そしてイルジメはウォルヒと息子と新しい生活をスタートさせるのだった。
一方、ジャジョムは領議正まで上り詰めるも彼の野望は叶わず、最後は凌遅刑に処されたのだった。

凌遅刑は中国史上最も残酷な処刑といわれているみたいです

感想

朝鮮が清に戦争で負けたり、ソンダルが亡くなったり、ウォルヒが子を出産するなど、様々な展開がありました。
チャドルに見守られながらソンダルが亡くなる場面は、グッと来ましたね…。
青年に成長したチャドルは雰囲気がかなり変わっていて、驚きました。
ラストにはイルジメがウォルヒの元に戻れることとなり、ウォルヒと再会し、少年に成長した息子と初対面を果たしました。
イルジメが「成長を見られなくてごめん…」と息子を優しく抱きしめる場面は、感動的でした。
心温まり満足感があるラストでした。
ジャジョムについてなかなか描かれず「彼はどうなったの?」と疑問に感じながら観ていましたが、最後と最後で処刑されたことが描かれていたのでスッキリしました。
エンディング曲の時に流れていた俳優とクルーたちのドラマ撮影の様子のスライドショーも良かったですね。

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