花様年華-あらすじ-10話-11話-12話-感想付きネタバレありで!

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クルミットです♪

過去にジスはラブラブのさなかであるにも関わらず、突然先輩の前から姿を消しました。
その理由がとても切ないものでした。
若くして愛する家族を失った彼女は、その苦しみを抱えて生きてきたんですね。

家族の死を連想させる事にトラウマを抱えているジスは、電車の中でパニックになり、ジェヒョンはその苦しみに初めて直面しています。

では今回は10話からご紹介していきますので、お付き合いください♪

【花様年華】(ネタバレあり)

花様年華 10話

1995年の誕生日、母と妹がデパート崩落事故の犠牲になり、仲の悪い父とジスが残った。
ジスはその日、先輩との面会が嬉しくてたまらず、2人の顔も見ずに出かけた事が悔やまれてならない。二人が自分のバースデーケーキを買う為にデパートに行っていた事も、悔やんでも悔やみきれない。

その日から自分を責めて恨んで、それでも足りなくて、足りない分が先輩に向かいそうで怖かった。

父は職権濫用や汚職が原因で地方検事長を首になり、二重の苦しみで、死に向かうだけの人になっていた。

家族の死と先輩が繋がってしまうから、ジスは去る事にした。
美しい思い出があるから耐えられると、自分に言い聞かせて。

現在。
ジェヒョンにこれまでの苦しみを話してなんとか落ち着き、学校へ着くと、学校で広まった二人の噂が息子同士の喧嘩に発展していた。
そもそもソギョンが仕込んだ噂で、結果自分の息子を傷つけて…。
ジスもジェヒョンも、自分の息子に二人の関係の真実を話して聞かせた。

息子と帰宅すると、父が施設からいなくなっていた知らせが。
過去の事故直後、救急センターに向かう時雨が降っていた。雨が降り出すと、救急センターに妻と娘を探しに行くこの父も、トラウマが消えていないのだ。

ジスは父探しに協力してくれたジェヒョンに、あの頃先輩から去った理由を打ち明けた。
ジェヒョンも、自分の父親の死について、ジスに打ち明ける話があった。

花様年華 11話

温厚で、信念を持って世の中の不正を正す活動の道を歩んできたジェヒョンの父親は、ジェヒョンの兵役中に自ら命をたった。
不当行為を訴えた会社から悪者に仕立て上げられたあげく、同僚や仲間達からも会社側の手先だったと疑われて告訴され、追い詰められての事だった。

5年前にヒョンソンでも似たような事件があり、ジェヒョンは父親と重なる気がして、真実を調べた。そして、昔父親を陥れた背景にもチャン会長がいた事が判明した。

ソギョンは、二人の始まりの場所で、夫にどうしても別れたくないと告げる。

ジスはバイト先のピアノ教室で、お金のない才能ある少女にこっそりレッスンしていた事がばれて首に。
また偶然ジェヒョンがそれを知り、ジスの家に大量の食材を配達する。

ある日ジスの父がジェヒョンを施設に呼び出し、昔の過ちを謝罪した。チャン会長に頼まれてジェヒョンの父親を陥れたが、必要以上に起訴に持ち込んで、追い詰めてしまったのは自分のせいだと告白して謝罪した。

ジスの父はヨンミンにも、お母さんの味方になって二人とも幸せになるんだよと、優しく言葉をかけた。

そして肺炎の悪化で自発呼吸ができなくなった。
ジスに「これまで私が犯した罪も、お前が背負ってきた重い荷物も、私が全部持って行くから、お前にはいいことだけが残る。幸せになるんだぞ。」という言葉を最後に残した。

花様年華 12話

父の遺品の中にあった日記には、ジスに対する愛情と謝罪の気持ちが綴られていた。そして、自分がジェヒョンの父親を追い詰めた事実が詳細に記されていた。

ジスはこの“過去の事実”という重荷をまた背負う事になる。
しかし、一人で戦うのはやめて幸せになりたいと、強く前向きになるのだった。その為に、以前から気になっていた素敵な物件に引っ越す決意をする。

一方ヨンミンは、母親の幸せを願って自分は父親と暮らそうとしている。

ジェヒョンは、ソギョンとの離婚で訴訟を起こされた場合に備え、ドンジンに頼んでおく。
そして、ヒョンソンの株を半分以上確保する準備を着々と進めている。

夫を諦められないソギョンは、ジスに会い、ジスの父が過去に犯した罪を切り札にして、戦線布告する。

ジスはヨンミンを連れて物件の内覧に行く。
帰り道でヨンウにばったり会い、3人で食事をする。ヨンミンはジスのしたい事を聞き出して、実行しよう!となり、遊園地で思いっきり遊ぶのだった。

ジスは悩みに悩んだ末、過去の罪が詳細に記されている父の日記を、ジェヒョンに渡す事に。
ジェヒョンは、ジスの父親に呼び出された話をしながら、ジスの父と自分の願いは何よりも“ジスの幸せ”なんだと言う。
ジス自身も、これからはちゃんと幸せになろうと前向きになっていた。

早速気になっていた物件に引っ越し、夜景の見えるテラスでヨンミンと幸せの乾杯をする。

この家でピアノ学校を開こうと計画しているジスは、楽器店にピアノを見に行く。そこで、ジスにピアノを寄贈しようと考えているジェヒョンに偶然会う。
そのままデートを楽しむ二人。

せっかく素直に自身の幸せに歩み寄ろうとしている中、ジスの新居の門扉に“撤去”と大きく落書きされていて…。

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10話から12話までの感想

ジスの父親の過去の過ちは、とても許されるものではないと思ってしまいます。が、ジスもジェヒョンも器が大きいな〜。

お父さんの最後の台詞はいいですね。残される大切な人の重い荷物を、自分が持って行くからその人には幸せだけが残る。
この言葉で「自分は幸せになっていいんだ」と、救われるような、ほんとに肩が軽くなるような気持ちになれたと思います。
欲を言えば、お父さん、もっともっと早い時期にそういう気持ちにさせてあげて欲しかったな…。

あらすじで触れませんでしたが、過去に姿を消したジスは、父親と二人、何もない田舎でニンニクの皮むきをして生活していたんです。
そして、ラジオから流れる先輩からのメッセージに涙していました。先輩のリクエスト曲は、ジスが毎日弾いていたピアノ曲。アンドレ・ギャニオンの「めぐりあい」という曲なんですね。

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